2019/11/16 UP!
遅くなって申し訳ありません。
コートがないと大変な季節。
名古屋、神戸、金沢、大阪と続いていた美里さんのライブの話から、serendipity(セレンディピティー)な話、たっぷりと。
★美里さんがライブに行く先々で解禁されていた蟹。地元のみなさんは、みんな蟹の解禁を心待ちにしていた。
★今日が一番最高と思いながらやっているという美里さん。ライブの感動の度数はどんどん純度を増しているとのこと。
★名古屋と大阪は、ものっすごい町のパワーを感じ、神戸はおっとりとしているけれど、どんどんあったまっていく感じ。そして、金沢は古都の風情を残しながらの町のパワー。同じ日本でも、その町によってお客様は全然違うとのこと。コンサート自体のメニューもちょこっとずつ変えているそうです。
★今回のツアーで、10年ぶり、20年ぶり、そして、30年ぶり・・・というキーワードでメールをくださる方も。
★憧れの「IKEA」の話。
★「IKEA」がスウェーデン発祥~そして、スウェーデンといえば、ノーベル賞というキーワードで「serendipity」という言葉を思い起こす美里さん。
★ノーベル化学賞を受賞した数々の日本の科学者たちが使う「serendipity」という言葉について。
今年の受賞者:吉野彰氏~旭化成名誉フェロー(リチウムイオン電池の開発にて受賞)~の記者会見の中でも自然とでてきた「serendipity」
思い起こすと2010年にノーベル賞を取られた鈴木章先生(パラジウムを触媒として、さまざまな有機化合物を用意に作り出す合成法を開発)が
何もやらない人には偶然から幸せを発見するっていうか、何かを発見するという力は生まれない。一生懸命にやっているからこそ、新鮮で新たなも のをみつけだそうとするからこそ、そういうところに発見が見出されるし、生まれてくるというようなことをおっしゃっていた。「serendipity」というと、とってもかわいくて魔法の言葉のように思えるけれど、実は違って、ノーベル賞を受賞される方たちも、ちょっとした数値が違った分量をいれてみるというトライ&エラーを続けて、それが、思わぬ効果を発揮して新たな発見をすることとなった。
ノーベル賞の先生も、みんな、「serendipity」を起こそうと思っているわけじゃなくて、日々、なにかあらたな挑戦とか発見をしたいと考えて、探しているからこその「serendipity」であって、それが当たり前のように、記者会見で、当たり前のように、そういう会話になるのがとても衝撃的だった・・・・という美里さん。これは、アルバム「serendipity」をリリースする1年前の出来事でした。
★美里さん自身、今、ニューアルバム「ID」をもって、さらに、新たな「serendipity」が起こるように(おこれ!おこれ!と思って起こすものではないけれど・・・)そういう思いで、新しい発見をしたいな・・・と思いながら、旅をしているそうです。
#美里ID
★2020年のアニバーサリーイヤー用に4月始まりのカレンダーを作成することに!
今週の美里さんセレクト
M1 大きな愛が降る街で / 渡辺美里 (アルバム「ID」から)
M2 CARNIVAL / THE CARDIGANS (スウェーデンのバンド)
M3 セレンディピティー / 渡辺美里