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◆ クルマの花粉症対策 

2022/2/4 UP!


毎年この時期がくると、憂鬱な気分になる・・・という方、たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そう、スギなどの花粉シーズンのことです。
そこで今週は、「クルマの花粉症対策」をテーマにお送りしていきたいと思います。

【花粉症の運転への影響】1月31日(月)放送分

「たかが花粉症」と軽く考える人、いるかもしれませんが、実は、運転への影響は相当大きなものがあります。

例えば、代表的な症状の一つがくしゃみですよね。くしゃみの衝撃は相当大きくて、時には肋骨を骨折する人もいるほど。それだけに、ハンドルの操作ミスにつながることがあります。また、くしゃみが出る時って、人間はどうしても目をつぶってしまいますよね。それにくしゃみの前後も、その前兆と余韻で、前をしっかり見ることができないもの。そんな時間が、仮に合わせて2秒ほどだとしても、時速60キロで走行中なら、34メートルも前を見ないで運転していることになってしまうんです。それも1回で終わればまだしも、症状にありがちの、何回も連続して出るようなら、危険はさらに大きくなります。そして花粉症では、鼻水も出てきます。それだけでも気になりますし、鼻が詰まれば、集中力も低下するでしょう。さらに目のかゆみや涙も、運転に大きく影響します。

ということで、花粉症の方がハンドルを握る時は、車間距離を十分にとって、副作用の少ない治療を選ぶなど、対策を徹底して、安全運転に十分努めるようにしてくださいね。もし症状が強く出ている時は、決して軽く考えず、運転をやめる検討をすることも大切ですよ。

【花粉を持ち込まないポイント】2月1日(火)放送分

今週お送りしているテーマは、「クルマの花粉症対策」。クルマを運転するにあたっての、花粉症対策の基本は、何といっても車内に花粉を持ち込まないこと、これが重要です。ということで今朝は、そのためのポイントを、いくつかピックアップしてみたいと思います。

まずは、その日着る洋服選びが大切です。

例えば、ウールやフリース素材、ファーがついたものなど、毛足の長い洋服には、花粉が付着しやすくなります。そこで花粉の多い時期には、表面がツルツルした素材を選ぶようにしましょう。ただ毛足が長くなくても、静電気が起こりやすいポリエステルなどの洋服を着る場合は、静電気除去スプレーなども、積極的かつ上手に活用できるといいですね。

そしてクルマに乗りこむ前に、髪の毛や衣服についた花粉を払い落すようにしましょう。粘着ローラーなどを使うのも便利ですよ。

また、クルマに乗ってエアコンを使用する場合は、内気循環にしておいてください。

外気導入にしていると、エアコンを通して、花粉が入ってくる可能性がありますからね。さらに、こまめな車内の掃除も大切です。しかし掃除機などを使うと、風で花粉を再び舞い上げてしまいます。そこで雑巾などで、水拭きするのが効果的。特にダッシュボードの凹凸部分やエアコンの噴出し口、スイッチ、メーターパネルなど、花粉が溜まりやすいところは丁寧に拭き取るようにしてくださいね!

【高機能のクリーンエアフィルター】2月2日(水)放送分

2月は、スギなどの花粉が多く飛び始めるシーズン、ということで、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」は、「クルマの花粉症対策」をテーマにお送りしています。きのう、「エアコンを外気導入にしていると、外から花粉が入ってきてしまう」というお話をしました。でも、それを解決するアイテムがあるんです。

みなさんは、「クリーンエアフィルター」というものをご存知でしょうか?これはエアコン用のフィルターのことで、外から空気を取り込んだり、車内の空気を循環したりする時に、そこに含まれるホコリなどをブロック!さらに、外から侵入する排気ガスのニオイやニオイのもとなども吸着してくれるんです。いわば、カーエアコンのマスクのようなもの、と言えば分かりやすいでしょうか?

そのため使い続けているうちに、だんだんと汚れていきます。そして、十分な空気が通過できなくなっていくと、エアコンの効きが悪くなってしまうんです。そういうわけで、定期的な交換は欠かせません。

そんな交換の時にオススメしたいのが、花粉除去の機能を強化したクリーンエアフィルターです。これは特殊なフィルターで、取り込んだ外気から花粉を取り除き、車内をクリーンで快適な空間に保ってくれますよ。近づくシーズンを前にして、花粉症でお悩みという方、ぜひカーディーラーなどへ、お気軽にお問い合わせくださいね!

【花粉はボディにも悪影響】2月3日(木)

今週は「クルマの花粉症対策」をテーマに、様々なポイントをご紹介しています。ところで花粉は、花粉症の人にとっては、いうまでもなく迷惑千万な存在ですが、実はクルマにとっても悪影響を与えるものだということを、みなさんご存知ですか?というのも、花粉がボディについたまま放置していると、塗装を傷めてしまう可能性があるんです。

花粉って、サラサラした粉・・・というイメージを持っている人、結構いらっしゃるかと思います。もちろん、降って来たばかりのときはそうなんですが、雨などの水に触れると、その性質が変わってしまうんです。水に濡れた花粉は外側の膜が割れて、中からペクチンという成分が出てきます。ペクチンといえば、フルーツなどにも含まれていて、ジャムを作る時、ゼリー化するために欠かせない成分。つまり、ベタベタしているんです。これがボディの塗装面にへばりつくと、それが花粉ジミの原因になります。

一度ついた花粉ジミは、簡単には落ちません。しかもそのまま放置すると、塗装を侵食して、ボディにダメージを与えてしまいます。それを防ぐために大切なのが、こまめな洗車です。シミになる前であれば、簡単に花粉を落とすことができます。ただ、何度も何度も洗車するのは、やっぱり何かと大変ですよね。そこで完全な対策ではありませんが、ボディコートなどを塗っておけば、ダメージを軽減してくれます。


【花粉症の薬に注意】2月4日(金)

ところで、花粉症の症状を抑えるために薬を飲んでいるという方、リスナーさんの中にも多いんじゃないでしょうか?でも薬によっては、副作用で眠気をもよおすなど、服用後に運転をしてはいけない薬もありますので、十分な注意が必要です。

特に気をつけたいのが、抗ヒスタミン薬です。

抗ヒスタミン薬は、開発された時期によって、「第1世代」と「第2世代」があって、眠気などの副作用の出方が違っています。眠くなりやすいという意味では、「第1世代」のほうが、要注意です。そうした薬の説明書を見ると、服用後はクルマの運転を控えるように書かれていますので、事前によく確認しておきましょう。

一方、現在、最も一般的になっているのが、「第2世代」と言われる、抗ヒスタミン薬です。第2世代の抗ヒスタミン薬は、薬の成分が脳に回りにくいため眠気が少ないといいます。ただ、「眠くなりにくい」と書かれた抗ヒスタミン薬でも、眠気が全く起こらないとは言い切れません。そこで、どうしてもクルマに乗らなければいけないものの、花粉症が気になっているという方は、ぜひお医者さんや薬剤師さんに相談してみてください。症状を和らげる他の薬や対策を教えてくれるはずですよ。

今週は、「クルマの花粉症対策」をテーマにご紹介しました。ぜひ改めてチェックして、ワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!

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