2022/5/8 UP!
本日も番組をお聴きいただき、ありがとうございました!
今日の「由美の駅」は、千葉県の生んだ偉人・伊能忠敬をご紹介しました。
いかがでしたか?
私自身は、学生時代に歴史の授業で「日本地図を初めて作った人」というざっくりとしたデータは頭に植え付けられたというものの、それ以外は全く知りませんでした。
今回、忠敬が17歳から50歳まで過ごした佐原の地、そして「伊能忠敬記念館」を取材して、伊能忠敬の人となりが、にわかに立体的に目の前に浮かび上がってくるような気がしました。家業のみならず村の名主として才覚を発揮した佐原時代。それでも尽きることのなかった学問をしたいという思い。そして、年老いてからチャレンジした日本地図作り。
年齢は関係ない、とか、自分の中に湧き上がる好奇心には蓋をしない、とか、今回の取材では多くの勇気をもらいました。そして、もっともっと伊能忠敬という人物を知りたいと思いました。
今回お話をうかがったのは、「伊能忠敬記念館」学芸員の石井七海さん。

いわく、「忠敬は、日記や書簡などたくさんの文章を残していて、それも面白いんです!」。ちょっと先になりますが、「伊能忠敬記念館」では、石井さんが企画した「渾天地球の妙を描くー伊能忠敬の学びと挑戦―」という展示を9月13日㈫から11月13日㈰まで行います。忠敬の残した文章も、色々見られそうですよ。興味をお持ちの方、ぜひお運びくださいね!



伊能忠敬と弟子たちが完成させた日本の地図は、驚くほど精巧で、しかもアートのような美しさでしたよ!
そして、「伊能忠敬記念館」にお越しの際には、ぜひ小野川を挟んだお向かいにある「伊能忠敬旧宅」も見学してください。江戸時代の暮らしがダイレクトに伝わる建物が、今も美しく残っているのです。この空間で忠敬は商才を発揮し、同時に学問への情熱をたぎらせていたのかと感動しました。伊能忠敬という人物を育んだ、佐原の文化にも興味を持ちました。美しい街並みの向こうには、豊かな文化がある、ということを確信した取材でした。


さて、「由美の駅」の伊能忠敬に合わせて、今日のテーマは「会ってみたい歴史上の人物」。
GW最終日ですし、ちょっと堅めのテーマだし、そんなにメッセージは来ないかなぁと思いきや!古今東西の偉人の名前がぞくぞく届き、とっても楽しい3時間でした。特に人気が高かったのは、織田信長、土方歳三、卑弥呼、坂本龍馬、そしてウォルト・ディズニー。国文学科卒としては、小野小町や在原業平、紫式部といった歌人や小説家の名前が挙がったのも面白かったですね。
それにしても、清少納言ではなくて紫式部。家康、秀吉ではなくて信長、なのですね。その辺の理由も分析すると面白そうな。
そして今日は、こんな裏企画もありました。リスナーの皆さんの現在地を訊いて、千葉県及び日本の白地図を赤く塗りつぶそう!とさて、その結果は…?
またしても、コンプリートならず!千葉県は10の市と町が白いままでエンディングとなりました。残念!さて、どこが白いままで残ったのか?番組Twitterに画像をアップしますので、次回この企画をお届けする際には、さらに多くの皆さまのご参加をお待ちしております!
さて、次回ベイサイドは5月15日(日)。テーマは「サボる」。人間ですもの、誰でもサボりたくなるとき、ありますよね~?それは一体どんなとき?何を?あなたのサボったエピソード、お待ちしています!

(みつを、ではない)