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◆ バイクに注意

2022/10/7 UP!

10月、気温や湿度が過ごしやすく、外に出かけたくなるシーズンですよね。
ドライブはもちろん、ツーリングにもピッタリの季節といえますが、その一方で多くなってくるのが、バイクの事故です。

そこで今週は、「バイクに注意」をテーマに、バイクとの事故を防ぐのに気をつけたいポイントを、いくつかご紹介していきたいと思います。

【バイクとの車間距離はしっかりと】10月3日(月)

まず今朝は、バイクとの車間距離についてです。

みなさんご存知の通り、十分な車間距離を取ることは、事故防止のためにとても大切です。でも、前のクルマに対しては、しっかり車間距離を取っているという方も、前を走るバイクに対してはいかがでしょうか?町なかを見ていると、バイクとの車間距離がかなり短いクルマに、しばしば出合います。

その理由の一つとしては、バイクの大きさが関係していることが考えられます。クルマを運転している人からすると、車体の小さなバイクを、つい軽く見てしまう傾向があるようです。車間距離を取る時も、前のバイクとの距離ではなく、その前のクルマとの距離をはかっているのかもしれません。

またバイクは、クルマを追い越して、すぐに先へと行ってしまうことが多いため、それほど注意を払っていないというケースも少なくないようです。しかし、目の前を走っている以上、十分な車間距離を取らなければいけないのは当然のことです。

目の前をバイクが走っている時は、意識して適切な車間距離を取るように心がけてくださいね。

      
【右側方向からのバイクとの出会い頭事故】10月 4日(火)


今週は、「バイクに注意」をテーマにお送りしています。

クルマとバイクの事故で多いのが、交差点での出会い頭の事故です。中でも、信号のない交差点で、クルマの右側から走って来たバイクとの出会い頭の衝突事故が、多く発生しているといいます。その理由の一つは、右側の方が、安全確認がしにくいということが考えられます。

日本では、クルマもバイクも、基本的に道路の左寄りを走行しますよね。すると、右側から来るクルマやバイクは、交差道路の手前側を走ってくることになります。すると、道路の奥側を走ってくる左側からと比べると、角度的に、どうしても確認しづらくなってしまうんです。そこで、信号のない交差点を通過する場合は、交差道路の右方向を、より入念に確認することが大切です。

また、一時停止の標識や標示のある交差点も要注意。時々、停止線を越えて、いきなり左右の安全確認ができる場所まで出てくるクルマを見かけます。しかしその場合、クルマの先端は、すでに交差点の中に出ていて、特に右から走ってきたバイクなどは、避けることができない場合もあるでしょう。

一時停止する時は、停止線で必ず止まり、少しずつクルマの先端を交差道路に出して、自分の存在を周囲にアピール。その上で、左右の状況を確認できる位置まで徐々に進んで再び停止し、安全が確認できたら発進するようにしましょう。面倒に思うかもしれませんが、事故を防ぐためです。十分な安全確認を心がけてくださいね!


【右左折する時は後方を確認】10月5日(水)

今週お送りしているテーマは、「バイクに注意」です。

交差点を左折する時だけでなく、駐車場やガソリンスタンドなど、道路外の施設に入るために左折する際にも大切なのが、左側や左後方の安全確認です。この安全確認を怠ると、左側を走っているバイクなどを巻き込み、事故につながる危険性があります。

この安全確認は、サイドミラーを見るだけではダメですよ。というのも、サイドミラーには映らない死角があるからです。特に左の側面や左後方には、ミラーに映らない範囲がありますので、かならず自分の目で確認するようにしましょう。

そして、こうした安全確認が必要なのは、左折時だけではありませんよ。右折の時にも油断は禁物です。

例えば、やはり道路外の施設に入ろうと、道路の途中で右折するケースを考えてみてください。あなたが右折しようとスピードを落とした時、バイクが後ろを走っていれば、あなたを右側から追い越そうと考えるかもしれません。そんな時に、安全確認もせず右折すれば、接触して事故へとつながることになりますよね。右折の時、まさか後続車が右から追い越してくると思う人は、たぶん少ないでしょう。しかし、実際にそうした事故も発生しているんです。

右折でも、バイクなどが追い越しをしてこないか、必ず確認するようにしましょうね。そして、ウインカーを早めに出すようにして、後続のバイクなどに、自分の意思をしっかり伝えることも大切ですよ!

 
【バイクとの右直事故に注意】10月6日(木)

「バイクに注意」をテーマにお送りしている今週ですが、バイクとの事故でよくあるケースに、右折しようとしたクルマと、直進してきたバイクが衝突する、いわゆる「右直(うちょく)事故」があります。

原因としては、いろいろなことが考えられますが、代表的なものの一つが、バイクの大きさです。バイクは、普通のクルマに比べると車体が小さいため、一見したところ、遠くにあるように見えてしまいます。また、そのスピードについても、実際よりも遅く感じてしまう傾向があるんだそうです。そのため、バイクがかなり接近してきているのに、クルマ側が、「自分の方が先に右折できる」と誤った判断をしてしまうという訳です。交差点にバイクが接近してきている時には、バイクのスピードは予想以上に速いかもしれない、そして思った以上に近づいているかもしれない、と考えて、慎重に判断するようにしてください。迷った時は、バイクが通過するのを待つようにしましょう。

そしてバイクは車体が小さいことで、他のクルマの死角に入ることもよくあります。例えば、対向車、特にトラックなどの大型車が、交差点で右折しようと停止している時には、その陰にバイクが隠れてしまい、発見が遅れがちです。そんな場合は、一気に右折してしまうのではなく、対向車線の状況が見える場所で一旦停止して、対向車をしっかりと確認するようにしてくださいね。

         
【サンキュー事故にも注意】10月7日(金)


今週のテーマは、「バイクに注意」です。

きのう、クルマで右折する時に、対向車線を直進してくるバイクとの右直事故に、十分注意しなければならないことをご紹介しました。この直進してくるバイクとの事故で、もう一つ、気をつけなければいけないシチュエーションがあります。それが、自分が交差点で右折待ちをしていて、対向車が道を譲ってくれた時です。

このような時には「譲ってくれてありがとう」と思うと同時に、「譲ってくれた人を待たせてはいけない・・・」といった心理が働いて、つい一気に右折してしまいがちです。その結果、対向車の横を直進してきたバイクなどと、衝突する危険性があります。こうした事故は、道を譲ってくれた相手に対して、「ありがとう」という思いを抱くことから、「サンキュー事故」などと呼ばれることがあります。ただ道を譲られたからといって、安全が確保されているわけではありません。道を譲られた場合でも、右折をはじめて対向車が見える位置まできたら、一旦停止し、走行してくるバイクなどがいないか、しっかり確認するようにしてくださいね。

今週は、「バイクに注意」をテーマにご紹介しました。ぜひバイクに注意して、秋のワンダフルドライブ楽しんでくださいね!

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