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◆ チャイルドシートの大切さ

2024/10/11 UP!

秋の行楽シーズンということで、ご家族でドライブに出かける予定がある方、多いんじゃないでしょうか。そんな時、小さいお子さんがいるご家庭で欠かせないのが、チャイルドシートです!

そこで今週は、「チャイルドシートの大切さ」をテーマに、さまざまなポイントをご紹介していきたいと思います。

【チャイルドシートの大切さ】10月7日(月)

まずは、チャイルドシートを使用するにあたり、そのルールをおさらいしておきましょう。チャイルドシートは、6歳未満のお子さんがクルマに乗る時、使用しなければいけない決まりになっています。

もちろん、赤ちゃんが生まれて、病院から退院する時も、クルマに乗せるならば、チャイルドシートを使用しなければいけませんよ。そういう予定があるという方は、ぜひ早めに用意するようにしてください。

では、どうしてチャイルドシートが必要なのでしょうか?それはもちろん、万一の事故の際、お子さんの命を守るために、非常に重要だからです。

警察庁の統計によると、チャイルドシートを使用していなかったケースでは、適正に使用していた場合と比べて、自動車事故を起こした時の致死率は、ナントおよそ4.2倍にもなるといいます。チャイルドシートは、車内でお子さんの安全を守る唯一の方法で、いわば安全装置です。おクルマを運転する親御さんたちは、お子さんの成長に合わせたチャイルドシートを選び、正しく使用するようにしてくださいね!

【チャイルドシートの着用率】10月8日(火)

今週は、「チャイルドシートの大切さ」をテーマにお送りしています。

お子さんの安全を守るために重要なチャイルドシートですが、このチャイルドシートの使用率って、皆さんはどのぐらいだと思いますか?警察庁とJAF・日本自動車連盟が、今年5月、合同でチャイルドシート使用状況の全国調査を行いました。その結果によりますと、全国平均の使用率は78.2%で、
去年の調査に比べて2.2ポイントプラスとなりました。この調査結果によれば、使用率は年々増加傾向にはありますが、まだ20%以上のクルマでチャイルドシートが使われていないというのは、残念なことですよね。

しかも、年齢別にその使用率を見てみると、1歳未満では91.7%とかなり高い数値だったものの、
5歳では57.9%と、大幅にダウン。年齢が上がるにつれて、使用率が低下しているんです。これは、体が大きくなって、使っていたチャイルドシートが合わなくなったものの、買い替えずに済ませている・・・、そんなご家庭が多いのかもしれません。さらに、心配なことがもう一つあります。取り付けられたチャイルドシートのうち、正しく取り付けが出来ていた割合は、69.8%、そしてお子さんを適切に座らせることができていた割合は、わずか55.7%だったというんです。

チャイルドシートがせっかくあっても、取り付け方などが正しくないと、効果を十分に発揮することができません。ぜひ今一度、取扱説明書をよく確認して、正しく取り付け、正しくお子さんを座らせてあげてくださいね!

【チャイルドシートを取り付ける場所】10月9日(水)

今週は、「チャイルドシートの大切さ」をテーマにお送りしている、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

きのうは、チャイルドシートを正しく使用することが大切、ということをご紹介しましたが、実はどの場所に取り付けるか・・・ということも、とても重要なんです。

「どこでも、好きな場所でいいんじゃない?」と思う方、中にはいらっしゃるかもしれませんが、お子さんの安全のために、避けた方がいい場所があるんです。それが、助手席です。

というのも、最近のクルマでは、助手席には間違いなく、エアバッグが装備されていますよね。実は、このエアバッグが膨らむ勢いは、私たちの想像を超えるほどのもの。このエアバッグの膨らみによって、子どもに重大な被害を及ぼすことがあるんです。特に、乳児が使用する後ろ向きのチャイルドシートは、助手席で使用するのは非常に危険なので、絶対にやめましょう。

幼児用のチャイルドシートも、やむを得ず助手席に装着する場合は、座席を一番後ろに下げた状態で、取り付けるようにしてくださいね。

その他、後部座席の中央も、座席の形状やシートベルトの方式から、しっかり取り付けられないことがあります。ということで、クルマのタイプや乗車する人数にもよりますが、オススメの設置場所は、運転席または助手席の後ろの座席です。詳しくは、おクルマやチャイルドシートの取扱説明書をよくご確認ください。

【6歳以上はジュニアシートを使おう】10月10日(木)

今週お送りしているテーマは、「チャイルドシートの大切さ」です。

月曜日にも取り上げたように、チャイルドシートは、6歳未満のお子さんがクルマに乗る時に、使用することが義務付けられています。では、6歳以上のお子さんはどうでしょうか?確かにルール上は、チャイルドシートの使用義務はありません。ただ、大人と同じように、一般のシートベルトをしていればいいかというと、そんなことはないんです。というのも、シートベルトは大人の体形を元に設計されていて、身長150センチ程度にならないと、安全に使用することができないんです。

では、小さなお子さんが普通のシートベルトを使用していると、どうなるんでしょうか?

例えば、腰に巻くベルトが腹部を通っていると、事故の衝撃で内臓を損傷する危険性があります。
また、肩のベルトが首を通っていると、事故の衝撃で首を絞めつけたり、首の骨が折れることもあるといいます。

そこで大切なのが、身長150センチ程度になるまでは、学童用のチャイルドシート、いわゆるジュニアシートを使用することです。ジュニアシートには、背もたれが付いたタイプと、座面だけのブースタータイプと呼ばれるものの2種類があります。ブースタータイプは、ベルトによるお腹の圧迫を防いでくれますが、体格によっては、肩ベルトが首にかかってしまう可能性があります。一方、背もたれが付いたタイプは、シートベルトを適正な位置に調整するガイドが付いていますので、安心して使用することができますよ。

お子さんが6歳になったら、ぜひジュニアシートを使用してくださいね。

【抱っこでは子供を守れない】10月11日(金)

「チャイルドシートの大切さ」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

街なかを走行しているクルマを見ていると、時々、車内でお子さんを抱っこしている姿を目にすることがあります。もしかしたら、小さいお子さんなら、事故があったとしても、抱きとめられると思っているのかもしれませんね。でもその考えは、甘いと言わざるを得ません。

というのも、こんな実験データがあるんです。

時速40キロで走行するクルマが壁に正面衝突した場合、乗っている人に加わる衝撃は、体重のおよそ30倍にもなるといいます。つまり、体重5キロの赤ちゃんでも、衝突の瞬間、なんと150キロもの重さになる訳で、大人といえども、とても支えきれるものではありません。

しかも、もし抱っこしている人が、シートベルトを着用していなかったら、その人にかかった衝撃力まで、お子さんにかかることになります。そのまま前の席の背もたれなどに激突すれば、とても無事でいられませんよね。

お子さんをクルマに乗せるときに、チャイルドシートを装着しないという選択肢はありません。子どもの安全を守るのは、私たち大人であることを、皆さん、しっかり肝に銘じておいてください。

今週は、「チャイルドシートの大切さ」をテーマにご紹介しました。

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