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◆ 雨の季節の整備

2021/6/4 UP!

今年も、これから本格的な雨のシーズンになりますね。

そこで今週の、千葉トヨペット「レガーメ・ワンダフル・ドライブ」は、「雨の季節の整備」をテーマに、安全で快適にドライブするための整備のポイントを、取り上げていきたいと思います。

【ワイパーの交換】5月31日(月)放送分

まず今朝は、雨の日に、視界を確保するためには欠かせない、ワイパーです。

ワイパーは使わなくても、酸や油、砂やホコリ、そして紫外線やオゾンなどの影響で、だんだん劣化していきます。特に劣化しやすいのがラバー、つまりゴムの部分です。ラバーが劣化すると、拭いたあとに筋が残ったり、ワイパーを動かした時に「ビビリ」といわれる音がしたりするようになります。そんな状態になると、雨の時の視界が悪くなるのはもちろん、運転中の目の疲れにもつながるので、とても危険です。また、ラバーに亀裂が入ったり、ガラスに押し付けられたままの形で変形してしまっても、うまく水を拭き取ることができなくなりますよ。

ワイパーは、ラバーの部分だけを交換することができますので、早めの交換がオススメです。交換の目安は、使用頻度やクルマの保管環境にもよりますが、およそ1年です。また、ゴムを支える金属のワイパーブレードの方も、次第に劣化していきます。ブレードが劣化すると水がニジミ状に残ったりしますので、こちらの定期的な交換も、忘れないようにしてくださいね。

【ボディコート】6月1日(火)放送分

今週は、「雨の季節の整備」をテーマにお送りしています。

ところでみなさんは、雨粒を、単なる水と思っていませんか?実は雨には、空気中のいろんな不純物が溶け込んでいるんです。その結果、近年問題になっているのが酸性雨。酸性雨に降られてそのまま放っておくと、クルマの塗装面などにダメージを与える原因となります。そんなボディへのダメージを防ぐのに便利なのが、ボディコートです。

ボディコートは、その性質の違いで2つに分けられます。一つが「撥水タイプ」、もう一つが「低撥水タイプ」です。撥水タイプは水がボディ表面をコロコロと転がって洗車しやすく、コーティングによって汚れが取れやすいのが特徴。一方の低撥水タイプは、コーティング被膜によって汚れが付きにくく、水がボディ表面を薄い膜となって広がり、汚れを浮かせて流し落としてくれるという特徴があります。効果が持続する期間は、コート剤の種類やクルマの保管場所、使用状況によって違いますが、3カ月から半年のものが多いようです。

市販のものを使うのもいいですが、手間を考えると、カーディーラーなどで、プロにお任せするのも便利ですよ。雨の多い梅雨時、酸性雨などからおクルマを守りたいという方、早めにボディコートしておくのがオススメです。

【ガラスコート】6月 2日(水)放送分

雨の日、良好な視界を確保するのに役立つのが、「ガラスコート」です。

ガラスコートは、ウィンドウガラスの表面に水を弾くコーティング剤を塗って被膜を作り、雨水を小さな水玉にすることで、視界を確保します。ご存知の通り、こうしたガラスコート剤は、カー用品店やホームセンターなどでも数多く販売されています。

もちろんそうした製品を使えば、簡単にコーティングはできますが、ただし一つ、注意した方がいいことがあります。それは、ウィンドウガラスに付着している油膜の存在。というのも、油膜の上からガラスコートをしても、効果が半減してしまう可能性が高いんです。

でも、油膜をしっかり落とすとなると、専用の研磨剤入りのクリーナーなどを使って丁寧に磨いていかなければならず、結構大変です。そんな時にオススメなのが、カーディーラーなどでガラスコートをお願いすること。もちろん作業は、プロのスタッフに全てお任せ!ガラスの汚れや油膜をきれいに落としてコーティングしてくれるので、効果も倍増しますよ!

クリアな視界は、安全運転の基本です!雨の季節、みなさんもしっかり対策してくださいね。
 

【タイヤの点検・交換】6月  3日(木)放送分

雨が降る中、クルマを安全に走らせるためには、何といってもタイヤが大切です。

というのも、タイヤの溝が、タイヤと路面の間にある水をかき出してくれるお陰で、スリップせずに走ることができるからなんです。ただご存知の通り、タイヤは走るうちに少しずつ摩耗していき、溝はだんだんと浅くなっていきます。溝が浅くなると、当然タイヤが排水する能力も低下してしまいます。法律上では、溝が1.6ミリ以下になると使用してはいけないことになっていますが、コレ、それまで安全という意味では決してありませんよ。溝の深さが新品の状態から半分程度まで減ると、ブレーキペダルを踏んでから停まるまでの制動距離が、急速に長くなってゆくといいます。タイヤの交換は、早め早めがオススメですよ。

一方、溝が十分残っていても、注意しなければいけないのが、製造されてから長い年月が経った古いタイヤです。ゴムでできているタイヤは、自然と劣化が進み、硬くなっていきます。こうした硬くなったタイヤは、地面の凹凸に対して、柔軟に形を変化させることができません。すると地面に密着できず、特に濡れた路面でのグリップ力が弱くなってしまうんです。

タイヤは、4年程度で交換するのがいい、といわれています。古いタイヤを使い続けているという方は、この機会に、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

【カーエアコンのメンテナンス】6月  4日(金)放送分

「雨の季節の整備」がテーマの、今週の、千葉トヨペット「レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。雨の季節は、ジメジメと湿度が高くてイヤですよね。当然、クルマの中の湿度も高くなりがちです。そんな車内をカラッとさせて、快適なキャビンに調節してくれるのが、ご存知カーエアコン。

でも、暑くなって久しぶりに使ってみたら、エアコンの効きが悪かったり、イヤなニオイが吹き出してきた・・・なんてことありませんか?エアコンの効きが悪い時、その原因として可能性大なのが、クリーンエアフィルターです。クリーンエアフィルターは、外気や内気に含まれるホコリや ニオイなどをカットしてくれる、エアコン用のフィルターのこと。これが汚れたままになっていると、十分な空気が通過できなくなり、エアコンの効きが悪くなってしまうんです。一方、嫌な臭いの原因となるのが、エアコンガスの働きで空気を冷やす「エバポレーター」というパーツ。とても冷たくなるので、結露ができやすく、そのためカビやダニが繁殖しやすいんです。そうしたカビの菌やダニの死骸などが、イヤなニオイの一因になるといいます。

もし、お使いのカーエアコンの調子が悪いという方は、ぜひお近くのカーディーラーなどで点検してもらい、メンテナンスしてもらってくださいね!

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