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◆ 高速道路での運転ポイント

2021/4/30 UP!

今週木曜日から、ゴールデンウィークがはじまります。ただ、コロナ禍ということで、ハメを外してお出かけ、という訳にはいきませんね。とはいえ、高速道路を利用してのお出かけを予定されている方も、結構いらっしゃることでしょう。そこで今週の、千葉トヨペット「レガーメ・ワンダフル・ドライブ」は、「高速道路でのポイント」をテーマに、お話ししていきたいと思います。

【高速道路走行の基本】4月26日(月)放送分

まず今朝は、「高速道路走行の基本」についてです。高速道路上で発生する故障などのトラブルは、事前の点検で防ぐことができるものが、ほとんどだといいます。そこで出発前に、燃料、タイヤの空気圧や溝の深さ、エンジンオイルの量など、ぜひ点検するようにしましょう。

そして、スピードの出し過ぎには十分注意してください。高速道路では、状況に応じて、速度規制が行われることがよくあります。例えば乗用車の場合、どこでも法定最高速度100キロで走行できると思い込んではいけません。速度標識を必ず確認しながら走行しましょう。また、車間距離をしっかりとることも大切。前のクルマから、3秒以上あける様にすれば、十分安全な距離を確保できるはずです。前のクルマが通過した場所を覚えておいて、ゆっくり数えて3秒以上あとに、そこを自分が通過するようにしましょう。

さらに、集中力を保つためには、適度な休憩を取ることも必要です。少なくとも、2時間に1回は休憩をはさむようにしてください。スピードが出る高速道路では、ちょっとしたミスやトラブルが、大きな事故につながります。いつも以上に、安全運転を心がけましょうね!

【高速道路にも人はいる】4月27日(火)放送分

ところで、自動車専用道の高速道路といえば、路上にはクルマとバイクしかいない、と普通は思いますよね。ところが、高速道路上でも、対人事故は度々発生しているんです。

では、なぜ高速道路に、人がいるんでしょうか?原因として一番多いのは、故障や事故など何らかの理由でクルマが動かなくなってしまい、ドライバーや同乗者が、その周辺を歩き回っている、というケースのようです。その他、高速バスのバス停から、歩いて人が出てくるといったこともあるといいます。そこで大切なのは、高速道路には歩行者がいるはずない、という思い込みをせず、常に前方の状況に目を配ることです。特に気をつけないといけないのが、事故や故障で停車しているクルマの周辺。できればその手前で、追い越し車線へ進路変更しておくのがいいでしょう。また、夜間は特に発見が遅れがちになります。スピードを出し過ぎることなく、早めに危険を発見できるよう努めてください。

そして万が一、高速道路で停止しなければならなくなった時も、クルマの外を無闇にウロウロするのは、絶対やめましょう!路肩に停車していても、いつ後続車に追突されるか分かりません。速やかにガードレールの外へ避難してくださいね。

【SA・PAで注意】4月28日(水)放送分

高速道路で長い距離を運転するとき、休憩などで欠かせないのが、サービスエリアやパーキングエリアです。そうした施設内では、本線とは一転してクルマのスピードがゆっくりとなるうえ、高速で走ってきた緊張感からも解放されたせいか、つい油断した運転になってしまう人が、少なからずいるようです。

でも、これらの場所、実は多くの事故が発生しているんです。

まず、気をつけなければいけないのが、サービスエリアやパーキングエリアへ進入する時です。本線で、時速100キロ近くで走行した後、そのままの速度感覚で進入路を走行するのは、とても危険です。進入路の先は、大体が駐車場の入口付近で、徐行したり減速したりするクルマがいます。そこへスピードを出したまま侵入すると、追突してしまう危険性があります。進入路では、しっかり減速しましょう。

また、駐車場に入ってからも要注意です。というのも、走行しているクルマの多くが駐車スペースを探しながら運転しているため、他のクルマなどの発見が遅れがちです。さらに、駐車しているクルマの間から、歩行者が急に飛び出してくることがあります。特に小さなお子さんは、クルマの陰にスッポリと隠れていて、直前まで気付かないでしょう。

サービスエリアやパーキングエリアでは、歩行者の動きを十分意識したうえで、運転するようにしてくださいね。

【渋滞中に気をつけたいこと】4月  29日(木祝)

ところで高速道路では、特に年末年始や行楽シーズンなど、長い渋滞が発生することがありますよね。渋滞していると、自分も周りもスピードがゆっくりですし、事故が起こる危険性は高くないように思うかもしれません。

でも、実際には多くの事故が発生しています。

そんな渋滞中の事故原因で多いのが、わき見運転です。スピードはゆっくりですが、その分、車間距離が短いので、前方への注意がおろそかになれば、すぐに追突してしまいます。さらに渋滞中は、少しでも前へ進もうというはやる気持ちからか、車線変更を頻繁に繰り返す人を、よく見かけますよね。渋滞中の強引な車線変更は、接触事故の原因になりますし、本人が思っている以上に、前に進む効果は低いものです。皆さんもムダな車線変更は控えましょうね。

また、渋滞中の車線変更で気をつけなければいけないのが、バイクです。止まっていたり、ノロノロ動いたりするクルマとクルマの間を、バイクがすり抜けていくことは頻繁にあります。やむを得ず車線変更する場合など、後ろから接近してくるバイクがいないか、十分確認するようにしてくださいね。そして、合流や車線変更で入ってくるクルマがあれば、できるだけ入れてあげるようにしましょう。

事故防止に大切なのは、譲り合いの精神です。渋滞でのイライラから、「入れてやるもんか!」と意地を張ると、つまらない事故やトラブルの原因になりますよ!

【逆走車に注意】4月 30日(金)放送分

高速道路でも大きな事故の原因となりかねないのが、逆走です。もし、そんな逆走車に遭遇するようなことになったら、ドライバーさんはどのように行動したらいいのでしょうか?

まず、高速道路で逆走が発生すると、電光掲示板やハイウェイラジオなどで、付近を走るドライバーへその情報が知らされます。逆走車の存在を知ったら、まずは速度を落とし、車間距離を十分に取ってください。車間距離が長い方が、前方から接近する逆走車を見つけやすくなりますよ。また逆走車は、自分は走行車線を走っているつもりで、追い越し車線を疾走してくることが多いといいます。

そこで大切なのは、自分は左側の走行車線を走ることです。

もし前方に逆走車を発見したら、路肩などに停車して、110番通報してください。反対に、もしあなたが逆走してそのことに気づいた場合は、対向車に注意しながら路肩などへ移りましょう。そして停車してハザードランプを点灯します。続いて、ガードレールの外など、安全な場所に避難し、警察などへ通報するようにしてくださいね。

「高速道路でのポイント」ぜひチェックして、ワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!

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