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◆クルマの花粉対策

2025/2/7 UP!

節分があけ、きょうは立春。まだまだ寒い日は続くものの、梅の花が咲くなど、春の兆しも次第に感じられ始めるころです。

そんなこの時期ですが、あの厄介なモノもそろそろやってきますね。そう、スギやヒノキなどの花粉です。今や、国民病ともいわれる花粉症。目のかゆみや鼻水、くしゃみなどの症状は、クルマの運転にも大きく影響します。

そこで今週は、「クルマの花粉対策」をテーマに、さまざまなポイントをお送りしていきたいと思います。

【クリーンエアフィルター】2月3日(月)

まず、花粉症対策でなんといっても大切なのは、花粉を車内に入れないこと。そのために注目したいのが、クリーンエアフィルターです。

クリーンエアフィルターというのは、エアコン用のフィルターのこと。カーエアコンが、外の空気を取り入れたり車内の空気を循環させたりするときに、クリーンエアフィルターが、その空気をろ過し、ホコリや花粉などを、取り除いてくれるんです。そのため、使い続けていると徐々に汚れてきます。そのままにしていると、空気の通りが悪くなり、エアコンの効きに支障が出るため、定期的な交換が欠かせません。

最近では、花粉除去や脱臭の機能が特に優れた、高性能のクリーンエアフィルターが増えています。交換の際に、そうしたものを利用するのがオススメです。クリーンエアフィルターの交換をお考えの方は、お近くのカーディーラーまで、お気軽にお問合せくださいね!

【花粉を車内に持ち込まない】2月4日(火)

今週は、「クルマの花粉対策」をテーマに、お送りしています。

きのうも触れましたが、クルマの花粉症対策で大切なのは、何といっても、車内に花粉を入れないこと、そして、クルマに乗り込む際に、花粉を持ち込まないことです。では、どんなことに気を付けたらいいんでしょうか?

まず大切なのが、クルマに乗る前に服をはたいて、付着した花粉を払い落とすことです。他にも、コロコロ転がす粘着クリーナーなども、花粉を取るのにピッタリ!小型のものなど、クルマに置いておくと便利ですよ。もちろん、同乗者がいる場合は、その人にもお願いして、花粉を落としてもらいましょう。

また、見落としやすいのが、靴やバッグです。そうした衣服以外の身の回り品なども、花粉が付着しやすいので忘れず払っておきましょうね。着ている服の素材もポイントですよ。例えば、ウールやフリースといった毛足の長い素材は、花粉が付着しやすくなります。綿やナイロン、ポリエステルなど、表面の滑らかな素材の方が、花粉が付着しにくいですよ。

また、静電気が発生しやすい素材も、花粉を引き寄せやすいので要注意です。
ウールや、ナイロン、ポリエステルなどが代表的ですね。そうした素材のときは、静電気防止スプレーを上手に活用すると、花粉が付きにくくなりますよ。

【車内のクリーニング】2月5日(水)

おクルマを運転される方にとっても、今や花粉症対策は重要で、車内に花粉をもちこまない、入れないことが、何と云っても大切です。ただ、完全に花粉をシャットアウトすることは、やっぱり難しいですよね。

では、車内に侵入した花粉を除去するには、どうしたらいいのでしょうか?これは、簡単です。 そう、掃除すればいいんです。

車内においては、目にはなかなか見えませんが、シートやダッシュボード、フロアマット、そして天井など、さまざまな場所に花粉が付着します。特にファブリックの部分は、生地の奥にまで入り込むことがあります。

車内用のマイクロファイバーや、モップなどでふき取るのも有効ですが、花粉はペクチンという粘りのある物質を出すため、貼り付きやすいという特徴があります。そこで、ガソリンスタンドやコイン洗車場の業務用掃除機や、近年増えてきた家庭用の強力な掃除機を使うのが、オススメです!

掃除機をかける時は、シートのすき間や、フロアマットはもちろん、ダッシュボードやドアポケットのすき間、そして天井などにもしっかりかけるといいですね。掃除機をかけたあとは、固く絞ったウエスで水拭きするか、車内用のお掃除シートなどを使って、ふき取るようにしましょう。

花粉は、ドアを開ける度に入ってくる可能性があります。できるだけこまめに掃除することで、その量を減らせるはずですよ。

【花粉症の薬について】2月6日(木)

今週お送りしているテーマは、「クルマの花粉対策」です。

花粉症の症状がひどい、という方の多くが、なにかしらの薬を飲まれているんじゃないでしょうか。ただ、花粉症の薬を飲んでクルマを運転しようという場合は、注意が必要ですよ。というのも、薬の中には、副作用が心配されるものがあるからです。

その代表的なものとして知られているのが、抗ヒスタミン剤です。

これは、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状を引き起こす、ヒスタミンという物質の働きを抑える効果的な薬です。しかし、市販薬の多くに見られる「第一世代」と呼ばれる最初に開発された抗ヒスタミン剤は強い眠気や、集中力や判断力などが低下する副作用が出やすい、とされていて、服用したらクルマを運転するのは控える必要があります。

それに対して、最近主流になっているのが、「第二世代」や「第三世代」と呼ばれる抗ヒスタミン剤です。こちらは副作用が少なく、効果の持続性やアレルギー反応の治療効果も優れたものといえます。

でも、ここで注意しなければいけないのは、「第二世代」「第三世代」だから、眠気などの副作用が全く起こらないという訳ではない、ということです。

花粉症の薬を飲んでクルマを運転したいという方は、医師や薬剤師などと相談して、運転に影響が少ない薬を選ぶことが大切です。ドライバーのみなさん、十分気を付けてくださいね!

【花粉はクルマにも影響】2月7日(金)

「クルマの花粉対策」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

花粉が影響を及ぼすのは、人だけではありませんよ。実は、クルマにも悪影響を与えるんです。

まず、春はこの花粉によってボディが汚れますよね。多く飛散する時期には、屋外に駐車したクルマが、あっという間に黄色くなって、ビックリするほどです。そしてこのクルマに降った花粉を、そのままにしていると、良くないんです。

というのも花粉が、雨などの水分に触れると、中からペクチンという粘りのある成分が出てきます。
ボディの表面にへばりつくと、それが花粉ジミの原因になってしまうんです。しかも一度つくと、これがなかなか取れません。放っておくと、塗装面を浸食して、ダメージを与えることもあるんです。

そんな状態を防ぐためには、これからの時期、定期的な洗車が大切ですよ。花粉は付いたばかりなら、簡単に落とすことができます。また事前に、ボディにコーティングを施しておけば、花粉がついたとしてもシミになりにくく、花粉以外の汚れも防げるのでオススメです!屋外に駐車されている方は、ボディカバーを使用すれば、手間はかかりますが、効果的に花粉の付着を防ぐことができますよ。

今週は、「クルマの花症対策」をテーマにご紹介しました。

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