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◆ 安全運転5則をおさらい!

2023/1/6 UP!

2023年最初の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」!
今年も、安全で快適なカーライフをサポートするさまざまな情報を、週替わりのテーマに沿ってご紹介していきます!

では早速ですが、みなさんは、「安全運転5則」ってご存知ですか?これは1980年、無謀な運転による交通事故防止を徹底するキャンペーンとして、警察が定めたものです。みなさんも、教習所や運転免許試験場などで、目にされたことはあるはず。でも、ちゃんと覚えていないという方、多いでしょうね。

そこで今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマに、各項目について、お話していきたいと思います。

【安全速度を必ず守る】1月2日(月・振休)

まず最初に「安全速度を必ず守る」

ここでいう「安全速度」というのは、法定速度や制限速度のことではありませんよ。決められた速度の範囲内であっても、道路や交通の状況、天候や視界の良し悪しによって、安全に運転できる速度は変わります。それが「安全速度」です。

例えば、朝の通学時間、子供たちが大勢登校しているような狭い道路では、たとえ制限速度が40キロだったとしても、その速度で走っていい訳ではありませんよね。子供たちの動きに十分注意を払いながら、飛び出しなどがあっても、すぐ対応できるように、速度を抑えて通行しなければいけません。その他、天気が悪くて見通しが悪ければ、慎重にゆっくりと走ったり、狭い道では徐行したりするなどの対応が必要です。

そんな「安全速度」を、皆さんも今年一年、常に意識しながら運転するようにしてくださいね!

【カーブの手前でスピードを落とす】1月3日(火)

新年のスタートとなる今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマにお送りしています。今朝取り上げるのは、「安全運転5則」の2つ目、「カーブの手前でスピードを落とす」です。

クルマがカーブを曲がる時に、カーブの外に向かって働く力を何というか、皆さんはお分かりですよね? ・・・ そう、遠心力です。実はこの遠心力、速度の2乗に比例して大きくなっていきます。つまり、同じカーブであっても、スピードが2倍になれば、遠心力は4倍に大きくなってしまうんです。

そのため、カーブを曲がる時にスピードを出し過ぎると、遠心力がより大きくなって、クルマが対向車線にはみ出したり、カーブを曲がり切れなかったりして、事故につながる原因となってしまいます。

特に下り坂のカーブでは、加速がついてどんどんスピードが速くなってしまうためオーバースピードになりがちで、その分、遠心力も大きくなります。しかしカーブの途中で、むやみにブレーキをかけるのは、車体が不安定になり、スリップの原因になるといいます。そこでカーブに入る前に十分に減速し、少しずつアクセルを踏みながら、カーブを通過するのがポイントだそうですよ。

大きな遠心力がかかるのは、一緒に乗っている人にとっても、恐怖感があり、また不快なものです。

皆さん、カーブの前では、十分な減速をお忘れなく!

【交差点では必ず安全を確かめる】1月4日(水)

さて今朝は、「安全運転5則」の3つ目、「交差点では必ず安全を確かめる」についてお話したいと思います。

警察庁が発表している統計によりますと、令和3年に全国で発生した、30万5196件の交通事故のうち、交差点内や交差点近辺で発生した件数は、17万2656件だったそうです。その割合は、およそ56%。実に半数以上が、交差点内やその近辺で発生しています。さまざまな方向から人や乗り物が集まる交差点やその付近は、最も多く交通事故が発生する場所といえます。

そうした場所での事故を防ぐためには、「必ず安全を確かめる」ことが大切です。一時停止の標識や表示のある場合は、必ず停止線で止まって、安全を確認しましょう。またそれだけでなく、そうした標識や表示がない交差点でも、できるだけ一時停止などして、安全を確認するようにすれば、事故は防げるはずです。

ですが、ドライバーさんの中には、「クルマや歩行者は出てこないだろうと思った…」とか、「道を譲ってくれるだろうと思った…」などと勝手に思い込む、いわゆる「だろう運転」をし、事故に遭う人が依然少なくありません。


ぜひ交差点では、常に「危険があるかもしれない」と考え、必ず、十分な安全確認をするようにしましょうね!

【一時停止で横断歩行者の安全を守る】1月5日(木)

今週お送りしているテーマは、「安全運転5則をおさらい!」今朝は、4つ目「一時停止で横断歩行者の安全を守る」についてお話したいと思います。

まず、クルマを運転中、前方に信号機のない横断歩道があったら、皆さんは、どんなことに気をつけますか?このコーナーでも何度かお伝えしていることなので、リスナーの皆さんなら、きっとお分かりですよね。

まず、横断歩道を渡っている人や、渡ろうとしている人がいた場合は、必ず横断歩道の手前で一時停止し、歩行者などに道を譲るのが交通ルールです。

でも、横断歩道を誰も渡っていないからといって、油断してはいけませんよ。横断歩道付近に明らかに誰もいない時以外は、横断歩道の手前で停止できるように、速度を落として走行することが、決まりなんです。

さらに、横断歩道がある場所だけじゃありません。横断歩道のないところを歩行者が横断している時も、一時停止や徐行をして、歩行者の安全を確保するようにしましょう。

クルマを運転していると、ついクルマ側の都合で周囲を見てしまうことがあります。道路上では、歩行者の安全を確保することが、何といっても最優先だということ、ドライバーの皆さん、くれぐれも忘れないようにしてくださいね!

【飲酒運転を絶対にしない】1月6日(金)

最後の五つ目となる今朝お話するのは「飲酒運転を絶対にしない!」です。

年末にも、5日間に渡ってお伝えしましたし、今さら言うまでもないことでしょうが、飲酒運転は絶対にしてはいけませんよ!

アルコールは、ほんのわずかでも摂取すると、脳の働きを麻痺させ、運転に必要な注意力や判断力を低下させます。さらに、危険に直面してもブレーキ操作などに遅れが出るなど、交通事故へつながる危険性が、グンと高くなってしまいます。1月は、新年会などが多い時期ですが「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」を、必ず徹底してくださいね!

また、気をつけなければいけないのは、ドライバーさんだけではありません。クルマを運転する人にお酒を飲ませたり、飲酒運転の人のクルマに乗ったり、さらにお酒を飲んでいる人にクルマを貸したりしても、同様に罰せられることになります。飲酒運転は、悲惨な死傷事故につながる、重大な犯罪行為だということを、片時も忘れないでくださいね!

今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマにご紹介しました。
ぜひチェックして、2023年もワンダフルなドライブ、楽しんでくださいね!

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