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◆ 千葉県の紫陽花の名所

2022/6/17 UP!

四季折々に咲く花は、見る人を癒してくれますが、この梅雨時の花と言えば、アジサイを思い浮かべる人、やっぱり多いのではないでしょうか!

ということで今週は、「千葉県のアジサイの名所」をテーマにさまざまなスポットを取り上げてみたいと思います。

【本土寺のアジサイ】6月13日(月)

まずご紹介するのは、松戸市にあります「本土寺」です。


こちらのお寺が開かれたのは、700年以上前の鎌倉時代のこと。日蓮上人との関係も深く、直筆の書などが残されていて、国の重要文化財にも指定されています。

春は桜、初夏にはハナショウブ、秋は紅葉など、季節ごとにさまざまな草木が、境内を麗しく彩る本土寺。中でも、ひろく有名なのがアジサイで、別名「あじさい寺」と呼ばれるほど。境内に、十種類を超えるアジサイが5万株以上植えられているそうで、例年6月の上旬から下旬にかけて見ごろとなり、青や紫色の見事なグラデーションを楽しむことができます。

また境内には、高さ18メートルの五重塔があって、その堂々とした姿とアジサイの競演は、実に見事ですよ!

そんな「本土寺」は、常磐自動車道の流山インターからだと、県道5号線を経由して20分ほどの場所にあります。

本土寺の公式HPはこちら

【宗吾霊堂のアジサイ】6月 14日(火)

今週は、「千葉県のアジサイの名所」。今朝は、成田市にある、真言宗豊山派のお寺、「宗吾霊堂」をピックアップしてみましょう。

こちらのお寺、一般には「宗吾霊堂」や「宗吾様」と呼ばれて広く親しまれていますが、正しくは、「鳴鐘山・東勝寺 宗吾霊堂」といいます。
その起こりは、桓(かん)武(む)天皇の時代、征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が、房総を平定した時に、
戦没者を供養するために建立したと言われています。

その大本堂の裏手に広がるアジサイ園(えん)には、在来のアジサイをはじめ、
ガクアジサイ、カシワバアジサイなど、およそ7000株が植えられていて、
例年6月上旬から下旬にかけて美しい花を咲かせます。
中でも、白い花が鈴なりに咲くカシワバアジサイは1000株以上植えられていて、これだけ多くの
カシワバアジサイが見られる場所は珍しいそうです。

またアジサイ園には、木のチップが敷かれていて、
雨の日でも快適にアジサイを見て回れるよう整備されていますよ。

そんな「宗吾霊堂」は、東関東自動車道の
佐倉インター、もしくは富里インターからだと、それぞれおよそ20分の場所にあります。

宗吾霊堂へのアクセスはこちら

 
【服部農園あじさい屋敷】6月15日(水)

今朝ピックアップするのは、茂原市にあります「服部農園あじさい屋敷」です。

こちらの施設は、6月1日から7月上旬までの、アジサイが咲く季節だけ開園していて、
2万7000平方メートルという広大な敷地に、250品種・1万株以上のアジサイが色彩豊かに咲き競います。こちらでアジサイが植えられ始めたのは、今から30年前の平成4年度からだそうで、以来、ほかに見ることのできない独創的なアジサイ園を目指して、さまざまな品種が植えられてきました。山の上から下まで、斜面一面を埋め尽くすようにアジサイが植えられているので、どこから見ても、見渡す限り、色とりどりの花を眺めることができます。山一面を覆い尽くすように咲くアジサイは、まさに圧巻ですよ!

ちなみに入園料は、中学生以上の大人は500円、小学生のお子さんは200円です。

そんな「服部農園あじさい屋敷」は、圏央道の茂原長南インターからだと、20分ほどの場所にあります。

服部農園あじさい屋敷 公式HPはこちら

         
【日運寺のアジサイ】6月16日(木)

今朝ご紹介するのは、南房総市にあります「日運寺」です。

今朝ご紹介するのは、南房総市にあります「日(にち)運寺(うんじ)」です。

「日運寺」は昔、「勝栄坊」という真言宗のお堂だったそうです。しかし1264年、日蓮上人がこのお堂に立ち寄った時、当時の住職が日蓮上人の人徳と説法に敬服して、日蓮宗に改宗したと伝えられています。

朱塗りの仁王門は、約300年前の、江戸時代・1726年に建てられたもの。装飾は少なく、彫刻が素朴で、建築当時の特徴をよく表しています。その仁王門から境内にかけておよそ2万株のアジサイが植えられていて、最近では、「房総のあじさい寺」とも呼ばれています。
境内の平地や小高い場所の斜面にも植え込まれていて、例年6月中旬から7月中旬にかけて、訪れる人の目を楽しませてくれます。アジサイに囲まれて浮き立つような朱色の門が、実に印象的ですよ。

そんな「日運寺は」、富津館山道路の富浦インターからだと、25分ほどの場所にあります。

日運寺について詳しくはこちら


【麻綿原高原のアジサイ】6月17日(金)

今週は「千葉県のアジサイの名所」をご紹介してきましたが、最後にピックアップするのは、関東随一の名所として知られる、大多喜町の「麻綿原(まめんばら)高原」です。

麻綿原高原は、標高およそ340メートル。その頂上にあるのが、日蓮宗のお寺「妙法生寺」です。
昭和26年、当時の住職が、寺の周りにアジサイを手植えしたのが始まりで、現在では斜面一面を、およそ2万株のアジサイが埋め尽くしています。

アジサイの開花時期は、気温差から平地より遅く、例年6月下旬から7月中旬まで。
特に7月が見頃だそうです。アジサイの種類は「本あじさい」で、白から淡い青へと変化します。

そんな麻綿原高原は、圏央道の市原鶴舞インターからだと、
県道178号を経由して、およそ60分の場所にあります。高原を歩くときには、山ビルが出ることもります。足元の防虫スプレーなどお忘れなく!

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