2023/11/3 UP!
秋もたけなわ、今まさに、旅行やレジャーといった行楽まっ盛り!
そんな中、キャンプの根強い人気は相変わらずですが、キャンプよりも少し手軽に楽しめるアウトドア体験として、クルマを使った車中泊も人気があるようですね。
そこで今週は、「車中泊を楽しむ」をテーマに、注意点など様々なポイントを取り上げていきたいと思います。
【車中泊は何が魅力?】10月30日(月)
まず、車中泊のどんな所が、人気なんでしょうか?その魅力について、チェックしてみましょう。
一般的なキャンプとの大きな違いのひとつは、テントなどの設営・撤収の必要がないこと。特に、雨の日のテントの設営・撤収は、面倒ですもんね。その点、車中泊なら、シートをリクライニングにしたり、シートのすき間にクッションを追加したりするなど、比較的簡単な方法で、休憩や就寝スペースを確保できます。
また、自分のクルマで移動し、その車内で就寝するので、旅のプランを自由に組み立てられるようになります。食事や就寝の時間設定はもちろん、ドライブの途中で寄り道をしたり、予定を早めたり・・・、といったことも簡単にできます。
そして、渋滞を避けて前日の夜に移動し、目的地の近くで寝泊まりできれば、翌朝イチバンから目的地でのレジャーが楽しめますよね!それに公共交通機関やホテルを使用しないことで、旅の費用がグーンと抑えられるのもメリットでしょう。
ただし、そんな自由な車中泊の旅ですが、そこには守らなければならないルールもあります。明日からは、そうしたマナーや注意点についてもお話したいと思います。
【車中泊する場所】10月31日(火)
今週は、「車中泊を楽しむ」をテーマにお送りしています。どこへでも、自由な旅ができる車中泊。でもそこには、守らなければいけないマナーやルールもあります。そこで二回目の今朝は、まず車中泊する場所について、お話したいと思います。
目的地周辺の空き地や駐車場など、どこでも宿泊すればいいじゃないの?と思う人がいるかもしれませんが、それはダメですよ。というのも、ほとんどの土地には、その所有者や管理者がいるものです。そうした人や団体の許可を得ずに宿泊するのは、やはりルール違反と言わざるを得ません。また公園などの駐車場も、車中泊が禁止されている所が多いですし、夜間閉鎖されるような場所も多く、注意が必要です。
では、道の駅はどうでしょうか?
24時間営業していて、トイレもあって便利ですよね。しかし道の駅は、そもそも休憩施設です。休憩したり、仮眠を取ったりするのは認められていても、車中泊をするなどの長時間の利用は、認められていないケースも多いんです。
では、安心して車中泊できる場所とはどんな所でしょうか?
まず誰もが使いやすいのが、オートキャンプ場です。また、「日本RV協会」が推進している
「RVパーク」は、車中泊が公認された駐車場で、手頃な料金で利用可能なので、オススメです。その他、ネット上には、車中泊できるスポットの検索もできますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
【車中泊のルール】11月1日(水)
「車中泊を楽しむ」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。
きのう、車中泊を行う場所について、注意点などご紹介しましたが、その他にも気をつけたいルールやマナーがあります。三日目の今朝は、その辺りをチェックしてみましょう。
まず、車中泊が認められている場所でも、その施設のルールに従うのが、もちろん大前提です。例えば、きのうもお話した、車中泊が認められている駐車場「RVパーク」でも、一般にキャンプ行為は禁止されています。車外にタープを張ったり、火を焚いて調理などしてはダメですよ。キャンプを楽しみたいなら、キャンプ場を利用しましょう。
また、気を付けなければいけないのが、ゴミの扱いです。ゴミ処理OKをうたっている施設を除けば、基本的に、ゴミは持ち帰るのがマナーです。
そして、オートキャンプ場やRVパークに限らず、夜間はもちろん、日中でも停車中はエンジンは切りましょう。環境への悪影響だけでなく、周囲に迷惑が掛かりますからね。
そして迷惑といえば、音にも要注意です。遅くまで騒いでいるのは論外ですが、意外と迷惑なのが、ドアの開閉音。ドアの音は思っている以上に大きく響きますので、キャンプ場やRVパークなどの施設では、夜9時以降はとくに、十分注意するようにしてくださいね。
【車中泊での就寝スペースを整える】11月2日(木)
今週お送りしているテーマは、「車中泊を楽しむ」です。
車中泊をする時に、まず大切なのは、いかに快適な就寝スペースを作れるかです。そのためには、欠かせないアイテムもあります。
例えば、シートを倒して、フラットな空間を作っても、デコボコがあったり、突起物が当たったりすると、気持ちよく寝ていられません。そんな時にあるとウレシイのが、マットです。シートの間にできる大きなすき間などは、キャンプ用の折り畳みマットを、畳んだまま埋めると、手軽にフラットにすることができます。その上に、空気を入れるエアマットなどを敷けば、細かなデコボコも気にならなくなりますよ。
そして、寝具も重要です。車中泊に便利なのは、やはり寝袋でしょう。ただ寝袋を選ぶ時に注意したいのが、季節に合ったものを選ぶということ。特にこれからは、寒くなりますからね!寝袋には使用温度や快適温度が記されていて、使用する場所・季節の最低気温よりも、マイナス5℃を目安に選ぶのが良いとされています。分からない時には、お店の方に聞いてみてくださいね。
さらに枕も、ちゃんとしてないと眠れない原因になることがあります。キャンプ用のものでも、もちろんいいですし、寝袋が入っていた袋に、着替えなどの衣類を詰め込んで代用する、といったこともアリですよ。ぜひ工夫して、自分専用の快適な就寝スペースを作ってくださいね!
【車中泊に便利なアイテム】11月3日(金・祝)
今週のテーマは、「車中泊を楽しむ」です。
きのう、車中泊で快適に眠るための就寝スペースについてご紹介しましたが、車中泊には他にも、備えておきたいアイテムがあります。最終日の今朝は、そうしたアイテムをご紹介しましょう。
まず、車中泊する場所によっては、車外からの視線や、朝日が気になることがあります。そんな時にあると便利なのが、窓を覆うシェードです。フロントガラスは、一般的な折り畳み式のサンシェードでOK。一方、サイドウインドウの方は、ロープを張って、タオルなどを掛けてもいいですね。またカー用品店などでは、吸盤タイプのサンシェードなども販売されています。
そして夜、ルームライトを点けっぱなしにしていると、バッテリーが上がってしまうことが考えられます。そこで、LEDランタンなどを用意しておくと、便利です。その他、最近人気のポータブル電源があると、車中泊の幅が広がります。スマートフォンの充電の他、電気毛布や扇風機など、暑さや寒さへの対策ができますし、また電源の容量によっては、炊飯器や電気ケトルなども使用することができますよ!
その他にも、車中泊に便利なアイテムがいろいろ市販されていますので、興味のある方は、カーショップやネットで探ってみてはいかがでしょうか?
今週は、「車中泊を楽しむ」をテーマにご紹介しました。