2024/8/16 UP!
今日、山の日の祝日と、お盆期間を合わせて今年の夏休みは最大9連休、という方、いらっしゃるようですね。高速道路を利用して、遠くまでお出かけする機会も増えると思います。そんな高速道路には、知っていると便利なサービスがあります。ただ、普段、高速道路を利用しない方にとっては、ちょっと分かりにくいかも知れません。
そこで今週は、「知っておきたい高速道路の便利なサービス」をご紹介していきたいと思います。
【高速道路での体調不良】8月12日(月・祝)
まず、ドライバーさんや同乗している方が、高速道路を走行中に、もしも体調が悪くなった場合、どうしますか?目的地まで我慢する・・・という方、中にはいるかもしれませんが、体調が悪いのをこらえるのは辛いですし、何より、無理をして運転し、交通事故など起こしたら大変です。
そんな時には、最寄りのサービスエリアで、インフォメーションにいるエリア・コンシェルジュや、
近くにいるスタッフに相談してみてはいかがでしょうか?
実は、サービスエリアの中には、体調がすぐれない人のための救護室を設けている所があるんです。ただし、医師が常駐しているわけではありませんので、診察を受けたり、薬をもらうことなどはできません。でも必要に応じて、近くの病院を紹介してくれたり、救急車の手配をしてもらうこともできるそうですよ。
せっかくの旅が辛いものにならないよう、体調が悪い時には、くれぐれも無理はしないでくださいね。
【スマートインターチェンジ】8月13日(火)
今週は、「知っておきたい高速道路の便利なサービス」をテーマにお送りしています。
ところでみなさんは、「スマートインターチェンジ」をご存知ですか?これは高速道路の本線や、サービスエリア・パーキングエリア、そして高速バスの停留所から乗り降りができるように設置されている、ETC専用のインターチェンジのことです。
一般のインターチェンジに比べて導入しやすいため、近年、各地に設置されるようになっています。そのため、これまで高速道路の沿線付近にありながら、最寄りのインターチェンジまでは遠かったという地域でも、高速道路へアクセスしやすくなっている所が増えているんです。ちなみに、スマートインターチェンジは、今年6月10日の時点で、全国に160カ所。千葉県には4カ所設置されています。
その4カ所というのは、新空港自動車道の「成田スマートインターチェンジ」、館山自動車道の「君津パーキングエリア・スマートインターチェンジ」、圏央道の「大網白里スマートインターチェンジ」、そして、同じく圏央道の「茂原長柄スマートインターチェンジ」です。
ただしスマートインターチェンジは、ETCを使っていないと利用できないのはもちろん、利用できる車種や営業時間、出入りする方法が決まっている場合があります。利用される際は、事前に各高速道路会社のホームページなどで、利用条件を確認してみてくださいね。
【行きすぎたら特別転回】8月14日(水)
「知っておきたい高速道路の便利なサービス」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。
高速道路を走行していて、目的のインターチェンジを通り過ぎてしまったり、ジャンクションで間違った方向に行ってしまったりした場合、みなさんはどうしますか?次の出口で降りて、再び乗り直して戻ってくる・・・などでしょうか?でも、お金が余計にかかってしまうので、ちょっと残念ですよね。
しかし、実はそんな時に、いい方法があるんです!それが「特別転回」と呼ばれる方法です。その手順を説明しましょう。
まず、行き過ぎたことに気づいたら、次のインターチェンジで本線を降りて出口に向かいます。ただこの時、ETCレーンではなく、一般レーンに入り、料金所のスタッフに事情を話してください。すると、再び高速道路に戻るためのルートを誘導してくれますので、その指示に従いましょう。
ただ、ここで気になるのが料金ですよね。でも、心配は無用です。料金は、最初に高速道路に乗ったインターチェンジから、目的のインターチェンジまでの分となります。間違えて通行した分の料金は、支払う必要はありません。
ただ、インターチェンジの中には、その構造や道路状況によって、「特別転回」を受けられないケースもあるそうなので、その点はご了承ください!また行き過ぎたことに気づいた時、Uターンしたり、バックしたりするのは逆走です。大変危険なので、絶対にしないでくださいね!
【長距離逓減の救済】8月15日(木)
今週お送りしているテーマは、「知っておきたい高速道路の便利なサービス」です。
高速道路の料金は、一定の距離以上を降りずに走り続けたほうがお得になる、「長距離逓減(ていげん)制」が適用されています。でも、場合によっては、工事や事故などの影響で通行止めになり、その区間の手前のインターチェンジで、高速道路を降りなければいけないケースもありますよね。そんなとき、「長距離逓減」は、途絶えてしまうんでしょうか?
大丈夫、安心してください!ちゃんと最後まで調整された料金で支払うことができるんです。
その手順は、現金で料金を支払う場合は、まず通行止め区間手前のインターチェンジで高速道路を降りて、そこまでの通行料金を一端支払います。そしてこの時、「高速道路通行止め乗り継ぎ証明書」
というものを受け取っておいてください。係員のいない自動料金精算機でも受け取ることができます。
その後、通行止めが解除された先のインターチェンジで、普段通り、「入口通行券」を受け取って、再び高速道路へ。そして目的地のインターチェンジの出口で、「乗継証明書」と「入口通行券」を一緒に係員に渡せば、所定の計算式で算出された調整料金が適用されるんだそうです。
ちなみに、ETCを利用している場合は、同じETCカードで、普通通りETCレーンを通行すれば、自動的に調整された料金が適用されるそうなので、ドライバーさんは特に何もする必要はないそうですよ。
【エリアコンシェルジュのサービス】8月16日(金)
「知っておきたい高速道路の便利なサービス」をテーマに、ドライバーさんたちにとって、うれしい情報などをお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。最終日のきょうは、サービスエリアやパーキングエリアに常駐する、エリアコンシェルジュについて取り上げてみたいと思います。
インフォメーションコーナーなどで見かけるエリアコンシェルジュですが、どんなことに対応してくれるのか、ご存じない方も多いんじゃないでしょうか?そもそもエリアコンシェルジュとは、高速道路や、サービスエリア・パーキングエリアで、快適に過ごすための案内やお手伝いをしてくれる総合案内係のこと。
交通情報や通行料金などの相談から、サービスエリアで評判のお土産や、人気のグルメ、さらに周辺の観光スポットの案内まで、丁寧にアドバイスしてくれるそうです。
また、車いすやベビーカーの無料貸し出しの案内。ほかにも、老眼鏡、ルーペ、筆談用のメッセージボードなども、無料で貸してくれるんだそうです。ただし、車いすなどは数が限られますので、事前に、電話で問い合わせしておくのがオススメですよ。
今週は、「知っておきたい高速道路の便利なサービス」をテーマにご紹介しました。