2022/12/30 UP!
ところでみなさんは例年、初日の出を見に行かれますか?一年の健康と幸せを願いつつ拝む初日の出は、やっぱり特別なものですよね。
そこで今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマに、さまざまな情報をお送りしていこうと思います。
【犬吠埼の初日の出】12月26日(月)
まずピックアップするのが、銚子市にあります「犬吠埼(いぬぼうさき)」です。
関東最東端にある犬吠埼は、山頂や離島を除いて、日本で一番早く初日の出が見られるスポットとしても有名ですよね。ただ、離島を除けば、日本の東の端は北海道根室市の納沙布岬(のさっぷみさき)のはず。でも、元旦前後の10日間ほどは、地軸の傾きの影響で犬吠埼の方が早く日が昇るんだそうです。ちなみに、来年の初日の出は、納沙布岬が6時49分。犬吠埼が6時46分となっています。なんだか不思議ですよね。
そんな犬吠埼灯台は、東関東自動車道の佐原・香取インターからだと、国道356号線などを経由して、およそ42キロの場所にあります。お出かけになる場合は、その場の状況に合わせて、マスクの着用や密を避けるなど、基本的な感染対策をお忘れなく。そして、初日の出前後の犬吠埼周辺の道路は、大変混雑して、交通規制も敷かれます。その指示に従うなど、運転には十分気をつけてくださいね。
【鋸山の初日の出】12月27日(火)
今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマにお送りしています。昨日の犬吠埼に続いて、今朝ピックアップするのは、鋸南町(きょなんまち)と富津市の間に位置する、標高約329メートルの「鋸山(のこぎりやま)」です。
断崖絶壁の上から見下ろす「地獄のぞき」や、日本一の高さ31.5メートルの大仏など、見どころいっぱいで、ハイキングスポットとしておなじみの鋸山。実は、初日の出のスポットとしても人気で、元旦には、「鋸山ロープウェー」が朝5時30分から早朝営業運転を行います。山頂駅展望台では、先着200名に限り、温かい飲み物を無料サービスしてもらえるそうですよ。
日の出は6時50分ごろ。房総丘陵から昇るまぶしい朝日を望むことができます。年末年始は空気が澄んでいるため、遠くは真っ白に雪化粧した富士山や、眼下に広がる東京湾など、日が昇るにつれて、刻々と色合いを変えていく荘厳な光景を見ることができますよ。
そんな鋸山は、富津館山道路の富津金谷インターからだと、5分ほどの場所にあります。
【清澄寺の初日の出】12月28日(水)
「千葉県の初日の出スポット」三か所目にピックアップするのは、鴨川市の「清澄寺(せいちょうじ)」です。清澄山の山頂近くに建つコチラは、日蓮聖人が出家をし、日蓮宗を開いた名刹として知られています。そして、初日の出の名所としても有名なんです。
というのも、本堂付近の標高は約310メートル。その高さの分だけ、月曜日にご紹介した犬吠埼より、早く初日の出が見られるとも言われていて、毎年多くの人が、ご来光を求めて訪れているんです。
本堂の南には、「旭が森」と呼ばれる日蓮聖人の銅像が建っている場所があって、ここからの朝日は、「日本の朝日百選」にも選ばれています。まさに、初日の出を見るには、うってつけの場所ですね。
またこのお寺には、国指定の天然記念物「清澄の大杉」をはじめ、文化財も多く点在していて見どころもいっぱい。もし天気が悪くて初日の出が拝めなくても、立派な初詣ができますよ。
そんな清澄寺は、館山自動車道の君津インターからだと、房総スカイライン、鴨川有料道路などを経由して約80分の場所にあります。
【太東埼灯台の初日の出】12月29日(木)
今朝はいすみ市にあります「太東埼(たいとうさき)灯台」をピックアップしたいと思います。
九十九里浜の最南端に位置し、南房総国定公園にも指定されている太東埼。そんな風光明媚な場所に立つこの灯台は、白亜の円筒形で、高さは15.9メートル。その放つ光は、22海里、およそ41キロ先まで照らしているそうです。
この灯台脇の広場からの眺めは素晴らしく、九十九里浜から大原の日在(ひあり)海岸まで眼下に見渡すことができます。「ちば眺望100景」にも選ばれているその景色は、太平洋の水平線を一望することができ、まさに絶景という言葉がピッタリ!東に太平洋を一望する断崖に建っているだけあって当然、美しい初日の出を見ることができますよ。山頂や離島を除けば、銚子の犬吠埼に次いで、全国で2番目に早く、初日の出が見られる、とも言われています。
そんな「太東埼灯台」は、千葉東金道路の東金インターからだと、東金九十九里有料道路、九十九里ビーチラインを経由して、40分ほどの場所にあります。
【九十九谷展望公園の初日の出】12月30日(金)
千葉県の初日の出スポット、ラストにピックアップするのは、君津市にあります「鹿野山九十九谷(かのうざんくじゅうくたに)展望公園」です。
マザー牧場がある場所としても有名な鹿野山は、標高379メートルで、千葉県内では、愛宕山(あたごやま)に次いで、2番目に高い山。その山頂に展望公園が設けられています。この公園の眼下に広がるのが、房総丘陵。機重にも連なる山並みはまさに絶景で、それらを「九十九谷」と呼んでいます。
「ちば眺望100景」に選ばれているこちらも、初日の出スポットとしては有名で、とにかくその眺めが素晴らしいんです。というのも、冬の寒い時期には、条件が揃うと眼下に雲海が広がり、山々と雲海が織りなす景色は、まさに墨絵の世界!そんな幻想的な初日の出を見られるスポットは、県内でもそうはありません。
そんな「鹿野山九十九谷展望公園」は、館山自動車道の君津インターからだと、25分ほどの場所にあります。
今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマにご紹介しました。
お出かけになる場合は、その場の状況に合わせてマスクの着用や密にならないなど、基本的な感染対策をお願いします。
それでは皆さん、どうぞ良いお年を!!
2022/12/23 UP!
クルマを運転している時、みなさんも歩行者との事故に、十分気をつけていると思います。ただ、歩行者のほうが意外な動きをすることもあって、思わぬ事故へとつながるケースがあるものです。
そこで今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げてみたいと思います。
【酔客との交通事故に注意】12月19日(月)放送
まず今朝は、この時期とくに気をつけたい「お酒を飲んで酔った歩行者との事故」です。
お酒を飲んで足元がおぼつかなくなった人は、突然よろけたり、周囲の安全を確認せずに、道路を渡ったりすることがあります。とりわけ夜は、飲食店が多いエリアを通行する場合、歩行者の動きに十分注意しましょう。また、見た目にも酔っていることが分かる人の近くを通行する際は、十分な距離をあけるようにし、突然の動きに対応できるようにしてくださいね。
さらに、もう一つ気をつけなければいけないのが、酔ったまま、路上で寝ている人です。夜間においては、路上で寝ている人がいても、そうとは気づかず、轢いてしまう事故が多く発生しています。そこでもし運転中、前方の路上に「何かある」と思ったら、安易に踏み越えないようにすることが大切です。そして、それが人だと分かったら、後続車にひかれる可能性があるので、そのまま放置していかないようにしてくださいね。110番に通報して、できれば警察官が到着するまで保護し、安全を確保してあげるようにしましょう。
【ジョギング中の人に注意】12月20日(火)放送
今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにお送りしています。
みなさんの中にも、健康のために毎日ジョギングをしているという方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。ただ、こうした人々とクルマの交通事故が、意外と起きているようなんです。ですからドライバーの方も、ジョギングされる方への十分な注意が必要です。
まず、注意すべきは「時間帯」。ジョギングをされる方が、お仕事をされている方なら会社に行く前や帰って来てからつまり、早朝や夕方の時間帯に走られている方も多いでしょう。この日の出、日の入り時間の前後など、辺りが明るくなってきたり、暗くなりはじめたりする時間帯は薄暗く、どうしてもモノが見えづらくなり、ドライバーにとっては、危険の発見が遅れがちになる時間帯と重なります。そこで、ドライバーの方は、ジョギングしている人などを見落とさないように、日の出前後なら、しっかりと周囲が明るくなるまでライトを点灯し、そして日没前後なら、早めにライトを点けることを心がけるようにしてくださいね。
また、ジョギングしている人は、走っているペースをできるだけキープしたいと思うものです。前を歩行者などが歩いていると、それを避けるために、道路上へ突然出てくることもあります。中には、赤信号を無視する人もいるようです。
みなさんも運転中に、ジョギングをしている人を見かけたら、その動きにも十分注意を払うようにしてくださいね。
【イヤホン・ヘッドホンをしている人に注意】12月21日(水)
「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマに、今週はお送りしています。
ところで、音楽が好きで、日頃からイヤホンやヘッドホンで聞いているという方、多くいらっしゃるでしょう。でも、これが歩行中となると、事故の原因になる可能性があります。
まず、周囲の音が聞こえづらくなるので、クルマが接近してきても、エンジン音などが聞こえず、クルマに気づかないことがあります。そのため、歩行者が思わぬ行動をとることがあるんです。また、音楽に集中してしまうと、周りの交通に対する注意力が低下することもあります。クルマの接近だけでなく、前方に信号機があっても、それに気がつかないことさえあるものです。ということで運転中、イヤホンやヘッドホンをしている人がいたら、エンジン音やクラクションが、聞こえていると思うのは危険です。近くを走行する時には、聞こえていないことを前提に 注意して通行するようにしましょう。
ただ最近は、ワイヤレスのイヤホンをしている人も多く、見た目には、音楽を聴いているのか分かりづらいケースも少なくありません。クルマへの反応が悪いと感じたら、イヤホンをしているかもと考えてくださいね。
そして、歩行者のみなさんについても、音楽を聴きながら歩く行為自体は禁止されていませんが、
どうしても事故の危険性が高くなります。実際に交通事故になった場合には、歩行者の過失が認められるケースもあります。歩きながら、音楽を聴くのは、なるべく避けるようにしてくださいね。
【雨の日の歩行者の動きに注意】12月22日(木)
今までまっすぐ歩いていた歩行者が、なにかのきっかけで、突然、思わぬ行動をとることがあります。
そうしたきっかけの一つが、雨です。
例えば、雨が降り始めた時、カサを持っていない人は、少しでも濡れないようにと、早く目的地へ行こうとしたり、適当な場所で雨宿りをしようと、先を急ぐことがあります。すると、安全確認を十分にしないで道路を横断したり、赤信号で交差点を渡ったりすることもあるものです。
雨の降り始めだけではありません。
カサを差していると、周りが見えづらくなりますよね。また、足元の水たまりに気を取られて、周囲への注意がおろそかになり、クルマの接近に気づくのが遅れることだってあります。
そこで雨の日、歩行者の近くを通行する時には、速度を落とし、十分な距離を取るなど、歩行者の急な動きにも対応できるようにしましょう。さらに、歩行者の前方に大きな水たまりがあったりすると、それを避けようと、不意に車道側へ出てくる可能性もありますし、狭い歩道で、カサを差した歩行者同士がすれ違うのが難しい場合、やはり車道に出てくることもあるでしょう。
ドライバーの皆さん、歩行者が歩道を歩いている場合であっても、その動きには十分気をつけてくださいね。
【雪・凍結の日にも歩行者に注意】12月23日(金)
今週は「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにお届けしてきました。
昨日「雨の日の歩行者の動きに注意しなければいけない」とお話ししましたが、これからの季節、雪の日や、路面が凍結するような寒い日にも注意が必要です。
雪が降った日、そしてそれが凍結した翌朝などには、歩行者の転倒が多くなります。そんな時、倒れた人や、避けようとした人が車道側に出てくる可能性がありますので、安全な距離を取ったりして、十分に気をつけましょう。もちろんそんな日には、冬用タイヤを装着するなど、クルマ自体のスリップ防止にもつとめてくださいね。
また大雪が降った後など、道路脇に除雪した雪が積み上げられます。すると歩道がふさがれたりして、道幅が狭くなってしまいますよね。そんな時、歩行者はどうしても、道路の中寄りを歩くことになります。そうした歩行者らは、クルマに近いところで急に雪を避けたり、滑って転倒するなどして、思わぬ動きをすることがあります。そこでその側を通行する場合も、歩行者の動きに注意し、十分スピードを落として、しっかり間隔を取るよう心がけてください。
今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにご紹介しました。
2022/12/16 UP!
12月も中旬となりました。新型コロナ第8波の拡大が懸念されていますが、やはり年末年始は、何かとお酒を飲む機会が多くなるんじゃないでしょうか?
でも、お酒を飲んだら、絶対にクルマを運転してはいけません。
云うまでもなく飲酒運転は、重大な交通事故につながる犯罪行為です。
そこで今週は、「飲酒運転は絶対ダメ!」をテーマに、その危険性などについて、改めて取り上げたいと思います。
【お酒を飲むとどうなる?】12月12日(月)
まず、お酒を飲んでクルマを運転すると、なぜ事故を起こしやすくなるんでしょうか?
アルコールは、摂取すると脳の働きを麻痺させる作用があります。そして顔が赤くなるほか、おしゃべりになる、視力が低下するなど、さまざまな変化が表れるのは、皆さんもご存知の通り。さらに、知覚や運動能力をつかさどる部分にも影響して、同じ話を繰り返したり、歩くとふらついたりします。
このようにアルコールの影響が出ると、安全運転に必要な情報処理能力や注意力、判断力などが、低下した状態になっていきます。
そのため、気持ちが大きくなってスピードを出し過ぎたり、危険に気づくのが遅れたりすることに。たとえ危険に気づいても、ブレーキペダルを踏むまでに時間がかかるなど、交通事故へつながる危険性が高くなってしまうんです。
これは、その人がお酒に強い弱いは関係ありません。また、ほんの少ししか飲んでいない場合でも、必ず脳に影響します。ということで皆さん、お酒を飲んだら、絶対にクルマを運転してはいけませんよ!
【酔いを醒ます方法はある?】12月13日(火)
きのう、アルコールが体にどんな影響を与えるかをお話しました。
でも、「私はお酒に強いから、少しぐらいなら飲んでも、運転して大丈夫!」なんて思っている人、いませんか?しかしそれは、単なる思い込みにすぎません。どんなにお酒に強いという人であっても、少しでもアルコールを摂取すると、脳に確実に影響を及ぼすことが、さまざまな実験や調査で明らかになっているんです。自称「お酒に強い人」は、その点、お間違えのないように。
飲酒運転に関しては、他にもいろいろと、自分勝手に間違った、同じような思い込みがあります。飲んだあと、「少し仮眠を取れば大丈夫!」というのも、昔からよく耳にしますが、大間違いです。
アルコールは分解するのに、思った以上に時間がかかるもの。逆に眠っている方が、アルコールの分解スピードが遅くなるんです。1、2時間寝たくらいで、アルコールが抜けることはありませんよ!
「シャワーや熱いお風呂に入ると、アルコールが抜ける」なんてお話もよく聞きますよね。でもこれも、まったく医学的な根拠はありません。むしろ、お酒を飲んで熱いお風呂やシャワーに入るのは、脱水状態になって、悪酔いや血行障害を起こす可能性があり、かえって危険です。お酒を飲んでの入浴は、避けましょうね。
アルコールを短時間で分解するのに、特別な方法はありません。根拠のない理由を付けて、クルマを運転することのないよう、皆さんも十分気を付けてください!
【アルコールの分解にかかる時間】12月12日(水)
今週お送りしているテーマは、「飲酒運転は絶対ダメ!」です。
きのう、アルコールを摂取すると、体内で分解されるまで、かなり時間がかかるということをご紹介しました。では、一体どのぐらいしたら、アルコールは分解されて、体から抜けるんでしょうか?
アルコール摂取量の基準の一つとされるのが、「1単位」と呼ばれる量です。
これは純アルコールに換算すると20グラムで・ビールでは500ミリリットル・日本酒なら1合=180ミリリットル、チューハイだと7%のもので350ミリリットルが、だいたい同じアルコール量となります。
この1単位のアルコールを、体内で分解するのにかかる時間は、体質や体重、体格、年齢、性別などにもよりますが、目安として4時間から5時間とされています。
もし、ビール1本とチューハイ2杯を飲んだ場合はどうでしょうか?
合計3単位、つまり「×3」となり、12時間から15時間が目安に。つまり半日以上、アルコールが体内から消えない計算です。お酒が好きな方なら、このぐらいの量だと、きっと無理なく飲めてしまうことでしょう。
ということで、特に夜、お酒を飲むときには、翌日の運転の予定も考えて楽しむようにしましょう。
例え少量であっても、運転する12時間前までには、お酒を飲み終えるのが理想的。眠れば、アルコールがリセットされる訳じゃないこと、くれぐれも忘れないでくださいね!
【飲酒運転の厳しい罰則】12月15日(木)
「飲酒運転は絶対ダメ!」をテーマに、今週はお送りしています。
飲酒運転は、交通事故を起こすと、死亡事故など重大事故に直結することが多い危険な行為です。それだけに、厳しい罰則が定められています。今朝は、そうした罰則についてチェックしておきましょう。
まず飲酒運転は、「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の2つに分類されること、皆さんもご存知だと思います。
「酒気帯び運転」とは、呼気の中のアルコール濃度が、1リットル当たり0.15ミリグラム以上の状態をいいます。さらにアルコール濃度が、0.25ミリグラム以上含まれている場合は、より重い行政処分が下されることになっているんです。
一方、「酒酔い運転」というのは、呼気などに含まれるアルコールの濃度には関係ありません。
酒に酔って、運転が困難だと思われる状態であれば、「酒酔い運転」ということになります。
だからお酒が飲めない人であれば、たとえ呼気のアルコール濃度が0.15ミリグラム未満であっても、
酒酔い運転に当たることがあるんです。
では、それぞれの罰則はといいますと・・・、
「酒気帯び運転」では、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となっています。
違反点数は、アルコール濃度が0.15ミリグラム未満なら、13点で、90日間の免許停止。
0. 25ミリグラム以上の場合は25点で、一発で免許取り消しです。
一方、「酒酔い運転」の場合は、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金
違反点数は35点で、もちろん免許取り消しです!
みなさん、その罰則の重さ、改めて認識しておきましょうね!
【飲酒運転は本人以外も罰せられる】12月16日(金)
きのう飲酒運転の罰則についてご紹介しましたが、処罰されるのは、運転した本人だけではありませんよ。
例えば、お酒を飲んだことが分かっている人にクルマを貸した場合には、飲んだ本人と同じ罰則が適用されます。つまり、「酒気帯び運転」で3年以下の懲役、または50万円以下の罰金。「酒酔い運転」の場合なら、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金となります。
そして、クルマを運転する人にお酒を提供した場合も、処罰されます。ドライバーが「酒気帯び運転」をした場合は、2年以下の懲役、または30万円以下の罰金。「酒酔い運転」なら、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が、提供者に科せられます。
さらに、お酒を飲んでいると分かっている人のクルマに乗せてもらった人も、処罰の対象です。「酒気帯び運転」なら、2年以下の懲役、または30万円以下の罰金。「酒酔い運転」なら、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となります。
どれも実に厳しい内容だということが、分かりますね。それだけ飲酒運転が、絶対に許してはいけない重大な犯罪行為である、ということの表れです。
今週は、「飲酒運転は絶対ダメ!」をテーマにお送りしました。
2022/12/9 UP!
12月に入って、街は一気にクリスマスムードですね。
そこで今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をテーマに、気になる各地を取り上げていきたいと思います。
【マザー牧場のイルミネーション】12月5日(月)
初日のきょうピックアップするのは、富津市の「マザー牧場」です。
イルミネーションが行われる園内の「山の上エリア」は、標高300メートル。天気が良ければ、富士山が山頂までくっきり見えるんです。夕方、赤く染まった空をバックに浮かぶ富士山は、ずっと見ていたくなるほどの絶景です。
そして、カラフルな光の花が楽しめる「光の花畑」からは、東京湾の夜景を一望することもできますよ!
さらに、フォトスポットの充実ぶりも必見です。国内初の円形チューブのイルミネーショントンネル「虹色ワープホール」や、寄り添って座りたくなる「ハートのベンチ」など、どこで撮っても映えること間違いなしです。
毎年好評のあったかグルメだって、もちろんあります!この時期しか味わえない「名水もち豚のせいろ蒸し」やマザー牧場の人気メニュー「ジンギスカン」が90分間食べ放題で楽しめるんです。
そんな「マザー牧場」は、館山自動車道の君津インターからだと、国道127号線を経由して、約14キロの場所にあります。イルミネーションの開催は、来年3月5日までの土日祝日および、12月28日から新年1月4日までは毎日行われます。時間は、午後4時から7時30分までです。
※マザー牧場:所在地:〒299-1601千葉県富津市田倉940−3/電話0439-37-3211
(マザー牧場の公式ホームページはこちら)
【東京ドイツ村のイルミネーション】12月6日(火)
今朝ピックアップするのは、県内のイルミネーションスポットとしては、もう大定番!袖ヶ浦市にあります、「東京ドイツ村」です!
今シーズンのイルミネーションのテーマは、「Fun! 〜 光る笑顔に福来たる 〜」。
およそ5万平方メートルという広大な敷地に、300万球のイルミネーションが輝き、昼間の雰囲気とは全く違う世界がド~ンと広がります!コンセプトは「移動遊園地」で、大きなメリーゴーラウンドのゲートをくぐると、そこは一面、イルミネーションの世界。全長70メートルもの元祖虹のトンネルをはじめ、音楽に合わせてイルミネーションが変化する「光と音のショー」や、電動カートで恐竜のすみかを巡る「ジュラジャーマンライド」など、ワクワクを詰め込んだ演出は見どころいっぱい!さらに、本場中国から上陸した「チャイナランタン」は、大小さまざまな作品が飾られ、あたたかな光を放ちます。
そんな東京ドイツ村は、館山自動車道の姉崎袖ヶ浦インターからだと、一般道を5分ほど走った場所にあります。ウインターイルミネーションは、来年3月19日・日曜日まで毎日開催!ライトアップは日没から午後8時までです。
※東京ドイツ村:〒299-0204 千葉県袖ケ浦市永吉419/ 電話0438-60-5511
(東京ドイツ村の公式ホームページはこちら)
【大山千枚田の棚田のあかり】12月7日(水)
きょうピックアップするのは、鴨川市にあります「大山千枚田」です。
日本の棚田百選にも選ばれている「大山千枚田」。3.2ヘクタールに375枚を数える棚田が階段状に並んでいて、日本の原風景ともいえる素晴らしい田園風景が広がっています。東京から一番近い棚田として有名ですね。現在は「棚田のオーナー制度」を導入していて、都会の人に棚田を貸し出す取り組みなども行われています。
でも、そんな棚田とイルミネーションって、ちょっと結びつかないという方、いらっしゃるかもしれませんね。10月下旬から行われている、この「棚田のあかり」と題したライトアップイベント、大山千枚田を舞台に、LEDキャンドル1万本で、棚田を一つひとつ囲むように飾りつけているんです。しかも、ライトが15分ごとにオレンジ・青・緑・紫と4色に変化して、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
そんな大山千枚田は、富津館山道路の鋸南保田インターからだと、県道34号線を鴨川方面へ15キロほど行った場所にあります。ライトアップは、来年1月9日・月曜日まで毎日開催。時間は、午後5時頃から8時頃まで、およそ3時間です。
※大山千枚田:所在地 千葉県鴨川市平塚540/電話 04-7099-9050
(大山千枚田保存会の公式ホームページはこちら)
【千葉ポートタワーのイルミネーション】12月8日(木)
今朝ご紹介する「千葉県のイルミネーションスポット」は、千葉市のランドマークともいえる、中央区の港にそびえ立つ「千葉ポートタワー」のクリスマスイルミネーションです。毎年冬の風物詩となっている、高さ100メートル・幅30メートルのタワー壁面に映し出される巨大クリスマスツリー!3500個もの電球やソフトネオンが、今年も、千葉の海辺の夜空を華やかに彩ります。また、30分ごとに音楽に合わせてツリーの形が変化し、壁面いっぱいに点滅するライトは、まるで、冬の空から静かに舞い降りる雪のように、ロマンチックで暖かいホワイトクリスマスを演出します。そして12月25日と、それまでの毎週土曜日は、千葉港にひしめく数々の工場夜景と、タワーのクリスマスイルミネーションを、観光船に乗って船の上から楽しめる特別ナイトクルーズを実施。お得な共通パスも発行していますよ!
そんな「千葉ポートタワー」は、京葉道路・松ヶ丘インターからだと約15分の場所にあります。「クリスマスイルミネーション」は、12月25日・日曜日まで、毎日開催。点灯時間は、午後5時から9時までです。
※千葉ポートタワー:所在地 〒260-0024 千葉県千葉市中央区中央港1丁目/電話:043-241-0125
千葉ポートタワーの公式ホームページはこちら
【ルミラージュちば】12月9日(金)
「千葉県のイルミネーションスポット」最終日の今朝取り上げるのは、千葉都心で行われる
恒例のイルミネーションイベント、「ルミラージュちば」です。
今回は、イルミネーションと一緒にさまざまな催しが楽しめる企画、「YORU MACHI(ヨル・マチ)」も3年ぶりに開催されます。
中でも注目は、千葉市中央公園に、およそ400平方メートルの、国内最大級、合成アイススケートリンクの復活!プロアスリートも使用する、世界最高品質の合成アイスでできたスケートリンクは、転んでも濡れず、冷たくならないので、アイススケートは初めてという方でも、安心してチャレンジできますよ!
また、イルミネーションラウンジもあって、スケートリンクとイルミネーションが創り出す幻想的な空間のなかで、体が温まるフードやドリンクを楽しめます。
「ルミラージュちば」の開催期間は、来年3月12日・日曜日まで。点灯時間は、午後5時から10時まで、です。
基本的な感染対策はお忘れなく、ライトアップとスケート、お楽しみください。
今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をテーマに、ご紹介しました。
内容は、ベイエフエムのホームぺージや、ラジコのタイムフリーでも確認できます。
ぜひチェックして、冬のワンダフルなドライブ、目いっぱい楽しんでくださいね!
※ルミラージュちば:千葉市中央公園&千葉駅前大通り&通り町公園
YORUMACHI ルミラージュちばホームページはこちら
お出かけの際は基本的な感染対策をお忘れなく!
2022/12/2 UP!
「交通事故」は、ここ数年、減り続けているとはいえ、昨年も全国で30万件以上発生しました。事故のケースは、状況によりさまざまありますが、中でも、被害や周囲への影響が大きいものの一つが、踏切事故ではないでしょうか。それだけに踏切では、十分な注意が必要です。
そこで今週は、「踏切に注意」をテーマに、事故を防ぐための注意点などを、お伝えしていきたいと思います。
【踏切を通過する際の基本】11月28日(月)
初回の今朝は、踏切を通行する時の基本について、改めてチェックしておきましょう!
まず踏切を通過する時には、停止線やその直前で必ず一時停止し、場合によっては窓を開けるなどして、目と耳で安全を確認しなければいけません。前のクルマに続いて通過する時でも、ちゃんと一時停止を行い、安全確認をしてくださいね!このとき、警報器が鳴り始めていたり、遮断機が下り始めていたりするのに、強引に進入するようなことは、絶対にしてはダメですよ。
そして踏切に進入する前に、必ず確認しなければいけないのが、渡った先に、自分のクルマが入れるスペースがあるかどうかです。前が混雑しているのに無理に渡ると、踏切の中で立ち往生することになり、大変危険です。マニュアル車の方は、途中でのエンストやスリップを防ぐために、「1速」のまま、変速しないで一気に通過するようにしましょう。
また、歩行者や対向車に十分注意して、落輪しないようにやや中央寄りを通ることも、大切なポイントですよ!
【踏切に閉じ込められたら】11月29日(火)
もし踏切を渡っている途中に、遮断機が下りて、中に閉じ込められてしまったら、みなさんはどうしますか?
もちろんそうなったら、速やかに脱出しなければいけませんよね。
クルマが動かせる場合、ぜひ試して頂きたいのは、そのまま前進して、遮断棒をゆっくりクルマで押すことです。遮断棒はクルマで押しても折れずに、根本から斜め上に曲がるようになっているものが多く、クルマで押し切れば、脱出することができます。でも、「遮断棒が折れたらどうしよう・・・」とか、「クルマに遮断棒が当たって、キズが付くのがイヤ・・・」など、この状況で、そんなことを考えている猶予はありません。また、もしそうなったとしても、電車と衝突する損害と比べると、費用ははるかに安く済むはずです。列車との衝突を避けることを最優先に考えましょう。
もちろん、踏切の中に閉じ込められないようにするのが一番大切です。警報が鳴り始めたら、踏切には絶対に進入しないでください。また、前方が混雑している場合など、渡り切った先に、自分のクルマが入れるスペースがない場合も、踏切に入ってはいけませんよ。
踏切には、渡りきるまでに距離のあるものや、ふたつの踏切が連続していて、その中間に停止ゾーンがあるものなど、見極めが難しいものもあります。
決して無理はせず、しっかり安全を確かめてから、渡るようにしてくださいね。
【踏切で動けなくなったら】11月30日(水)
遮断機が下りて、踏切に閉じ込められてしまった場合の対処法は、列車との衝突を避けることを最優先にできれば車を前進させて脱出すること、とご紹介しましたが、踏切では、落輪したり、故障したりして、まったくクルマが動かせなくなってしまうこともあり得ます。
そんな時、まず何より先にしなければいけないのが、警報器付近に取り付けられている非常ボタンを押して、列車の運転士に、危険を知らせることです。
ところが、このボタンを押すことに、強く抵抗を感じる人が少なからずいるようです。でも、ぐずぐずしている余裕はありません。場所によっては、遮断機が下りてから、15秒ほどで列車が来ることもあるといいます。列車はすぐには止まれませんから、一刻も早く、行動に移すことが大切です。
ただボタンを押したからといって、踏切より前で、列車が必ず停車できるとは限りません。ボタンを押したことで安心して、踏切に入ったり、クルマに戻ったりすることは、絶対しないでくださいね。そして非常ボタンを押したら、そのボタン付近に表示されている連絡先へ、電話するようにしましょう。
ちなみに、もし踏切に非常ボタンがない場合は、クルマに積んである発炎筒を使って、列車に危険を知らせるようにしてください。もちろんその時も、踏切や線路の中にいてはいけませんよ!
【踏切で他にも気をつけたいこと】12月1日(木)
今週お送りしているテーマは、「踏切に注意」です。
列車との事故防止に加え、踏切を通過する時には、他にもいろいろ気をつけなければいけないポイントがあります。
まず踏切は、クルマだけでなく、多くの歩行者や自転車も行き交います。中には、踏切を斜めに横断する人も少なくありません。クルマで通過する時は、歩行者や自転車の動きに、よく注意するようにしましょう。もし、歩行者や自転車が多くて混雑している場合は、先に渡ってもらい、踏切の中がすいてから、通行するようにしてくださいね。また踏切の幅が狭く、対向車とすれ違うのが難しい場合にも、踏切の手前で停止して、対向車が通過してから進むようにしましょう。譲り合いの気持ちが大切ですよ。そして、踏切のレールの部分は、ご存知の通り、鉄で出来ています。雨や雪の日は、スリップしやすいので、スピードを出し過ぎたりしないように気を付けてください!
最後に、踏切を通過する道路は、線路に向かって、小さなのぼり坂になっていることがあります。そうした場所で、夜間踏切待ちをしていると、下向きのロービームでは、対向車に真っすぐライトが当たってしまうことがあるんです。夜間の踏切待ちでは、対向車のドライバーさんを眩惑しないよう、ヘッドライトを消すなどの配慮をお願いします!
【踏切の警報器は故障するかも】12月2日(金)
テーマは、「踏切に注意」です。
28(月)にもご紹介しましたが、踏切を通行する時には、一時停止して、安全確認をしてから渡るのが、交通ルールです。
しかし今や、ほとんどの踏切に警報器や遮断機が付いていますから、「警報器が鳴っていないなら、大丈夫なんじゃない?」と、減速だけして、踏切を渡ってしまうクルマをよく見かけます。ただ、この踏切の警報器、100%信じていいんでしょうか・・・?
実は去年の6月、大阪府堺市で、こんなことがありました。南海電鉄高野線で、急行電車が、遮断棒が上がったままの踏切を通過し、その直後、緊急停止したというんです。これは電車の接近や通過を検知する装置が正常に作動していなかったのが原因。
電車の運転士は、踏切のおよそ100メートル手前で、横断しているクルマに気がつき、警笛を鳴らして非常ブレーキをかけたそうです。しかし結局停止できたのは、踏切を60メートルも通過した後でした。
もし後続車がいれば、事故になっていたかもしれませんね。
こうした踏切装置の故障は、そう起こることではありませんが、過去にも例がない訳ではありません。
ということで、踏切の手前では、やはりちゃんと停止して、目視で、そして見通しが悪ければ音も聞いて、安全確認を怠らないことが大切ですね。
今週は、「踏切に注意」をテーマにご紹介しました。
踏切での事故は周囲に大きな影響や被害を与えます。通行するときは充分注意して、ワンダフルドライブ、続けてくださいね。