2025/7/25 UP!
きょうは祝日、「海の日」ですね。三方を海に囲まれた千葉県では、より身近に、海を感じることができるのではないでしょうか!
そこで今週は、「千葉の海沿い絶景スポット」をテーマに、海の近くにあるすばらしい景色が楽しめる場所を、取り上げていきたいと思います。
【岡本桟橋(原岡桟橋)】7月21日(月・祝)
まず今朝取り上げるのは、映画やテレビ、CMなどでもお馴染みのビュースポット。南房総市にあります、「岡本桟橋」です。「原岡桟橋」という通称でもお馴染みですよね。
全国的にも珍しい木製の桟橋で、整備されたのは大正10年ごろだといいます。富浦湾にまっすぐのびる桟橋には、電柱が立ち並んでいて、夕暮れになると裸電球に明かりが灯り、なんともレトロな味わいある風景が楽しめます!
また、天気のいい日には、富士山までも望むことができるとあって、その絶景を求めて、多くの人が訪れているそうです。そんな「岡本桟橋」へは、富津館山道路の富浦インターチェンジからだと、国道127号などを経由して、およそ7分で到着します。
桟橋や周辺は、地元のボランティアの方々などが、日々整備をして景観を守っているそうです。訪れる際には、ぜひマナーを守って、楽しむようにしてくださいね!
【明治百年記念展望塔】7月22日(火)
今週は、「千葉の海沿い絶景スポット」をテーマにお送りしています。今朝は、富津市にある展望台、
「明治百年記念展望塔」をピックアップしたいと思います。
この展望台は、富津岬の先端にある「千葉県立富津公園」の中にあります。およそ97ヘクタールという広大な敷地を誇るこちらは、広場や遊具で遊んだり、緑の中や浜辺を散策したりと、いろいろな楽しみ方ができる公園です。特に、夏の間オープンする「ジャンボプール」は、人気がありますよね!
そして岬の先端にあるのが、明治100年を記念して造られた「五葉松(ごようまつ)」という松の木をかたどった、「明治百年記念展望塔」です。
その展望台からの眺めは、もちろん絶景のひとことで、対岸の神奈川県をはじめ、東京都心や富士山、房総半島の丘陵などを一望することができます!また天気がいい日には、明治から大正にかけて、首都を防衛する目的で造られた海上にある要塞、「第一海堡」と「第二海堡」を、見ることもできますよ!
そんな「明治百年記念展望塔」がある「千葉県立富津公園」へのアクセスは、館山自動車道を木更津南インターチェンジで降りれば、15分ほどで到着します。潮風に吹かれて絶景を望みながら、思いっきりアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょう!
【野島埼灯台とラバーズベンチ】7月23日(水)
今週は、「千葉の海沿い絶景スポット」をテーマにお送りしています。今朝は、南房総市にあります、「野島埼(のじまさき)灯台」と、その近くにある「ラバーズベンチ」と呼ばれるベンチについて、取り上げてみたいと思います。
房総半島の最南端に位置する「野島埼灯台」は、八角形をした白亜の灯台です。
この灯台が最初に完成したのは、明治2年・1869年のこと。その後、関東大震災で倒壊しましたが、大正14年・1925年に再建されました。再建された灯台は、高さおよそ29メートル。白く美しい姿で「日本の灯台50選」にも選ばれています。
さらにこちらは、日本に16しかない、のぼれる灯台の一つでもあるんです。螺旋階段をのぼった先にある展望台からの眺めは、まさに絶景ですよ!
そして、この灯台のすぐ近くの岩場に設置されているのが、「ラバーズベンチ」と呼ばれる白いベンチ。目の前に広がる、太平洋の絶景はもちろん、朝日と夕日の両方を見られる珍しい場所でもあるんです!
このベンチに、カップル2人で座ると、「幸せになれる」という噂もあるんだそうですよ!
そんな「野島埼灯台」は、富津館山道路の富浦インターチェンジからだと、およそ30分で到着です。
ぜひ大切な人と、目の前の雄大な太平洋の絶景を、存分に楽しんでみてくださいね!
【上永井公園】7月24日(木)
今朝は旭市にあります、「上永井(かみながい)公園」をピックアップしましょう!
「上永井公園」は、“東洋のドーバー”ともいわれる「屏風ケ浦」の西の端、九十九里浜との境にある海に突き出した「刑部岬(ぎょうぶみさき)」に立つ公園施設です。
日本屈指の景勝地として知られる「刑部岬」。高さおよそ60メートルの断崖の上には、「飯岡灯台」が設置されていて、その側に「飯岡刑部岬展望館~光と風~」があります。その3階には、終日無料で入れる展望デッキがあるんですよ!
こちらからの眺めは素晴らしく、西には九十九里浜が弧を描いて果てしなく続き、東には屏風ケ浦の景観を一望することができます。晴れた日には、遠く富士山まで望むことができ、夕陽に映えるシルエットは、いつ観ても壮大で、実に見事です。
また、夜には展望館が美しくライトアップされ、九十九里浜沿いの街の夜景を見渡すことができるんです。特に、日没30分後の海と夕暮れのコントラストが、それは美しいそうですよ!
そんな「上永井公園」へのアクセスは、千葉東金道路から銚子連絡道路を経由し、終点の匝瑳インターチェンジから、およそ35分で到着です。岬に佇む白亜の飯岡灯台も、惹きつけてやまないフォトジェニックですよ!
【銚子ポートタワー】7月25日(金)
今週は、「千葉の海沿い絶景スポット」をテーマにお届けしてきました。最後は、銚子市にあります、「銚子ポートタワー」をピックアップしてみましょう!
銚子漁港を見下ろす高台に位置している「銚子ポートタワー」。総ガラス張りのツインタワー構造になっています。高さは57.7メートル。1階には、インフォメーションと売店、そして2階には展示ホールがあります。そこからグーンとのぼって、およそ43メートルの高さにあるのが、3階の展望ロビー。銚子漁港の活気ある水揚げ風景を眺められますよ。さらに最上階の4階にある展望室からは、雄大な太平洋をはじめ、鹿島灘や利根川河口などを一望できます!
そして同じ敷地内には、銚子で水揚げされた新鮮な魚介類をはじめ、地元の特産品など、豊富な品々を取り揃えている「ウオッセ21」や、シーフードレストランなどもあって、どちらも満足感あふれる美味しい海の幸を楽しめますよ!
そんな「銚子ポートタワー」へのアクセスは、東関東自動車道の佐原・香取インターチェンジからだと、国道356号線を1時間ほど南下すれば到着します。海を望む絶景と、おいしい海の幸を、存分に堪能してみてくださいね!
今週は、「千葉の海沿い絶景スポット」をテーマにご紹介しました。