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◆ 同乗者のことを考えた運転

2021/8/27 UP!

クルマを運転する時、もちろんドライバーさん一人ということもあるでしょうが、家族や友人、仕事の関係者など、いろいろな人を乗せるケースだって多いですよね。そんな同乗者がいる時、皆さんはどんな運転をしていますか?
ということで、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」は、「同乗者への気配り」をテーマに、さまざまなポイントをご紹介していきたいと思います。

【同乗者のことを考えた運転】8月 23日(月)放送分

まず、同乗者がいる時、その相手を怖がらせたり、緊張させたりするような運転をするのは良くありません。大切なのは、相手の気持ちを考えた運転をすることです。

ポイントの一つが、安全なスピード。スピードの出し過ぎは、危険なのはもちろん、同乗者に不安感を与えます。スピードの出し過ぎにはくれぐれも要注意です。そして、車間距離も大切ですよ。車間距離が短いと、前のクルマが少し減速しただけでブレーキを踏むことになり、そこから再び加速する・・・。そんな繰り返しは、乗っている人に不快感を与え、クルマ酔いの原因にもなります。適正な車間距離を心がけましょう。

さらに、急加速や急ブレーキなど、「急」の付く操作をしないことです。アクセルの踏み方が荒かったり、ブレーキが遅れたりすると、ドライバーさんが思う以上に、同乗者に不快感や不安感を与えるものです。皆さん、ゆとりのある丁寧な運転をお願いしますね。

【クルマ酔いを防ぐ事前準備】8月 24日(火)放送分

人をクルマに乗せる時、気になるのが、クルマ酔いですよね。クルマ酔いは、その人の体質によるところもありますが、ドライバーさんの事前の準備や運転の仕方で、ある程度、軽減できることもあります。そこで今朝は、まず同乗者のクルマ酔いを防ぐポイントのうち、出発前にできる対策をご紹介したいと思います。

クルマ酔いになる原因は、体調などさまざまですが、多いのが、車内のニオイによるものです。特に、子供は大人よりニオイに敏感なため、自律神経が刺激されることによって、クルマ酔いを引き起こしてしまいます。厄介なのは、一度そのニオイでクルマ酔いすると、同じニオイを嗅いだだけで気持ち悪くなってしまうことです。そんなニオイ対策としては、出発前に十分換気をしたり、走行中にも定期的に空気を入れ替えたりするなど、気を付けてあげることです。

ただこの時、ニオイを消そうと、香りの強い芳香剤を使うと、余計に気持ち悪くなる人もいますので、注意しましょう。中には、ガソリンのニオイがダメという方もいます。給油は、出発前日に済ませておくようにするほか、ドライブ中でも、その同乗者が食事などでクルマから離れている時に換気を行うよう、配慮してあげましょう。

【クルマ酔いを防ぐ運転】8月 25日(水)放送分

きのうは、同乗者のクルマ酔いを防ぐための、出発前の対策についてお話しました。では、実際に運転する時のポイントはなんでしょう。

クルマ酔いを防ぐためには、できるだけ揺れの少ない丁寧な運転をすることが重要です。そのためにカギとなるのが、ブレーキとアクセルの操作です。ブレーキの操作で避けたいのは、いわゆる「カックンブレーキ」。乗っている人は、クルマが停まる度に頭が振られ、クルマ酔いしやすくなります。そこで、ブレーキペダルは早めに少しずつ丁寧に踏み、減速によって体が前に持って行かれる勢いをあまり感じさせないようにすることが大切です。そして、クルマが止まる瞬間に、ペダルを踏む力を「ちょっと抜く」ことで、車体の揺れが和らぎ、同乗者の頭がガクンとなることを軽減できます。アクセルも、操作が荒くスピードが速くなったり遅くなったりするのはよくありません。またスピードを出し過ぎると、道路のわずかなうねりや段差を超える度に、同乗者を大きく揺らす原因になります。

同乗者がいるのに、スピードを必要以上に出すのは、ドライバーさんの独りよがりな身勝手です。控えるようにしましょうね。さらに、急ハンドルもクルマ酔いの原因となります。ハンドル操作は「ゆっくり」行うことがポイント。ゆとりを持って、早めに操作するように心がけてください。

【同乗者のコロナ対策】8月 26日(木)放送分

コロナ禍の現在、同僚や友人・知人など、他人と一緒にクルマに乗る場合、感染対策が気になるところです。そこで今朝は、クルマに複数の人と乗る場合のコロナ対策についてお話ししたいと思います。

まず、同乗者への気配りとして、ドアの取っ手や座席シート、窓のハンドルなど、同乗者の手が触れそうな場所は、消毒・除菌しておきましょう。そして同乗する人にも、手や指の消毒をお願いします。乗車する時は、もちろん全員マスクを着用。マスクは正しく着用することが大切です。間違っても、鼻マスクになったりしないように気をつけてください。

そして、感染対策で重要なのが換気です。理化学研究所では、スーパーコンピューター「富岳」を利用して、タクシーを例に、シミュレーションを行っています。それによりますと、3人が乗って時速40キロで走行。窓を閉め切り、外気導入に設定したエアコンを最大風量の半分にした場合、1時間で車内の空気を40回入れ替えることができたそうです。つまり、この場合だと、およそ1分半で車内の空気をリフレッシュできるという訳です。一方、窓を5センチ開けた場合のシミュレーションも行われましたが、あまり換気の効果は高くなかったといいます。エアコンの風量に余裕がある場合は、窓を開けるよりエアコンの風量を増やした方が効果的なようです。

同乗者がいる場合は、お互いのためにも感染対策をお忘れなく!

【ドライバーへの気配り】8月 27日(金)放送

「同乗者への気配り」をテーマに、一緒に乗る人に対するドライバーさんの配慮についてお話して来ましたが、反対に、助手席か後部座席の人も、ドライバーさんがリラックスして運転に集中できるよう配慮してあげることも大切です。そこで今朝は、そんなドライバーさんへの気配りについて、取り上げたいと思います。

助手席では、自分が運転しないので、ついリラックスしてしまいがち。場合によっては、ウトウトしてしまうこともあるでしょうが、眠るのはなるべく避けた方がいいでしょう。逆に、ドライバーさんとの会話を踏まえながら、眠気や疲れ具合に気づいてあげて、休憩を積極的に促したりするなど、安全運転をサポートできるといいですね。

ただ、ドライバーさんに話しかけることが大切だからと、運転者を焦らせるようなことは、極力言わないようにしましょう。例えば、「そこを右に行った方が早い」とか、「そっちは混んでる」「ブレーキが急すぎる」「もっと速くいけないの?」などなど。そうしたことを言われ続けていると、ドライバーさんはだんだんイライラしてくるものです。危険もなく法令違反でない限りは、信頼してドライバーさんに運転はお任せしましょう!

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