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◆ 高速道路のルールとマナー

2024/5/3 UP!

きょうは、「昭和の日」ですね。

ゴールデンウィークということで、この連休中、高速道路を使って遠出される予定の方、たくさんいらっしゃると思います。そこで今週は、「高速道路のルールとマナー」をテーマに、改めて基本的なポイントなどを、おさらいしておきましょう!

【最高速度を守って安全な速度で運転】4月29日(月・祝)

まず初日のきょう、お伝えしておきたいのは、「法定速度内での安全な速度で、運転する」ということです。普通自動車の高速道路での最高速度は、ご存知の通り、時速100キロ。ドライバーさんは、この速度内で、道路や交通などの状況に応じて、安全な速度で運転しなければなりません。ただ標識や標示によって、最高速度が指定されているところがあります。そうした場所では、それが法定速度より優先されますので、その速度を越えて運転してはいけないことになっています。

また2020年より、高速道路の一部区間で、最高速度が時速120キロなどになっている場所もありますよね。千葉県内ですと、東関東自動車道の四街道インター付近から、成田ジャンクション付近までの上下線、およそ20キロの間が、最高速度・時速120キロとなっています。

ただ、最高速度について注意しなければいけないのは、必ずしも、その速度で走行して構わない、ということではないということです。例えば、天気の悪い時には、その状況に応じた安全な速度で走らなければいけません。最高速度で走ることを、権利のように考えるのは間違いです。くれぐれも安全な速度で走ることを、心がけてくださいね。

【十分な車間距離をとる】4月30日(火)

今週は、「高速道路のルールとマナー」をテーマにお送りしています。

きのう、高速道路を走行する速度についてお話しましたが、今朝は、特に車間距離について取り上げたいと思います。前のクルマが、何らかの理由で急ブレーキをかけたり、また事故が発生したりしても、「安全に停車」するためには、十分な車間距離をとっておくことが大切です。

よく時速80キロなら80メートル、時速100キロの時には100メートル、といった車間距離を取るようにしようと言われます。ただこれは、路面が乾燥していて、タイヤもすり減っていない状況でのお話。もし雨で路面が濡れていたり、タイヤが摩耗したりしている場合には、この2倍ほどの車間距離が必要と言われています。

しかし、この100メートルなどの距離は、走行中どうやって測ればいいのでしょうか?車間距離確認区間なら、距離が書かれた標識を目安にすることができますので、便利ですよね。ただ、そうした標識がない場所においては、前のクルマから、3秒以上あけるようにすれば、十分安全な距離を確保できます。

具体的には、前のクルマが通過した場所を覚えておいて、そこを3秒以上あとに、自分が通過すればOKです。しかし、普通に「1、2、3」と数えると、早くなり過ぎる傾向があります。そこで、「1011、1012、1013」と、1010を足したうえで、声に出して数えるのがオススメですよ。

高速道路で十分な車間距離をとることは、安全運転の基本です。みなさんも日頃から意識してくださいね!

【追越車線を走り続けない】5月1日(水)

「高速道路のルールとマナー」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところで、2車線以上ある高速道路では、一番右端の車線は「追越車線」となっていて、それ以外は「走行車線」と呼ばれています。しかし、そんな追越車線を、追い越しが終わってからも、ずっとそのまま走り続けているクルマを見かけることがあります。実はコレ、「通行帯違反」という、れっきとした交通違反なんです。

普通自動車の場合、原則として、一番左側の「走行車線」を通行することになっていて、「追越車線」は、追い越しをする時などを除いて、走行してはいけないことになっているんです。そして追い越しが終わったら、速やかに走行車線に戻るのが決まりです。これに違反すると検挙される可能性があって、違反点数1点、反則金は普通車の場合6000円となります。

また、この追越車線を走り続ける行為は、交通違反であるだけでなく、後ろから来た速いクルマのドライバーを邪魔する形となり、あおり運転の原因になってしまうことも少なくないようです。無用なトラブルに巻き込まれないよう、追い越しが終わったら、速やかに走行車線へ戻りましょう。

また、追い越し車線を、我が物顔で走り続けているクルマは、普段からスピード違反の常習犯である可能性があります。そうしたクルマのドライバーさんも、我が身を振り返り、安全な運転について、今一度考えてみてくださいね。

【高速道路上に停車しない】5月2日(木)

今週お送りしているテーマは、「高速道路のルールとマナー」です。

ところで、「高速道路上では駐停車してはいけない」ということが、道路交通法で定められているのを、みなさんはご存知だったでしょうか?ご存知の通り高速道路は、時速100キロものスピードで、多くのクルマが走り抜ける、大変危険な場所です。本線上はもちろんですが、路肩においても、停車中のクルマに後続車が追突する事故が、あとを絶ちません。また、停車したクルマの周囲を人が歩き回った結果、後続車にはねられてしまうといったケースも、少なくないといいます。

ということで、高速道路上にクルマを停めて、休憩や携帯での通話、カーナビの設定をするなどの行為は、絶対にやめてください。そうしたことは、サービスエリアやパーキングエリアで行うようにしてくださいね。

また、パンクなどの故障や交通事故などで、やむを得ず路肩などに停車したような場合にあっても、絶対に、自分で修理しようなどと思ってはいけません。停車したら、クルマの50メートルほど後方に停止表示板や発炎筒を設置し、速やかにガードレールの外に避難しましょう。そして、非常電話や道路緊急ダイヤル「♯9910」などで、道路管理者へトラブルがあったことを伝え、救援を依頼してください。この時、決して、その周囲をウロウロ歩き回ってはダメですよ。

高速道路上では、一瞬の気のゆるみと判断ミスが、ドライバーさんや大切な人を巻き込む大事故へとつながります。思っている以上に危険な場所だということを、絶対に忘れてはいけませんよ!

【渋滞時に大切なこと】5月3日(金・祝)

「高速道路のルールとマナー」をテーマにお届けしてきた今週ですが、最終日のきょうは、高速道路につきものの、「渋滞の時の注意点」です。

渋滞というと、スピードが遅いこともあって、ひょっとして皆さんも、安全だと思いこんでいませんでしょうか?でも実は、多くの事故が起きているんです。

例えば、渋滞の時、ゆっくり走っているという油断から、つい脇見運転をしていませんか?渋滞の時には、車間距離も短くなっています。そのため、前のクルマが停まったことに気づくのが遅れると、すぐに追突する危険性があります。不用意な脇見運転は、NGですよ!

そして渋滞の時、少しでも前に行きたいからと、車線変更を頻繁に繰り返すクルマも、よく見かけますよね。こちらについても、マナー違反と言えます。というのも、こうした運転は、目的地へ早く着く効果はほとんどないうえ、接触事故の原因になりかねない、非常に迷惑な行為だからです。

また渋滞時に、車線の合流でよく見かけるのが、進路変更してくるクルマを、意地でも入れないといった運転です。これも事故につながる、マナーに欠けた運転です

。事故防止に大切なのは、譲り合いの精神。車線変更してくるクルマがいる場合は、お互いさまです。できるだけ入れてあげるようにしましょう。

今週は、「高速道路のルールとマナー」をテーマにご紹介しました。

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