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◆ 日頃からできる交通事故防止

2024/6/28 UP!

皆さんは勿論、ハンドルを握っている時には、安全運転を心がけていらっしゃると思います。でも安全に運転するには、おクルマに乗っている間だけ気を付ければいい、という訳ではないんですよ。普段の生活から備えておくことで、より安全に運転できるポイントがいくつもあるんです。

そこで今週は「日ごろからできる交通事故防止」をテーマにさまざまなトピックを取り上げていきたいと思います。

【睡眠不足は危険】6月24日(月)

まず、今朝取り上げるのは、「日ごろから十分な睡眠をとる」ということです。

睡眠不足は、当然ながら居眠り運転の原因になります。また、ウトウトまでしなくても、運転中、集中力や注意力が薄れたり、判断力が鈍くなったり、さらに運転・操作が雑になったりと、いろいろな悪影響が出てしまいます。

実際、厚生労働省が以前、トラックのドライバーさんに対して行った調査結果によりますと、睡眠時間が5時間未満で運転した場合、居眠り運転のリスクは3倍に。そして、事故に直結する一歩手前の出来事、いわゆるヒヤリハット体験は、2.3倍になることが分かったそうです。

睡眠不足では、「正常な運転ができないおそれ」があるうえ、交通ルール違反となる可能性もあります。このコーナーをお聞きのドライバーの皆さん、安全運転には、まずご自身の体調管理が欠かせませんよ。日ごろから規則正しい生活を送るようにし、翌日に疲れを残さないためにも、しっかり睡眠をとるよう心がけてくださいね。

【体調管理に気を付ける】6月25日(火)

今週は、「日ごろからできる交通事故防止」をテーマにお送りしています。

皆さんは勿論、日頃から安全運転を心がけていらっしゃると思いますが、交通事故の中には、本人の意思では防ぐのが難しいものもあるんです。というのも、これまで、脇見運転や居眠り運転が原因と思われていた交通事故の中に、ドライバーさんの急な体調不良によって起きたものが、少なからずあることが分かって来ました。例えば、脳血管疾患や心疾患などによって、失神や発作、突然死を引き起こし、その結果、事故に至ったケースもあるというんです。

こうした事故を起こした人の病歴を調べてみると、およそ7割の方に、何らかの持病があったといいます。ただ、運転中の急な体調変化を予防する方法は、残念ながらありません。しかし、そのリスクを低減することはできます。それは、日ごろから体調管理に気を付けることです。

まずは、当たり前のことですが、持病のある人は、キチンと治療を受けることが大切です。すでに治療を受けているという場合は、薬の飲み忘れや、薬の副作用などに注意しましょう。そして、運転中に体調不良を感じたら、決して我慢せず、すぐに運転を中止して、休憩したり、医療機関で治療を受けるといった対応を、徹底しましょう。

皆さんも、体調管理には十分気を付けてくださいね。

【日ごろから急ブレーキの練習】6月26日(水)

「日ごろからできる交通事故防止」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところで、運転中の不要な急ブレーキは、追突事故の原因にもなりかねないため、交通ルール違反だということ、リスナーの皆さんは、すでにご存知だと思います。でも、前を走るクルマが何らかの事情で急ブレーキをかけたり、歩行者が急に飛び出してきた際には、キケンを回避するために、急ブレーキを躊躇なく踏まなければいけません。そんな時、皆さんはちゃんとブレーキペダルを踏めますか?

コレ、一見簡単そうですが、「むやみに、急ブレーキをかけてはいけない」という意識が邪魔をして、強くブレーキペダルを踏めない人が、意外と多いんだそうです。でも、急ブレーキをかけられないと、事故の被害が、より拡大する可能性があります。そこで日ごろから、強くブレーキを踏む感覚を練習しておくのがオススメです。

方法は、クルマに乗ってエンジンをかける前に、正しいシートポジションで、ブレーキペダルを「ガン!」と思いっきり踏み込むだけ。これを普段から練習していれば、必要な場面で、しっかりブレーキペダルを踏むことが出来るようになるはずです。ちなみにABS=アンチロック・ブレーキ・システムが付いているクルマは、走行中に急ブレーキをかけると、ブレーキペダルから「ブルブルブル」という振動が伝わってきます。イザという時は、それに驚いてブレーキを緩めないで、しっかりと踏み続けてくださいね。

【車内の空気の質を意識する】6月27日(木)

今週お送りしているテーマは、「日ごろからできる交通事故防止」です。

皆さんは、カーエアコンを使う時、「外気導入」と「内気循環」のどちらを利用することが多いですか?実はその選び方で、体調に影響が出る可能性があるんだそうです。JAF・日本自動車連盟では、その選択について検証を行っています。実験では、エアコンフィルターを新品に交換した同じ車種のクルマを2台用意し、カーエアコンを、それぞれ「内気循環」と「外気導入」に設定。4人ずつ乗車して、高速道路や郊外・山道、市街地などを各1時間ほど走行しました。そして、二酸化炭素や酸素の濃度など、車内の空気の質を測定していったんだそうです。

すると、「外気導入」にした車内の二酸化炭素濃度は常に1000ppm前後だったそうですが、「内気循環」の方では、最大6770ppmを記録したそうです。酸素濃度は、二酸化炭素ほど差はなかったものの、「内気循環」の方が最大1%近く低下したといいます。

二酸化炭素の濃度は、3000ppmを超えると、疲労感が増したり、注意力が低下したり、さらに眠気や頭痛を訴える人が増加する、という研究結果があるんだそうです。もしそんな状態になったら、事故につながる可能性もありますよね。

梅雨どきは、車内の湿度を上げないように「内気循環」にしている方、多いかもしれませんが、安全運転のためには、時々は「外気導入」にしたり、休憩をとるなどして、車内の空気の入れ替えを、心がけるようにしてくださいね。

【定期的な点検・整備】6月28日(金)

「日ごろからできる交通事故防止」をテーマにお届けしてきた今週ですが、安全なドライブを楽しむためには、クルマが正常に機能し、トラブルのないことが大前提ですよね。そこで重要になってくるのが、日ごろからの定期的な点検と適切な整備です。そうした点検・整備を怠ると、思わぬトラブルが発生し、重大な事故につながる可能性があります。

クルマの点検・整備には、ドライバーさんがクルマに乗る前や降りた後に行う「日常点検・整備」と、12カ月、そして24カ月ごとにプロの目でチェックする「定期点検・整備」の2つがあります。どちらも法令で定められていて、ドライバーor所有者の義務となっています。ただ、普段忙しくて、なかなか日常点検に手が回らないという方も、中にはいらっしゃると思います。そこで、そんな方にオススメしたいのが、カーディーラーで行っている点検サービスです。

例えば、千葉トヨペットで行っている「プロケア10」も、その一つ。エンジンやバッテリー、オイル類、そしてタイヤにライト、ブレーキのほか、私たちではなかなかチェックできない、クルマの下回りのオイル漏れや損傷など、10項目に渡りプロの眼でしっかりと点検してくれますよ。安全の基本は、何といってもおクルマの健康から、ですよね!

今週は、「日ごろからできる交通事故防止」をテーマにご紹介しました。

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