2023/8/11 UP!
暑い日が続いていますね。
こんな時は、ひんやり涼しいスポットへ行ってみたいと思いませんか?
特にこの金曜日、11日は「山の日」。
そこで今週は、県内の渓谷などにある納涼スポット=「滝」に注目して、「千葉県の滝巡り」をテーマにお送りしたいと思います!
【粟又の滝】8月7日(月)
初日のきょうご紹介するのは、千葉を代表する滝といえば、やっぱりココでしょうね!
大多喜町の養老渓谷にあります、「粟又の滝」をピックアップしたいと思います!
「粟又の滝」は養老渓谷の上流にあって、渓谷随一の景観を誇るスポット。落差30メートル、長さ100メートルに渡って、緩やかな斜面をなめるように水が流れ落ちる様子は、実に幻想的です。ちなみに、今ではすっかり「粟又の滝」という名前が定着していますが、本来は「高滝 (たかたき)」という名前だったんだそうですよ。そして、この滝から養老川に沿って、遊歩道が整備されています。歩道脇に点在するいくつもの滝を眺め、マイナスイオンを浴びながら川沿いを歩けば、きっと夏の暑さを、しばし忘れさせてくれることでしょう。そんな「粟又の滝」がある養老渓谷は、圏央道の市原鶴舞インターからだと、県道171号・81号などを経由して、20キロほどの場所にあります。お出かけになる場合は、人の多い屋内ではマスクを着用するなど、状況に合わせた感染対策も忘れないようにしてくださいね。
【金神の滝】8月8日(火)
今朝は、養老渓谷からもう一つ、「金神(こんじん)の滝」をピックアップしたいと思います。
「粟又の滝」の上流方面へ800メートルほど行った川沿いに、日帰り温泉を楽しめる施設、「ごりやくの湯」があります。この温泉施設の敷地内にはハイキングコースがあって、それを1.5キロほど歩いた一番奥に、この「金神の滝」があります。
ハイキングコースは、一般に開放されていますので、誰でも気軽に歩くことができます。養老川にかかる小さな木の橋を渡ったり、多少アップダウンがあったりと、ちょっとした冒険気分も味わえますよ!
そして到着した「金神の滝」は、滝の幅はやや細めですが、落差がおよそ35メートルあり、なかなかの迫力!すぐ前には赤い鳥居があって、風情ある景観を楽しめます。マイナスイオンもたっぷりと浴びられる、人気のパワースポットですよ!
そんな「金神の滝」にアクセスできる「ごりやくの湯」は、圏央道の市原鶴舞インターからだと、
県道171号や81号などを経由して、60分ほどの場所にあります。
滝を楽しんだ後に、温泉で汗を流してさっぱりするのもいいですね!
【四方木 不動滝】8月9日(水)
千葉県内には数多くの滝がありますが、今朝は、秘境の雰囲気が楽しめるという滝をご紹介したいと思います。それが、鴨川市にあります「四方木(よもぎ) 不動滝」です。
名刹・清澄寺のある清澄を越えて県道から山道に入り、竹と杉の林の中にあるこちらの滝。高さは10メートル、幅は8メートルあります。水の量が多い時には、滝が二つに分かれ、右が「雄滝」、左が「雌滝」と呼ばれているそうです。
滝まで向かう道のりの途中にも、「滝見台」が複数設けてあり、さらに河原まで降りて、間近に滝を見ることもできます。好きな角度から、この名瀑を鑑賞することができますね。
そんな「四方木 不動滝」は、館山自動車道の君津インターからだと、房総スカイライン、鴨川有料道路、国道128号を経て、県道81号線を北上。さらに小道を行った先にあります。ただ、県道81号からの小道は道幅が狭く、クルマのすれ違いが難しい道路です。そこで、おクルマでお出かけになる場合は、「四方木ふれあい館」の無料駐車場を利用して、20分ほど歩いて向かうのがオススメです。
そしてお出かけ先では、その場の状況に合わせた感染対策も行うようにしてくださいね。
【豊英大滝】8月10日(木)
暑い日が続くなか、涼を感じられるスポットということで、今週は、「千葉県の滝巡り」をテーマに、お送りしています。
今朝、四つ目にピックアップするのは、君津市の「清和県民の森」の近くにある「豊英大滝」です。
君津市には30カ所に及ぶ滝があるそうですが、この「豊英大滝」の特徴は、何と言っても水遊びができることです。
滝の幅はおよそ20メートル、落差は2段構造で、7.5メートルと2.5メートルになっています。
上の段の滝は、白糸を垂らしたように見え、滝壷がちょうどプールのようになっているので、サマーシーズンには多くの家族が訪れ、滝の脇の斜面から飛び込んだり、浮き輪で泳いだりする子供たちの姿も見られます。そして、落差のゆるやかな2段目の滝では、滝の斜面と水流を利用して、滑り台遊びをすることもできるそうですよ!
ただ、滝の周辺は苔で滑りやすい場所があります。滝で遊ぶ時には、足元が濡れても大丈夫な履物を
用意していった方がいいですね。そして、当然ながら雨の後などは、川が増水し大変危険です。増水している時には、絶対に近づかないようにしてくださいね。
そんな「豊英大滝」は、館山自動車道の君津インターからだと、県道92号、国道465号・410号を経由して、25キロほどの場所にあります。「豊英大滝」専用の駐車場はありませんので、混雑している時の利用は控えるようにしてくださいね。
【地蔵堂の滝】8月11日(金・祝)
きょうは「山の日」ということで、緑に囲まれた自然豊かな滝をご紹介したいと思います。
ただ、あまりにも険しい山道を歩いてのぼるのは、やっぱり大変!そこで今朝は、クルマでもアクセスしやすい、富津市の「地蔵堂の滝」を取り上げたいと思います。
この「地蔵堂の滝」があるのは、志駒川に沿って走る県道182号線、通称「もみじロード」の中間です。「地蔵堂の滝」は、志駒川に現れる滝で、落差はおよそ12メートル、三段になっています。
水が白く糸を引くように落ちていることから、別名「白糸の滝」とも呼ばれているんです。
この滝は、ちょうど橋の下に位置しているので、橋の上から滝の全景を観賞できるという、ちょっと珍しいスポットになっています。また、秋の紅葉とのコラボレーションも見事で、オススメですよ!
さて、そんな富津市「地蔵堂の滝」がある「もみじロード」は、館山自動車道の富津中央インターからだと、国道127号や県道182号線を経由して、30分ほどの場所にあります。