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◆ 環境にやさしいドライブ

2021/6/18 UP!


最近、SDGsという言葉をよく耳にするようになりましたよね。
これは「持続可能な開発目標」という意味で、世界中の様々な問題について、解決に向け世界のみんなで取り組もうと、17の分野で目標を設定した国際的な約束です。その中では、「環境」への対策が重要なものとなっています。
エネルギーを使って走るクルマは、環境問題と無縁ではいられません。

そこで今週の、千葉トヨペット「レガーメ・ワンダフル・ドライブ」は、「環境にやさしいドライブ」をテーマに、さまざまな情報を取り上げていきます。

【点検・整備は環境対策につながる】6月14日(月)放送分

初日のきょうは、点検・整備の重要性です。クルマの点検・整備と環境に、どんな関係があるのか?と思われる方、いらっしゃるかもしれませんが、実は大きく関係しているんです。

例えば、タイヤの空気圧。空気圧が低い状態だと、タイヤが転がりにくくなるのは、自転車などで、みなさんも体験されているでしょう。そのまま走り続ければ、当然、燃費が悪くなってしまいます。適正な空気圧を保つことが、環境にも大切なんです。またエンジンオイルも、長年交換しないでいると、オイルが劣化して、粘りが強くなっていきます。そうなると、エンジンを回すのにも抵抗が増え、やはり余計な燃料を使うことになります。

燃費に関わるポイントは、他にもたくさんあります。カーディーラーなどで行う「定期点検・整備」はもちろん、日頃から、自分たちでの日常点検や整備も忘れず心がけ、クルマを常に最良の状態を保つようにしましょう。それが環境対策にもつながること、ぜひ覚えておいてくださいね。

【エコドライブのポイント(運転操作)】6月15日(火)放送分

今朝は、燃費とともにCO2の排出量も抑えられるエコドライブのポイントを、いくつかご紹介していきたいと思います。

最初のポイントは、発進です。実はクルマは、発進する時にエネルギーがもっとも必要。そんな負荷のかかる発進時に、大きくアクセルを踏み込むと、燃費はたちまち悪くなってしまいます。そこで、アクセルを踏むのを急ぎ過ぎないのが、大切なポイントになります。まず、アクセルを踏まなくても、クルマが前に進むクリープ現象を利用して動き出し、それを助走として利用しながら、アクセルを徐々に踏み込んでいくようにしましょう。

2つ目のポイントは、なるべく一定のスピードを保つことです。不要なアクセル操作や、減速・加速を繰り返すのは、燃料の浪費となります。できるだけ加速も減速もしない状態をキープするように運転してくださいね。

3つ目のポイントは、適切な車間距離を取ることです。前のクルマとの距離が近過ぎると、前のクルマが少し減速しただけでブレーキを踏み、その後、加速するときに再びアクセルを踏む・・・、といったことを再三繰り返すことになります。一定のスピードを保つためには、車間距離が大事です。

そして最後のポイントは、先の道路状況をよく見ておくことです。例えば、前方の信号が赤なのに、ギリギリまでアクセルを踏み続けるのは、燃料のムダ遣いです。先の状況を見据え、停車の際は早めにアクセルをオフにして、スムーズに減速するよう心がけてくださいね。

【エコドライブのポイント(運転以外)】6月 16日(水)放送分

今朝は、運転操作以外で心がけたい点を、いくつかご紹介していきたいと思います。

まずおクルマに、ゴルフバッグなど、すぐには使わないような大きな荷物を載せっぱなしにしていませんか?余計な荷物を載せたままになっていると、その重さの分だけ燃費が悪くなります。不要なものは降ろしてから出発しましょう。

次は、ちょっと意外かもしれませんが、窓を開けて走行するのも、燃費の悪化につながるんです。クルマは元々、窓を全て閉じた状態で効率よく走れるようにデザインされています。ところが窓を開けて走ると、車内に風が入ってくることによって空気抵抗が増え、燃費を悪化させてしまうことになります。また、おクルマの屋根に、ずっとルーフキャリアを付けっ放しにしているクルマを見かけることがありますが、実はあれも、大きな空気抵抗になっているのでご注意ください。その他、待ち合わせや荷物の積み下ろしの時など、駐停車中は、ムダなアイドリングをしないようにしましょう!

最後は、お出かけの時に、目的地の場所はちゃんと確認できていますか?「急がない、迷わない」は、エコドライブの基本です。お出かけ前に、ナビや地図でルートをきちんと調べて、ぜひゆとりある運転を心がけてくださいね!

【HVカーのエコドライブ】6月17日(木)


ところで、ラジオをお聞きの方の中にも、ハイブリッドカーに乗っているという方、多いと思います。もともと環境性能の高いハイブリッドカーですが、よりエコドライブにつながるテクニックがあるんです。そこで今朝は、トヨタの一般的なハイブリッドカーを例に、そのポイントをご紹介したいと思います。

まず発進です。ブレーキペダルから足を離して、最初はゆっくり発進。続いて、ふんわりとアクセルを踏み、エンジンをかけずにモーターの力だけで走るEV走行をします。そして時速20キロぐらいまで加速したら、さらにペダルを踏み込んで、目標の速度まで速やかに加速していきます。

続いて、目標の速度になったら、そこでいったんアクセルを完全に戻しましょう。そして、アクセルをじわっと踏んで、できるだけエンジンをかけないEV走行をするんです。これでなるべくガソリンを消費しないで走行することができます。減速する時は、次の信号など道路状況を見定めて、早めにアクセルを戻しましょう。そしてブレーキは緩やかにかけ、長めの距離で減速します。というのもハイブリッドカーは、ブレーキをかけている間などに、モーターを動かすための電気を発電し、バッテリーに充電しているんです。つまりブレーキをかけている時間が長いほど、多くの電気が充電されるというワケです。

トヨタのハイブリッドカーをお使いの方、ぜひ試してみてくださいね。

【迷惑駐車も環境に悪影響】6月18日(金)放送分

実は、駐車する時にも、環境を守るために大切なことがあるんですが、皆さんは、いったい何だと思いますか?それは・・・「迷惑駐車をしないこと」です。

「ちょっとの時間だから・・・」とか、「駐車場がいっぱいだから・・・」といった理由で、駐停車禁止の場所に停まっているクルマを見かけることが、ありませんか?しかしそれが、環境に悪影響を与えることにつながる可能性があるんです。

火曜日にもご紹介しましたが、エコドライブの基本は、ムダな加速や減速をせずに、なるべく一定の速度で走ることです。ところが、渋滞などによって、速度が時速40キロから20キロに落ちると、31%程度も燃費が悪化するといわれています。その点からも、通行を妨げる迷惑駐車は、多くのクルマにとってブレーキを踏ませるため、結果、渋滞の発生につながることもあるでしょう。そうなれば当然、余分な燃料を使わせ、CO2を発生させる原因となる訳です。迷惑駐車は、道路交通だけでなく、環境にも迷惑な存在だということを、皆さんくれぐれもお忘れなく。

今週は、「環境にやさしいドライブ」をテーマにお送りしました。
ぜひ再確認して、ワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!

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