2022/3/30 UP!
今夜は、学べるラジオ第9弾!現代詩人 渡邊十絲子さんの講師でした。
みなさんとラジオでワークショップをしたのは、川田絢音 さんの詩「夜」。
1982 年 紫陽社刊 『悲鳴』より
黒ずんでべろんとした敷石 濡れてひかっている露地を
歩きながら
悲しみがこみあげて
よその家のベルを チッと鳴らした ⇆
知らない車に乗ってしまいどこかに連れていかれる
ということだって
考えられる
建物の
石の壁に手の甲を擦りつけて
痛くなるまで
擦りつけながら歩いていく の 4行目
よその家のベルを チッと鳴らした ⇆ を
他の言葉に変えてもらうというのが、今回のお題でした。
カフェイレリスナーは、本当に言葉に対して敏感というか、作家や詩人の方たちも喜んでいます。
また今回の渡邊十絲子賞は、カフェネーム: たまおりさんの作品。
「それでも時が進むから、もう夜の鉄棒みたいな顔になってる。」
改めて、インターネットラジオで聞きなおしてみてください。26分14秒です。
来週は、ぶっちゃけ、詩人:渡邊十絲子さんの詩を題材に使用したいと思います。お楽しみに!