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◆ 凍結路面に気を付けて

2026/1/23 UP!

先週、雪が積もった時の運転などについて、さまざまな注意点を取り上げました。でも冬場、スリップの危険性が高いのは、積雪時だけではありませんよね。そう、路面が凍結した時も、十分な注意が必要です。そこで今週は、「凍結路面に気を付けて」をテーマに、いろいろなポイントを取り上げていきたいと思います。

【アイスバーンについて】1月19日(月)

まず凍結路面には、いくつか種類があります。

例えば、積もった雪の上を、多くのクルマが通行して踏み固められて凍結した、「圧雪アイスバーン」。
また、その上をさらに多くのクルマなどが通行して、ツルツルに磨かれた「ミラーバーン」もその一つです。ただこれらは、よほどの雪が降って、気温の低い状態が続かないと、なかなか遭遇することはないでしょう。

しかしその点、千葉県などでも十分気を付けなければいけないのが、「ブラックアイスバーン」と呼ばれる路面です。

これは、道路表面に薄く氷が張った状態で、離れた場所からだと、一見、路面が黒く濡れているだけに見えます。そのため、凍結していることに気づかずに通過、スリップしてしまうことが多いんです。

「ブラックアイスバーン」は、雪が降らなくても、降った雨が夜の間に凍ってできることもあります。また、湧き水が浸み出した所など、あらゆるところで発生する可能性があります。

特に、冷え込みが強い日など、前方に黒く濡れている場所を見かけたら、凍結しているかもしれないと考え、その場所を避ける、スピードを落とすなど、慎重に通行してくださいね!

【路面凍結しやすい場所】1月20日(火)

今週は、「凍結路面に気を付けて」をテーマにお送りしています。

きのう、さまざまな凍結路面の中でも、「ブラックアイスバーン」は特に身近で、危険であることをご紹介しました。こうした路面の凍結は、特に起こりやすい場所があるんですが、ご存知だったでしょうか?今朝は、そうした辺りをチェックしておきましょう。

まず注意しなければいけないのが、橋や高架橋の上です。橋は、道路が空中に浮いたような構造なので、地面からの熱の影響を受けることがありません。さらに、道路の上下とも風にさらされますので、冷やされて凍結が起こりやすいんです。しかも、こうして冷やされた橋では、結露により、他の場所で凍結が起きていなくても、凍結することがあるんです。橋などを通行する場合は、要注意ですよ!

次にトンネルの出入口も、冬の冷たい風にさらされやすい場所です。特に雪が降っている時は、トンネル内の温かい空気によって雪が溶け出し、出入口付近が凍結していることがあります。また、トンネルの入口と出口で気温が違うことがあるので、入口で路面凍結がなくても、出口で凍結している、というケースだってあるんです。

その他にも、一日中、陽の当たらない場所なども要注意です。そうした場所を通過する際は、スピードを十分に落とし、急な加速・減速やハンドル操作を避けて、慎重に運転してくださいね!

【気温が5℃程度でも路面凍結は起こる?】1月21日(水)

今週は、「凍結路面に気を付けて」をテーマにお送りしています。

冬場の早朝など、路面の凍結には細心の注意が必要ですが、「氷点下にならなければ、凍結は心配ないでしょ?」と思っているドライバーさん、いらっしゃるかもしれませんね。 でも、そうではないんです。

小学校で、水が凍るのは摂氏0度以下と習いましたよね。ところが「気温」がそれより高い時にも、路面の凍結が起こることがあるんです。それは、なぜなんでしょうか?

気象庁が行う気温計測は、地上から1.5メートルのところで行われています。つまり地表の温度を測っている訳ではないんです。地表からは、空気中よりも熱が逃げやすい特徴があります。そのため、夜の間に地表から熱が逃げ、「気温」よりも温度が低下することがあるんです。

条件にもよりますが、「気温」が5度以下になると、路面凍結が発生する可能性があります。

ということで、天気予報で翌朝の気温をチェックする時、0℃以下でなくても、路面が凍結する可能性があることを認識しておく必要があります。特によく晴れて、風のない夜には、地表から熱が逃げやすい「放射冷却」が起こり、地表の温度が、グンと下がります。

そんな早朝の運転では、路面の凍結に、くれぐれも注意してくださいね!

【凍結に強いスタッドレスタイヤとは】1月22日(木)

先週もご紹介しましたが、積雪や凍結した路面を走行する時、タイヤの滑り止め措置を行っていない場合は、沖縄県以外で、反則金を伴う交通違反となります。

さまざまな滑り止め対策がありますが、中でも、氷の上で高い制動性を発揮できるのが、「タイヤチェーン」そして「スタッドレスタイヤ」です。ただ、タイヤチェーンは付け外しに手間がかかりますよね。一方スタッドレスタイヤは、いつ積雪や凍結があるか分からない冬場でも、一度交換してしまえば、あとはOKです!

このスタッドレスタイヤの仕組みはといいますと、まず、氷点下でも硬くなりにくい柔らかいゴムを採用しているのが、特徴。そしてタイヤのトレッド面、道路と直接触れる面に、大きく深い「ブロック」が設けられ、その表面に「サイプ」と呼ばれる細かな溝が刻まれています。

そして雪の上では、「ブロック」が雪を固めながら抵抗を増やすと同時に、「ブロック」の角が雪をひっかいたりしながら、摩擦力を生み出しています。また「サイプ」によって、凍結した路面との接触面を増やし、摩擦力を高めるようになっているんです。

ただスタッドレスタイヤは、「ブロック」の溝の深さが、新品の半分まで摩耗すると、冬用タイヤとして使えなくなります。摩耗やゴムの劣化が気になる場合は、お早目に、お近くのカーディーラーまでご相談くださいね!

【トンネルの中でも凍結する】1月23日(金)

今週火曜日、路面の凍結が起こりやすい場所として、トンネルの出入口付近を取り上げました。 

では、ここで一つ問題です。トンネルの中において、路面の凍結が起こることはあるのでしょうか?

実は、トンネルの中で広範囲の凍結が起こり、交通事故が発生することが度々あるんです。

例えば、2022年1月、北海道旭川市内では、トンネルを走行していたトラックと軽トラックが正面衝突し、合わせて3台が絡む多重事故が発生しました。その時、現場の路面は凍結していて、それによってスリップしたことが事故の原因だといいます。

トンネルの中は、雨も雪も降りませんので、普通なら、凍結が起こるなんて考えにくいですよね。
では、どうして凍結が起きたんでしょうか?その原因として考えられるのが、クルマの屋根などから落ちた雪。それがトンネルに吹き込む風に冷やされ、路面の凍結につながったというんです。

今回取り上げたケースは、雪国での事例でしたが、路面凍結はどこで起きてもおかしくないという危機意識を、あなたも常に持って運転することが大切ですよ!

今週は、「凍結路面に気を付けて」をテーマにご紹介しました。

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