2026/1/30 UP!
あなたはクルマを運転するとき、しっかり運転に集中していますか?スマートフォンや携帯電話などを使用しながら運転する、いわゆる「ながら運転」が大変危険なものだということは、きっとご存知でしょう!
そこで今週は、「ながら運転は絶対ダメ」をテーマに、さまざまな注意点や情報などを取り上げていきたいと思います。
【ながら運転とは】1月26日(月)
まず、そもそも「ながら運転」とはどういったものを言うのか、改めて確認しておきましょう。
道路交通法に書かれている内容を要約すると、「停車している時を除き、無線通話装置を通話のために使用し、または画像表示用装置を注視しないこと」となっています。ただ一方で、「手で持たなければ、送信や受信ができないものに限る」とも記載されています。
つまり、「ながら運転」とは、クルマで走行しながら、スマホや携帯電話などで通話したり、スマホやカーナビなどの画面をじっと見たり、操作したりすることを言います。ただし、駐車中はもちろん、赤信号などで停車している時なら、そうした行為は問題ありません。
また走行中でも、手を使わない、ハンズフリー状態での通話は、一般には問題ないことになります。
では、こうした「ながら運転」をするとどんな罰則などが科されるのか、明日、詳しく見ていきましょう!
【ながら運転の罰則など】1月27日(火)
今週は、「ながら運転は絶対ダメ」をテーマにお送りしています。
きのう、「ながら運転」の法律上の定義についてご紹介しましたが、それに違反した場合、どんな罰則が設けられているか、あなたはご存知ですか?今朝はその辺りを、確認しておきましょう!
この「ながら運転」に関しては、2019年12月に道路交通法が改正され、厳罰化されました。
まず、スマホなどを使用していたり、画像を表示させてそれをじっと注視したりした場合、違反点数は3点。罰則は「6ヵ月以下の懲役または10万円以下の罰金」です。ただ、普通自動車なら1万8000円の反則金を納付すれば罰則は適用されません。
一方、こうしたスマホなどの使用によって、実際に交通事故を起こすなど、「交通の危険」を発生させた場合には、さらに厳しい罰が設けられています。まず、反則金では済ませられず、罰則が適用されます。
「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」。違反点数は6点で、即免許停止となります。
いかがですか?
つい軽い気持ちでやってしまいそうな、「ながら運転」ですが、思いのほか罰則などが厳しいと感じませんでしたか?それは、この違反がとても危険だということの表れです。明日は、その危険性について、チェックしてみましょう!
【ながら運転の危険性】1月28日(水)
きのうご紹介した「ながら運転」の罰則。こうした重い罰則が設けられている理由は、ただ一つ。
「ながら運転」が、重大事故に直結しかねない、とても危険な行為だからです。
警察庁による統計によりますと、令和5年、クルマによる主な過失によって発生した交通事故のうち、
携帯電話やスマートフォンを使用していたことが原因となって発生した事故とそれ以外の場合を比較すると、死亡事故に至った比率は、「ながら運転」をしていた方が、およそ3.8倍も高かったといいます。
それだけ「ながら運転」は、重大な事故の原因となる非常に危険な行為だということです。
例えば、運転中にスマホやカーナビなどを見たり、操作したりすると、画面に意識が集中してしまい、いわゆる脇見運転の状態になります。そのため周囲の危険を発見できず、重大な交通事故につながる可能性があります。
そして、通話も問題です。まず、スマホなどを手に持って通話すると、ハンドル操作をしにくくなりますよね。さらに、通話をすることに熱中してしまうと、運転に必要な視覚による情報の認識や、判断がおろそかになってしまいます。
「ながら運転」は、重大な事故を引き起こす危険性のある犯罪行為だということを、くれぐれも忘れないでくださいね!
【飲食なども「ながら運転」か?】1月29日(木)
きのうまで取り上げてきた「ながら運転」は、道路交通法で禁止されている、スマートフォンや携帯電話、カーナビなどの操作や注視がメインでした。では、運転をしながらの飲食などはどうなんでしょうか?
実はこうした行為は、法律によって厳密に禁止されているわけではありませんので、すべてが違反行為とはなりません。ただ、食事をすることによって片手が塞がってしまうので、ハンドル操作などに支障が出たり、注意散漫になったりすることがあるでしょう。
その結果、道路交通法に定められている、「安全運転義務」の違反となる可能性はあるんです。
すべてのドライバーには、安全運転をする義務があります。つまり、細かな記載はなくても、安全運転をないがしろにする行為は、交通違反となるということを、しっかり覚えておいてくださいね。
また、簡単なものだとしても、運転しながらの飲食には、危険が伴うことを忘れてはいけません。例えば、ドリンクを飲む程度だとしても、急にむせて、運転を誤る恐れがあります。さらに、ペットボトルのフタを開ける時なども、わき見運転をしてしまう可能性がありますよね。
ということで、運転中に喉が乾いた時は、信号などで止まるまで、なるべく我慢するようにしましょう。何か食べたい時には、安全な場所に停車してから食べるようにするのが、ベストですよ!
【ながら運転を防ぐためには】1月30日(金)
月曜から、さまざまな情報や注意点をご紹介してきましたが、運転している時でも、スマホや携帯電話が気になってしょうがないという方、やっぱりいらっしゃるかもしれませんね。
そんな時、「ながら運転」を防ぐためには、どうしたらいいんでしょうか?
まず、運転中にスマホなどで必要になるような情報は、事前に確認してから運転に臨むようにしましょう。また、運転している間は、スマートフォンの電源をオフにするか、ドライブモードに設定して音が鳴らないようにすることも大切です。
その上でバッグの中や後部座席など、目が届かない場所にしまっておくと、つい見たり手に取ったりしてしまうのを防げるでしょう。
そして、ハンズフリーを使用するのもいいですね。ただこちらも、ボリュームを大きくし過ぎて、周囲の音が聞こえづらくなるのは、NGです。水曜日にも少しご紹介しましたが、通話に集中し過ぎると、目で見たものを認識しづらくなったり、信号などの意味を判断する能力が低下したりします。通話は極力、短い時間で終えるようにし、安全な場所についてからかけ直すようにしてくださいね。
今週は、「ながら運転は絶対ダメ」をテーマにご紹介しました。


