2022/7/15 UP!
来週から、いよいよお子さんたちの夏休みが始まりますね!感染対策については、まだ気を抜くことはできませんが、それでも、この夏は、おクルマで少し遠出される機会、3年ぶりに増えてくるかもしれませんね。
そこで今週は、「ロングドライブで気をつけたいこと」をテーマに、さまざまな注意点を取り上げていきたいと思います。
【ロングドライブ前は点検・整備が大切】7月11日(月)
まず今朝は、出発前に出来る、トラブル対策です。
みなさんは、夏場、ロードサービスが出動する理由としては、どんなものが多いかご存知でしょうか?
JAF・日本自動車連盟が去年のお盆の時期についてまとめた統計によりますと、一般道では、1位はバッテリーの過放電、いわゆるバッテリー上がりで、2位はタイヤのパンクやバースト、空気圧不足。そして3位が落輪、溝などへの落ち込みでした。
一方、高速道路では、1位がタイヤのパンク、バースト、空気圧不足、2位が燃料切れ、3位が事故、という結果でした。
落輪や落ち込み、事故などは気をつけて頂くしかありませんが、その他の、バッテリー上がりや、タイヤの異常などは、事前に点検を受けて、ちゃんと準備しておけば、防げたはずのトラブルじゃないでしょうか?
特に、普段、短距離しか乗らないおクルマでは表面化しなかったものの、ロングドライブで、思わぬトラブルが表に出てくる可能性があります。そこで、ロングドライブに出かける予定のある方は、事前に、信頼できるカーディーラーなどで、点検・整備を行っておくと、安心ですよ!
【ロングドライブのポイント】7月12日(火)
「ロングドライブで気をつけたいこと」をテーマに今週はお送りしていますが、安全に長距離・長時間運転するためには、いくつかの大事なポイントがあります。今朝は、その辺りをチェックしてみましょう。
まず大切なのが、事前にしっかり準備を整えることです。行先へのルートを確認しておくほか、タイヤの空気圧をチェックするなどして、ちゃんと整備をしておきましょう。また前日に、睡眠を十分とるなど、体調を整えておくことは、安全運転のために欠かせませんよ。
そして運転中は、自分のペースで走ることが重要です。周りのクルマのスピードを気にせず、自分が安心できるスピードで走るようにしましょう。
しかし運転を続けていると、長時間になるほど、肉体的・精神的に、どうしても確実に疲れがたまっていくものです。にも関わらず、そのまま運転を続けていると、集中力や判断力が鈍ってしまったり、いつの間にか居眠り運転をしてしまったりするなど、危険な運転につながる可能性があります。
そこで大切なのが、定期的な休憩です。目安としては、一般道の場合は2、3時間ごとに。そして高速道路なら1、2時間ごとに、それぞれ30分間程度の休憩を取るようにするといいでしょう。その時には、クルマの外で、ストレッチを行うのもオススメですよ。
安全で快適なロングドライブのために、こうしたポイント、みなさんもぜひ、心がけてみてくださいね!
【長距離の運転中 眠気を感じたら】7月13日(水)
ところで長距離の運転で、疲労がたまってくると心配なのが、居眠り運転です。
いうまでもなく、居眠り運転は、大事故に直結するとっても危険な行為です。そこで運転中に、もし眠気を感じた時には、どのようにするのがいいのでしょうか?
まず大切なのは、決して無理に運転を続けないことです。安全な場所にクルマを停めて、できれば、15分から20分程度の仮眠を取りましょう。ただ、あまり深く眠ってしまうと、覚醒するのに時間がかかってしまうので、短い仮眠に留めておくのがポイントですよ。
そして目が覚めたら、軽く体を動かしたり、顔を洗ったりして、しっかり眠気を覚ましてから、運転を再開するようにしてくださいね。
ちなみに、コーヒーや紅茶など、カフェインが入った飲み物を飲んでから仮眠するのもオススメですよ。というのも、カフェインの眠気を覚ます効果は、個人差もありますが、飲んでから15分ほどたってから現れはじめます。そのため、仮眠前に飲んでおけば、目覚めた後、しっかり覚醒できるという訳です。
もちろん、ロングドライブの前日には、睡眠をしっかりとっておくことが、居眠り運転を防ぐためには何より大切です。みなさんも、十分気をつけてくださいね!
【赤ちゃんとのロングドライブ】7月14日(木)
今週お送りしているテーマは、「ロングドライブで気をつけたいこと」です。
ところで、赤ちゃんのいるご家庭では、電車やバスなどの公共交通機関を利用する時、「途中で泣いてしまったら周りの人に迷惑をかけるかも・・・」と気にして、長距離の移動にも、おクルマを利用されるという方、やっぱり多いんじゃないでしょうか?そこで今朝は、そんなドライブ中の赤ちゃんのぐずり対策についていくつかお話してみたいと思います。
まず、車内でのママやパパのイライラは、すぐに赤ちゃんに伝わってしまいます。できるだけ楽しい気分で、ドライブすることが大切です。そのためにお子さんが好きな音楽を流して、ママもパパも一緒に歌えると、きっと楽しいムードになるはず!
また、お気に入りのおもちゃや、新しいおもちゃを用意するのもいいでしょうね。おやつも効果的ですよ。ただ食べ過ぎは、車酔いの原因になりますので、注意してください。
そして特にロングドライブでは、早く目的地に着きたい気持ちも分かりますが、ここは赤ちゃんのペースに合わせて、こまめに休憩を取るようにしましょう。1時間に1回は、クルマを降りて休むと、気分もスッキリするはずです。その際、一緒にお散歩などすると、疲れて車内で眠ってくれるかもしれませんね。
カワイイお子さんとのドライブが、より楽しいものになるよう、いろいろと工夫してみてくださいね!
【ロングドライブでの燃料切れ】7月15日(金)
「ロングドライブで気をつけたいこと」が、今週のテーマです。
月曜日にも少しご紹介しましたが、JAF・日本自動車連盟によりますと、去年のお盆の時期、高速道路におけるロードサービスの出動理由として、多かったものの2位に入っていたのが「燃料切れ」です。燃料切れが起きる原因としては、燃料が残り少ないことを見落としてしまう「うっかりミス」や、
高速道路などで渋滞にはまってしまい、「予想以上の燃料を消費してしまった・・・」といったケースなどが考えられるでしょう。でも、他のトラブルと違い、余裕をもって給油をしておけば、燃料切れは100%防ぐことができます。特に、高速道路でロングドライブする時は、事前に、必ず給油を済ませておくようにしてくださいね。
ちなみに、多くの方が、燃料計のメーターを給油の判断材料にしていると思いますが、残量が半分を切ると、急に減り方が早くなったように感じたことありませんか?
これは、燃料計の構造的なものが原因と考えられます。つまり、メーターは正確な数値を示しているわけではない、ということです。燃料計はあくまで目安と考え、警告灯が点く前に、早めに給油する習慣をつけておきましょうね。
今週は、「ロングドライブで気をつけたいこと」をテーマにお送りしました。
ぜひチェックして、この夏のロング&ワンダフルドライブ、思いっきり楽しんでくださいね!!