2024/3/31 UP!

本日も番組をお聴きいただき、ありがとうございました。
帆足由美ラストランのテーマは「帆足由美以外にありがとう」。
オンエアでも言いましたが、あえて「帆足由美以外に」としたのは、私の最終回ということで私にありがとうが集中するかもしれない、それはあまりに手前味噌が過ぎるし、何より私の涙腺が決壊してしまう、ということ。それでも「ありがとう」というテーマにしたかったのは、最後のオンエアこそ、ベイサイド・リスナーの皆さんの温かいメッセージをたくさん紹介して、幸せな気持ちで終わりたいという私のワガママです。そんなワガママに付き合ってくださって、皆さん本当にありがとうございました。しかも、「できればクスッと笑ってしまうようなありがとうメッセージも欲しいなあ」などと難しい注文までつけたのに、ベイサイドリスナーはすごい!心温まる「ありがとう」や、自分もそうだなあと共感できるお話に混ざって、本当にクスッと笑えるエピソードが良い塩梅に届くのです。さすがはベイサイドリスナー!と最後の最後も大いに感心してしまったのでした。ありがとう!
そして、「帆足以外に」としたものの、私へのありがとうメッセージも実はたくさん頂戴しました。読むと泣いてしまいそうなので、オンエア中は読みませんでしたが、これからじっくり読ませていただきますね。
そして、リスナーの皆さんがどこで番組を聴いているのかを調査した「白地図塗りつぶし大作戦」。メッセージが来た千葉県の市町村すべてを赤で塗りつぶし、チーバくんを出現させようという企画です。これまで2度トライしてきたものの達成できなかったのですが、今回はみごとコンプリート!!嬉しかった~!!真っ赤に塗りつぶされた白地図はなかなかの迫力。本当に千葉県中でBAYFMが、ベイサイドが聴かれているんだと感動しました。これもまた、ベイサイドリスナーの皆さんのおかげです。ありがとう!
そして、最後の「由美の駅」で取り上げたのは、「流鉄流山線」。最終回にあたって、これまでの総括をする手もありましたが、ずっと紹介したいと個人的に思っていたこのローカル線をご紹介しました。全長わずか5.7キロメートル、全6駅。そのすべての駅に下車する旅。今回は車内の音もたっぷり盛り込みつつのご紹介でしたが、流山線に揺られる気分は味わっていただけたでしょうか?
大手町から35分にも関わらず、レトロな雰囲気いっぱいの流山線。単線を行く二両編成の電車は、馬橋-流山間をのんびりと11分で結びます。車両はカラフルに塗られ、それぞれに愛称が。極め付きは、交通系ICカードが使えない!切符を買って乗るのです!しかも、希望すれば懐かしい硬券を購入できるのです!!実は私、取材の最後にこの硬券を購入、鋏も入れてもらったのですが、帰宅すると、ない!どこにもない!失くしてしまったのです。まだしつこく探していますが、それよりも、プライベートでまた乗りに行った方が早いか、なんて。
今回の取材は全駅下車がメインでしたが、流山線は終点の流山を散策するのもおすすめです。流山は、江戸時代から明治・大正にかけて商業が栄えた土地。その歴史を感じさせる木造建築の店舗、蔵や古民家を改築したレストランやカフェなどが点在して、散策にはもってこい。また、取材に行った先週金曜日は、江戸川の岸辺の菜の花が満開!実に美しい光景でした。江戸川沿いには桜並木もありますので、これからさらにそぞろ歩きが楽しくなること間違いなしです。この春は、ぜひ流鉄流山線の鉄道旅と流山散歩をお楽しみください!今回の取材は、流鉄の松本浩美さんに大変お世話になりました。御礼申し上げます。
1990年10月7日の初オンエアから33年半。こうして文字にすると、なんと長い月日をベイサイドと過ごしてきたのかと思いますが、皮膚感覚的にはあっという間。実はここ数年、毎回のオンエアの出来を100点満点で自己採点していたのですが、満点を取ったことはなく、83点とか、78点とか…、次こそは!と思ってオンエアに臨んでいたら、33年半経っていた、という感じです。33年半、飽きることはまったくなかった。どんなにへこんでいるときも、ベイサイドでお喋りをすれば元気になれました。秘薬でしたね、私の。
ラジオの変遷も目の当たりにしてきました。初期の音源はアナログレコードとCDが半々、それがみるみるうちにCDのみとなり、最近はデータ。リスナーの皆さんの投稿ツールも、はがき、FAX、メールと変わり、今やXも。そして、FMラジオ番組の形態も、かつての「more music,less talk」から一転、今やFMでもトーク中心の番組が多くなりました。そんななか、ベイサイドは、音楽もたっぷり、トークもたっぷりでお届けしてきて、そのバランスはなかなか良かったのではないかと自負しています。
ベイサイドは4月から新しいDJで新しいスタートを切ります。ぜひ新生ベイサイドも可愛がってあげてください。そして、ラジオを変らず愛してくださいね。私自身は、オンエアでもお話しした通り、4月以降は白紙状態で何も決まっていないのですが、まだまだ喋り手の仕事は続けていくつもりです。動き出したくなったら、SNSなどで発信しますので、待っていてくださいね。
皆さま、33年半、本当に、本当に、ありがとうございました。またいつか、どこかで。
(帆足由美)
2024/3/24 UP!
本日も番組をお聴きいただき、ありがとうございました!
今日のテーマは「茶色イメージ向上委員会」。
茶色、といいますと、身の回りによくある色でありながら、なんだか地味で目立たなかったり、「うちの母さんの作る弁当、茶色くて恥ずかしい」とか、「きれいな紅葉もだいぶ茶色くなってしまった」とか、マイナスなイメージで使われることが多いですよね。そこに茶色があれば他の色は引き立つのに、そこに茶色があればバラバラになりがちな色も統一が取れるのに、茶色ってホント、損な役回り。というわけで、今回のベイサイドは、縁の下の力持ち、茶色のイメージを少しでもアップできたらとこのテーマにしてみました。
はたして、ベイサイドリスナーから届いた素敵な「茶色」は…?フクロウカフェのフクロウ、ゴンタ君、鰻、茶色いお弁当、マデイラシトリン…「茶色」がキラキラ輝き始めた気分♪そうそう、今日の番組ⅹ、よかったらご覧になってくださいね。素敵な「茶色」が目白押しです(ただし、エンディングでお話ししたインパクトありすぎの熊の手のお料理も)。
そして、今日の「由美の駅」は、先日発表された「ちばガストロノミーアワード(※)」生産者部門の大賞に輝いた、館山市の須藤牧場をご紹介。4代目代表取締役の須藤健太さんにお話を伺いました。
須藤さんの曽祖父が始めたという須藤牧場。その歴史は約100年にもなります。現在は100頭の乳牛を飼育し、アイスクリームや牛乳などを自社で加工、直営店ではソフトクリームの販売などを手掛けます。
「ちばガストロノミーアワード」受賞の決め手は、「とにかく牛乳のうま味が圧倒的だった、と言われました」と須藤さん。実際に私たちも、須藤牧場の「ジャージー牛乳・ブレンド牛乳の飲み比べセット(1980円税抜き)」をお取り寄せしましたが、驚きの美味しさ!特にジャージー牛乳は、とろりとして濃厚で、甘み・うま味があって、そのまま冷やすとアイスクリームになるのではないか、というお味。ちなみに、このジャージー牛は、今日のテーマの大元。イギリス原産の「茶色い」牛で、採れる牛乳の量は少ないのですが、栄養価の高い、甘くて美味しい牛乳が採れるという特徴があります。一方、ブレンド牛乳は、ジャージー牛乳よりすっきりした飲み口ではありますが、しっかりとしたミルクのうま味が味わえました。とにかく、いずれも、いつも飲んでいる牛乳とはまったく別物なのです。
それにしても、須藤牧場では、なぜこんなにも美味しい牛乳を生産することができるのでしょうか?須藤さん曰く「まず牛が健康であることがだいじ。健康でなければ味に雑味が出ます。なので、牛1頭1頭の健康に配慮し、性格に合わせた飼育を心掛けているのです」。100頭の牛にはそれぞれ名前を付け、顔を見ればどの子かわかるのだそうです。それは須藤さんに限ったことではなく、ほかのスタッフも同じような心構えで日々の仕事に取り組んでいるとのこと。「僕たちの仕事は、スポーツ界で言うマネージャーのようなもの」。牛たちへの愛、酪農の仕事に対する情熱が伝わってくるインタビューでした。
今回の受賞をきっかけに、酪農発祥の地・千葉の魅力を広く国内外の観光客に発信したいと語る須藤さん。その視線は、目の前の牛たちはもちろん、一緒に働く仲間にも、そして千葉の未来にも注がれていることを感じ、聞いていてわくわくしました。
須藤牧場にはオンラインショップもあります。牛乳、アイスクリーム、モッツアレラチーズなどのお取り寄せができますよ。また、先月館山にオープンした「道の駅 グリーンファーム館山」でも、須藤牧場のジャージー牛乳を使ったソフトクリームや、生シェイクなどが楽しめます。この生シェイクとは、須藤牧場のジャージー牛乳の特製アイスを使ったドリンクで、須藤牧場では県内の飲食店と協力して「生シェイク祭り」なるものを展開しているのです。今年は6月1日スタートだそうですよ。詳しくは、須藤牧場のホームページ、またインスタグラムをご覧くださいね。須藤さん、お忙しいなかインタビューに応じていただき、ありがとうございました。たいへんなお仕事でしょうが、これからも頑張ってくださいね。このインタビューはradikoのタイムフリーで聴くことができます。聴き逃した方、もう一度聴きたいという方、ぜひ。
※ちばガストロノミーアワード
千葉県の“食”の魅力を表現する飲食店と生産者をたたえるもの。ガストロノミーは直訳すると「美食学」。文化や歴史の意味も併せ持つ。「ちばガストロノミーアワード」は、味に加え、食材・店舗・料理人など、食に関する“ストーリー性”も評価するのが特徴で、県内初の取り組み。審査では単なる美味しさだけでなく、「千産千消」といった地域とのかかわりも含めて評価。県内の飲食店・生産者からの自薦・他薦を含む500を超える応募の中から、厳正な審査の下、大賞、特別賞を決定した。飲食店部門の大賞は、佐倉市のイタリア料理店「プレゼンテスギ」。
さて、次回ベイサイドは3月31日㈰。わたくし帆足由美、最後の登板日です。テーマは「帆足由美以外にありがとう」。なぜにこんなテーマなのかというと、私の降板をお伝えしてからというもの、ありがたいことに私へのありがとうメッセージが沢山届いておりまして。それは本当に嬉しいことですが、それを読んでいると、ワタシ泣いちゃう。最後のオンエアは、帆足由美以外の人&もの、家族、友だち、その他周囲の人たち、ペット、愛用の道具、環境などなど、リスナーの皆さんの思う、自分を支えてくれるものへの感謝の気持ちを投稿していただき、「ベイサイドリスナーって素敵だなあ」というあったかい気持ちで番組を終わりたい、という私のワガママです。ぜひ、帆足由美以外で、あなたが今、感謝の気持ちを伝えたい人&ものを教えてください。
さらに、みなさんがどこでラジオを聴いているのかを調査する「白地図塗りつぶし大作戦」も、最後の最後にやっちゃいます!これまで2回トライしてきたこの企画、2年前の前回は、かなり塗りつぶせたのですが、残念ながら塗れなかった市町村も。書いてしまいますよ。旭市、芝山町、富里市、白子町、長生村、一宮町、長柄町、長南町、富津市、鋸南町。ここが前回白いままで終わったところ。ラストの来週こそ、チーバくんを真っ赤に塗りあげたいのです!ぜひぜひ、ご協力ください!
楽しいラストにしたいと思います。来週もぜひお聴きくださいね。
(ゆみきち)
2024/3/24 UP!
●こんなメッセージ待ってます! < 茶色イメージ向上委員会 >
突然ですが、あなたは茶色にどんなイメージを持っていますか? 茶色いものといえば何を思い浮かべますか? もしかしたらあまり茶色にいいイメージをもっていない方もいるかもしれませんが・・・今日は、あなたの身の回りにある素敵な茶色いものを大募集!
食べ物・飲み物、ファッション、雑貨、キャラクターなどあなたがイメージする茶色いもの、送ってください!あくまでも「素敵なもの」限定です!
●2時台 由美の駅 館山・須藤牧場
先日発表された第1回「ちばガストロノミーAWARD」の生産者部門で見事大賞に輝いた館山の牧場を紹介します。茶色い牛・ジャージー牛からとれた濃厚な牛乳を味わってみませんか?
メールでご参加の方は yumi@bayfm.co.jp へ。
Xでご参加の方は ハッシュタグ #yumi78 を忘れずに♪
たくさんのメッセージ、お待ちしています!
2024/3/17 UP!
●こんなメッセージ待ってます! < 肉は裏切らない >
牛、豚、鶏、羊など私たちは普段、さまざまな肉料理を食べていますが、あなたが最近食べた「裏切らないおいしさ」の肉料理はなんでしょうか。焼肉やステーキの焼き方や食べ方のこだわり、あなたの得意な肉料理、こんな珍しい肉食べました!など、肉の話、お待ちしています。
筋肉など、食べるだけではない、肉の話もぜひ!
●2時台 由美の駅 成田おすすめグルメ
成田山の参道を中心に、うなぎをはじめいろんなグルメが楽しめますが、成田がジンギスカンの発祥の地という説があるのを知っていましたか? 成田とジンギスカンの歴史をご紹介します。
メールでご参加の方は yumi@bayfm.co.jp へ。
Xでご参加の方は ハッシュタグ #yumi78 を忘れずに♪
たくさんのメッセージ、お待ちしています!
2024/3/17 UP!
本日も番組をお聴きいただき、ありがとうございました!
今日のテーマは「肉は裏切らない」。ベイサイドリスナーの皆さまの、この美味しさは裏切らない!と思った肉体験、肉の食べ方のこだわりなどを伺いました。メッセージはいつにもましてぞくぞく、まさに「肉は裏切らない」でした。肉。皆さん、好きなんだな~と思いました。いえ、私も好きですけれどね。今日のオンエアで、今度私も作ってみようと思った肉料理。ふきのとうの肉巻き、手羽先のレモンサワー煮、ベビースターラーメンで唐揚げの衣。食べに行こうと思ったのが、オーストラリアのカンガルー肉、埼玉県東松山市のやきとり。さて、あなたは?

そして、今日の「由美の駅」は、知る人ぞ知る成田の肉料理、ジンギスカンをご紹介!
え?ジンギスカンって北海道じゃないの?そんな方が多いと思うのですが、実は、成田はジンギスカンと深い関係にあり、「ジンギスカン発祥の地」とも言われているんです。成田空港ができる前の三里塚には、かつて御料牧場がありました。ここは、元は明治8年に、日本初の羊毛の自給自足と羊肉の生産を目的に開設された牧場でした。昭和初期には、日本でも羊肉を食べていたんですね。この時使われていたジンギスカンの鉄板は、今も三里塚御料牧場記念館に展示されているそうです。
さて、戦後、ジンギスカン料理は、御料牧場を訪れた外国人外交官やその家族をもてなし、国際親善の発展に大きく貢献しました。そのころ、羊の飼育者が集まってできた「緬羊協会」はジンギスカンの試食会を開催。これが好評を呼び、ジンギスカンは成田の名物となっていきました。昭和40年代以降、三里塚街道にはジンギスカン料理の看板を掲げるお店が10数件もあり、「ジンギスカン街道」と呼ばれるほどだったそうです。御料牧場自体は、成田空港の建設に伴い栃木に移転しましたが、ジンギスカン料理は成田に残っていったわけなんです。
「由美の駅」のコーナーをお届けした直後、お父様がその御料牧場で働いていらしたリスナーさんからのメッセージが届いて、とても嬉しかったです!取り上げた甲斐がありました。
さて、今では数えるほどになった成田のジンギスカンのお店ですが、まだ楽しめるお店は残っています。私が今回出掛けたのは、成田駅からほど近い「メーモーブー」というお店。ここは、ジンギスカンではめずらしい長方形の鉄板を使っているのですが、店員さんが焼いてくださって、ひじょうに美味しいジンギスカンを味わえました。普通はタレで食べるジンギスカンですが、このお店は塩だけで味わう「塩ジンギスカン」もあり、これもとても美味でした!
成田といえば鰻、という方が多いと思いますが、ぜひ今度は、成田でジンギスカンをお楽しみください。そして、知られざる成田の歴史にも思いを馳せてくださいね。
さて、次回ベイサイドは3月24日(日)。テーマは「茶色イメージ向上委員会」。茶色にどんなイメージをお持ちですか?身の回りの、素敵な茶色いものの話を教えてくださいね。「由美の駅」では茶色いジャージー牛からとれたおいしい牛乳を紹介します。来週も聴いてくださいね。
(ゆみきち)
2024/3/10 UP!
本日も番組をお聴きいただき、ありがとうございました!
今日のテーマは「新発見」。
というのも、「由美の駅」でご紹介した、神崎町の老舗酒蔵「鍋店(なべだな)」さんの取材が「新発見」だらけだったことからなのですが…、日々の暮らしのなかにも、さまざまな気付きや新しい発見があるものです。ベイサイドリスナーから届いた「新発見」は、ほほ~と思うものが目白押し!例えば、「平成以降に英語を習った人は筆記体が書けない人が多い」、「家電の説明書は読んだほうが良い」、「しらたきは美味しい」などなど。さて、そのココロは…?知りたい方は、ぜひradikoのタイムフリーをお聴きくださいね。番組でもお話ししましたが、「新発見」というとなんだか構えがちですが、案外あちこちに転がっているもの。そんな「新発見」をキャッチできる柔らかな心を持っていたいとも思いました。それから、フライドポテトをバニラシェイクにディップ、やってみたいと思います~。

そして、今日の「由美の駅」でご紹介したのは、今日のテーマの元にもなった酒蔵「鍋店(なべだな)」さん。創業は元禄2(1689)年という老舗中の老舗。徳川5代将軍綱吉の時代から続く酒蔵なのです。今回は、代表取締役の大塚完さんにお話しいただきました。
元々は、成田山の門前にあったという「鍋店」。インタビューでは、初代市川團十郎の名前も出てきましたが、初代も「鍋店」のお酒を飲んだのでしょうね~。お話を伺っていて、わくわくしました。成田で酒造りを始めた「鍋店」は、明治年間には利根川沿いにいくつもの蔵を構え、発展していきます。しかし、第二次世界大戦がはじまり、米をはじめとした物資が不足し始めると、何か所もあった蔵を一か所に集約するよう命ぜられます。結果、いちばん敷地面積が広く、良質な水が豊富にある神崎を選んだ、ということなんですね。戦争と酒造りの関係も、さらに深堀りをすると、まだまだ新発見がありそうですね。
現在の「鍋店」の看板商品は、「仁勇(じんゆう)」と「不動」。「仁勇」はスーパーでも買える親しみやすい銘柄。一方の「不動」は、日本酒の扱い方を心得た、全国約90店舗の専門店のみで販売される銘柄で、全国のさまざまな酵母と米を使って作られています。ひとくちに「仁勇」「不動」といってもたくさん種類があり、日本酒に疎い私は困ってしまったのですが、大塚さんが勧めてくださったのが、「不動 吊るししぼり 純米大吟醸」。取材後、1本買って帰り、飲んでみたのですが…、美味しい!!香りは華やかで、喉ごしはとろ~り、そして、甘い!スイーツのようなのです!しかし、甘ったるい、というのではなく、後味が心地いいんですね。よって、次から次へと飲みたくなり、720mlはあっという間になくなってしまいました。美味しい日本酒は、美味しいんですね~、当たり前かもしれませんが。そして、良い日本酒は次の日に残らない!もちろん、飲みすぎれば別ですけれども。これも今回の新発見でした。
「鍋店」では酒蔵見学も行っており、麹室以外の全工程を見ることができます。大正時代のものだという太い梁を渡した趣きたっぷりの蔵の中で、酒米は洗れ、蒸され、麴となり、醪となり、最後に美味しい酒になっていきます。日本酒造りは驚くほど多くの工程を経て行われるのです。それをひと通り見ることができたのは本当に貴重な体験で、ロマンを感じました。蔵の中にたちこめる甘い香り、蒸した酒米のやさしい甘さ、そして仕込んでからまだ2週間のお酒のフルーティーな味わい…、すべてが新発見の酒蔵見学でした。「鍋店」のホームページには、酒蔵の様子、酒ができるまでの工程が詳しく紹介されています。ぜひそちらもご覧いただきたいですし、機会があればぜひ、酒蔵見学をされることとをお勧めします!
そして、お勧めといえばもうひとつ。前回の「由美の駅」でもご紹介しましたが、来る3月17日(日)に「発酵の里こうざき 酒蔵まつり2024」が開催されます。「鍋店」と「寺田本家」の2軒の酒蔵を中心に、2つの酒蔵の沿道を歩行者天国にして開催されるこのイベント。当日は、蔵見学はもちろん、酒米や麹の試食、飲み比べ、当日限定商品の販売など、日本酒好きにはたまらないものがいっぱい!日本酒の味だけでなく、さらに突っ込んで日本酒の面白さ、奥深さを知ることができる良いチャンスです。「鍋店」では、17日(日)は「第26回 仁勇蔵祭り」、前日の16日(土)には「JINYUU KANPAI FES2024」と銘打った前日祭も開催するとのこと。チケットやイベントの詳細は、「鍋店」のホームページをご覧くださいね。
大塚社長、お忙しいなかインタビューにお答えいただき、本当にありがとうございました!そして、5年ぶりの「酒蔵まつり2024」が、大いに盛り上がりますように。
さて、あと3回になりましたわたくし帆足由美のベイサイド。次回3月17日(日)のテーマは「肉は裏切らない」。最近食べた肉料理からご自慢の筋肉、あなたが好きな肉の話を語ってください。来週もぜひお聴きくださいね!
(ゆみきち)
2024/3/10 UP!
●こんなメッセージ待ってます! < 新発見 >
年を重ねても、日々新たな気づきや発見ってありますよね。
あなたの最近の「新発見」はありますか?
実は今まで知らなかったけれど、あることをきっかけに最近知ったこと、
進化していると思ったもの、大人になって考え方が変わったこと、身体の変化、
おいしさに気づいた食べ物の意外な組み合わせなど・・・
「新発見」エピソード、お待ちしています!
●2時台 由美の駅 神崎町「鍋店(なべだな)」
神崎町にある老舗の酒蔵を紹介します! 看板商品「仁勇・不動」の秘密や、今月、神崎町で行われるイベントについてもお話しします。
日本酒の美味しさ、新発見、再発見しませんか?
メールでご参加の方は yumi@bayfm.co.jp へ。
Xでご参加の方は ハッシュタグ #yumi78 を忘れずに♪
たくさんのメッセージ、お待ちしています!
2024/3/3 UP!
本日も番組をお聴きいただき、ありがとうございました。
まずは、今日のエンディングでお伝えしたことについてです。
私、帆足由美の『BAYSIDE FREEWAY』は3月いっぱいをもって幕を閉じることになりました。
正直、決定を聞いたときは茫然自失しましたが、今は気持ちを切り替えて、あと4回、3月31日まで全力で走ろうと思っています。最後の最後まで楽しくお届けしたいので、どうぞあなたの力を貸してくださいね。よろしくお願いいたします。
さて、今日のテーマは、3月3日にちなんで「三大〇〇」。オリジナル「三大〇〇」、楽しかったですね~。三大好きなフルーツ、三大寿司ネタ、三大ドラマ…。あら、私はね、と思わず口を挟みたくなるものばかりでした。あなたはいかがでしたか?

そして、今日の「由美の駅」は、神崎町の道の駅「発酵の里こうざき」をご紹介。事業統括部長の東川慶さんにお話を伺いました。全国で唯一の発酵をテーマにしたこの道の駅。発酵、というとなんだか難しく聞こえるかもしれませんが、味噌、醤油、酒、納豆、ヨーグルト、私たちの食卓にはたくさんの発酵食品が並んでいます。神崎町は10年ほど前から「発酵」で町おこしをしており、「発酵の里こうざき」も2015年にオープンしました。珍しいのは、神崎町産のものだけでなく、全国の発酵食品を取り扱っていること。発酵食品の売り場はその名も「発酵市場」といいますが、常時500点ほどの発酵食品がずらり並んで圧巻。発酵好きにはたまらない品ぞろえなのです。え?逆に、そんなにあると何を買おうか迷っちゃう?そんな方のために、東川さんにおススメを3つ聞いてきましたよ。一つ目が、「甘酒とさつまいもを生クリームでのばしたビシソワーズスイーツ」。二つ目は、「麴ばあむ」。三つ目が、「こうざき納豆」。どこがどうおススメなのか、それはradikoのタイムフリーでご確認くださいね。
さて、「発酵の里こうざき」は、「買う」のも楽しいのですが、「食べる」楽しみもいっぱいです。「レストランオリゼ」は発酵食品を使ったメニューがずらり。なかでも人気が「豚肉の味噌麹焼き定食」。食べたスタッフによれば、醤油麹効果で豚肉がやわらかく、うま味もたっぷりで美味だったとのことでした。また喫茶「はっこう茶房」では、やはり麹を前面に押し出した、パン、スイーツ、ジェラート、さらにはみそ豚まん、甘酒糀あんまんなどの面白いメニューも。ぜひ、お腹を空かせてお出かけくださいね。
様々な魅力に満ちた「発酵の里こうざき」ですが、来る3月17日(日9には、ビッグイベント「発酵の里こうざき 酒蔵まつり2024」が5年ぶりに開催されます。神崎町にある2軒の酒蔵、「鍋店(なべだな)」と「寺田本家」を中心にしたイベントで、2つの蔵の沿道は歩行者天国となり、酒蔵見学や試飲はもちろん、地域の物産品や発酵食品なども販売されるそうです。それはそれは賑わうそうですよ。ぜひ。お出掛けくださいね!
この道の駅でお仕事をするようになって「発酵プロフェッショナル」「発酵マイスター」の資格を取ったという東川さん。「発酵はいまだにわかっていない部分があるのが面白い」と目を輝かせる様子が印象に残りました。お出かけの際には、そんな東川さんが開発した「発酵の里こうざき」のオリジナル商品も、ぜひチェックしてくださいね。東川慶さん、お忙しいなかインタビューに応じていただき、ありがとうございました。発酵について、すっかり興味がわきました。
さて、次回ベイサイドは3月10日(日)。テーマは「新発見」。最近気づいたこと、驚いたことはありますか?小さなことから大きなことまで、あなたの新発見を教えてください。「由美の駅」では神崎町の老舗の酒蔵を紹介します。来週もぜひお聴きくださいね!
(ゆみきち)
2024/3/3 UP!
●こんなメッセージ待ってます! < 三大〇〇 >
3月3日の放送、ということで「3」にちなんだテーマです。世の中には「日本三大〇〇」「世界三大〇〇」といった「三大〇〇」がたくさんありますが、あなたが気になっている、制覇したことがある・制覇してみたい「三大〇〇」はあるでしょうか。
そのほか、あなたが作った「三大〇〇」を発表してもOKです!理由もぜひ書いて送ってくださいね。
●2時台 由美の駅「発酵の里こうざき」
神崎町にある、全国初の「発酵」をテーマとした道の駅を紹介します。グルメ、発酵食品など3つにしぼりきれないくらい、魅力がいっぱいのスポットです!
メールでご参加の方は yumi@bayfm.co.jp へ。
Xでご参加の方は ハッシュタグ #yumi78 を忘れずに♪
たくさんのメッセージ、お待ちしています!