ドライビングライフに役立つ情報を発信するコーナー(『AWAKE』内)。
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◆ 安全運転の基本

2024/1/5 UP!

あけまして、おめでとうございます。
2024年最初の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」です。
今年も、安全で快適なカーライフをサポートする情報を、週替わりのテーマに沿って、ご紹介していきます!

【安全速度を守ろう】1月1日(月・祝)

さて、新年一回目にお送りするテーマは、「安全運転の基本」です!リスナーのみなさんは、「安全運転5則」ってご存知ですか?1980年、交通事故防止キャンペーンの一環で、ドライバーが守るべき5つの項目を警察庁が定めたものです。今週はそれを元に、いろいろなポイントをご紹介したいと思います。まず、「安全運転5則」の一つ目が、「安全速度を必ず守る」ということです。「法定速度」や「制限速度」という言葉はよく耳にすると思いますが、みなさんは「安全速度」の意味を、理解していますか?これは、その時その場の状況に合わせて、安全に走行できる速度のことです。

考えてみてください。制限速度が時速50キロの道路でも、大雨や雪、濃霧など、天候が荒れた時には、同じように50キロのスピードで安全に走るのは難しいですよね。また、子供が多く遊んでいる公園の付近では、子供が急に飛び出してくることを想定して、いつでも停まれるような速度で走ることが大切です。

ということで、いくら制限速度が時速50キロの道路でも、いつもそのスピードで走っていいということはありません!その場の状況に合わせて、安全に走行できる「安全速度」を常に意識して、思いやりのある運転をするように努めてくださいね!

【カーブの手前でしっかり減速】1月2日(火)

今週は、「安全運転の基本」をテーマにお送りしています。きょう注目するポイントは、「安全運転5則」の二つ目、「カーブの手前でスピードを落とす」です。

普段、みなさん何気なく通行しているかもしれませんが、実は、カーブにはいろいろな危険性が潜んでいます。例えば、カーブは見通しが悪いところも多いので、曲がった先に、前のクルマが停まっていたり、歩行者が路肩から出てきたりと、予測できない事態が発生することがあります。

また、スピードを出し過ぎていると、遠心力でカーブを曲がりきれず、対向車に衝突したり、道路から飛び出したりして、重大な事故につながる可能性もあるんです。

そこでカーブを安全に曲がるためには、カーブの手前で、十分に速度を落とすことがポイントです。しかしカーブへ減速せずに進入し、途中で速度が速すぎることに気づいて、慌ててブレーキを踏み足すこと、みなさんはありませんか?また、カーブの最初からずっと踏みっぱなし、という人がいるかもしれませんね。でも、クルマはカーブの途中でブレーキを踏むと、車体が不安定になりやすく、スリップにつながる可能性があるんだそうです。

ということで、カーブへ入る前にブレーキを踏む時は、「これくらいで大丈夫」と思うスピードより、
もう少し速度を落とすよう、心がけてみてください。特に下り坂では、どんどん速度が上がってしまうので、「遅すぎる」と感じるぐらい、しっかり減速するようにしましょうね。

【交差点ではしっかり安全確認】1月3日(水)

きょう注目するポイントは、「安全運転5則」の三つ目、「交差点では必ず安全を確かめる」です。

私たちのすぐ身近に、たくさんある交差点。ふだんあまり注目することがないかもしれませんが、あらゆる方向から、人や自転車、クルマ、バイクなどが行き交う場所だけに、実は通行するのに、非常に注意を払わなければいけない場所なんです。

警察庁の統計によりますと、令和4年に全国で発生した、30万839件の交通事故のうち、交差点内や交差点近辺で発生した件数は、17万665件だったそうです。その割合は、56.7%。実に半数以上が、交差点内やその近辺で発生しているんです。こうした交差点での事故を防ぐために欠かせないのが、一時停止の標識や表示がある場所では、必ず停止線で停まって、安全確認を行うことです。また、標識や表示がない場合でも、できるだけ一時停止して、安全を確認するようにしましょう。

そして「クルマが来ることはないだろう」とか、「相手が道を譲ってくれるだろう」、「歩行者が飛び出すことはないだろう」など、自分勝手な思い込みで運転する「だろう運転」は、事故を起こす大きな原因となります。日頃から、危険を予測しながら運転する、「かもしれない運転」を心がけ、常に確実な安全確認をお願いします!

【歩行者の安全が第一】1月4日(木)

「安全運転の基本」きょうピックアップするのは、「安全運転5則」の四つ目、「一時停止で横断歩行者の安全を守る」です。

みなさんは、クルマを運転中、前方の信号のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている時、どうしなければいけないか、ご存知ですよね?そう、横断歩道の手前で停止して、歩行者に道を譲るのが法律で定められたルールです。

最近では、この歩行者優先のルール、だいぶ浸透してきたようで、横断歩道の手前で停止するクルマを、よく見かけるようになってきました。

ただ歩行者優先のルールは、これだけじゃありませんよ。例えば、前方の横断歩道に、明らかに歩行者がいない時以外は、その手前で停止できるように速度を落とし、走行しなければいけないんです。もちろん、歩行者が横断を始めたら、その通行を妨げてはいけません。さらに言えば、横断歩道がない交差点や、その付近を歩行者が横断してくるような時でも、一時停止や徐行をして、歩行者の通行を妨げないようにすることが、道路交通法で定められています。

もちろん、歩行者側も交通ルールを守らなければいけませんが、道路上の歩行者たちを守るのは、ドライバーの務めです。常にその動きに気を配り、安全な通行を確保してあげてくださいね。

【飲酒運転は絶対にダメ】1月5日(金)

「交通安全の基本」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。きょうお話するのは、「安全運転5則」の五つ目、「飲酒運転は絶対にしない」です。

年末にも飲酒運転の危険性については、じっくりお話ししましたが、1月も新年会シーズンということで、お酒を飲む機会が多いかもしれませんね。でも改めて、お伝えしておきます。

飲酒運転は、絶対にしてはダメですよ!

飲酒運転は、重大な交通事故につながりかねない、極めて悪質で危険な犯罪行為です。どんなに少量の飲酒でも、アルコールは確実に運転に影響を及ぼします。「自分は大丈夫」という過信が事故を招くということを、決して忘れてはいけません!

そして、飲酒運転で罰せられるのは、本人だけではありませんよ。クルマを運転する人にお酒を提供するほか、飲酒運転をする可能性のある人にクルマを貸したり、そのクルマに同乗したりした場合も、厳しい罰則が科せられます。ぜひみなさん一人ひとりが、「飲酒運転を絶対にしない、させない」
という強い気持ちを持って、飲酒運転を根絶していきましょう!

今週は、「安全運転の基本」をテーマにご紹介しました。

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