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◆ 雨の日のドライブのポイント

2022/6/24 UP!

雨の季節、安全に、そして快適にドライブを楽しむには、気をつけておきたいさまざまなポイントがあるものです。そこで今週は、「雨の日のドライブ」をテーマに、そうしたポイントをチェックしていきたいと思います。

【雨の日の安全運転】6月 20日(月)

まず今朝は、雨の日に、安全にドライブするための基本を、改めて確認しておきましょう!

雨の日、特に安全運転の妨げになるのが、視界の悪さです。ウインドウをたたく雨粒から、視界をできるだけキープできるよう、劣化したワイパーブレードを早めに交換したり、ガラスコートを塗っておいたりして、日頃からの整備を心がけてください。


また、歩行者などを見落とさない注意も欠かせません。特に、ワイパーが届かないフロントガラスの隅は、水滴が残って見えづらいので、そうした所に歩行者などが隠れていないか、よく確認しましょう。

さらに雨の日は、路面も滑りやすくなります。そのため危険を発見してからブレーキをかけても、
停止するまで、いつもより長い制動距離が必要です。そこでスピードを抑え、十分な車間距離を取るようにしましょう。また、急ハンドルや急ブレーキは、スリップにもつながるので、避けるようにしてくださいね。

そして、歩行者の動きも変化します。というのも雨の日は、カサを差しているので周囲が見えづらくなり、視線も足元を向きがちになるため、周囲への注意がおろそかになり、事故に遭いやすくなってしまうんです。カサを差す歩行者の近くを通行する時には、クルマに気づいていないかもしれない…と
考えるようにし、その動きに注意を払うなど、十分気をつけてくださいね。

【ウインドウの曇り対策】6月 21日(火)

雨の日は、フロントガラスやリアガラス、そしてドアミラーにも雨粒が付いて、視界が悪くなります。
ただ、雨の日に視界が悪くなる要因は、それだけではありません。ウインドウガラスが曇ってしまうこともあるためです。

そんな曇りを解消する簡単な方法が、カーエアコンを使うことです。エアコンには除湿効果があるので、設定温度が高くても低くても、曇りを取ることができます。その際には、「外気導入」ではなく、「内気循環」にしておくのも大事なポイントです。雨の日は、外の湿度が高いので、「外気導入」にすると、その湿気を取り込んでしまう可能性がありますからね。

エアコンを作動させれば、しばらくすると曇りは次第に取れていきますが、どうしても多少の時間はかかります。走行に支障があり、フロントガラスの曇りをすぐに取りたいというような場合は、デフロスターを活用しましょう。

デフロスターは、コントロールパネルの中にある扇形に波線が3本描かれたスイッチです。このデフロスターを作動させれば、フロントガラスに温風を吹き付けて、短時間で曇りを取り除いてくれます。そして、普段からガラスを清潔にしておけば、曇りにくくなりますよ。洗剤をつけたタオルでガラス面全体を拭き、カラ拭きを行うぐらいで十分きれいになるので、ぜひオススメします。また、市販の曇り止めスプレーなども便利ですよ!

【車内を極力濡らさない】6月22日(水)

「雨の日のドライブ」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

きのう、ウインドウガラスの曇り対策についてご紹介しましたが、曇りの原因となるのが、車内の高い湿度です。そんな車内の湿度を高くするものといえば、靴や洋服、そしてたたんだカサなどと一緒に持ち込んでしまう水滴です。こうした水滴の持ち込みを、完全に防ぐことは難しいですが、極力持ち込まないように気を付けた方がいいでしょう。

というのも、フロアマットやシートを濡らすことで、カビや雑菌の繁殖につながり、イヤなニオイの原因にもなります。また、車内に持ち込んだ水滴は、安全運転にも影響を及ぼすケースがあるんです。ウインドウガラスが曇ってしまうほか、靴底がゴムや革の場合、水に濡れていると、アクセルやブレーキペダルを踏んだときに、思いがけず、滑ってしまうことがあります。特にペダルの端を踏んだ場合、ペダルを踏み外したりして、大事故にもつながりかねず大変危険です。

そこで対策としては、濡れたカサはそのまま車内に置かずカサカバーなどを利用するようにしましょう。そして、車内に乾いた雑巾などを用意しておいて、乗り込んだ時に、靴底をぬぐうように心がけるといいですね。

たかが雨のしずくと決して思わないこと、安全で快適なドライブのためには、そんな気配りも大切ですよ!

          
【ハイドロプレーニング現象対策】6月23日(木)

雨の日に気をつけたいポイントとして、雨の日に気をつけたいポイントとして、「ハイドロプレーニング現象」という言葉を思い浮かべる人も、やっぱり多いんじゃないでしょうか。

ハイドロプレーニング現象とは、濡れた路面などを走行中に、タイヤの排水機能が追い付かず、タイヤが水の上に浮いたような状態になること。そうなると、ハンドル操作もブレーキも効かなくなります。

そんな状態になったら、誰しもきっと慌ててしまうでしょうが、下手に急ブレーキを掛けたり、ハンドルを切ったりすると、グリップが戻った時に、クルマの挙動が大きく変化し、大変危険です。そこで、クルマが滑り始めたと感じたら、アクセルを少しだけ戻して、できるだけ何もせず、タイヤのグリップが回復するのを待つようにしましょう。

でも、ここで肝心なこと、それは、そんな状態にならないことです。

ハイドロプレーニング現象は、スピードが速いほど起こりやすくなります。特に雨の日の高速道路では、スピードを抑えて走りましょう。また、水深の深い轍を避けて、走るようにするのもポイントです。

もちろん、タイヤの点検も大切です。タイヤの溝が浅くなっていると、接地面の排水がうまくできません。摩耗したタイヤは、早めに交換するようにしてください。そして空気圧が低くなっている場合も、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなりますので、空気圧の定期的なチェックも、ぜひお忘れなく!

【冠水路は通行しない】6月24日(金)


今週のテーマは、「雨の日のドライブ」です。

梅雨、ゲリラ豪雨、そして台風など、これから何かと大雨が多いシーズンです。そんな大雨が降ると、道路が冠水することがありますよね。近年は、首都圏でも毎年のように多発しています。でも、もしみなさんがおクルマを運転中、そんな冠水した場所に遭遇したら「う回」して、なるべく通行しないようにすることが大切です。

というのも、冠水した場所は、水の中の様子を知ることができません。マンホールのフタが飛ばされていたり、水路があったりすれば、タイヤがハマって動けなくなることもあり得ます。また、深さもハッキリ分かりませんので、進入してみたら、意外と深かったということもあるでしょう。さらに、エンジンの吸気口から水が入ったりすると、エンジンが止まってしまうことも・・・。場合によっては、エンジンに深刻な故障が発生することだってありえます。

そして大雨が降った際、特に危険なのが、道路の下などをくぐるアンダーパスです。

こうした場所は周囲から水が集まりやすく、冠水すると水深が深くなりがちです。

実際、そうした場所でクルマが動かなくなり、水没して運転していた人が亡くなる事故も発生しています。絶対、無理に通行しないようにしてくださいね。

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