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◆ 交通事故で大切な「救護」

2023/2/24 UP!

本来あってはいけないことですが、どんなに安全運転を心がけていても、交通事故は起きることがあります。もしそんな交通事故に遭遇した時、何より優先しなければいけないのが、負傷者の救護です。

そこで今週は、「事故での救護の大切さ」をテーマに、いろいろな情報をお届けしていきたいと思います。

【事故では負傷者の救護が最優先】2月20日(月)

まず、この負傷者の救護、ドライバーさんの義務だということは、もちろん、皆さんお分かりですよね。それを果たさないと「救護義務違反」、つまり「ひき逃げ」となって、懲役などの重い罰則を課せられることもあります。

しかし救護といっても、「何をしたらいいの?」と思う方も、中にはいらっしゃるでしょう。でも、ここでいう負傷者の救護とは、ケガがあるかどうかを確認し、救急車を呼び、安全な場所に負傷者を移動させ、二次災害を防ぐための措置のこと、です。

こうした内容なら、応急処置など専門的な知識がなくても、なんとか出来るんじゃないでしょうか?自分ひとりでは立ちゆかないなら、周りの人に手伝ってもらっても構いません。

しかし一方、事故を起こしても、周りに人がいなかった場合など、怖くなって逃げてしまったという話も、ニュースではよく耳にしますよね。しかし今や、ひき逃げの検挙率は非常に高く、逃げ切れないのが現実です。さらに裁判となれば、裁判官の心象も悪く、重罪につながる可能性が高くなるといいます。

もし事故を起こしてしまった時には、「負傷者の救護」を最優先で対応するようにしてくださいね。

【負傷者がいたら救急車を要請する】2月21日(火)

もし万が一、あなたが交通事故を起こした時、負傷者が明らかにケガをしていて、意識がない状態なら、きっと迷わず、救急車を呼ぶでしょうね。

では、接触した相手が、数メートル飛ばされたにも関わらず、意識がはっきりしていて、強い衝撃があったはずなのに、出血などのケガも見受けられないような時、みなさんは救急車を呼びますか?つい、「大丈夫そうだから、救急車を呼ばなくてもいいかな?」と思ってしまいそうですよね。しかし、そのような場合でも、救急車を呼ぶ必要があるんです。

というのも事故直後は、負傷者本人も興奮していて、あまり痛みを感じないことがあるもの。場合によっては、笑いながら「大丈夫、大丈夫!」なんて、救急車を呼ぶことを拒否するケースだってあります。しかし時間が経つにつれて、痛みが出てきて、動けなくなるケースも珍しくないんです。さらに、頭部に衝撃を受けているような時は、中で損傷を受けていても、すぐに症状が出ないことがあります。しかも、後になって症状が出てくると、急速に状態が悪化し、手遅れになることが少なくありません。

交通事故の場合、小さなケガで119番したからといって、救急隊員や病院に怒られるようなことはありません。交通事故を起こしたら、ケガの程度に関係なく救急車を呼んで、必ず医療機関の診察を受けてもらうようにしましょう。

【接触していなくても救護は必要】2月22日(水)

交通事故を起こした時に負傷者がいれば、救護を行うのがドライバーの義務・・・ということは月曜日からお伝えしてきました。では、もし接触事故じゃない場合だと、皆さんならどうしますか?

実は去年7月、兵庫県尼崎市で、こんな事故があったんです。

交差点で軽自動車が右折しようとした際、対向車線を直進してきた2人乗りのバイクが驚いて運転を誤り、歩道に乗り上げて転倒。バイクを運転していた男性が意識不明の重傷。同乗していた男性も左足を折る重傷を負いました。この事故で、軽自動車側は救護せずに立ち去ったため、兵庫県警は運転していた女性を、「自動車運転処罰法違反」と「ひき逃げ」の疑いで逮捕したそうです。

確かにこの事故の場合、軽自動車はバイクとは接触していません。しかし本来、交差点では直進側が優先ですし、バイクは右折してきた軽自動車に驚いて転倒しているので、軽自動車が、この事故の当事者であることは明らかです。

さらに言えば、あなたが運転中に、信号待ちをしている自転車のそばを通過したとします。その際、自転車が驚いて転倒したような場合は、たとえあなたが接触していなくても、救護義務は発生すると考えるべきです。

接触していないから自分に責任はない、という判断はやめて、まずは当事者の立場から、必ず救護するようにしてくださいね。

【救命講習のすすめ】2月23日(木・祝)

月曜日に、事故を起こして負傷者を救護する時には、「ケガがあるかどうかを確認」し、「救急車を呼び」、「安全な場所に負傷者を移動させ」、そして「二次災害を防ぐ」ことがポイント、とお話しました。しかし、その被害者に呼吸が無かったり、心臓が動いていなかったりした場合、そのまま救急車が到着するのを待つだけでは、その負傷者の生命に関わる可能性があります。

というのも、心臓や呼吸がとまった人の助かる可能性は、その後のおよそ10分間に急激に低くなっていきます。救急車が到着するまでに7、8分かかるとすると、その間に、応急手当を始めることが、負傷者の命を助けるためには、とても重要なんです。そんな応急手当の一つとしてよく知られているのが、「胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)」です。

負傷者の胸とお腹を見て、上下に動いていなければ呼吸停止・心停止を判断します。

そして、自分の両手を上下に重ねて組み、手首近くの肉が盛り上がった部分を負傷者の胸骨に合わせ、
胸骨が5センチほど沈み込むように、1分間に100から120回のテンポで圧迫します。

ただ、こうした応急処置を行うには、正しい知識と技術を覚えておくことが大切です。

応急処置の講習会は、各消防署や日本赤十字社などで開催されています。イザという時のために、そして自分の周りの人の命を救うためにも、講習を受けておくことをお勧めします。

【AEDについて】2月24日(金)

ところでみなさんは、「AED」をご存知ですよね?

これは「自動体外式除細動機」の略で、心臓が細かく震えたり、心停止したときに、心臓の動きを戻すため、電気ショックを行う医療機器です。最近は、商業施設やスポーツ会場など、いろんな場所に設置されているのを見かけますよね。

でも、もし交通事故で負傷者が出た場合、皆さんはこのAEDを正しく使えますか?

AEDを使用する際には、まず電源を入れます。電源を入れたら、音声メッセージとランプの指示に従って操作してくださいね。続いて負傷者の胸をはだけ、電極パッドを取り出します。パッドに描かれた絵の通り、1枚を胸の右上、もう一枚を胸の左下の肌に直接貼り付けてください。すると「体から離れてください」などの音声メッセージと共に、心電図の解析が自動的に始まります。電気ショックが必要な場合は、「ショックが必要です」などのメッセージが流れます。自分を含め、負傷者の体に誰もふれていないことを確認しボタンを押して、電気ショックを行います。また、AEDだけでなく「心肺蘇生法(しんぱいそせいほう)」を組み合わせて行うとより効果的です。

万一に備えて、救命講習などに参加しておくことをおすすめします。

今週は、「事故での救護の大切さ」をテーマにご紹介しました。

◆ 房総 早春の花めぐり

2023/2/17 UP!

まだまだ寒い日が続いていますが、暦の上では立春を過ぎ、日中の時間が徐々に長くなってきました。これから少しずつ、春らしくなっていくことでしょう。

そんな春を感じさせてくれるものの一つが、この時期、咲いている花々です。

そこで今週は「早春の花めぐり」をテーマに、千葉県内のお花の名所をピックアップしていきたいと思います。

【菜な畑ロード2023】2月13日(月)

まず今朝は、鴨川市の「菜な畑ロード2023」を、ご紹介しましょう。

千葉県の中でも、一足早く春が訪れる鴨川市の、市役所北側田園地帯に、毎年、1月上旬から3月上旬にかけて、広大な菜の花畑が出現します。それが「菜な畑ロード」です。

その面積は、なんとおよそ1万坪で、敷地いっぱいを彩る黄色い光景は、まさに春らんまん!開催期間中には、花摘みの体験もできます。

そして2月の日曜日には、菜の花畑の中で、ドクターイエローのミニトレインが運行されるほか鴨川市内のホテル宿泊券などが当たるフォトコンテストなど、イベントも盛りだくさんです!

そんな「菜な畑ロード」は、館山自動車道の君津インターからだと、房総スカイライン、鴨川有料道路を経由して、45分ほどの場所にあります。今年の開催は、3月5日・日曜日までです。

★菜な畑ロード公式サイトはこちら

【道の駅おおつの里・花倶楽部】2月14日(火)

二日目の今朝ピックアップするのは、南房総市にあります「道の駅おおつの里・花倶楽部(はなくらぶ)」です!

南房総の代表的な花を始め、四季折々の花とフルーツを栽培しているこちらの道の駅では、総面積4000坪のハウス内で、露地栽培やハウス栽培された豊富な種類の美しい花々を、心ゆくまで観賞することができます。それにお気に入りの花があれば、有料ですが、摘み取りも楽しむことができますよ!

例えばこの時期でしたら、ポピーや、キンギョソウ、スターチス、カーネーション、ストックなどなど。種類にもよりますが、だいたい5月のゴールデンウィークの頃まで、花摘みが楽しめるそうです。

またこちらには、「花の市場」というお花屋さんもあって、地元農家の方が丹精込めて育てた種類豊富な花々を購入し、全国に宅配してもらうこともできるそうですよ。さらに予約制で、フラワーアレンジメントやフラワーリースづくりなどを、体験することもできます!

そんな「道の駅 おおつの里 花倶楽部」は、富津館山道路の富浦インターから、5分ほどの場所にあります。

★おおつの里 花倶楽部 公式サイトはこちら

【坂田城跡・梅林】2月15日(水)

この時期、早春の訪れを告げる花といえば、梅の花を思い浮かべる方、多いかもしれませんね。千葉県内には、梅の名所がたくさんありますが、今朝はその中の一つ、横芝光町の「坂田城跡・梅林」を取り上げてみたいと思います。

15世紀中ごろに、千葉氏によって築城されたといわれる「坂田城」。その後、16世紀以降に井田氏一門が移り住むと、周辺はその城下町として発展していったそうです。県内でも有数の規模を誇る中世のお城で、現在も遊歩道を歩きながら、巨大な土塁や幅広い空堀を見ることができます。そんな坂田城跡にある梅林は、県内最大級!1000本もの梅の巨木が凛とした純白の花を咲かせる様子は、まさに圧巻です!

実は、こちらの梅の木、本来は観賞用ではなくて、農家の方が梅酒や加工品用に育てているもの。見ごろは例年、2月下旬から3月中旬にかけてで、見ごろ情報は、横芝光町の公式Twitterでも発信されます。そんな坂田城跡は、圏央道の松尾横芝インターからだと、10分ほどの場所にあります。

★坂田城跡 梅林について詳しくはこちら (横芝光町HP)

【鋸南町の頼朝桜】2月16日(木)

桜といえば、3月から4月に咲くソメイヨシノなどを思い浮かべる方、やっぱり多いかもしれませんね。でも千葉県には、ひと足早く2月に美しい桜が咲き誇るスポットもあるんです。今朝は、そんな早咲きの桜の名所の一つ、鋸南町をピックアップしたいと思います。

鋸南町の早咲きの桜は、「頼朝桜」と呼ばれています。頼朝というのは、もちろん去年大河ドラマでも注目された源頼朝のことです!その「頼朝桜」、品種としては、早咲きの桜として有名な河津桜なんだそうです。鋸南町は、頼朝が「石橋山の戦い」に敗れたあと、再起をはかった土地としても知られています。それにちなんで、「河津桜」を「頼朝桜」と呼んでいるんだそうです。

現在、鋸南町にはおよそ1万5000本の「頼朝桜」が植えられています。中でも佐久間ダム公園や、佐久間川沿い、そして保田川沿いは、観賞スポットになっていて、2月中旬から3月上旬にかけて、あでやかな濃いピンクの花を楽しむことができますよ。

そんな鋸南町は、富津館山道路の鋸南保田インターから、すぐの場所にあります。

★ 保田川頼朝桜の情報はこちらから (保田川頼朝桜の里づくり実行委員会Facebook)


【白子町のしらこ桜】2月17日(金)

昨日、鋸南町の早咲きの桜「頼朝桜」についてご紹介しましたが、最終日の今朝はもう一つ、
千葉県内で楽しめる早咲きの桜をピックアップしたいと思います。それが白子町の「しらこ桜」です!

このしらこ桜、頼朝桜と同じく、静岡県河津町がルーツの「河津桜」と呼ばれる品種です。例年2月中旬から咲き始め3月上旬にかけて見頃となります。ソメイヨシノより濃いピンクの花を咲かせますよ。この「白子町のしらこ桜」今から約30年前に、町内の宿泊業者でつくる「白子スポーツ振興ホテル組合」が河津町から原木を分けてもらい植樹したのが始まりなんだそうです。

中里海岸通りに沿って、500本ほどのしらこ桜が植えられていて、遊歩道を歩きながら、あでやかな花を楽しむことができますよ。

そんな白子町へは、九十九里有料道路の、白子インターを降りれば到着です!

★ しらこ桜の情報はこちらから (白子町観光協会facebook)

なお、お花見に出かける場合は、その場の状況や指示に合わせた感染対策をお願いします!

◆ 信号に注意!

2023/2/10 UP!

クルマを運転する時、ドライバー全員が遵守しなければいけない、たくさんの交通ルールがありますね。中でも大切なものの一つが、信号を守ることです。ところが、街なかを見ていると、信号に対して、実にテキトーな人が少なくありません!

そこで今週は、「信号に注意!」をテーマに、正しい知識や注意点など、改めてチェックしたいと思います。

【赤信号を正しく知る】2月6日(月)

まず今朝は、赤信号の正しい意味についてです。

「赤信号はとまれでしょ!?」と思っている方、ひょっとしたら多いかもしれませんね。それは、大まかには合っているんですが、もう一つ、大事なことが抜けているんです。道路交通法に書かれている基本的な意味は、「赤信号では、停止線を超えて進んではいけない」ということ。つまり、止まるのはもちろんのこと、停止線をオーバーしてはいけないことになっているんです。

時々、停止線を大きく超えて止まっているクルマを見かけることがありますが、厳密に言えば、信号無視として検挙される可能性があるんです。そうなれば、違反点数2点、反則金は、普通自動車で9000円、軽自動車で7000円です。

ただし、一部例外もあって、赤信号でも前に進める場合があります。それは、停止線を越えて左折や右折を始めている時に、信号が赤になったときです。

例えば、右折レーンに従って交差点の中ほどで対向車が通過するのを待っているうちに、赤信号になってしまったケースなどが、それに当たります。交差点の中で止まっていると、余計に危険ですからね。
そんな際は、安全を確認して、速やかに通行するようにしてください。

【青信号を正しく知る】2月7日(火)

きのうは、赤信号の正しい意味について確認しましたが、今朝は「青信号」です。その意味を改めてチェックしてみましょう。

青信号の意味を聞かれたら、おそらく多くの方が「すすめ」と答えるんじゃないでしょうか。
一見、合っているように思うかもしれませんが、実は、大事な所が違っているんです。

では道路交通法には、どのように書かれているかというと、(青信号は)『軽車両以外の一般のクルマの場合、「直進し、左折し、右折することができる」』と書かれているんです。

ちょっと聞いただけでは、「すすめ」とどう違うのか分からないかもしれませんね。でも、この文章の中の「することができる」という所が、大切なんです。

「することができる」というのは、「何が何でもそうしなさい」という意味ではありません。つまり、歩行者や自転車、そして他のクルマなどとの、「事故の危険がなければ、進んでもいいですよ」というニュアンスがそこにはあるんです。一方、単に「すすめ」だと、「どんな状況でも進みなさい」ということになってしまいますからね。

ということで、例え目の前の信号が青になった場合でも、十分な安全確認をしてから、発進するようにしましょう。もし危険を見落として発進し、事故を起こせば、「安全進行義務違反」ということで、検挙される可能性もあります。

みなさん、青信号での安全確認、くれぐれもお忘れなく!

【黄信号を正しく知る】2月8日(水)

月曜日は赤信号、火曜日は青信号、そして水曜日のきょうは、もう一つの、黄信号の意味について、
改めてチェックしようと思います。

まず、黄信号の意味と言われて、「注意して進め」と思っている方、きっとたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか?でもそれは、交通量の少ない場所などで時々見かける、「黄色の点滅信号」の意味です。普通の黄信号では、全く意味が違うんです!

実は、道路交通法で黄信号は、「停止位置を越えて進行してはならない」と規定されています。
つまり、基本的な意味は赤信号と同じなんです。

ただ黄信号の場合、例外があります。

黄色に変わった時、すでに停止線に近づいていて、急ブレーキをかけなければいけなかったり、後ろのクルマに追突される危険性があったりするなど、安全にとまれない場合に限って、通過することが認められています。

おそらくこの例外を、多くの人が拡大解釈しているうちに、いつの間にか「黄色のうちに通過すればセーフ」とか、「注意して進めばOK」といった間違った考えが、生まれていったのかもしれませんね。

ということで、黄信号で十分止まれる距離なのに通過してしまうのは、立派な信号無視です。それを繰り返しているうちに、赤信号になっても、平気で通過するような運転がクセになることもあります。

みなさん、黄信号、ちゃんと守ってくださいね。

【歩車分離式信号も注意】2月9日(木)

最近、街なかで「歩車分離式信号」をよく見かけるようになりました。

「歩車分離式信号」というのは、クルマの通過と歩行者の横断が重ならないように、それぞれの青信号のタイミングを分離、つまりずらしている信号のことです。例えば、十字路の交差点の場合は、縦方向と横方向の歩行者が一斉に交差点を横断し、その時には、クルマが通らないように全方向赤信号になっているんです。人とクルマが交わらないので、交差点の事故を減らす効果があります。

しかし、安全性が高いはずの歩車分離式信号ですが、注意しなければいけないこともあります。

例えば、進行方向が同じ歩行者信号が青になった時に、クルマがそれにつられて、うっかり発進してしまう可能性があるんです。歩車分離式信号では、歩行者信号が青になったからといって、車両用の信号も青になる訳ではありません。勝手な思い込みで発進しないよう、特に初めての場所では、よく信号を確認するようにしてくださいね。

また歩行者側も、うっかり発進する危険性があります。信号待ちの時、同じ方向のクルマが発進すると、つられて横断を始めてしまう可能性があるんです。

そのためドライバーさんは、歩車分離式の交差点を通過する時、歩行者は渡らないはず、と油断せず、
必ず発進前に、安全確認をしっかり行うようにしてくださいね!

【点滅信号では十分注意】2月10日(金)

皆さんも、黄信号や赤信号がピカピカ点滅する点滅信号を、ご覧になったことがあると思います。夜間や交通量が少ない交差点などで、運用されることが多い点滅信号ですが、その意味を、ちゃんと理解していない人が、意外と多いようです。

その正しい意味はといいますと・・・「黄色の点滅」は、他の交通に注意しながら進んでよし。

「赤色の点滅」は、一時停止して、その上で注意しながら進む、ということを表しています。

しかし、特に夜間の点滅信号のある場所では、ひとたび事故が起こると、死亡・重傷事故が発生しやすいといわれています。

その理由としてまず考えられるのは、点滅信号がある場所や時間帯は、交通量が少ない場合が多いですよね。そのため、信号無視をするクルマが少なくないということです。また、黄信号が点滅する側のクルマやバイクは、クルマが来ていないかどうかには気をつけても、歩行者への注意が十分でないケースも多いんだそうです。これが、重大な歩行者事故の一因となっています。

点滅信号の交差点を通行する場合は、信号を守るのはもちろん、
歩行者が横断してくるかもしれないと考え、安全運転の徹底をお願いします。

今週は、「信号に注意!」をテーマにご紹介しました。

◆ 花粉対策~車編~

2023/2/3 UP!

2月が近くなると、憂鬱な気分になるという方、毎年多いでしょうね。そう、もうすぐスギ花粉の飛散が本格的に始まる季節です。でも花粉シーズンだって、快適なカーライフを送りたいですよね。

そこで今週は、「おクルマの花粉対策」をテーマにお届けしたいと思います。

【花粉症は危険】1月30日(月)

まず、単に「花粉症」というと、軽く聞き流してしまう方、中にはいらっしゃるかもしれませんが、実はクルマの運転には大きな影響があります。

例えば、代表的な症状である目のかゆみが続いたら、運転自体に集中できませんよね。それに目をかいたりすれば、当然前を見づらくなります。また鼻水が出れば、対処するためにハンドルから片手を離さなければならないこともあるでしょう。

そして、特に危険なのがくしゃみです。

くしゃみが出る時って、どうしても目を閉じてしまいます。前兆から余韻まで入れると、全部で2、3秒ぐらいでしょうか。たったそれだけでも、時速60キロで走行していれば、およそ35メートルから50メートルも、前をほとんど見ないで走ることになってしまいます。さらに、くしゃみが出る時は、かなりの衝撃が体に加わります。そのため、運転中にハンドル操作を誤る可能性だってある訳です。

ということで、花粉症の症状が出ている時には、万一の事態に備えて、速度を落とし、車間距離を十分とって、いつも以上に安全運転を心がけてください。症状がひどい場合には、おクルマの利用を控えることも大事です。積極的に、検討するようにしてくださいね。

【クリーンエアフィルターの交換】1月31日(火)

花粉が多く飛んでいる日は、花粉症の方にとって、本当に憂鬱でイヤなもの。せめてクルマに乗っている時ぐらいは、快適に過ごしたいですよね。

そんな際、車内環境の改善に役立つのが、クリーンエアフィルターです。

クリーンエアフィルターとは、カーエアコンに取り付けられているフィルターのこと。外の空気を取り込んだり、室内の空気を循環させたりする時に、そこに含まれるホコリや花粉などをブロック。さらに、外から侵入する排気ガスのニオイやニオイのもとを、吸着する働きがあります。いわば、「エアコンのマスク」のような存在です。

しかし、汚れた空気が常に通過するため、使っているうちに、どうしても汚れが溜まっていきます。そして汚れがひどくなると、十分な空気が通過できなくなり、エアコンの効きもどんどん悪くなってしまいますので、定期的な交換は欠かせません。

最近のクリーンエアフィルターには、花粉除去や脱臭などに特に優れた効果を発揮する高性能タイプも増えています。花粉症にお悩みの方は、交換の際に、そうしたフィルターを選ぶのがオススメですよ。

本格的な花粉シーズンを前に、クリーンエアフィルターを交換したいという方は、ぜひお近くのカーディーラーにご相談くださいね!

【花粉を車内に持ち込まない】2月1日(水)

今日から2月。本格的な花粉シーズンが、まもなくやってきます。快適にクルマを運転するためには、やはり車内に花粉を持ち込まないのが、なにより肝心です。今朝はそのためのポイントを、いくつか取り上げてみましょう。

まず、クルマに乗り込む時には、洋服に付いている花粉を払い落としましょう。手ではたくだけでも、かなり違うそうですよ。この時、コロコロ転がす粘着クリーナーなど用意しておくと、より確実に花粉を取り除けるでしょう。

またその時、着ている洋服の素材もポイントです。ウールやフリース、ファーなど毛足が長めの生地は、どうしても花粉が付きやすくなります。綿をはじめ、ナイロンやポリエステルといった、表面が滑らかな素材がオススメです。

ただ、生地に静電気が発生すると、花粉が吸い寄せられてしまいます。
特に静電気が発生しやすいウールやポリエステルなどの洋服は、あらかじめ静電気防止スプレーを吹き付けておくと、花粉を落としやすくなりますよ。

ただし、いろいろ気をつけていても、花粉を完全にシャットアウトすることは難しいでしょう。そこで大切なのが、こまめな車内の掃除です。雑巾などで、水拭きすると花粉を取り除くことができます。特にダッシュボードの凹凸部分やエアコンの噴出し口、スイッチ、メーターパネルなど、花粉が溜まりやすいところは、丁寧に拭き取るようにしてくださいね。

【花粉症の薬に注意】2月2日(木)

花粉症でお悩みの方は、症状を抑えるために薬を飲んでいるケースが、多いと思います。

ただし花粉症の薬の中には、副作用で眠気を催すモノがあり、服用後にクルマの運転をしてはいけないタイプもあるので、十分気をつけなければいけません。

特に要注意なのが、抗ヒスタミン薬です。

抗ヒスタミン薬は、開発された時期によって、「第1世代」と「第2世代」があって、眠気などの副作用の出方が違っています。

眠気が出やすいのは、「第1世代」の抗ヒスタミン薬ですが、そうした薬の説明書には、服用後はクルマの運転を控えるように書かれていますので、事前によく確認しておきましょう。

一方、眠くなりにくいとされるのが「第2世代」で、薬の成分が脳に回りにくいため眠気が少ないんだそうです。そのため説明書を見ても、運転などについて、注意するような項目は書かれていません。ただ、「眠くなりにくい」と書かれた抗ヒスタミン薬でも、薬の性質上、眠気が全く起こらないとは言い切れないんです。

そこで、花粉症だけど、クルマを運転しなければいけない…という方は、ぜひお医者さんや薬剤師さんに相談してみてください。症状を和らげる他の薬を処方してくれるほか、対策についても教えてくれるはずですよ!

【花粉が付いたら早めに洗車】2月3日(金)

月曜日から、花粉症の方の運転対策について紹介してきましたが、実は花粉は、人間だけでなく、クルマにとっても厄介な存在なんです。

というのも、花粉がボディに付いたまま放置していると、塗装を傷める原因になってしまうことがあるんです。花粉って「粉(こな)」という字を書くため、サラサラしたものを想像する方が、多いと思います。ところが、降ってきたばかりは粉のような状態でも、雨などの水に触れると、外側の膜が割れて、中からペクチンというものが出てきます。このペクチンがベタベタした成分のため、ボディの表面にへばりつくと、それが花粉ジミの原因になってしまうんです。

しかも一度つくと、これがなかなか取れず、そのまま放っておくと、塗装面を浸食して、ダメージを与えることにもつながるんです。

それを防ぐためには、こまめな洗車がポイント!シミになる前であれば、簡単に花粉を落とすことができます。ただ、花粉が付く度に、何度も洗車するのは大変ですよね。そこで対策としては、ボディコートなどを塗っておくと、ダメージを軽減してくれ、落としやすくもなります。花粉が気になる方は、ぜひ試してみてくださいね!

今週は、「おクルマの花粉対策」をテーマにご紹介しました。

◆ 千葉県の夜景の名所

2023/1/27 UP!

気温が低く寒さがつのる冬は、同時に空気が澄んでいる季節ですね。そのお陰で、キレイに見えるのが夜景です。そこで今週は、「千葉県の夜景の名所」をテーマに、さまざまなスポットを取り上げていきたいと思います。

【「飯岡刑部岬展望館~光と風~」の夜景】1月23日(月)

まず今朝ピックアップするのは、旭市にあります「飯岡刑部岬(ぎょうぶみさき)展望館」の夜景です。

「東洋のドーバー」と言われる「屏風ヶ浦」の南の端に建つ「飯岡灯台」。そのすぐ側に「飯岡刑部岬展望館~光と風~」があります。およそ60メートルの断崖絶壁の上にあるので展望館からの眺めは、まさに絶景のひとこと!太平洋と九十九里浜の湾曲した長い海岸線が一望できます。

そして、もちろん気になるのが、夜景です!夜には展望館が美しくライトアップされ、九十九里浜沿いの街の夜景を、つぶさに見渡すことができるんです。特に秋から春にかけては、夜景の撮影スポットとして有名で、日没30分後の海と夕暮れのコントラストが美しいそうですよ。そうしたこともあって、「日本の夜景100選」や「日本夜景遺産」にも選ばれています。

そんな「飯岡刑部岬展望館~光と風~」は、銚子連絡道路の横芝光インターから国道126号を経由して50分ほどの場所にあります。

【「きみさらずタワー」の夜景】1月24日(火)

木更津市の「太田山(おおだやま)公園」にある展望台「きみさらずタワー」は、昼間も木更津市街はもちろん、東京湾まで一望でき、千葉県が選定した「ちば眺望100景」の一つに選ばれています。

それだけに夜景も大そう素晴らしく、木更津を代表する夜景スポットになっているんです。

展望台は、公園の駐車場から歩いて2分ほどの場所にあります。その階段をのぼりきると、木更津市内を中心に、360度の夜景が視界一面に広がります。さらに東京湾を挟んで、神奈川から東京の夜景まで一望でき、その美しさは、言葉を忘れて圧倒されるほど!こちらも、「日本の夜景100」選」に選ばれている人気スポットです。

また展望台の塔の先端には、地元の伝説にちなんで「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」とその妃「弟橘媛(オトタチバナヒメ)」の像が建っていて、夜間にはライトアップされます。そのためか、ここを訪れるカップルも多いんだそうですよ。

そんな「きみさらずタワー」のある「太田山公園」は、館山自動車道の木更津南インターからだと、
国道127号・16号を経由して、10分ほどの場所にあります。

【「アイ・リンクタウン展望施設」の夜景】1月25日(水)

続いては市川市にあります「アイ・リンクタウンいちかわ」の展望施設からの夜景です。

こちらは、市川駅南口にある複合施設で、その中のタワーマンションの45階に展望施設があります。
実はココ、市川市が管理していて、無料で開放されているスポットなんです。

地上150メートルの展望台というと、東京タワーの大展望台に匹敵する高さで、都心部から千葉方面まで、壮大な夜景を見渡せます。

45階は室内での展望ロビーとなっていて、照明が点いているため明るいので、少し外が見づらいかもしれません。そんな時には、ぜひ46階の展望デッキにあがってみてください。こちらは屋外ですので、実に見事な夜景を楽しむことができます。そのスケール感は首都圏屈指で、「日本の夜景100選」にも選ばれているんです。

展望施設が開いているのは、午前9時から午後10時まで。

ただし、屋外の展望デッキは午後9時までです。毎月第1月曜日はお休みですのでご注意ください。
祝日の場合は、直後の平日がお休みとなります。

そんな「アイ・リンクタウンいちかわ」は、JR市川駅の南口からすぐの場所にあります。

【「魚見塚展望台」の夜景】1月26日(木)

4つ目にご紹介するのは、鴨川市の町と海が一望できるスポット「魚見塚(うおみづか)展望台」からの夜景です。こちらは自然を生かした小高い山の頂上付近にある、「魚見塚一戦場(いっせんば)公園」の中にあります。

展望台は海抜およそ110メートルの場所にあって、昔は、地元の漁師たちが、沖合いにくる魚の群れを見張っていたことから、「魚見塚」と呼ばれるようになったんだそうです。

昼間もその眺めはとても素晴らしく、美しい弧を描く海岸線から続く大海原や鴨川の街並みが一望でき、「ちばの眺望100景」にも選ばれているスポットです。

そして、この展望台からの夜景が、またいいんです!
鴨川市中心部のナイトビューが視界一面に広がり、雰囲気もいいので、夜景デートにはピッタリです!
また展望台には、地元出身の彫刻家・長谷川昂氏が制作した「暁風(ぎょうふう)」と名付けられた女神像があるんですが、夜にはこのオブジェがライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を高めてくれます!

そんな「魚見塚展望台」は、館山自動車道の君津インターからだと、県道92号線などを経由して、55分ほどの場所にあります。

【「養老川臨海公園」の夜景】1月27日(金)

今週のテーマは、「千葉県の夜景の名所」です。
最後にピックアップするのは、市原市にあります「養老川臨海公園」からの夜景です。

この公園は養老川の河口の近くにあって、海に面した公園だけに、浜風を感じながら気持ちよく散策することができるスポット。また、人気の高い野球場や海釣り公園などもあるので、そちらのほうで、おなじみかもしれませんね。

しかしココ、実は夜になると、工場夜景で知られるスポットなんです。東京湾越しに、東京スカイツリーも見ることができるんですよ!養老川の河口越しに、石油化学工場の夜景を眺められるんですが、少し距離が離れているので、そのスケール感はちょっと小さいかもしれません。でも、公園は夜でも適度な照明で雰囲気もよく、デートなどで気軽に立ち寄ることができますよ!遠くにきらめく工場の明かりを眺めながら、公園でまったり・・・という楽しみ方がよさそうですね!

こちらの「養老川臨海公園」、館山自動車道の市原インターからだと、国道297号線などを経由して、10分ほどの場所にあります。

お出かけになる場合は、各施設の指示などに従い、感染対策をお願いします。
そして夜は冷え込みますから、忘れずにしっかり厚着してくださいね。

◆ 冬の路面に注意

2023/1/20 UP!

今週金曜日、1月20日は、二十四節季の一つ大寒です。一年で最も寒い頃とされていますよね。
そんな時期、クルマの運転で気を付けなければいけないのが、「路面の凍結」です。

そこで今週は、「冬の路面に注意」をテーマに、さまざまな情報をご紹介していきたいと思います。

【気温0℃以上でも凍結に注意】1月16日(月)

まず、路面が凍結するのは、気温が何度ぐらいになってからだと、皆さんは思いますか?「水が凍るんだから、気温が0度以下になった時じゃない?」…と思われる方、おそらく多いんじゃないでしょうか。ところが、そうではないんです。

というのも、一般的に「気温」と呼ばれる、気象庁が発表しているものは、測定方法にいくつかの条件があるんです。計測地点の高さもきまっていて、地上1.2から1.5メートルの場所で測定することになっています。つまり、地面の温度ではないんです。

特に夜間や早朝は、地面の熱が大気中に逃げて行き、温度が低下します。

そのため、気温と地面では温度差ができるんです。その差は、およそ3度から5度。ということは、気温が5度程度になると、地面は0度から2度ぐらいになり、凍結してしまう可能性があるんです。

もちろん、気温が5度以上でも、路面状況や環境によっては凍結している場合もありますので、気温が高いからといって油断してはいけません。深夜や早朝にクルマを運転する場合は、路面の凍結には十分気をつけてくださいね!

【凍結しやすい場所】1月17日(火)

気温が低い時には、雪国や寒冷地でなくても、路面の凍結は起こります。中でも、特に凍結しやすくなるポイントがありますので、今朝は、そうした場所について、チェックしておきましょう!

まず、凍結しやすい場所として知られているのが、「橋の上」ですね。

橋の上は見てわかる通り地面に接していないので、地熱の影響を受けません。それに上も下も空間ですので、吹き抜ける風で冷やされる上に、橋が持っている熱も、どんどん逃げて行ってしまいます。そのため結露が出来て凍りやすく、それが路面の凍結につながる要因となるんです。

その他では、山間部などの日陰になっている所も、湧き水や前に降った雪が溶けた水などが凍り、いつまでも凍結していることがありますので、注意が必要です。

そして、トンネルも要注意。

長いトンネルでは、入口と出口では、路面状況が大きく変わっている場合があります。入口では凍結していなくても、出口では凍結していることがありますので、そうしたことも想定しながら、慎重に運転してくださいね。

また、雪が降っているような場所では、トンネルの出入り口付近で、溶けだした雪が凍結している可能性があります。特にトンネル内では、雪から逃れた安堵感からスピードを出しがちですので、ドライバーの皆さん、十分気をつけてくださいね。

【雪の日のノーマルタイヤは絶対NG】1月18日(水)

千葉県や東京都などの南関東では、雪が積もることは、それほど多くはありませんよね。ただ、少し多めに雪が降ると、毎回、スリップして立ち往生するクルマがあちこちで続出。ニュース番組をにぎわす定番の光景となっています。

そうした雪道で動けなくなってしまうクルマは、ほとんど夏用のノーマルタイヤのまま運転しているようです。リスナーのみなさんの中にも、たとえ雪が降っても、少しぐらいなら大丈夫と思って、ノーマルタイヤで出かけた経験のある方、いらっしゃるでしょう。

そもそも、滑り止め対策をしないで、雪道や凍結した道路を運転することは、沖縄県を除く都道府県では「道路交通法違反」になるのを、皆さんご存知ですか?


違反した場合は、反則金も課せられ、大型車は7000円、普通車と自動二輪車で6000円、そして、原動機付自転車は5000円、となっています。

雪が降っている時はもちろん、天気予報で雪が降るかもしれないと分かった時は、必ず、スタッドレスタイヤに履き替えるか、タイヤチェーンなどを用意しましょう。もし、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどがない場合は、運転を見合わせることも大切ですよ。

雪が積もった道をノーマルタイヤで走れば、どんな熟練ドライバーでもスリップは避けられないということ、皆さん、くれぐれも忘れないでくださいね!

【雪道走行の基本】1月19日(木)

めったに雪の積もらない南関東ですが、それでも結構な大雪になることが、度々ありますよね。雪道に慣れていないドライバーさんには、十分な注意が必要です。そこで今朝は、雪道での走行の基本を、改めて確認しておきましょう!

まず何より大切なのが、きのうもご紹介しましたが、タイヤの滑り止めです。
スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどを、ちゃんと準備してから出かけましょう。

そして雪道では、運転のすべてにおいて、「急」のつく操作は禁物ですよ。

急発進、急加速、急ハンドル、急停止は、クルマの姿勢を乱すきっかけになってしまいます。前のクルマとの車間距離を、長めに取るようにすると、急ブレーキは踏まなくてすみます。追突事故を防ぐためにも重要です!

また、下り坂でのブレーキ操作は、とくに要注意!坂の手前でしっかりと減速し、フットブレーキを基本としつつも、エンジンブレーキも使って、スピードをコントロールするようにしましょう。逆に上り坂は、一旦止まるとタイヤが空転しやすいので、坂の途中では、できる限り止まらないようにするのがポイントです。

さらに、発進の時にも注意が必要です。アクセルペダルを不用意に踏み込むと、タイヤが空転して発進できないことがあります。アクセルをじわりと踏み込み、ゆっくりとした発進を意識しましょう。

ドライバーの皆さん、雪道では、いつも以上に慎重な運転を心がけてくださいね!

【ブラックアイスバーンについておさらい】1月20日(金)

冬場のクルマの運転で、注意しなければいけない路面の状態には、いろいろなものがあります。

中でも、南関東で一番遭遇する可能性があって、とりわけ危険なのが「ブラックアイスバーン」です。

ブラックアイスバーンとは、アスファルトの上に、薄く氷が張っていて、パッと見、路面が濡れて黒くなっただけに見える状態。ところが、実際には凍っていますから、不用意にその上を走行すると、スリップの原因になってしまうんです。特に夜間は、見分けるのが難しくなりますので、いっそう危険です。

そんなブラックアイスバーンは、例えば、路上に積もった雪が昼の間に溶け出し、その水が夜間に凍結すると、できることがよくあります。その他、雨が降った後、夜間や明け方に冷え込み、ブラックアイスバーンになることもあります。

いずれにしても、冬場、前方に黒く濡れているように見える場所があったら、「凍結しているかもしれない」と考えることが大切です。そしてなるべく、その場所を避けて通りましょう。

回避が難しい場合は、スピードを十分に落として、急ハンドルや急ブレーキなどかけずに、慎重に通行するようにしてくださいね。

今週は、「冬の路面に注意」をテーマにご紹介しました。

◆ 運転意識を考えよう

2023/1/13 UP!

先週、「安全運転5則をおさらい!」をテーマに、安全運転の基本をチェックしました。

でも、いくら交通ルールや安全運転のポイントを知っていても、実際に安全運転をするかどうかは、ドライバーさん一人一人の意識にかかっています。そこで今週は、安全運転の基本をさらに徹底するため、「運転意識を考えよう」をテーマにお送りしていきたいと思います。

【交通ルールを守る】1月9日(月・祝)

まず、交通事故はさまざまな理由で起こりますが、ドライバーさんの責任が問われるのは、運転ミスやルール違反でしょう。ただ、このミスとルール違反の間には、大きな違いがあります。

というのも、過失であるミスは、ドライバーさんが意図しないで起こってしまうものですが、ルール違反は、違います。大幅なスピード違反や飲酒運転、一時停止違反などは、ドライバーさんが意図的に行っている行動です。

もちろん、ルール違反をしたとしても必ず交通事故が起こる訳ではありませんが、日常的に違反を繰り返すことによって、事故の可能性が高くなることは間違いありません。でも、違反が常習化していたり、ルールを守ることに意味がないと感じていたりするなど、自分勝手な理由からルールを守らない人が少なくありません。そこで提案したいのは、何か一つでも、確実に守るルールを決めて実践してみることです。

例えば、「一時停止をきちんとして、しっかり左右の安全確認をする」。これだけで、交通事故に遭うリスクは減っていくそうですよ。さらに他のルールにも広げていけば、いつのまにかルールを守ることが自然になっていくことでしょう。皆さんもぜひ、取り組んでみてくださいね!

【自分の運転に謙虚であること】1月10日(火)

ところで皆さんは、ご自分の運転を、上手いと思いますか…?それとも、そうでもないと感じていますか…?あまり自信なさげに運転するのも、どうかと思いますが、一方、「自分は運転がうまい」と自信過剰なのも問題です。

というのも、その「過信」が事故につながる可能性があるからです。

ここで勘違いしてはいけないのは、「本当に運転がうまい」ということと、「『自分は運転がうまい』と過信すること」は、全く意味が違うということです。

運転がうまいと過信している人は、傾向として、無理や、無謀な運転をするケースが多いんだそうです。例えば、スピードを出し過ぎたり、必要以上に車間距離を詰めたり、あるいは、スピードを落とさずにカーブへ進入するといったような、自らのテクニックを、場違いに自慢するような行為です。

恐らく、そうした危険な運転をしても、「自分なら事故を起こさない」という自信を持っているのかもしれませんが、でも、これまで事故がなかったとしたら、それは単にラッキーだっただけのこと。今後、いつ事故を起こしても不思議ではありません。ということで、運転に自信がある人も、そうでない人も、決して気を緩めず、謙虚な気持ちで安全運転に徹することが大切であり、周りから「うまいドライバー」と認めてもらえる、絶対条件です。皆さんも、今一度、見つめ直してみてくださいね!


【クルマの性能を自分の技術と勘違いしない】1月11日(水)

「運転意識を考えよう」をテーマに、今週はお送りしています。

きのう、自分の運転技術を過信しないことが大切だということをご紹介しました。ただ、自分の技術を「凄いんじゃないの?」と勘違いさせる要因として、クルマの性能の高さもあるように思います。日進月歩のクルマの性能。ハイテク技術によって、少しぐらい急ハンドルを切っても、スリップしたりしないようになっていますし、急な加速や減速をしても、クルマの挙動が乱れないようにしてくれます。スリップもスピンもせず、止まったり曲がったりが、簡単にできるようになりました。

だからといって、その性能に甘えて、スピードを出し過ぎたり、車線変更を繰り返したりと、無謀な運転をしていい訳ではありません。

考えてもみてください。クルマは人間が持っている能力をはるかに超えた存在です。普通車で200馬力ぐらい、中には700馬力なんてパワーのあるクルマもあります。しかも人間よりもはるかに重量があり、圧倒的に速く走れます。そんなクルマを運転するということは、馬力や、重量、スピードなどの分だけ、より注意を払って扱わなければ、いけないはずです。

ということで、皆さんはクルマに乗った時、自分自身が力を持ったと、決して思わないでください。そして、私たちは重さ1トン以上の鉄の塊を、時速100キロで動かしていることを常に忘れず、くれぐれも慎重な運転を心がけてくださいね!

【怒りをコントロールする】1月12日(木)

今週お送りしているテーマは、「運転意識を考えよう」です。

2020年6月、道路交通法が改正され、あおり運転に「妨害運転罪」が適用されるようになり、厳罰化されたのは、リスナーの皆さんもよくご存知だと思います。でも、あおり運転は、今でも頻繁に、ニュースになったりしていますよね。どうしてなくならないんでしょうか?

その原因には、「通行を邪魔された」とか、「前のクルマが走るのが遅い」といった、「怒り」の感情があるようですね。でも公道において、「怒り」のままに攻撃的な運転をしていれば、事故やトラブルになるのも無理はありません。そこで、安全に運転するために欠かせないのが、「怒りの感情」をコントロールすることです。

いろいろな方法があるようですが、よく知られたものの1つが、「6秒ルール」です。

これは何か腹の立つことがあっても、すぐに行動に出ないで6秒間、怒りをぐっと我慢する、というもの。なにかイラ立つことがあった時に、心の中で1から6まで数字を数えてみるのもよいでしょう。すると怒りのピークがある程度収まり、衝動的な行動をしなくて済むようになるそうです。

その他、深呼吸するといった方法なども 怒りをコントロールするのに有効だそうですよ。

もし運転中にイラっとすることがあっても、すぐに暴力的な行動に出るのはやめて、その怒りをうまくコントロールするように心がけてくださいね!

【譲り合いの精神が大切】1月13日(金)

クルマを安全に運転するにあたり、交通ルールを守ることが何より大切なのは、今さら言うまでもないことでしょう。

しかし、ルールだけを厳格に守っていても、交通事故やトラブルを防ぐことはできません。そこで大切なのが、「譲り合いの精神」です。

例えば、道路交通法では、様々な場面で、優先の順位が決められていますよね。「交差点では、右折より直進の方が優先」だったり、狭い道でクルマとすれ違う場合は、電柱などの障害物がない方が優先だったりします。でも、道路交通法で定められているからとはいえ、あまり自分の優先を主張し過ぎるのはよくないですよ。

交通ルールは万能ではありません。実際の運転中には、交通規則では決められない事象があります。そんなときには、道路や交通の状況に合わせて、臨機応変に、「お先にどうぞ」と、相手に譲ることも大切です。

「待ってあげる」「譲ってあげる」「止まってあげる」「よけてあげる」など、自分中心ではなく、相手中心の運転を心がけることで、交通はスムーズになり、事故やトラブルも少なくなるはずですよ。

今週は、「運転意識を考えよう」をテーマにご紹介しました。

◆ 安全運転5則をおさらい!

2023/1/6 UP!

2023年最初の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」!
今年も、安全で快適なカーライフをサポートするさまざまな情報を、週替わりのテーマに沿ってご紹介していきます!

では早速ですが、みなさんは、「安全運転5則」ってご存知ですか?これは1980年、無謀な運転による交通事故防止を徹底するキャンペーンとして、警察が定めたものです。みなさんも、教習所や運転免許試験場などで、目にされたことはあるはず。でも、ちゃんと覚えていないという方、多いでしょうね。

そこで今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマに、各項目について、お話していきたいと思います。

【安全速度を必ず守る】1月2日(月・振休)

まず最初に「安全速度を必ず守る」

ここでいう「安全速度」というのは、法定速度や制限速度のことではありませんよ。決められた速度の範囲内であっても、道路や交通の状況、天候や視界の良し悪しによって、安全に運転できる速度は変わります。それが「安全速度」です。

例えば、朝の通学時間、子供たちが大勢登校しているような狭い道路では、たとえ制限速度が40キロだったとしても、その速度で走っていい訳ではありませんよね。子供たちの動きに十分注意を払いながら、飛び出しなどがあっても、すぐ対応できるように、速度を抑えて通行しなければいけません。その他、天気が悪くて見通しが悪ければ、慎重にゆっくりと走ったり、狭い道では徐行したりするなどの対応が必要です。

そんな「安全速度」を、皆さんも今年一年、常に意識しながら運転するようにしてくださいね!

【カーブの手前でスピードを落とす】1月3日(火)

新年のスタートとなる今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマにお送りしています。今朝取り上げるのは、「安全運転5則」の2つ目、「カーブの手前でスピードを落とす」です。

クルマがカーブを曲がる時に、カーブの外に向かって働く力を何というか、皆さんはお分かりですよね? ・・・ そう、遠心力です。実はこの遠心力、速度の2乗に比例して大きくなっていきます。つまり、同じカーブであっても、スピードが2倍になれば、遠心力は4倍に大きくなってしまうんです。

そのため、カーブを曲がる時にスピードを出し過ぎると、遠心力がより大きくなって、クルマが対向車線にはみ出したり、カーブを曲がり切れなかったりして、事故につながる原因となってしまいます。

特に下り坂のカーブでは、加速がついてどんどんスピードが速くなってしまうためオーバースピードになりがちで、その分、遠心力も大きくなります。しかしカーブの途中で、むやみにブレーキをかけるのは、車体が不安定になり、スリップの原因になるといいます。そこでカーブに入る前に十分に減速し、少しずつアクセルを踏みながら、カーブを通過するのがポイントだそうですよ。

大きな遠心力がかかるのは、一緒に乗っている人にとっても、恐怖感があり、また不快なものです。

皆さん、カーブの前では、十分な減速をお忘れなく!

【交差点では必ず安全を確かめる】1月4日(水)

さて今朝は、「安全運転5則」の3つ目、「交差点では必ず安全を確かめる」についてお話したいと思います。

警察庁が発表している統計によりますと、令和3年に全国で発生した、30万5196件の交通事故のうち、交差点内や交差点近辺で発生した件数は、17万2656件だったそうです。その割合は、およそ56%。実に半数以上が、交差点内やその近辺で発生しています。さまざまな方向から人や乗り物が集まる交差点やその付近は、最も多く交通事故が発生する場所といえます。

そうした場所での事故を防ぐためには、「必ず安全を確かめる」ことが大切です。一時停止の標識や表示のある場合は、必ず停止線で止まって、安全を確認しましょう。またそれだけでなく、そうした標識や表示がない交差点でも、できるだけ一時停止などして、安全を確認するようにすれば、事故は防げるはずです。

ですが、ドライバーさんの中には、「クルマや歩行者は出てこないだろうと思った…」とか、「道を譲ってくれるだろうと思った…」などと勝手に思い込む、いわゆる「だろう運転」をし、事故に遭う人が依然少なくありません。


ぜひ交差点では、常に「危険があるかもしれない」と考え、必ず、十分な安全確認をするようにしましょうね!

【一時停止で横断歩行者の安全を守る】1月5日(木)

今週お送りしているテーマは、「安全運転5則をおさらい!」今朝は、4つ目「一時停止で横断歩行者の安全を守る」についてお話したいと思います。

まず、クルマを運転中、前方に信号機のない横断歩道があったら、皆さんは、どんなことに気をつけますか?このコーナーでも何度かお伝えしていることなので、リスナーの皆さんなら、きっとお分かりですよね。

まず、横断歩道を渡っている人や、渡ろうとしている人がいた場合は、必ず横断歩道の手前で一時停止し、歩行者などに道を譲るのが交通ルールです。

でも、横断歩道を誰も渡っていないからといって、油断してはいけませんよ。横断歩道付近に明らかに誰もいない時以外は、横断歩道の手前で停止できるように、速度を落として走行することが、決まりなんです。

さらに、横断歩道がある場所だけじゃありません。横断歩道のないところを歩行者が横断している時も、一時停止や徐行をして、歩行者の安全を確保するようにしましょう。

クルマを運転していると、ついクルマ側の都合で周囲を見てしまうことがあります。道路上では、歩行者の安全を確保することが、何といっても最優先だということ、ドライバーの皆さん、くれぐれも忘れないようにしてくださいね!

【飲酒運転を絶対にしない】1月6日(金)

最後の五つ目となる今朝お話するのは「飲酒運転を絶対にしない!」です。

年末にも、5日間に渡ってお伝えしましたし、今さら言うまでもないことでしょうが、飲酒運転は絶対にしてはいけませんよ!

アルコールは、ほんのわずかでも摂取すると、脳の働きを麻痺させ、運転に必要な注意力や判断力を低下させます。さらに、危険に直面してもブレーキ操作などに遅れが出るなど、交通事故へつながる危険性が、グンと高くなってしまいます。1月は、新年会などが多い時期ですが「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」を、必ず徹底してくださいね!

また、気をつけなければいけないのは、ドライバーさんだけではありません。クルマを運転する人にお酒を飲ませたり、飲酒運転の人のクルマに乗ったり、さらにお酒を飲んでいる人にクルマを貸したりしても、同様に罰せられることになります。飲酒運転は、悲惨な死傷事故につながる、重大な犯罪行為だということを、片時も忘れないでくださいね!

今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマにご紹介しました。
ぜひチェックして、2023年もワンダフルなドライブ、楽しんでくださいね!

◆ 千葉県の初日の出スポット

2022/12/30 UP!

ところでみなさんは例年、初日の出を見に行かれますか?一年の健康と幸せを願いつつ拝む初日の出は、やっぱり特別なものですよね。

そこで今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマに、さまざまな情報をお送りしていこうと思います。

【犬吠埼の初日の出】12月26日(月)

まずピックアップするのが、銚子市にあります「犬吠埼(いぬぼうさき)」です。

関東最東端にある犬吠埼は、山頂や離島を除いて、日本で一番早く初日の出が見られるスポットとしても有名ですよね。ただ、離島を除けば、日本の東の端は北海道根室市の納沙布岬(のさっぷみさき)のはず。でも、元旦前後の10日間ほどは、地軸の傾きの影響で犬吠埼の方が早く日が昇るんだそうです。ちなみに、来年の初日の出は、納沙布岬が6時49分。犬吠埼が6時46分となっています。なんだか不思議ですよね。

そんな犬吠埼灯台は、東関東自動車道の佐原・香取インターからだと、国道356号線などを経由して、およそ42キロの場所にあります。お出かけになる場合は、その場の状況に合わせて、マスクの着用や密を避けるなど、基本的な感染対策をお忘れなく。そして、初日の出前後の犬吠埼周辺の道路は、大変混雑して、交通規制も敷かれます。その指示に従うなど、運転には十分気をつけてくださいね。

【鋸山の初日の出】12月27日(火)


今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマにお送りしています。昨日の犬吠埼に続いて、今朝ピックアップするのは、鋸南町(きょなんまち)と富津市の間に位置する、標高約329メートルの「鋸山(のこぎりやま)」です。

断崖絶壁の上から見下ろす「地獄のぞき」や、日本一の高さ31.5メートルの大仏など、見どころいっぱいで、ハイキングスポットとしておなじみの鋸山。実は、初日の出のスポットとしても人気で、元旦には、「鋸山ロープウェー」が朝5時30分から早朝営業運転を行います。山頂駅展望台では、先着200名に限り、温かい飲み物を無料サービスしてもらえるそうですよ。

日の出は6時50分ごろ。房総丘陵から昇るまぶしい朝日を望むことができます。年末年始は空気が澄んでいるため、遠くは真っ白に雪化粧した富士山や、眼下に広がる東京湾など、日が昇るにつれて、刻々と色合いを変えていく荘厳な光景を見ることができますよ。

そんな鋸山は、富津館山道路の富津金谷インターからだと、5分ほどの場所にあります。


【清澄寺の初日の出】12月28日(水)

「千葉県の初日の出スポット」三か所目にピックアップするのは、鴨川市の「清澄寺(せいちょうじ)」です。清澄山の山頂近くに建つコチラは、日蓮聖人が出家をし、日蓮宗を開いた名刹として知られています。そして、初日の出の名所としても有名なんです。

というのも、本堂付近の標高は約310メートル。その高さの分だけ、月曜日にご紹介した犬吠埼より、早く初日の出が見られるとも言われていて、毎年多くの人が、ご来光を求めて訪れているんです。

本堂の南には、「旭が森」と呼ばれる日蓮聖人の銅像が建っている場所があって、ここからの朝日は、「日本の朝日百選」にも選ばれています。まさに、初日の出を見るには、うってつけの場所ですね。

またこのお寺には、国指定の天然記念物「清澄の大杉」をはじめ、文化財も多く点在していて見どころもいっぱい。もし天気が悪くて初日の出が拝めなくても、立派な初詣ができますよ。

そんな清澄寺は、館山自動車道の君津インターからだと、房総スカイライン、鴨川有料道路などを経由して約80分の場所にあります。

【太東埼灯台の初日の出】12月29日(木)

今朝はいすみ市にあります「太東埼(たいとうさき)灯台」をピックアップしたいと思います。

九十九里浜の最南端に位置し、南房総国定公園にも指定されている太東埼。そんな風光明媚な場所に立つこの灯台は、白亜の円筒形で、高さは15.9メートル。その放つ光は、22海里、およそ41キロ先まで照らしているそうです。

この灯台脇の広場からの眺めは素晴らしく、九十九里浜から大原の日在(ひあり)海岸まで眼下に見渡すことができます。「ちば眺望100景」にも選ばれているその景色は、太平洋の水平線を一望することができ、まさに絶景という言葉がピッタリ!東に太平洋を一望する断崖に建っているだけあって当然、美しい初日の出を見ることができますよ。山頂や離島を除けば、銚子の犬吠埼に次いで、全国で2番目に早く、初日の出が見られる、とも言われています。

そんな「太東埼灯台」は、千葉東金道路の東金インターからだと、東金九十九里有料道路、九十九里ビーチラインを経由して、40分ほどの場所にあります。

【九十九谷展望公園の初日の出】12月30日(金)

千葉県の初日の出スポット、ラストにピックアップするのは、君津市にあります「鹿野山九十九谷(かのうざんくじゅうくたに)展望公園」です。

マザー牧場がある場所としても有名な鹿野山は、標高379メートルで、千葉県内では、愛宕山(あたごやま)に次いで、2番目に高い山。その山頂に展望公園が設けられています。この公園の眼下に広がるのが、房総丘陵。機重にも連なる山並みはまさに絶景で、それらを「九十九谷」と呼んでいます。

「ちば眺望100景」に選ばれているこちらも、初日の出スポットとしては有名で、とにかくその眺めが素晴らしいんです。というのも、冬の寒い時期には、条件が揃うと眼下に雲海が広がり、山々と雲海が織りなす景色は、まさに墨絵の世界!そんな幻想的な初日の出を見られるスポットは、県内でもそうはありません。

そんな「鹿野山九十九谷展望公園」は、館山自動車道の君津インターからだと、25分ほどの場所にあります。

今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマにご紹介しました。

お出かけになる場合は、その場の状況に合わせてマスクの着用や密にならないなど、基本的な感染対策をお願いします。

それでは皆さん、どうぞ良いお年を!!

◆ 歩行者との思わぬ事故に注意

2022/12/23 UP!

クルマを運転している時、みなさんも歩行者との事故に、十分気をつけていると思います。ただ、歩行者のほうが意外な動きをすることもあって、思わぬ事故へとつながるケースがあるものです。

そこで今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げてみたいと思います。

【酔客との交通事故に注意】12月19日(月)放送

まず今朝は、この時期とくに気をつけたい「お酒を飲んで酔った歩行者との事故」です。

お酒を飲んで足元がおぼつかなくなった人は、突然よろけたり、周囲の安全を確認せずに、道路を渡ったりすることがあります。とりわけ夜は、飲食店が多いエリアを通行する場合、歩行者の動きに十分注意しましょう。また、見た目にも酔っていることが分かる人の近くを通行する際は、十分な距離をあけるようにし、突然の動きに対応できるようにしてくださいね。

さらに、もう一つ気をつけなければいけないのが、酔ったまま、路上で寝ている人です。夜間においては、路上で寝ている人がいても、そうとは気づかず、轢いてしまう事故が多く発生しています。そこでもし運転中、前方の路上に「何かある」と思ったら、安易に踏み越えないようにすることが大切です。そして、それが人だと分かったら、後続車にひかれる可能性があるので、そのまま放置していかないようにしてくださいね。110番に通報して、できれば警察官が到着するまで保護し、安全を確保してあげるようにしましょう。

【ジョギング中の人に注意】12月20日(火)放送

今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにお送りしています。

みなさんの中にも、健康のために毎日ジョギングをしているという方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。ただ、こうした人々とクルマの交通事故が、意外と起きているようなんです。ですからドライバーの方も、ジョギングされる方への十分な注意が必要です。

まず、注意すべきは「時間帯」。ジョギングをされる方が、お仕事をされている方なら会社に行く前や帰って来てからつまり、早朝や夕方の時間帯に走られている方も多いでしょう。この日の出、日の入り時間の前後など、辺りが明るくなってきたり、暗くなりはじめたりする時間帯は薄暗く、どうしてもモノが見えづらくなり、ドライバーにとっては、危険の発見が遅れがちになる時間帯と重なります。そこで、ドライバーの方は、ジョギングしている人などを見落とさないように、日の出前後なら、しっかりと周囲が明るくなるまでライトを点灯し、そして日没前後なら、早めにライトを点けることを心がけるようにしてくださいね。

また、ジョギングしている人は、走っているペースをできるだけキープしたいと思うものです。前を歩行者などが歩いていると、それを避けるために、道路上へ突然出てくることもあります。中には、赤信号を無視する人もいるようです。

みなさんも運転中に、ジョギングをしている人を見かけたら、その動きにも十分注意を払うようにしてくださいね。

【イヤホン・ヘッドホンをしている人に注意】12月21日(水)

「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマに、今週はお送りしています。

ところで、音楽が好きで、日頃からイヤホンやヘッドホンで聞いているという方、多くいらっしゃるでしょう。でも、これが歩行中となると、事故の原因になる可能性があります。

まず、周囲の音が聞こえづらくなるので、クルマが接近してきても、エンジン音などが聞こえず、クルマに気づかないことがあります。そのため、歩行者が思わぬ行動をとることがあるんです。また、音楽に集中してしまうと、周りの交通に対する注意力が低下することもあります。クルマの接近だけでなく、前方に信号機があっても、それに気がつかないことさえあるものです。ということで運転中、イヤホンやヘッドホンをしている人がいたら、エンジン音やクラクションが、聞こえていると思うのは危険です。近くを走行する時には、聞こえていないことを前提に 注意して通行するようにしましょう。

ただ最近は、ワイヤレスのイヤホンをしている人も多く、見た目には、音楽を聴いているのか分かりづらいケースも少なくありません。クルマへの反応が悪いと感じたら、イヤホンをしているかもと考えてくださいね。

そして、歩行者のみなさんについても、音楽を聴きながら歩く行為自体は禁止されていませんが、
どうしても事故の危険性が高くなります。実際に交通事故になった場合には、歩行者の過失が認められるケースもあります。歩きながら、音楽を聴くのは、なるべく避けるようにしてくださいね。

【雨の日の歩行者の動きに注意】12月22日(木)

今までまっすぐ歩いていた歩行者が、なにかのきっかけで、突然、思わぬ行動をとることがあります。
そうしたきっかけの一つが、雨です。

例えば、雨が降り始めた時、カサを持っていない人は、少しでも濡れないようにと、早く目的地へ行こうとしたり、適当な場所で雨宿りをしようと、先を急ぐことがあります。すると、安全確認を十分にしないで道路を横断したり、赤信号で交差点を渡ったりすることもあるものです。

雨の降り始めだけではありません。

カサを差していると、周りが見えづらくなりますよね。また、足元の水たまりに気を取られて、周囲への注意がおろそかになり、クルマの接近に気づくのが遅れることだってあります。

そこで雨の日、歩行者の近くを通行する時には、速度を落とし、十分な距離を取るなど、歩行者の急な動きにも対応できるようにしましょう。さらに、歩行者の前方に大きな水たまりがあったりすると、それを避けようと、不意に車道側へ出てくる可能性もありますし、狭い歩道で、カサを差した歩行者同士がすれ違うのが難しい場合、やはり車道に出てくることもあるでしょう。

ドライバーの皆さん、歩行者が歩道を歩いている場合であっても、その動きには十分気をつけてくださいね。


【雪・凍結の日にも歩行者に注意】12月23日(金)

今週は「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにお届けしてきました。

昨日「雨の日の歩行者の動きに注意しなければいけない」とお話ししましたが、これからの季節、雪の日や、路面が凍結するような寒い日にも注意が必要です。

雪が降った日、そしてそれが凍結した翌朝などには、歩行者の転倒が多くなります。そんな時、倒れた人や、避けようとした人が車道側に出てくる可能性がありますので、安全な距離を取ったりして、十分に気をつけましょう。もちろんそんな日には、冬用タイヤを装着するなど、クルマ自体のスリップ防止にもつとめてくださいね。

また大雪が降った後など、道路脇に除雪した雪が積み上げられます。すると歩道がふさがれたりして、道幅が狭くなってしまいますよね。そんな時、歩行者はどうしても、道路の中寄りを歩くことになります。そうした歩行者らは、クルマに近いところで急に雪を避けたり、滑って転倒するなどして、思わぬ動きをすることがあります。そこでその側を通行する場合も、歩行者の動きに注意し、十分スピードを落として、しっかり間隔を取るよう心がけてください。

今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにご紹介しました。

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  • ◆ 雨の季節のクルマの備え

    6月といえば、いよいよ雨の季節ですね。さらに夏以降も、ゲリラ雷雨や台風など、何かと大雨に注意が必要です。 そこで今週は、「雨の季節のクルマの備え」をテーマに、さまざまなポイントについて……

    2025/6/13
  • ◆ 千葉でホタル観賞

    この時期、幻想的な光を瞬かせながら静かに舞う、ホタルの群れ。まさに、日本の原風景とも言える光景ですね。千葉県内にも、そんなホタルが見られるスポットがいくつもあります。 そこで今週は、「……

    2025/6/6
  • ◆ 踏切での安全を考える

    近年、都心部などで鉄道の高架化や地下化が行われていますが、全国的にみても踏切の数は減少傾向にあるといいます。ただ、千葉県はもちろんのこと、各地域に踏切はまだ多くありますし、中には遮断機だけでなく、警……

    2025/5/30
  • ◆ 千葉でバラをたのしむ

    5月から6月にかけてのこの時期、華やかで美しい花を咲かせる植物といえば、そう、バラですよね。実は千葉県は、魅力的なバラ園が数多くあるんです。そこで今週は、「千葉でバラを楽しむ」をテーマに、さ……

    2025/5/23
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