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◆ 安全運転に大切なちょっとしたこと

2025/2/21 UP!

この番組をお聞きのリスナーのみなさんにおいては、日頃から安全運転を、しっかり心がけていることと思います。ただ、交通ルールを守り、交通マナーを実践する以外にも、安全運転につながる『ちょっとしたポイント』があるものです。そこで今週は、普段何気なくやっている車内での動作などを取り上げ、「安全運転に大切なちょっとしたこと」をテーマに、お送りしたいと思います。

【車内はきれいにしておく】2月17日(月)

例えば、みなさんはおクルマの中を、いつもきれいに整理整頓していますか?ビニール袋に入った飲食ゴミや、無駄なモノを置いたままにしていると、安全運転を妨げる可能性があるんです。

例えば、空き缶や飲み終えたペットボトルを足元に置いたりしていませんか?すると、何かの拍子に転がってきて、ブレーキペダルやアクセルペダルなどの間に挟まってしまう可能性があります。すると、イザという時にブレーキペダルなどが踏めず、大変危険です。

また、シートやダッシュボードなどの上にモノを置いたままにしていると、カーブを曲がったり、ブレーキをかけたりしたはずみで、ずり落ちることがあります。その際に、思わずそちらを見てしまったり、手を出したりすることもあるでしょう。

そうした結果、脇見運転やハンドル操作を誤るなど、事故につながる危険性も伴ってきます。車内のゴミはこまめに捨てるようにし、余計なモノはいつまでも置かず、常に整理整頓を心がけるようにしてくださいね!

【フロントガラスは内外ともきれいに】2月18日(火)

今週は、「安全運転に大切なちょっとしたこと」をテーマにお送りしています。みなさんは、日ごろ、フロントガラスをきれいにしていますか?視野を保つ重要な役割がある、フロントガラス。それだけに、キレイに保つことは、安全運転を行う上で、とても大切です。

フロントガラスの外側に付く汚れといえば、泥やホコリなどの水性の汚れの他、劣化したコーティング剤や、走行中にはね上げられた路面の油分など、油性の汚れがあります。水性の汚れは、水洗いでほとんど落とせますし、落ちない場合も、カーシャンプーを使えば、キレイにできます。一方、油性の汚れ、いわゆる油膜は、雨の日など、特に視界を妨げるので、放置するのは危険です。キレイにするには、油膜除去剤による研磨が一番ですが、ただちょっと手間がかかりますよね。難しいと感じる場合は、カーディーラーなどの専門店にお願いすると便利ですよ。

また、フロントガラスの汚れは外側だけじゃありませんよね!内側も、意外と汚れているんです。内側に付く水性の汚れは、ホコリや、タバコのヤニ、水分に含まれるミネラルなどがあります。また、手垢など油性の汚れが付いていることもあるでしょう。

ガラスクリーナーなどで汚れを落とし、拭き跡が残らないよう、マイクロファイバークロスなどで、丁寧にカラ拭きするようにしてくださいね。クリアな視界の確保は、安全運転の第一歩ですよ。

【音量の大きさに注意】2月19日(水)

「安全運転に大切なちょっとしたこと」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。リスナーの皆さんの中にも、運転中は音楽が欠かせないという方、たくさんいらっしゃるでしょうね。では、カーステレオなどで、音楽を聴いている時、そんな皆さんはどれぐらいの音量にしていますか?周りの音が聞こえなくなるほどの、音量で聴いていませんか?

走行中、周囲からの音は安全運転に欠かせない大切な情報です。他のクルマの走行音や、クラクション、踏切の警報器、そして救急車や消防車といった緊急自動車のサイレンなど、多くの音によって、私たちは様々な判断をし、安全な運転を行っています。

そのため「千葉県道路交通法施行細則」では、音楽などの音量について、次のように規定しています。「車両を運転するときは、音量を上げ音楽等を聞くなど、安全な運転に必要な音声が聞こえない状態にしないこと」。はっきりとした数値では書かれてはいませんが、周囲の音が聞こえないほどの音量で、
音楽などを聴いてはいけないとされている訳です。

また、ヘッドホンやイヤホンなどを使用する場合も、周囲の音が聞こえないような音量だと、規制の対象になりますよ。

こうしたカーステレオなどの音量に関するルールは、他の都道府県でも、同じように定められている所が多くあります。みなさん、車内では適度な音量で楽しむようにしてくださいね!

【車内の空気の質】2月20日(木)

今週お送りしているテーマは、「安全運転に大切なちょっとしたこと」です。ところでみなさんは、クルマを運転している時、車内の空気の質について、考えたことがありますか?実は空気の質が、乗っている人たちの体調に、影響を及ぼすことがあるんだそうです。

JAF・日本自動車連盟が、以前、こんな実験を行いました。まず、同じ車種のクルマを2台用意し、それぞれに4人が乗り、カーエアコンを「内気循環」と「外気導入」に設定、高速道路や郊外・山道、市街地などを各1時間ほど走行しました。そして二酸化炭素や酸素の濃度など、車内の空気の質を測定していったんだそうです。

すると、「外気導入」にした車内の二酸化炭素濃度は常に1000ppm前後だったそうですが、「内気循環」の方では、最大6770ppmまで上昇しました。酸素濃度は、二酸化炭素ほど差はなかったものの、「内気循環」の方が最大1%近く低下したといいます。実は、二酸化炭素の濃度は、3000ppmを超えると、疲労感が増したり、注意力が低下したり、眠気や頭痛を訴える人が増える、という研究結果があるんだそうです。つまり、二酸化炭素が増えすぎると、事故につながるリスクも増すということですよね。

安全運転のためには、車内の空気の質も大切!時々は「外気導入」に切り替えるほか、窓を開けたり、休憩をとるなどして、車内の換気を心がけましょう。

【ミラーはしっかり合わせる】2月21日(金)

「安全運転に大切なちょっとしたこと」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところでみなさんは、運転するとき、ミラーをしっかり合わせていますか?ルームミラーやドアミラーは、安全確認に不可欠です。それだけに、きちんと合わせておかないと、その効果を十分に発揮することができません。

ルームミラーを合わせる際には、一つポイントがあります。それは、日本車のような右ハンドルの場合は、ミラーに近い、左手で合わせること。というのも、右手を使ったり、両手で合わせたりすると、体がシートの背もたれから離れてしまいますよね。すると、運転姿勢に戻った時、見え方が変わってしまうんです。もちろん、左ハンドルの場合は、右手を使ってくださいね。そして、なるべくリアウインドー全体が映るように調整します。

続いて、左右のドアミラーです。どちらも、ミラーの内側・4分の1ぐらいに自分のクルマのボディが映るようにし、残る4分の3に、後ろの景色が映るように合わせましょう。車体が映ることで、後続車との距離感がつかみやすくなります。

そして上下方向は、ミラーの下半分ぐらいに路面が映るように合わせましょう。あまり上に向けすぎると、車体の近くが見えなくなってしまいますし、反対に下に向けすぎると、後ろの様子がわかりづらくなってしまいますよ。

今週は、「安全運転に大切なちょっとしたこと」をテーマにご紹介しました。

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