ドライビングライフに役立つ情報を発信するコーナー(『AWAKE』内)。
季節に合わせた車のお手入れや運転時の注意点、おすすめドライブコースなど、
あなたのワンダフルドライブを応援します。

Every Mon.-Fri. 8:12頃(「AWAKE」内)

◆ 歩行者保護を徹底する

2025/1/24 UP!

皆さんは、交通事故による死者数が最も多いのは、次の五つのケースの内、どれだと思いますか?

1「自動車に乗車中」 、2「バイクに乗車中」、3「原付きバイクに乗車中」、4「自転車に乗用中」、そして5「歩行中」さて、どれでしょうか? 実は正解は…、5の「歩行中」なんです。

それだけに、道路を横断している歩行者の保護は、ドライバーさんにとって最も重要な責任の一つです。そこで今週は、「歩行者保護を徹底する」をテーマに、さまざまな注意点などを取り上げていきたいと思います。

【歩行者優先の調査】1月20日(月)

ところで、信号機のない横断歩道で、歩行者や自転車が横断中、もしくは横断しようとしている場合、手前で一時停止して、歩行者などに道を譲らなければいけません。このルール、番組では何度も取り上げたので、みなさんもお馴染みだと思います。

では、一体どのぐらいのクルマが、実際に一時停止しているんでしょうか?
JAF・日本自動車連盟では、昨年8月、実態調査を全国で実施し、その結果を公開しています。

それによりますと、歩行者が渡ろうとしている場面で、一時停止したクルマは、6647台中、3525台。その割合は、前の年の調査と比べて7.9ポイント増加し、53.0%で過去最高となりました。そして全国的にも、増加傾向にあることが分かったということです。しかし、裏を返せば、いまだにおよそ半数のクルマが止まっていないという現実でもあります。

横断歩道では、歩行者が優先!そのことをぜひ皆さんも、今一度、認識しておいてくださいね!

【横断歩道周辺でのルール】1月21日(火)

今週は、「歩行者保護を徹底する」をテーマに、お送りしています。

信号機のない横断歩道を、歩行者などが横断中、または横断しようとしている場合は、クルマはその通行を妨げてはダメで、一時停止して、先に渡ってもらうのがルールですよね。

ただ実は、この横断歩道付近では、歩行者を保護するために、その他にもさまざまな決まりがあるんです。今朝は、その辺りを改めてチェックしておきましょう。

例えば、横断歩道上やそのすぐそばに人がいないからといって、安心してはいけませんよ。
道路交通法では、クルマが横断歩道などに近づいた時、横断する人などが「明らかに」いない場合以外は、その手前で停止できるように速度を落として進まなければいけないことになっているんです。

また、横断歩道などの手前に停まっているクルマがある場合は、そのそばを通って前方に出る前に、一時停止しなければいけません。というのも、停車中のクルマの陰になって、横断する歩行者が確認できないことがありますからね。

そもそも、横断歩道とその端から前後5メートル以内は、駐車や停車も禁止されていますので、注意してください。そして横断歩道など、その手前から30メートル以内の場所では、他のクルマを追い越したり追い抜いたりしてはいけませんよ。

どうですか?うっかり忘れてしまっているもの、ありませんでしたか?皆さんもこの機会に、改めて確認してみてくださいね!

【外国人の歩行者に注意】1月22日(水)

「歩行者保護を徹底する」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

去年、日本を訪れる外国人旅行者の数が、コロナ禍前を上回って過去最多となりました。今や全国至る所で、こうした外国人旅行者を見かけますよね。そんな現状だからこそ気を付けたいのが、
外国人の歩行者を巻き込む交通事故です。実は、そのルールや文化の違いによって、事故に発展する危険性があるんです。

まず、日本ではクルマは左側通行ですが、ご存知の通り、世界では右側通行の方が多数派です。
そうした右側通行の国から来た人は、道路を横断するときに、習慣的に左方向を確認して、右方向を確認せずに渡ってくる可能性があります。

それに欧米諸国では、道路上での歩行者優先のルールが、日本よりもはるかに浸透している国が多いんです。実際、欧米諸国と比べると、日本では歩行者の事故が多いことが、以前から指摘されています。

そうした、歩行者優先が当たり前の国から来た外国人にとって、横断歩道では、「クルマの方が停まるはず」という潜在意識があります。そのため十分に安全確認せず、横断し始める人がいるかもしれません。

ということで、車道付近で外国人を見かけた場合は、その動きに十分注意を払い、特に横断歩道では、歩行者優先をしっかりと守ってくださいね!

【横断歩道以外での歩行者保護】1月23日(木)

今週お送りしているテーマは、「歩行者保護を徹底する」です。

横断歩道以外の場所でも、歩行者の保護はルールで定められていますよ。例えば、クルマが歩行者のそばを通る時は、歩行者との間に安全な間隔を空けなければいけません。もし安全な間隔をあけられない場合は、徐行しなければならないことになっています。

そして、この安全な間隔をとる際にも、色々と注意力が必要です。

イヤホンなどをしている人や、耳が聞こえにくい高齢者などの場合、後ろからクルマが接近してきていることに気が付かないケースがあります。そんな人たちが、急な動きをしても慌てないよう、
しっかり距離を空けるようにしてくださいね。

その他、道路に面した施設や駐車場などに出入りするため、歩道や路側帯を横切る時にも注意しましょう。歩道や路側帯を横切る時には、たとえ歩行者がいなくても、手前で一時停止して安全を確認するのが、道路交通法上のルールです。もちろん、歩行者がいる時には、その通行を妨害してはいけませんよ。

また、施設などに入る時はもちろん、施設から出て道路に合流する時は、クルマの往来ばかりに意識が行きがちです。そのため歩行者を見落とし易いので、こちらも十分注意してくださいね!

【ダイヤマークに注意を払おう】1月24日(金)

「歩行者保護を徹底する」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。今週何度もご紹介していますが、前方の信号のない横断歩道を、歩行者が横断していたり、横断しようとしていたら、一時停止して、先に渡ってもらうのが道路交通法で定められたルールです。でも、こんなことを思う方、いらっしゃいませんか?「信号機のない横断歩道が分からなくて、気付いたら通り過ぎちゃうんだよね…」。

そういう方は、「ダイヤマーク」の意味を、もしかしたら忘れてしまっているかもしれませんね。

「ダイヤマーク」というのは、道路上に白色のペイントで描かれた、ひし形のマークのことです。
これは、「この先に横断歩道または自転車横断帯があります」と、事前に予告する意味があります。こうした「ダイヤマーク」は、横断歩道の手前およそ50メートルと30メートルの位置に表示されています。つまり2回も、警告してくれている訳です。

「そういえばよく見かけるけど、意味を知らなかった」という方がいたら、この機会に改めてダイヤマークをチェックして、歩行者優先の運転を心がけてくださいね!

今週は、「歩行者保護を徹底する」をテーマにご紹介しました。

前の記事
次の記事
サイトTOPへ戻る
WHAT’s NEW
  • ◆ 渋滞の時の注意点

    ゴールデンウィークも、いよいよ明日まで。行楽地からのUターンなどがあって、高速道路や一般道では、まだまだ渋滞の発生が見込まれています。また、新緑を迎えたこれからの季節、何かとお出かけする機会……

    2025/5/9
  • ◆ 高速道路のもしもに備える

    ゴールデンウィークが始まりましたね。この期間、おクルマで遠出される方も多いでしょう。そんなお出かけに際して便利なのが、高速道路ですね!でも、一般道とは異なるその特別な環境から、思わぬトラブル……

    2025/5/2
  • ◆ 千葉県で潮干狩りを楽しむ

    春の行楽シーズン、まっさかり!この時期、千葉県で楽しめる海のレジャーといえば、やっぱり潮干狩りでしょうね!そこで今週は、「千葉県で潮干狩りを楽しむ」をテーマに、各地の潮干狩り場を取り上げてい……

    2025/4/25
  • ◆ お出かけ先の駐車場で注意

    まさに今、春本番!天気のいい日など、おクルマでお出かけするのにピッタリの季節ですね。そんなおでかけ先で、ほぼ利用することになるのが駐車場じゃないでしょうか? 駐車場って、クルマ……

    2025/4/18
    MONTH