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◆  クルマの見えない所をキレイに

2022/4/22 UP!

日々の快適な暮らしのためには、身の周りを常にキレイにしておくことって、大切ですよね。

それは、クルマでも同じこと。ボディや車内がキレイだと、ドライブしていても気持ちがいいものです!ただクルマの場合は、表面から見えない部分も重要。そうした場所に汚れが溜まると、思わぬ不調に見舞われることがあるんです。


そこで今週は「クルマの見えない所をキレイに」をテーマに、メンテナンスのポイントをピックアップしたいと思います。

【エンジンオイルをきれいに】4月18日(月)

初日は、エンジンオイルについてです。

みなさんご存知の通り、エンジン内部の潤滑などを行うエンジンオイルは、エンジンをスムーズに回転させるために欠かせません。しかし、使い続けていると、オイルそのものがどうしても劣化しますし、ススや金属粉などで汚れていきます。そうなると、エンジンの性能を十分発揮できません。

そこで大切なのが、エンジンオイルの交換です。定期的に交換することによって、燃費向上やエコドライブにもつながりますよ。

交換の目安は、車種や使用状況、カーメーカーなどで異なりますが、トヨタによれば、ターボ車を除く一般のガソリン車なら、1万5000キロ走行または1年までが交換の目安になります。しばらくエンジンオイルの交換をしていないという方は、この機会にぜひ、お近くのカーディーラーなどで、点検・交換をしておきましょう!


【オイルフィルターの交換】4月 19日(火)

きのう、エンジンオイルの定期的な交換についてお話しましたが、その際に、ぜひ一緒に交換しておきたいものがあります。

それが、オイルフィルターです。

オイルフィルターとは、エンジンオイルをろ過し、オイルに含まれる、金属粉やススなどの汚れを取り除くためのもの。しかし、そのまま使い続けていると、そうした汚れがフィルターに溜まってしまい、目詰まりをおこしてしまうんです。

そうなると、オイルに含まれる汚れを取り除くことができなくなり、次第にそれがエンジン内部へ蓄積していくことになります。そんな状態を放置すると、最終的には、エンジンに重大な損傷を与える恐れがあるんです。

それを防ぐためには、エンジンオイル同様、オイルフィルターも定期的な交換が欠かせません。オイルフィルターの交換時期は、ターボ車を除く一般のガリン車の場合、1万5000キロ走行ごとが目安です。ただ多くの場合は、エンジンオイルの交換の際に、一緒に交換するケースが多いと思います。

みなさんも、エンジンオイルだけでなく、オイルフィルターの交換も、どうぞお忘れなく!

【エンジン内部の汚れ】4月 20日(水)


今週は、「クルマの見えない所をきれいに」をテーマに、お送りしています。

ところで、クルマのボディなどは、ワックスをかけたり洗車したりして、いつもキレイにしているという方、たくさんいらっしゃることでしょう。でも、そんな皆さんは、エンジンの中の汚れについて、考えたことがありますか?

普段エンジンの中は見えていませんが、実はエンジンオイルがヘドロ状になった「スラッジ」と呼ばれる汚れや、「ワニス」という金属表面にできる油膜状の汚れなどが、しっかり付着しているんです。こうした汚れが溜まっていくと、エンジンにパワー不足を感じたり、燃費が悪くなったり、そしてエンジン音がうるさくなったりと、運転中にさまざまな症状となって表れてきます。

そんな困った汚れを落とすのが、「エンジンフラッシング」です。

方法はいくつかあるんですが、その一つが、専用の洗浄剤を使う方法。これは、エンジンオイルを交換する前に、洗浄剤をオイルに入れて、しばらくそのまま運転します。するとエンジン内部の汚れが落ちて、オイルを交換することでキレイになる、という訳なんです。エンジンオイルの種類やグレードを変える時も、一度このエンジンフラッシングを行って内部をキレイにしてからの方が、新しいオイルの性能をより発揮できるそうですよ。

エンジンフラッシングをご希望の方は、ぜひお近くのカーディーラーなどへ、お問い合わせくださいね!

      
【エンジン燃焼室の汚れ】4月 21日(木)


今週お送りしているテーマは、「クルマの見えない所をきれいに」です。

きのうは、エンジン内部に付く「スラッジ」や「ワニス」と呼ばれる汚れを落とす、「エンジンフラッシング」についてお話ししました。ただ、エンジンの中に付く汚れは、それだけじゃないんです。

燃料を空気と混ぜて燃焼させるいわゆる「燃焼室」の中にも、カーボン、つまりススなどの汚れが付くんです。この燃焼室内についた汚れも、溜まってくると、いろいろな症状が表れます。

例えば、エンジンの始動性が悪くなったり、アイドリングが不安定になったり・・・。さらに、燃費が悪化したと感じるほか、エンジンの振動が気になる場合もあるようです。そんな燃焼室内の汚れは、専用のクリーナーを使うことで落とすことができます。

クリーナーにはいくつかのタイプがありますが、その一つが、燃料タンクに注入するもの。燃料タンクに入れると、洗浄成分が燃料に配合されます。それが燃焼室に付着したカーボンなどを浮きあがらせ、完全燃焼して取り除くという仕組みです。その結果、エンジンの回転がスムーズになり、燃費の向上やエンジンパワーの回復、また、排気ガスのクリーン化といった効果も得られるそうです。

最近、エンジンの不調を感じているという方は、ひょっとしたら、燃焼室の汚れが原因かもしれませんよ?

【エアクリーナーエレメントの汚れ】4月  22日(金)


今週は、「クルマの見えない所をきれいに」をテーマにご紹介しています。

ここ2年ほどのコロナ禍で、みなさんも、すっかりマスク生活に慣れたと思いますが、実はクルマのエンジンにも、マスクに当たるパーツがあるのをご存知だったでしょうか? それが「エアクリーナーエレメント」です。

エンジンは、外から空気を取り入れて、その空気と燃料を合わせて燃焼させています。しかしその空気が汚れていると、燃焼効率が悪くなって、エンジンの性能を発揮できなくなってしまうんです。そこで、空気中のゴミやチリを取り除いているのが、「エアクリーナーエレメント」です。しかしフィルターですから、使っているうちに、汚れなどでどうしても目詰まりしてきます。すると十分な空気が取り込めなくなり、エンジン性能の低下や、燃費悪化の原因になったりします。

そこで欠かせないのが、エアクリーナーエレメントの交換です。交換時期は、おクルマの乗り方によっても変わってきますが、だいたい5万キロごとが目安となっています。

エアクリーナーエレメントの汚れが気になるという方は、お近くのカーディーラーなどでご相談ください。今週のテーマは、「クルマの見えない所をきれいに」でした。ぜひチェックして、キレイなおクルマでのワンダフルドライブ、どうぞ楽しんでくださいね!

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