2023/7/21 UP!
さあ、いよいよ夏本番ですね。海の日の祝日「さっそく海へ行きた~い!」方も多いことでしょう。
そこで今週は、「千葉県の海水浴場」をテーマに、人気の各スポットを取り上げていきたいと思います!
【保田海水浴場】7月17日(月・祝)
まず今朝、ピックアップするのは、鋸南町にあります「保田海水浴場」です。実はこの海水浴場、長い歴史があるんです。
というのも、明治22年、西暦1889年の夏に、あの文豪・夏目漱石が訪れて、海水浴を楽しんだ様子が、彼の日記に残されているんです。遡ること134年前、当時22歳の若き夏目漱石が、子供のようにはしゃぎまわったそうですよ。実はこれが、千葉県で初めての海水浴といわれていて、「房州海水浴発祥の地」という記念碑が建てられています。
そして、現在のこちらはといいますと、東京湾に面したビーチの長さは、およそ900メートル。
遠浅の浜辺で、波が穏やかということもあり、毎年、子ども連れを中心に、多くの海水浴客で賑わいをみせます。
今年の海水浴場の開設期間は、7月29日・土曜日から、8月20日・日曜日までとなっています。
そんな保田海水浴場は、富津館山道路の鋸南保田インターからだと、5分ほどの場所にあります。
【守谷海水浴場】7月18日(火)
千葉県には、およそ60カ所の海水浴場があるそうで、日本で一番海水浴場が多い県といわれています。そんな数ある千葉県の海水浴場の中から、今朝は、県内でも随一の海の透明度を誇る、勝浦市の「守谷海水浴場」を取り上げてみたいと思います。
こちらは、その海のキレイさから、「日本の渚百選」や、環境省が選定した「快水浴場百選」にも選ばれています。外洋に面していますが、ビーチの両側に岬がある入江のような地形になっていて、遠浅で波が静か。そのため、お子様連れでも安心して楽しめます。
そして、この海水浴場のもう一つの特徴が、砂浜から沖合約170メートルの場所に浮かぶ、渡島(わたしま)。赤い鳥居が目印のこの島は、年に数回、干潮の時に陸続きになって、歩いて渡る事が出来るんだそうですよ。
そんな守谷海水浴場は、圏央道の市原舞鶴インターからだと、国道297号を経由して、45分ほどの場所にあります。今年の開設期間は、7月15日・土曜日から、8月20日・日曜日までとなっています。
【興津海水浴場】7月19日(水)
「千葉県の海水浴場」三カ所目にピックアップするのは、勝浦市にあります「興津(おきつ)海水浴場」です。実はこの「興津海水浴場」今年、「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」として、海辺の国際環境認証制度「ブルーフラッグ」の認証を取得したんです。
ブルーフラッグとは、デンマークに本部を置く国際NGO、「環境教育基金」が33項目の基準に沿って審査し、その基準を満たしたビーチやマリーナを認定するもので、千葉県では、山武市の「本須賀海水浴場」に次ぎ2例目となります。
400メートルに渡って砂浜が広がる興津海岸のうち、およそ200メートルが海水浴場のこちらは、波が静かなうえ、クサフグの産卵が見られるなど生息する生物の種類も豊富で、小さい子供でも安心して遊べる、ファミリー向けの海水浴場となっています。また、隣接する県立興津港海浜公園に駐車場や多目的トイレがあり、駐車場からスロープを通って砂浜に出ることもできます。
今回の認証によって勝浦市は、海水浴場にブルーフラッグを掲げ、体験学習や環境セミナー、車いすが通れるビーチマットを敷くなど、計画しているそうですよ。
そんな興津海水浴場は、圏央道の市原舞鶴インターからだと、国道297号線を経由して、50分ほどの場所にあります。今年の開設は、7月15日・土曜日から、8月20日・日曜日の予定です。
【根本海水浴場】7月20日(木)
今朝取り上げるのは、南房総市にあります「根本海水浴場」です。房総フラワーラインに沿って白砂の広がるこちらの海水浴場、地域ぐるみで美化活動が行われているそうで、砂浜がとてもキレイなのが特徴となっています。
そしてこのビーチは、全国的にも珍しい三角形をしていて、200度にわたって水平線が広がり、遠くは伊豆諸島まで望むことができます。また、美しい夕日も見どころのひとつ。もちろん、遠浅の美しい海で、安心して海水浴を楽しめますよ。
また、この海水浴場の一番の特徴が、「根本マリンキャンプ場」というオートキャンプ場を併設していること。海岸に直接クルマを乗り入れることが可能で、400張りほどのテントを収容することができます。予約は受け付けていないそうなので、受付は現地での先着順です。
海水浴とキャンプが一緒に楽しめるとあって、家族連れや若者たちに大人気で、シーズン中は多くの人々で賑わいますよ!
そんな根本海水浴場は、富津館山道路の富浦インターからだと、およそ30分の場所にあります。今年の海水浴場の開設期間は、7月21日・金曜日から8月20日・日曜日まで。キャンプ場は、7月15日・土曜日から8月20日・日曜日までです。
【銚子マリーナ海水浴場】7月21日(金)
今週は、「千葉県の海水浴場」をテーマにお送りしてきましたが、最終日の今朝は、海水浴を楽しみながら、絶景も満喫できるスポットをご紹介したいと思います。それが銚子市にあります、「銚子マリーナ海水浴場」です。こちらの海水浴場で見られる絶景・・・、皆さんは何だと思いますか?そう、「東洋のドーバー」としてお馴染みの、「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」です。
海抜40メートルから50メートルの絶壁が延々10キロに渡って続く、屏風ヶ浦。
「銚子マリーナ海水浴場」では、この屏風ヶ浦を正面に眺めながら海水浴が楽しめます!
さらに、海水の透明度が高く、透き通った海を楽しめるのも人気の理由のひとつ。遠浅の海岸なので、小さな子ども連れでも安心して利用することができます。またバナナボートや カヤックなどのアクティビティも魅力ですよ!
そんな銚子マリーナ海水浴場は、東関東自動車道の佐原香取インターからだと、国道356号線を経由して、1時間ほどの場所にあります。今年の海水浴場の開設期間は、7月22日・土曜日から8月20日・日曜日までです。
海水浴場にお出かけになる場合は、屋内施設などでは自己判断でマスクを着用するなど、その場の状況に合わせた、感染対策をお願いします。
今週は、「千葉県の海水浴場」をテーマにご紹介しました。