2024/11/15 UP!
先週木曜日、11月7日は立冬でした。今年は猛暑のあと、秋になっても気温の高い日々が続きましたが、これからは、次第に本格的な冬へと向かっていくでしょう。そんな季節の変わり目のこの時期に、ぜひオススメしておきたいメンテナンスなどがあります。
そこで今週は、「この時期おすすめの整備」をテーマに、さまざまな情報をご紹介していきます。
【夏に酷使したタイヤを点検・交換】11月11日(月)
まず、今朝取り上げるのが、タイヤです。
ゴム製品のタイヤにとって、太陽光に含まれる紫外線は、まさに大敵。紫外線にさらされることで、ゴムの劣化が進んでしまうんです。特に近年の記録的な暑さでは、その日差しの強さはいうまでもないですよね。そんな猛暑の夏、そしてずっと気温の高かった秋と、紫外線にさらされてきたみなさんのおクルマのタイヤ、良い状態を保てていますか?
紫外線などによってタイヤの劣化が進むと、ゴムが固くなり、特にタイヤの側面の部分などにクラックと呼ばれるヒビ割れが起こります。小さなクラックであれば問題なく走行できますが、タイヤの中に補強材として入っているスチールコードに達するほどになったら、そのタイヤはもう使用することができません。そのまま使っていると、走行中のバーストなどの原因となり、大変キケンです。
ということで、夏、秋と紫外線にさらされたタイヤを、冬を前にしたこの時期、カーディーラーなどで、しっかりと点検してもらいましょう。そしてヒビ割れなど、もしも劣化が進んでいるようなら、
早めに交換を行ってくださいね。
【バッテリーのメンテナンス】11月12日(火)
今週は、「この時期おすすめの整備」をテーマにお送りしています。昨日のタイヤに続いて、今朝ピックアップするのは、バッテリーのメンテナンスです。
バッテリーを一番酷使するシーズンといえば、やはり夏ですよね。日々、カーエアコンをフル稼働するのはもちろん、海や山といったレジャーに出かけた先などで渋滞にはまってノロノロ運転ということが重なると、オルタネーターによる発電も十分にできません。そんな中で、カーエアコンなどの電装品を使うことは、バッテリーに大きな負担となります。
また、今年は秋も暑かったですから、やっぱりカーエアコンが欠かせなかったという方、多いかもしれませんね。そんな夏・秋を経て、本格的に寒くなる前の今の時期こそ、ぜひバッテリーのチェックと、メンテナンスを行っておきましょう。
というのも、バッテリーは気温の影響を受けやすく、冬の低温状態では、その性能を十分に発揮することが出来なくなってしまうんです。そのため、バッテリー上がりなどのトラブルが起こりやすくなってしまいます。もちろん、バッテリーがまだ新しく、元気な状態なら問題ありませんが、夏・秋に酷使し、さらに年数が経って劣化したものだと、いざという時、エンジンが動かない・・・なんてことになりかねません。
バッテリーの寿命は、2年から3年が目安。しばらく交換をしていない・・・という方は、ぜひこの機会に、カーディーラーなどで、バッテリーの点検・交換をしておきましょう。
【カーナビの地図ソフト更新】11月13日(水)
「この時期おすすめの整備」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。初めての土地で、迷わずドライブするために欠かせないのが、カーナビですよね。
今では、多くの方が利用されていると思います。
ただ、このカーナビ。常に最適なルートを表示してくれるかというと、必ずしもそうではありません。
カーナビに入っている地図ソフトが古くなっている場合、最新のルートやスポットを案内できないんです。実は、多くのカーナビの地図ソフトは、毎年6月と11月に、新しいバージョンがリリースされます。つまり今こそが、地図ソフトの更新に、絶好のタイミングという訳です!
では、地図ソフトを更新するとどんなメリットがあるんでしょうか?
例えば、新規開通した道路を利用した効率のいい道案内をしてくれます。また、登録されている電話帳も新しくなるので、電話番号による目的地の検索も簡単にできます。それに、近年多い市町村合併や編入にも対応しています。古いソフトだと、新しい住所を入力しても、役に立ちませんからね。そして増え続ける、充電スポットや水素ステーションなど、おクルマに必要な最新の情報も収録されています。
ただ地図ソフトの更新方法は、カーナビの機種によってさまざまです。まずは、説明書を確認するか、
お近くのカーディーラーにお問い合わせください!
【冬用タイヤの準備】11月14日(木)
今週お送りしているテーマは、「この時期おすすめの整備」です。
月曜日にタイヤの点検や交換についてご紹介しましたが、この時期、タイヤについてもう一つ、オススメしておきたいことがあります。それが、冬用のスタッドレスタイヤの購入です。
ふだん雪がほとんど降らない、千葉県をはじめとした南関東でも、ふいに大雪が降ったり、路面がカチカチに凍結することがありますよね。そんな時、各地で多くの事故が発生しています。そこで最近では、南関東でも、冬場にスタッドレスタイヤを愛用される方、増えているようです。
とは言っても、積雪や路面凍結に備えるのは、11月だと、まだちょっと早い気がするドライバーさん、多いかもしれませんね。でも、早めにスタッドレスタイヤを購入しておいた方がいい理由があるんです。というのもスタッドレスタイヤは、新品の状態では、その性能を十分に発揮できません。実は新品のタイヤは、表面を薄い皮のようなもので覆われているんです。そのため、200キロぐらい走り慣らして、表面の皮を少し剝いた方が、雪や氷に対して、その性能をいかんなく発揮できるんです。
また、スタッドレスタイヤの販売は、雪の時期が近づいてくると、需要の高い雪国が中心になります。
そのため南関東では、在庫が十分にない・・・といった状況になることがあるんです。そのため、欲しいタイヤを確実に手に入れるためには、早くから予約した方がいいという訳です。
新しくスタッドレスタイヤの購入をお考えの方は、早めにお近くのカーディーラーなどにお問合せくださいね。
【エンジンオイルの交換は必要?】11月15日(金)
「この時期おすすめの整備」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。最後に取り上げるのは、エンジンオイルの交換についてです。
エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑などを行い、エンジンをスムーズに回転させる大切なものです。そのためエンジンオイルには、使用する環境に応じた適度な粘り気、粘度がついています。このエンジンオイルの粘度について、夏と冬では、エンジンオイルを交換して、粘度を変えるべき、なんていうハナシを聞いたこと、皆さんはありませんか?
かつては、寒い冬には粘度の柔らかいエンジンオイルを使用し、暑い夏には、硬いエンジンオイルを使用する、といった使い分けが、実際、よく行われていました。では今でも、季節に合わせて交換するべきなんでしょうか?
結論から言いますと、現在においては、1年を通じて同じ粘度のエンジンオイルを使って問題ありません。これは、エンジンオイルの性能が向上したためです。ただ、超極寒の土地を走るようなときには、
環境に応じたモノを選んだ方がいいケースがあります。その際は事前に、カーディーラーなどへ相談してみてください。そしてもちろん、季節や場所を問わず、エンジンオイルの定期的な交換は、欠かせませんよ!
今週は、「この時期おすすめの整備」をテーマにご紹介しました。