三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
首都圏からのアクセスもよく、
通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、
自然とともにある生活を楽しめるエリアです。
そんな「千葉の魅力」を支えるさまざまな活動や
想いムーブメントなどにスポットを当て、
現地取材の声も通して「魅力あふれる千葉」をご紹介していきます。

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※「YOU 遊 チバ」は、ミンナノチカラ~CHIBA~と連動し週ごとにさまざまなテーマで千葉の魅力をお届けしているコーナーです。

Every Fri. 18:45~18:59

第30回 横芝光町

2021/1/29 UP!

今回は横芝光町を取材。

横芝駅前にある観光や地域情報など、町の案内役となる情報発信施設「ヨリドコロ」横芝光町を訪れる人にはおもてなしの空間、駅を利用する人には待ち合わせの場所、誰でもいつでも気軽に立ち寄れる駅前のヨリドコロとして、また、移住定住サポートセンターとして、さまざまな支援を行っているところです。

この場所で、一般社団法人横芝光町観光まちづくり協会の会長、井上富雄(さんに伺いました。

この町ではある木を植えて、産業としてきた経緯があるそうです。

「坂田城が昔ここにありました。その跡地をどう活用しようかと色々と地元の方が全国を視察しました。和歌山にも行ったそうです。そうしたら梅は商売になるぞいうことになり、50年前に梅林協会を作って梅を植えることになったんだそうです。今では白梅1200〜1300本はある。我々観光まちづくり協会が管理しているのは150本。その会場で天空の梅まつりというものをやっている。成田空港に近いので真上を飛行機が飛ぶので、間近に見られるということで毎年やっております。」

ということでしたが、コロナの影響で今年はまつりは中止。でも見ることはできます。現在は白加賀、石川1号、甲州小梅、奥州など様々な種類の梅を作っています。お手入れは色々とあり一年中何かしらやることがある。観光まちづくり協会には「梅部会」というのがあり、部長が頑張っているんです。理事が25名、会員が110名、そのほか会社で会員になっていただいているところもあります。」

ということでした。

お話を伺ったヨリドコロでも、梅干しや梅日本酒など梅を使った製品が販売されていました。

このヨリドコロでは、横芝光町に移住を検討されている方の相談窓口もあるようです。過疎や高齢化といった話は、郊外の市町村にとっては重要な問題です。

実は会長の井上さんも移住しておられた方のお一人。そこで、移住してきた人として横芝光町の印象を伺いました。

「ここは、農業が中心の町。素朴な方が多い。私も27年前に移住してきたが、人当たりがよく、すぐに馴染めました。すぐ仲間に入れてもらえた。野菜をもらうことも多い。すごくいいなと思うが、住んでいらっしゃる皆さんはそれを当然のことだと思っているから言わないんです。我々移住者からするとすごく生活しやすい。食べ物は美味しく、安いということが重要なことになってますよね」

とてもこの町が気に入っているがよく伝わってきました。

伝統芸能や古墳、そして今が見頃の梅、夏は海など見どころがたくさんある横芝光町、出かけられる時が来たら、訪れたい場所になりました。

取材途中で、売店にちょっとお高いトマトジュースを発見。こちら、横芝光町で作られているトマトで作ったジュース。砂糖が入っているんじゃないかと思うほど糖度の高い濃厚なジュースです。これはウマイ!驚きました!

横芝光町観光まちづくり協会

最後にチーバくんは、横芝光町の公認キャラクター「よこぴー」とともに記念に一枚。

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