2023/10/27 UP!
10月も下旬に入り、すっかり秋らしくなってきましたね。
とにかく暑かった夏から思えば、朝晩だけでなく気温はずいぶんと低くなってきましたし、日が出ている時間もぐっと短くなりました。
そんな、季節が冬に向けて大きく変わりゆくこの時期だからこそ、おクルマでメンテナンスしておきたいポイントが、いろいろあるんです。
そこで今週は、「おクルマの秋のメンテ」をテーマに、お送りしていきたいと思います。
【バッテリーの点検・交換】10月23日(月)
まず今朝は、バッテリーについてです。
先ほども言いましたが、今年の夏は、本当に記録的な猛暑でしたね。きっとみなさんも、おクルマに乗った時は、降りるまで、カーエアコンをガンガンに効かせていたんじゃないでしょうか?
そうなると心配なのが、バッテリーです。この夏、フルに働いたバッテリーは、大きな負担がかかって、トラブルが起こりやすい状態になっている可能性があります。さらにバッテリーは、気温が低下してくると、働きが悪くなってしまうという特性があります。もちろん、まだフレッシュでパワー十分なバッテリーなら、多少気温が低下しても、問題はないでしょう。しかし、劣化したバッテリーだと、ある朝、急にエンジンがかからない・・・など、思わぬトラブルにつながる場合があります。
バッテリーの寿命は、2、3年が目安。
しばらくバッテリー交換をしていないという方は、是非この機会に、カーディーラーなどで、バッテリーの状態をチェックしてもらい、もし劣化が進んでいるようなら、早めに交換するようにしましょう!
【エアコンのメンテナンス】10月24日(火)
この夏、カーエアコンを酷使するなどした結果、バッテリーが弱っているかも・・・というお話をしましたがカーエアコンを使った影響は、バッテリーだけに出る訳ではありませんよね。もちろん、カーエアコンそのものにも出ます。その現れの一つが、エアコンを点けた時に車内に漂う、アノ何とも言えないカビ臭さです。
カーエアコンの冷房で空気を冷やすことができるのは、内部にあるエバポレーターというパーツが、
エアコンガスの働きで冷やされるからです。それによって、冷たい空気を送り出すことができます。
しかし湿度の高い夏場では、冷たくなったエバポレーターの周りに、どうしても結露ができ、カビやダニが発生しやすくなってしまうんです。そこで、あの臭いが、いつも気になっているという方には、
エバポレーターのクリーニングをオススメします!
そして、エアコンを使う機会が多かったということは、その分、エアコンを通る空気をろ過するクリーンエアフィルターに、たくさん汚れが溜まっていることでしょう。このクリーンエアフィルターが汚れてくると、エアコンの効きが悪くなりますし、臭いの原因にもなります。こちらの交換も、定期的に行うようにしてくださいね!
比較的気候がよく、エアコンを使用する機会が少ない秋こそ、カーエアコンのメンテナンスのチャンスです。前々から気になっていたという方は、ぜひお近くのカーディーラーなどで、相談してみてはいかがでしょうか?
【ヘッドライトのレンズをきれいに】10月25日(水)
「おクルマの秋のメンテ」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。秋が深まってきて、どんどん昼の時間が短く、そして夜が長くなってきましたね。夜が長いということは、それだけ暗い中を運転する機会が増えるということ。そんな時に欠かせないのが、そう、ヘッドライトですよね。
でもみなさんは日ごろ、ヘッドライトの状態って、気にかけたことがありますか?
もちろんバルブ、いわゆる電球が切れれば交換されると思いますが、普段からほとんど気に留めていないという方、かなり多いんじゃないでしょうか。
ただ、少し年式が古いクルマの中には、ライトのレンズがすっかり曇ってしまって、黄ばんでいたりするケースを見かけることがあります。そんな状態になっていると、せっかくヘッドライトを点灯していても、本来照らせる範囲まで光が届かず、道路を横断する歩行者などの発見が遅れることになりかねません。それに見た目にも、決してよくありませんよね。
そこでオススメしたいのが、レンズのクリーニングです。
レンズの表面を磨いて細かなキズやくすみを落とし、保護のためのコート剤を塗ることで、新車のときのような輝きを取り戻すことが出来るんです。併せて、ヘッドライトのバルブを交換するのもオススメしますよ。日頃から、ライトの明るさに物足りなさを感じている方、ぜひお近くのカーディーラーなどへ、ご相談くださいね!
【早めに冬用タイヤの購入・交換】10月26日(木)
季節はまさに秋真っ盛りですが、この時期、みなさんに強くオススメしたいのが、冬用のスタッドレスタイヤの購入です。
「いくらなんでも、まだ早いんじゃない?」と思われる方も、中にはいらっしゃるでしょう。でも、この冬、新しくスタッドレスタイヤに履き替えようとお考えの方は、早めに準備した方がいい理由があるんです。
まず、新品のスタッドレスタイヤは、表面が薄い皮で覆われたような状態になっていて、そのままでは、本来の性能を発揮することができません。そのため200キロメートルぐらい走って、その皮をむいた方が、雪道や凍結した路面での性能が良くなるんです。それを考えると、ウインターシーズンになってから購入したのでは、すぐさま近づく初雪や初氷に、間に合わないと思いませんか?
また、スタッドレスタイヤは、毎年販売される本数が限られているんだそうです。そのため、確実に欲しいタイヤを手に入れようと思ったら、早め早めの予約が、間違いなくベスト!また、冬が近づいてくると、スタッドレスタイヤの販売は、雪国が中心になって、関東では品薄になりがちなんです。そういう理由からも、先手必勝は重要な分かれ道といえます!
近年は南関東でも、急な大雪に見舞われるケースがあります。
今年の冬、スタッドレスタイヤ・デビューをしたいとお考えの方は、ぜひ早いうちに、カーディーラーなどへ、お問い合わせくださいね!
【夏の間に劣化が進んだタイヤに注意】10月27日(金)
「おクルマの秋のメンテ」をテーマにお送りしてきた今週ですが、きのう、冬用のスタッドレスタイヤを購入するなら、早い時期の方がオススメというお話をご紹介しました。一方、ノーマルタイヤを冬の間も履き続けるという方も、この時期、タイヤのチェックはしておいた方がよさそうです。
というのも、今年の夏は、記録的な猛暑で、9月になってもずっと暑かったですよね。その結果、タイヤのゴムが、例年になく影響を受けている可能性があるんです。
その理由として、ゴムは高温や紫外線に弱く、それらに長期間さらされていると劣化が進んでしまう可能性があります。特に日ごろ、屋外に駐車している方は十分な注意が必要です。
タイヤが劣化した証拠となる一つが、ひび割れ。タイヤの側面や溝に沿って発生したひび割れは、ごく浅いものなら特に問題ないでしょう。しかし、タイヤの中に補強材として入れてあるスチールコードにまで達するほどとなったら、そのタイヤは、もう使用することができません。そのまま使っていると、走行中にバーストするなど、トラブルの原因となり、大変キケンです。
すでに、タイヤにひび割れが目立つという方は、なるべく早めに、カーディーラーなどで、タイヤの点検・交換を行うようにしてくださいね。
今週は、「おクルマの秋のメンテ」をテーマにご紹介しました。