2024/8/23 UP!
季節は、夏、真っ只中!夏は暑いのが当たり前とはいいつつも、今年の暑さは、また一段と厳しいですよね。そんな夏は楽しいこともある反面、困ったこともいろいろあって、それはクルマについても同じです。
そこで今週は、「暑い夏に困ること」をテーマに、注意点や対策など取り上げていきたいと思います。
【夏の虫対策】8月19日(月)
まず、夏の夜、ドライブをして、翌朝クルマを見ると、ボディに虫の死骸が付いていて困った経験、あなたはありませんか?これ、見た目が悪いだけじゃありませんよ。実はその体液が、ボディの塗装面に浸透して、変色させたり、跡が残ったりすることがあるんです。そして、そのまま放っておくと、カチカチに固まってしまい、ちょっとやそっとでは取れなくなってしまいます。そうなると、さらに塗装へダメージを与えることに・・・。
そんなことにならないよう、虫の死骸がついてしまったら、なるべく早めに洗車するのがオススメです。それだけで簡単にキレイになります。
もし、がっちり固まってしまった場合は、ムリにこすらず、付着した場所にタオルをあて、70℃くらいのお湯をかけてしばらく置いてみてください。柔らかくなって、落としやすくなるはずです。また、虫取り専用のクリーナーも市販されていますので、試してみてもいいでしょうね。
さらに、カーディーラーなどで行っているボディコートをしておけば、虫の死骸や鳥のフンといった厄介な汚れがついても、格段に落としやすくなりますよ。
【夏の雷】8月20日(火)
今週は、「暑い夏に困ること」をテーマにお送りしています。
今や夏につきものと云えるのが、ゲリラ雷雨です。関東でも近年は、至るところで頻繁に発生しています。激しい雨はもちろん困りますが、雷はやっぱりイヤなものですよね。近くに落ちたりすると、その光と音に、思わず恐怖を感じます。ご存知の通りクルマは、電気を通しやすい鉄で出来ているので、「雷が落ちて来やすいんじゃないの!?」とか、「もし落ちたら、大変なことになるんじゃないの!?」などと不安になっている方、結構いらっしゃるかもしれませんね。
でも、基本的に心配はいりませんよ!というのも、クルマの中は、雷に対して比較的安全な場所なんです。確かに、クルマにも雷が落ちることはあるんですが、その際、電気はボディを伝って、タイヤから地面へと流れていき、中に乗っている人が、感電することはほとんどないんだそうです。また、カーナビやETCなどの電装品にも、それほど影響はないといいます。しかし、せっかく安全な車内にいても、ドアノブなど、外の金属に触れていては、もちろんダメですよ。
そして、雷が激しい時に注意しなければいけないことがあります。それは、雷鳴や稲光に驚いて、運転を誤ることです。もし恐怖を感じるほどの激しい雷雨に遭遇したら、できれば安全な場所にクルマを停めて、雷雲が遠ざかるのを、車内で待った方がいいですよ。
【夏の雹】8月21日(水)
夏に多いゲリラ雷雨ですが、その時、雨や雷以外に、厄介なものが降ってくることがありますよね。
そう、それが「雹(ひょう)」です。「雹」は直径が5ミリ以上の氷の塊。ゴルフボールほどの大きさになることもあるといいます。それがはるか上空から落ちて来るんですから、当たったら、たまったものではありません。人に当たればケガをすることもありますし、クルマに当たれば、ボディがへこんだり、フロントガラスが割れたりすることもあります。
さらに、雹の影響はそれだけではありませんよ。雹が降り出すことで、視界が急激に悪くなり、路面の状況も悪化。また雹が排水溝を塞いでしまい、道路が一気に冠水することもあって、そのまま運転を続けるのは、危険でもあるんです。
そこで、もし激しい雹が降ってきたら、無理に運転を続けず、屋根のある駐車場など安全な場所へ避難した方がいいでしょう。近くにそうした所がない場合は、安全を確認しながら、道路の左端にクルマを停めましょう。その時、毛布などを車に積んでいたら、ボディに掛けると、キズを最小限に抑えることができますよ。
ちなみに、雹によってボディにキズが付いたり、ガラスが割れるなどした場合、通常、車両保険で補償されます。詳しくは、加入している保険会社に確認してみてくださいね。
【車内の温度を下げる】8月22日(木)
今週お送りしているテーマは、「暑い夏に困ること」です。夏によく困ってしまうことの一つが、
炎天下に駐車していたクルマに乗り込もうとした時、車内の気温があまりに高くなり過ぎている場合。
ご経験ある方もいると思いますが、げんなりしてしまいますよね。この車内温度を下げる方法は、いろいろとありますが、オーソドックスな方法としては、窓を開け放ったり、カーエアコンをかけてしばらく待つ・・・といったところでしょうか。ただ、どうしても時間がかかります。
でも、外で待つのも暑いですし、なるべく早く出発したいですよね。では、どうやったら車内の温度を早く下げることができるんでしょうか?
JAF・日本自動車連盟では、さまざまな方法をテストして、最も早く車内温度を下げたある方法を提案しています。それはエアコンに加えて、窓をあけて走行すること。
具体的な方法をご紹介しましょう。
まず、窓を全開にします。そして、カーエアコンの温度設定はロー、つまり最低温度に設定し、外気導入にして走行します。そして2分後に窓を閉め、内気循環に切り替え、3分ほど走るんです。JAFのユーザーテストでは、この方法で、55度あった室内温度が、わずか5分で28度まで低下したそうです。
車内を一刻も早く、快適な温度にしたい方は、ぜひ早速、試してみてはいかがでしょうか?
【海に行ったらすぐに洗車】8月23日(金)
「暑い夏に困ること」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。
ところで、暑い夏に、つい行きたくなる場所の一つが、海じゃないでしょうか?海水浴などのマリンレジャーはもちろんですが、海沿いのカフェやレストランを訪れたり、海岸線を走って景色を眺めるだけでも、気持ちいいですよね!でも、海の近くをドライブすると、ある困った問題が発生しやすくなります。それが、サビです。
鉄で出来ているクルマは、塩分に触れることで、どうしてもサビやすくなります。その点、海の近くでは、例え海水を直接浴びなくても、風や巻き上げられる砂にも塩分が含まれていて、ただ通過するだけでも塩にさらされることになるんです。
そこで大切なのが、海に行ったら、なるべく早く洗車して、塩を洗い流すこと。これ、クルマのボディだけじゃありませんよ!特に形が複雑で、状態をチェックしづらいクルマの下回りは、重点的に洗うことが必要です。また、そんな下回りのサビが心配という方は、リフトを備えたカーディーラーなどに依頼して、サビのチェックと洗浄をお願いするのもオススメですよ。
今週は、「暑い夏に困ること」をテーマにご紹介しました。