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◆ 高速道路でもしもの時

2022/5/6 UP!

時速100キロものスピードで多くのクルマが行きかう高速道路。

それだけに、万一トラブルがあった時、大きな事故へとつながる可能性があります。

そこで、ゴールデンウィーク真っ只中の今週は、「高速道路でもしものとき」をテーマに、トラブルの対処法について、お話したいと思います。

【ETCの開閉バーが開かなかったら】5月2日(月)


まず、高速道路ではETCを利用しているという方、今や多いでしょうね。とっても便利なETCですが、みなさんは、ETCレーンに入れば、開閉バーが必ず開くものと思い込んでいませんか?

しかし実際には、何らかの理由で、開閉バーが開かないこともあるんです。そんな時、みなさんならどうしますか?ここで一番やってはいけないのが、そのままバックして他のレーンに移ろうとすることです。バックするというのは、いわば逆走しているのと同じこと。後続車が来ていれば、追突される危険性があるので、絶対にしてはいけませんよ。もし開閉バーが開かなかったら、停車してハザードランプを点灯し、異常があったことを後続車に知らせます。そしてレーンに取り付けてあるインターフォンや呼び出しブザーで係員に連絡し、その指示に従うようにしてください。

ちなみに、開閉バーが開かない原因で多いのは、ETCカードの挿し忘れや、期限切れだそうです。お出かけ前には、必ずチェックするようにしてくださいね。そして、開閉バーが開かなくてもすぐ停まれるよう、ETCレーンでは、時速20キロ以下で走行するのがルールです。事故を防ぐためにも、必ず守ってくださいね!

【高速道路上での事故や故障】5月 3日(火・祝)


「高速道路でもしものとき」をテーマに、今週はお送りしています。

ところで高速道路上では、駐停車が禁止されていることは、みなさんもご存知だと思います。ただ、事故や故障で、やむを得ず停車しなければいけなくなったような場合、安全のためにいくつか守るべきポイントがあります。今朝は、その辺りをチェックしておきましょう。

まず、トラブルが発生したらハザードランプを点灯し、路肩のできるだけ左に寄せてクルマを停めます。そして同乗者がいる場合は、速やかにクルマから降ろし、ガードレールの外側へ避難させましょう。続いて、ドライバーさんは、走行車両に十分注意しながら、クルマの50メートル以上後方に、三角表示板や発炎筒を設置して、後続車にクルマが停車していることを知らせます。ただ、事故などで燃料が漏れている場合は、引火する可能性がありますので、発炎筒の使用は避けてください。

ここまで済めば、ドライバーさんもガードレールの外側へ避難します。その際、もしもクルマが後続車に追突された場合、その事故に巻き込まれる可能性があるので、クルマより後方へ避難することがポイントですよ。

そして、1キロおきに設置されている非常電話や、道路緊急ダイヤル「#9910」などで道路管理者に通報し、レッカーなどを依頼します。ただ、自身や同乗者の身の安全を第一に考え、慌てることなく、くれぐれも落ち着いて対応するようにしてくださいね。

【目的のICを通り過ぎたら】5月 4日(水・祝)

「高速道路でもしものとき」をテーマにお送りしている、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

高速道路でつい目的のインターチェンジを通り過ぎてしまったり、行き先を間違えてしまったりした経験、みなさんはありませんか? しかし、そんなミスに気づいても、Uターンや、バックしたりするのは、逆走となります!危険ですので、絶対にしてはいけません!

では、諦めて高速道路を降りるしかないのでしょうか?実はそんな時、降りることなく、ちゃんと元に戻れる方法があるんです。それは「特別転回」と呼ばれるもの。

方法は、まず次のインターチェンジで出口料金所へと向かいます。ただしこの際、ETCレーンではなく、一般レーンを使い、クルマを停めてスタッフに事情を話してください。すると、再び高速道路に戻るためのルートを誘導してくれますので、その指示に従いましょう。

その時、現金支払いの場合は、通行券にスタンプを押してくれ、ETCの場合は、カードを抜いて料金所を一旦通過するなどして、反対側車線に入り直すことになります。気になる通行料金は、高速道路に乗ったインターチェンジから、目的のインターチェンジまでの分となります。間違えて通行した分の料金は、支払う必要はありません。

そんなありがたい特別転回の措置ですが、インターチェンジの構造や道路状況によって、受けられないケースもあるそうなので、その点はご了承くださいね!

 

【逆走車対策】5月 5日(木・祝)

今週は、「高速道路でもしものとき」をテーマに、さまざまなシチュエーションについて、その対策をお送りしています。

高速道路上で、大きな事故につながりかねないのが、今週も何度かキーワードとして登場している、「逆走」です。

高速道路上で逆走が発生したという情報が入ると、電光掲示板やハイウェイラジオなどで、各ドライバーにその情報が知らされます。では高速道路を走行中に、そんな情報を確認した場合、私たちは、どういった運転をしたらいいのでしょうか?

まず、速度を落とすことが大切です。スピードが速いと、逆走車に遭遇した際、よけきれない可能性があるだけでなく、衝突した時の衝撃も大きくなりますからね。その上で、車間距離を十分取るようにしてください。車間距離が長い方が、前方から接近してくる逆走車を見つけやすくなります。

また逆走車は、自分は正しい車線を走っているつもりで、追い越し車線側を逆走してくることが多いといいます。そのため、左側の走行車線を走るようにしましょう。

反対に、もしあなたが知らずに逆走してしまい、そのことに気づいた場合は、対向車に注意しながら路肩など安全な場所へ停車してください。そしてハザードランプを点灯し、ガードレールの外など、安全な場所に避難します。この時、クルマの向きは、そのままで構いません。


あとは速やかに、110番や非常電話などで通報してくださいね。

【ドライブ中に体調が悪くなったら】5月  6日(金)


今週のテーマは、「高速道路でもしものとき」です。

ところで、高速道路をドライブ中、もし体調が悪くなったら、一体どうしたらいいのでしょうか?

高速道路の本線上で駐停車することは、例え路肩であっても、追突される恐れがあり、とても危険です。また、無理して運転を続けて、運転中に意識を失うようなことがあれば、他のクルマを巻き込む重大な事故になりかねません。

そこで体調が悪くなった時には、最寄りのサービスエリアに立ち寄り、インフォメーションにいるエリア・コンシェルジュや、近くにいるスタッフに相談してみましょう。サービスエリアの中には、体調の優れない人のための救護室を設けているところがあります。ただ、医師が常駐している訳ではないので、診察や、薬を提供してもらうことは出来ませんが、近くの病院を紹介してくれたり、救急車の手配をしてもらったりすることは出来るそうですよ。

高速道路上に限ったことではありませんが、「ちょっと体調が悪いかも・・・」と感じる程度でも、決して無理に運転せず、サービスエリアで休憩するなど、早めに体調を確認することが、何より肝心ですよ。今週は、「高速道路でもしものとき」をテーマにお送りしました。

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