2023/10/15 UP!
本日も番組をお聴きいただき、ありがとうございました!
今日の「由美の駅」は、八街の落花生を取り上げました。ご存じ、八街は落花生の名産地。ナッツ大好きな私は、八街の落花生に昔からお世話になっておりますが、実は実際になっているところを見たことがありませんでした。それどころか、落花生の苗がどんな風に育って、どんな葉をつけ花咲かせるのかという基本的なことを全く知らない。これはぜひ、現地で見てみたい!できることなら収穫体験もしてみたい!スタッフに訴え続けたところ、今回の取材となりました。
取材させていただいたのは「新井梨園」の新井康夫さん。様々な品種の梨を手掛けていますが、落花生やさつま芋も栽培し、収穫体験も行っています。今回、私が収穫体験したのが、千葉県特産の品種「おおまさり」。通常の落花生の2倍ほど大きいというのが特徴です。
畑に行きますと、マメ科の植物らしいコロンとした葉っぱの苗が這うように伸びています。新井さんが仰るには、黄色くて小さい花が咲くのだそうで、聞いた途端に軽く興奮。うわ~、見てみたい!そして、花が咲き終わると子房柄が地面の方へと伸びていき、地中の3~5㎝ほどのところで結実するそうです。…たしか、小学校の理科の授業で習った記憶がありますが、実物を目の当たりにすると、落花生って本当に不思議な植物。子房柄の伸びていくさまも、出来ることなら見てみたい!!もう、八街に住むしかない?
さて、その落花生を収穫もしてみたわけですが…楽しかった!株はかなり大きいのですが、茎をすべて手で持って真上にぐいっと引いてみると、あら?抜けない?もう少し力を入れてみると、ブチッ、ブチブチブチッと根っこの切れる音がして(ちょっと申し訳ない気分になりました)、抜けてくれました。今年の落花生は夏の暑さの影響で実つきが悪いそうですが、私が抜いた株はけっこう大きな実がついていましたよ。この模様、番組Xにアップしていますので、ぜひご覧くださいね。
さて、普通の落花生は炒って食べますが、「おおまさり」はゆでて食べます。試食をさせていただきましたが、普通の2倍くらいの殻を割ると、これまた大きな、そして白い実が。食べてみると、ねっとり、柔らか~い!口のなかでたちまちペースト状になってしまうんです!そして、香ばしい香りを放ちます。
美味しいゆで方を訊いたところ、お鍋でゆでる場合は、水からゆでる。ゆで時間は40~50分、水には塩も入れて、とのこと。圧力鍋を使うともっと簡単で、より柔らかくなるそうです。また、ゆでたものは冷凍すれば1年はもつとのこと。
オンエアでは流れませんでしたが、この夏の暑さで、「おおまさり」だけでなく、梨もかなりの打撃を受けたそうです。すべて人間の都合通りにいかない農業。ご苦労が多いと思いますが、新井さんは、こう仰います。「農業は一生勉強。いかに美味しいものを作れるか、しかない」プロだなぁと、感動しました。その情熱が、強い意思が、美味しい梨、落花生、さつま芋へと結実しているのですね。「新井梨園」では、さつま芋の収穫体験も出来ます。詳しくは、「新井梨園」のHPをご覧になり、事前にお問い合わせくださいね。新井さん、お忙しいなか、ありがとうございました!次回はプライベートで落花生を収穫しに行きます!
…さあ、そんなわけで、念願の落花生収穫ができ大満足の私だったのですが、実は今週のテーマ「ソロ活」はこの落花生からの発想でして。収穫した落花生を乾燥させる「ぼっち」→「ひとりぼっち」→「ソロ活」という次第だったのですが、さてさて、ベイサイドリスナーの皆さまのソロ活事情はといえば…、上級者が多かった!!特に目についたのが、推し活にハマっていったら、自然とソロ活をするようになった、というメッセージ。推しをとことん推したい、と活動するうち、気づけばソロ活もしていた、と。推し活、すごい!
ところで、番組序盤でいただいた「レストランのコース料理は、1人で行っても良いものなのか、お店の方の意見を聞きたい」というメッセージ、お店の方からは残念ながらありませんでしたが、リスナーの皆さんからは、よく一人で行く、というメッセージが何通も届きました。レストランソロ活、私も憧れだったのですが、ちょっとトライしてみようという気持ちになってきました。
さて、あなたはソロ活、どう思いましたか?
さて、次回ベイサイドは10月22日(日)。スペシャルゲストに、bayfmの番組『ミラクル』のDJとしてもおなじみ、ANNA さんをお迎えします!テーマは「私の引き出し」。趣味、仕事、人、音楽など、自分の新たな可能性を引き出してくれたもの、新たな自分に出会わせてくれたものはなんでしょう?あなたの記憶の引き出しから引っ張り出して、メッセージを送ってくださいね。来週もぜひお聴きくださいね。
(ゆみすけ)