ドライビングライフに役立つ情報を発信するコーナー(『AWAKE』内)。
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◆ 安全運転5則をおさらい!

2023/1/6 UP!

2023年最初の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」!
今年も、安全で快適なカーライフをサポートするさまざまな情報を、週替わりのテーマに沿ってご紹介していきます!

では早速ですが、みなさんは、「安全運転5則」ってご存知ですか?これは1980年、無謀な運転による交通事故防止を徹底するキャンペーンとして、警察が定めたものです。みなさんも、教習所や運転免許試験場などで、目にされたことはあるはず。でも、ちゃんと覚えていないという方、多いでしょうね。

そこで今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマに、各項目について、お話していきたいと思います。

【安全速度を必ず守る】1月2日(月・振休)

まず最初に「安全速度を必ず守る」

ここでいう「安全速度」というのは、法定速度や制限速度のことではありませんよ。決められた速度の範囲内であっても、道路や交通の状況、天候や視界の良し悪しによって、安全に運転できる速度は変わります。それが「安全速度」です。

例えば、朝の通学時間、子供たちが大勢登校しているような狭い道路では、たとえ制限速度が40キロだったとしても、その速度で走っていい訳ではありませんよね。子供たちの動きに十分注意を払いながら、飛び出しなどがあっても、すぐ対応できるように、速度を抑えて通行しなければいけません。その他、天気が悪くて見通しが悪ければ、慎重にゆっくりと走ったり、狭い道では徐行したりするなどの対応が必要です。

そんな「安全速度」を、皆さんも今年一年、常に意識しながら運転するようにしてくださいね!

【カーブの手前でスピードを落とす】1月3日(火)

新年のスタートとなる今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマにお送りしています。今朝取り上げるのは、「安全運転5則」の2つ目、「カーブの手前でスピードを落とす」です。

クルマがカーブを曲がる時に、カーブの外に向かって働く力を何というか、皆さんはお分かりですよね? ・・・ そう、遠心力です。実はこの遠心力、速度の2乗に比例して大きくなっていきます。つまり、同じカーブであっても、スピードが2倍になれば、遠心力は4倍に大きくなってしまうんです。

そのため、カーブを曲がる時にスピードを出し過ぎると、遠心力がより大きくなって、クルマが対向車線にはみ出したり、カーブを曲がり切れなかったりして、事故につながる原因となってしまいます。

特に下り坂のカーブでは、加速がついてどんどんスピードが速くなってしまうためオーバースピードになりがちで、その分、遠心力も大きくなります。しかしカーブの途中で、むやみにブレーキをかけるのは、車体が不安定になり、スリップの原因になるといいます。そこでカーブに入る前に十分に減速し、少しずつアクセルを踏みながら、カーブを通過するのがポイントだそうですよ。

大きな遠心力がかかるのは、一緒に乗っている人にとっても、恐怖感があり、また不快なものです。

皆さん、カーブの前では、十分な減速をお忘れなく!

【交差点では必ず安全を確かめる】1月4日(水)

さて今朝は、「安全運転5則」の3つ目、「交差点では必ず安全を確かめる」についてお話したいと思います。

警察庁が発表している統計によりますと、令和3年に全国で発生した、30万5196件の交通事故のうち、交差点内や交差点近辺で発生した件数は、17万2656件だったそうです。その割合は、およそ56%。実に半数以上が、交差点内やその近辺で発生しています。さまざまな方向から人や乗り物が集まる交差点やその付近は、最も多く交通事故が発生する場所といえます。

そうした場所での事故を防ぐためには、「必ず安全を確かめる」ことが大切です。一時停止の標識や表示のある場合は、必ず停止線で止まって、安全を確認しましょう。またそれだけでなく、そうした標識や表示がない交差点でも、できるだけ一時停止などして、安全を確認するようにすれば、事故は防げるはずです。

ですが、ドライバーさんの中には、「クルマや歩行者は出てこないだろうと思った…」とか、「道を譲ってくれるだろうと思った…」などと勝手に思い込む、いわゆる「だろう運転」をし、事故に遭う人が依然少なくありません。


ぜひ交差点では、常に「危険があるかもしれない」と考え、必ず、十分な安全確認をするようにしましょうね!

【一時停止で横断歩行者の安全を守る】1月5日(木)

今週お送りしているテーマは、「安全運転5則をおさらい!」今朝は、4つ目「一時停止で横断歩行者の安全を守る」についてお話したいと思います。

まず、クルマを運転中、前方に信号機のない横断歩道があったら、皆さんは、どんなことに気をつけますか?このコーナーでも何度かお伝えしていることなので、リスナーの皆さんなら、きっとお分かりですよね。

まず、横断歩道を渡っている人や、渡ろうとしている人がいた場合は、必ず横断歩道の手前で一時停止し、歩行者などに道を譲るのが交通ルールです。

でも、横断歩道を誰も渡っていないからといって、油断してはいけませんよ。横断歩道付近に明らかに誰もいない時以外は、横断歩道の手前で停止できるように、速度を落として走行することが、決まりなんです。

さらに、横断歩道がある場所だけじゃありません。横断歩道のないところを歩行者が横断している時も、一時停止や徐行をして、歩行者の安全を確保するようにしましょう。

クルマを運転していると、ついクルマ側の都合で周囲を見てしまうことがあります。道路上では、歩行者の安全を確保することが、何といっても最優先だということ、ドライバーの皆さん、くれぐれも忘れないようにしてくださいね!

【飲酒運転を絶対にしない】1月6日(金)

最後の五つ目となる今朝お話するのは「飲酒運転を絶対にしない!」です。

年末にも、5日間に渡ってお伝えしましたし、今さら言うまでもないことでしょうが、飲酒運転は絶対にしてはいけませんよ!

アルコールは、ほんのわずかでも摂取すると、脳の働きを麻痺させ、運転に必要な注意力や判断力を低下させます。さらに、危険に直面してもブレーキ操作などに遅れが出るなど、交通事故へつながる危険性が、グンと高くなってしまいます。1月は、新年会などが多い時期ですが「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」を、必ず徹底してくださいね!

また、気をつけなければいけないのは、ドライバーさんだけではありません。クルマを運転する人にお酒を飲ませたり、飲酒運転の人のクルマに乗ったり、さらにお酒を飲んでいる人にクルマを貸したりしても、同様に罰せられることになります。飲酒運転は、悲惨な死傷事故につながる、重大な犯罪行為だということを、片時も忘れないでくださいね!

今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマにご紹介しました。
ぜひチェックして、2023年もワンダフルなドライブ、楽しんでくださいね!

◆ 千葉県の初日の出スポット

2022/12/30 UP!

ところでみなさんは例年、初日の出を見に行かれますか?一年の健康と幸せを願いつつ拝む初日の出は、やっぱり特別なものですよね。

そこで今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマに、さまざまな情報をお送りしていこうと思います。

【犬吠埼の初日の出】12月26日(月)

まずピックアップするのが、銚子市にあります「犬吠埼(いぬぼうさき)」です。

関東最東端にある犬吠埼は、山頂や離島を除いて、日本で一番早く初日の出が見られるスポットとしても有名ですよね。ただ、離島を除けば、日本の東の端は北海道根室市の納沙布岬(のさっぷみさき)のはず。でも、元旦前後の10日間ほどは、地軸の傾きの影響で犬吠埼の方が早く日が昇るんだそうです。ちなみに、来年の初日の出は、納沙布岬が6時49分。犬吠埼が6時46分となっています。なんだか不思議ですよね。

そんな犬吠埼灯台は、東関東自動車道の佐原・香取インターからだと、国道356号線などを経由して、およそ42キロの場所にあります。お出かけになる場合は、その場の状況に合わせて、マスクの着用や密を避けるなど、基本的な感染対策をお忘れなく。そして、初日の出前後の犬吠埼周辺の道路は、大変混雑して、交通規制も敷かれます。その指示に従うなど、運転には十分気をつけてくださいね。

【鋸山の初日の出】12月27日(火)


今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマにお送りしています。昨日の犬吠埼に続いて、今朝ピックアップするのは、鋸南町(きょなんまち)と富津市の間に位置する、標高約329メートルの「鋸山(のこぎりやま)」です。

断崖絶壁の上から見下ろす「地獄のぞき」や、日本一の高さ31.5メートルの大仏など、見どころいっぱいで、ハイキングスポットとしておなじみの鋸山。実は、初日の出のスポットとしても人気で、元旦には、「鋸山ロープウェー」が朝5時30分から早朝営業運転を行います。山頂駅展望台では、先着200名に限り、温かい飲み物を無料サービスしてもらえるそうですよ。

日の出は6時50分ごろ。房総丘陵から昇るまぶしい朝日を望むことができます。年末年始は空気が澄んでいるため、遠くは真っ白に雪化粧した富士山や、眼下に広がる東京湾など、日が昇るにつれて、刻々と色合いを変えていく荘厳な光景を見ることができますよ。

そんな鋸山は、富津館山道路の富津金谷インターからだと、5分ほどの場所にあります。


【清澄寺の初日の出】12月28日(水)

「千葉県の初日の出スポット」三か所目にピックアップするのは、鴨川市の「清澄寺(せいちょうじ)」です。清澄山の山頂近くに建つコチラは、日蓮聖人が出家をし、日蓮宗を開いた名刹として知られています。そして、初日の出の名所としても有名なんです。

というのも、本堂付近の標高は約310メートル。その高さの分だけ、月曜日にご紹介した犬吠埼より、早く初日の出が見られるとも言われていて、毎年多くの人が、ご来光を求めて訪れているんです。

本堂の南には、「旭が森」と呼ばれる日蓮聖人の銅像が建っている場所があって、ここからの朝日は、「日本の朝日百選」にも選ばれています。まさに、初日の出を見るには、うってつけの場所ですね。

またこのお寺には、国指定の天然記念物「清澄の大杉」をはじめ、文化財も多く点在していて見どころもいっぱい。もし天気が悪くて初日の出が拝めなくても、立派な初詣ができますよ。

そんな清澄寺は、館山自動車道の君津インターからだと、房総スカイライン、鴨川有料道路などを経由して約80分の場所にあります。

【太東埼灯台の初日の出】12月29日(木)

今朝はいすみ市にあります「太東埼(たいとうさき)灯台」をピックアップしたいと思います。

九十九里浜の最南端に位置し、南房総国定公園にも指定されている太東埼。そんな風光明媚な場所に立つこの灯台は、白亜の円筒形で、高さは15.9メートル。その放つ光は、22海里、およそ41キロ先まで照らしているそうです。

この灯台脇の広場からの眺めは素晴らしく、九十九里浜から大原の日在(ひあり)海岸まで眼下に見渡すことができます。「ちば眺望100景」にも選ばれているその景色は、太平洋の水平線を一望することができ、まさに絶景という言葉がピッタリ!東に太平洋を一望する断崖に建っているだけあって当然、美しい初日の出を見ることができますよ。山頂や離島を除けば、銚子の犬吠埼に次いで、全国で2番目に早く、初日の出が見られる、とも言われています。

そんな「太東埼灯台」は、千葉東金道路の東金インターからだと、東金九十九里有料道路、九十九里ビーチラインを経由して、40分ほどの場所にあります。

【九十九谷展望公園の初日の出】12月30日(金)

千葉県の初日の出スポット、ラストにピックアップするのは、君津市にあります「鹿野山九十九谷(かのうざんくじゅうくたに)展望公園」です。

マザー牧場がある場所としても有名な鹿野山は、標高379メートルで、千葉県内では、愛宕山(あたごやま)に次いで、2番目に高い山。その山頂に展望公園が設けられています。この公園の眼下に広がるのが、房総丘陵。機重にも連なる山並みはまさに絶景で、それらを「九十九谷」と呼んでいます。

「ちば眺望100景」に選ばれているこちらも、初日の出スポットとしては有名で、とにかくその眺めが素晴らしいんです。というのも、冬の寒い時期には、条件が揃うと眼下に雲海が広がり、山々と雲海が織りなす景色は、まさに墨絵の世界!そんな幻想的な初日の出を見られるスポットは、県内でもそうはありません。

そんな「鹿野山九十九谷展望公園」は、館山自動車道の君津インターからだと、25分ほどの場所にあります。

今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマにご紹介しました。

お出かけになる場合は、その場の状況に合わせてマスクの着用や密にならないなど、基本的な感染対策をお願いします。

それでは皆さん、どうぞ良いお年を!!

◆ 歩行者との思わぬ事故に注意

2022/12/23 UP!

クルマを運転している時、みなさんも歩行者との事故に、十分気をつけていると思います。ただ、歩行者のほうが意外な動きをすることもあって、思わぬ事故へとつながるケースがあるものです。

そこで今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げてみたいと思います。

【酔客との交通事故に注意】12月19日(月)放送

まず今朝は、この時期とくに気をつけたい「お酒を飲んで酔った歩行者との事故」です。

お酒を飲んで足元がおぼつかなくなった人は、突然よろけたり、周囲の安全を確認せずに、道路を渡ったりすることがあります。とりわけ夜は、飲食店が多いエリアを通行する場合、歩行者の動きに十分注意しましょう。また、見た目にも酔っていることが分かる人の近くを通行する際は、十分な距離をあけるようにし、突然の動きに対応できるようにしてくださいね。

さらに、もう一つ気をつけなければいけないのが、酔ったまま、路上で寝ている人です。夜間においては、路上で寝ている人がいても、そうとは気づかず、轢いてしまう事故が多く発生しています。そこでもし運転中、前方の路上に「何かある」と思ったら、安易に踏み越えないようにすることが大切です。そして、それが人だと分かったら、後続車にひかれる可能性があるので、そのまま放置していかないようにしてくださいね。110番に通報して、できれば警察官が到着するまで保護し、安全を確保してあげるようにしましょう。

【ジョギング中の人に注意】12月20日(火)放送

今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにお送りしています。

みなさんの中にも、健康のために毎日ジョギングをしているという方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。ただ、こうした人々とクルマの交通事故が、意外と起きているようなんです。ですからドライバーの方も、ジョギングされる方への十分な注意が必要です。

まず、注意すべきは「時間帯」。ジョギングをされる方が、お仕事をされている方なら会社に行く前や帰って来てからつまり、早朝や夕方の時間帯に走られている方も多いでしょう。この日の出、日の入り時間の前後など、辺りが明るくなってきたり、暗くなりはじめたりする時間帯は薄暗く、どうしてもモノが見えづらくなり、ドライバーにとっては、危険の発見が遅れがちになる時間帯と重なります。そこで、ドライバーの方は、ジョギングしている人などを見落とさないように、日の出前後なら、しっかりと周囲が明るくなるまでライトを点灯し、そして日没前後なら、早めにライトを点けることを心がけるようにしてくださいね。

また、ジョギングしている人は、走っているペースをできるだけキープしたいと思うものです。前を歩行者などが歩いていると、それを避けるために、道路上へ突然出てくることもあります。中には、赤信号を無視する人もいるようです。

みなさんも運転中に、ジョギングをしている人を見かけたら、その動きにも十分注意を払うようにしてくださいね。

【イヤホン・ヘッドホンをしている人に注意】12月21日(水)

「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマに、今週はお送りしています。

ところで、音楽が好きで、日頃からイヤホンやヘッドホンで聞いているという方、多くいらっしゃるでしょう。でも、これが歩行中となると、事故の原因になる可能性があります。

まず、周囲の音が聞こえづらくなるので、クルマが接近してきても、エンジン音などが聞こえず、クルマに気づかないことがあります。そのため、歩行者が思わぬ行動をとることがあるんです。また、音楽に集中してしまうと、周りの交通に対する注意力が低下することもあります。クルマの接近だけでなく、前方に信号機があっても、それに気がつかないことさえあるものです。ということで運転中、イヤホンやヘッドホンをしている人がいたら、エンジン音やクラクションが、聞こえていると思うのは危険です。近くを走行する時には、聞こえていないことを前提に 注意して通行するようにしましょう。

ただ最近は、ワイヤレスのイヤホンをしている人も多く、見た目には、音楽を聴いているのか分かりづらいケースも少なくありません。クルマへの反応が悪いと感じたら、イヤホンをしているかもと考えてくださいね。

そして、歩行者のみなさんについても、音楽を聴きながら歩く行為自体は禁止されていませんが、
どうしても事故の危険性が高くなります。実際に交通事故になった場合には、歩行者の過失が認められるケースもあります。歩きながら、音楽を聴くのは、なるべく避けるようにしてくださいね。

【雨の日の歩行者の動きに注意】12月22日(木)

今までまっすぐ歩いていた歩行者が、なにかのきっかけで、突然、思わぬ行動をとることがあります。
そうしたきっかけの一つが、雨です。

例えば、雨が降り始めた時、カサを持っていない人は、少しでも濡れないようにと、早く目的地へ行こうとしたり、適当な場所で雨宿りをしようと、先を急ぐことがあります。すると、安全確認を十分にしないで道路を横断したり、赤信号で交差点を渡ったりすることもあるものです。

雨の降り始めだけではありません。

カサを差していると、周りが見えづらくなりますよね。また、足元の水たまりに気を取られて、周囲への注意がおろそかになり、クルマの接近に気づくのが遅れることだってあります。

そこで雨の日、歩行者の近くを通行する時には、速度を落とし、十分な距離を取るなど、歩行者の急な動きにも対応できるようにしましょう。さらに、歩行者の前方に大きな水たまりがあったりすると、それを避けようと、不意に車道側へ出てくる可能性もありますし、狭い歩道で、カサを差した歩行者同士がすれ違うのが難しい場合、やはり車道に出てくることもあるでしょう。

ドライバーの皆さん、歩行者が歩道を歩いている場合であっても、その動きには十分気をつけてくださいね。


【雪・凍結の日にも歩行者に注意】12月23日(金)

今週は「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにお届けしてきました。

昨日「雨の日の歩行者の動きに注意しなければいけない」とお話ししましたが、これからの季節、雪の日や、路面が凍結するような寒い日にも注意が必要です。

雪が降った日、そしてそれが凍結した翌朝などには、歩行者の転倒が多くなります。そんな時、倒れた人や、避けようとした人が車道側に出てくる可能性がありますので、安全な距離を取ったりして、十分に気をつけましょう。もちろんそんな日には、冬用タイヤを装着するなど、クルマ自体のスリップ防止にもつとめてくださいね。

また大雪が降った後など、道路脇に除雪した雪が積み上げられます。すると歩道がふさがれたりして、道幅が狭くなってしまいますよね。そんな時、歩行者はどうしても、道路の中寄りを歩くことになります。そうした歩行者らは、クルマに近いところで急に雪を避けたり、滑って転倒するなどして、思わぬ動きをすることがあります。そこでその側を通行する場合も、歩行者の動きに注意し、十分スピードを落として、しっかり間隔を取るよう心がけてください。

今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにご紹介しました。

◆ 飲酒運転は絶対ダメ!

2022/12/16 UP!

12月も中旬となりました。新型コロナ第8波の拡大が懸念されていますが、やはり年末年始は、何かとお酒を飲む機会が多くなるんじゃないでしょうか?

でも、お酒を飲んだら、絶対にクルマを運転してはいけません。

云うまでもなく飲酒運転は、重大な交通事故につながる犯罪行為です。

そこで今週は、「飲酒運転は絶対ダメ!」をテーマに、その危険性などについて、改めて取り上げたいと思います。

【お酒を飲むとどうなる?】12月12日(月)

まず、お酒を飲んでクルマを運転すると、なぜ事故を起こしやすくなるんでしょうか?

アルコールは、摂取すると脳の働きを麻痺させる作用があります。そして顔が赤くなるほか、おしゃべりになる、視力が低下するなど、さまざまな変化が表れるのは、皆さんもご存知の通り。さらに、知覚や運動能力をつかさどる部分にも影響して、同じ話を繰り返したり、歩くとふらついたりします。

このようにアルコールの影響が出ると、安全運転に必要な情報処理能力や注意力、判断力などが、低下した状態になっていきます。

そのため、気持ちが大きくなってスピードを出し過ぎたり、危険に気づくのが遅れたりすることに。たとえ危険に気づいても、ブレーキペダルを踏むまでに時間がかかるなど、交通事故へつながる危険性が高くなってしまうんです。

これは、その人がお酒に強い弱いは関係ありません。また、ほんの少ししか飲んでいない場合でも、必ず脳に影響します。ということで皆さん、お酒を飲んだら、絶対にクルマを運転してはいけませんよ!

【酔いを醒ます方法はある?】12月13日(火)

きのう、アルコールが体にどんな影響を与えるかをお話しました。

でも、「私はお酒に強いから、少しぐらいなら飲んでも、運転して大丈夫!」なんて思っている人、いませんか?しかしそれは、単なる思い込みにすぎません。どんなにお酒に強いという人であっても、少しでもアルコールを摂取すると、脳に確実に影響を及ぼすことが、さまざまな実験や調査で明らかになっているんです。自称「お酒に強い人」は、その点、お間違えのないように。

飲酒運転に関しては、他にもいろいろと、自分勝手に間違った、同じような思い込みがあります。飲んだあと、「少し仮眠を取れば大丈夫!」というのも、昔からよく耳にしますが、大間違いです。

アルコールは分解するのに、思った以上に時間がかかるもの。逆に眠っている方が、アルコールの分解スピードが遅くなるんです。1、2時間寝たくらいで、アルコールが抜けることはありませんよ!

「シャワーや熱いお風呂に入ると、アルコールが抜ける」なんてお話もよく聞きますよね。でもこれも、まったく医学的な根拠はありません。むしろ、お酒を飲んで熱いお風呂やシャワーに入るのは、脱水状態になって、悪酔いや血行障害を起こす可能性があり、かえって危険です。お酒を飲んでの入浴は、避けましょうね。

アルコールを短時間で分解するのに、特別な方法はありません。根拠のない理由を付けて、クルマを運転することのないよう、皆さんも十分気を付けてください!

【アルコールの分解にかかる時間】12月12日(水)

今週お送りしているテーマは、「飲酒運転は絶対ダメ!」です。

きのう、アルコールを摂取すると、体内で分解されるまで、かなり時間がかかるということをご紹介しました。では、一体どのぐらいしたら、アルコールは分解されて、体から抜けるんでしょうか?

アルコール摂取量の基準の一つとされるのが、「1単位」と呼ばれる量です。


これは純アルコールに換算すると20グラムで・ビールでは500ミリリットル・日本酒なら1合=180ミリリットル、チューハイだと7%のもので350ミリリットルが、だいたい同じアルコール量となります。

この1単位のアルコールを、体内で分解するのにかかる時間は、体質や体重、体格、年齢、性別などにもよりますが、目安として4時間から5時間とされています。

もし、ビール1本とチューハイ2杯を飲んだ場合はどうでしょうか?


合計3単位、つまり「×3」となり、12時間から15時間が目安に。つまり半日以上、アルコールが体内から消えない計算です。お酒が好きな方なら、このぐらいの量だと、きっと無理なく飲めてしまうことでしょう。

ということで、特に夜、お酒を飲むときには、翌日の運転の予定も考えて楽しむようにしましょう。
例え少量であっても、運転する12時間前までには、お酒を飲み終えるのが理想的。眠れば、アルコールがリセットされる訳じゃないこと、くれぐれも忘れないでくださいね!

【飲酒運転の厳しい罰則】12月15日(木)

「飲酒運転は絶対ダメ!」をテーマに、今週はお送りしています。

飲酒運転は、交通事故を起こすと、死亡事故など重大事故に直結することが多い危険な行為です。それだけに、厳しい罰則が定められています。今朝は、そうした罰則についてチェックしておきましょう。

まず飲酒運転は、「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の2つに分類されること、皆さんもご存知だと思います。

「酒気帯び運転」とは、呼気の中のアルコール濃度が、1リットル当たり0.15ミリグラム以上の状態をいいます。さらにアルコール濃度が、0.25ミリグラム以上含まれている場合は、より重い行政処分が下されることになっているんです。

一方、「酒酔い運転」というのは、呼気などに含まれるアルコールの濃度には関係ありません。
酒に酔って、運転が困難だと思われる状態であれば、「酒酔い運転」ということになります。

だからお酒が飲めない人であれば、たとえ呼気のアルコール濃度が0.15ミリグラム未満であっても、
酒酔い運転に当たることがあるんです。

では、それぞれの罰則はといいますと・・・、
「酒気帯び運転」では、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となっています。

違反点数は、アルコール濃度が0.15ミリグラム未満なら、13点で、90日間の免許停止。
0. 25ミリグラム以上の場合は25点で、一発で免許取り消しです。

一方、「酒酔い運転」の場合は、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金
違反点数は35点で、もちろん免許取り消しです!
みなさん、その罰則の重さ、改めて認識しておきましょうね!

【飲酒運転は本人以外も罰せられる】12月16日(金)

きのう飲酒運転の罰則についてご紹介しましたが、処罰されるのは、運転した本人だけではありませんよ。

例えば、お酒を飲んだことが分かっている人にクルマを貸した場合には、飲んだ本人と同じ罰則が適用されます。つまり、「酒気帯び運転」で3年以下の懲役、または50万円以下の罰金。「酒酔い運転」の場合なら、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金となります。

そして、クルマを運転する人にお酒を提供した場合も、処罰されます。ドライバーが「酒気帯び運転」をした場合は、2年以下の懲役、または30万円以下の罰金。「酒酔い運転」なら、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が、提供者に科せられます。

さらに、お酒を飲んでいると分かっている人のクルマに乗せてもらった人も、処罰の対象です。「酒気帯び運転」なら、2年以下の懲役、または30万円以下の罰金。「酒酔い運転」なら、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となります。

どれも実に厳しい内容だということが、分かりますね。それだけ飲酒運転が、絶対に許してはいけない重大な犯罪行為である、ということの表れです。

今週は、「飲酒運転は絶対ダメ!」をテーマにお送りしました。

◆ 千葉県のイルミネーションスポット2022-23

2022/12/9 UP!

12月に入って、街は一気にクリスマスムードですね。

そこで今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をテーマに、気になる各地を取り上げていきたいと思います。

【マザー牧場のイルミネーション】12月5日(月)

初日のきょうピックアップするのは、富津市の「マザー牧場」です。

イルミネーションが行われる園内の「山の上エリア」は、標高300メートル。天気が良ければ、富士山が山頂までくっきり見えるんです。夕方、赤く染まった空をバックに浮かぶ富士山は、ずっと見ていたくなるほどの絶景です。

そして、カラフルな光の花が楽しめる「光の花畑」からは、東京湾の夜景を一望することもできますよ!

さらに、フォトスポットの充実ぶりも必見です。国内初の円形チューブのイルミネーショントンネル「虹色ワープホール」や、寄り添って座りたくなる「ハートのベンチ」など、どこで撮っても映えること間違いなしです。

毎年好評のあったかグルメだって、もちろんあります!この時期しか味わえない「名水もち豚のせいろ蒸し」やマザー牧場の人気メニュー「ジンギスカン」が90分間食べ放題で楽しめるんです。

そんな「マザー牧場」は、館山自動車道の君津インターからだと、国道127号線を経由して、約14キロの場所にあります。イルミネーションの開催は、来年3月5日までの土日祝日および、12月28日から新年1月4日までは毎日行われます。時間は、午後4時から7時30分までです。

※マザー牧場:所在地:〒299-1601千葉県富津市田倉940−3/電話0439-37-3211

(マザー牧場の公式ホームページはこちら)

【東京ドイツ村のイルミネーション】12月6日(火)

今朝ピックアップするのは、県内のイルミネーションスポットとしては、もう大定番!袖ヶ浦市にあります、「東京ドイツ村」です!

今シーズンのイルミネーションのテーマは、「Fun! 〜 光る笑顔に福来たる 〜」。


およそ5万平方メートルという広大な敷地に、300万球のイルミネーションが輝き、昼間の雰囲気とは全く違う世界がド~ンと広がります!コンセプトは「移動遊園地」で、大きなメリーゴーラウンドのゲートをくぐると、そこは一面、イルミネーションの世界。全長70メートルもの元祖虹のトンネルをはじめ、音楽に合わせてイルミネーションが変化する「光と音のショー」や、電動カートで恐竜のすみかを巡る「ジュラジャーマンライド」など、ワクワクを詰め込んだ演出は見どころいっぱい!さらに、本場中国から上陸した「チャイナランタン」は、大小さまざまな作品が飾られ、あたたかな光を放ちます。

そんな東京ドイツ村は、館山自動車道の姉崎袖ヶ浦インターからだと、一般道を5分ほど走った場所にあります。ウインターイルミネーションは、来年3月19日・日曜日まで毎日開催!ライトアップは日没から午後8時までです。

※東京ドイツ村:〒299-0204 千葉県袖ケ浦市永吉419/ 電話0438-60-5511

(東京ドイツ村の公式ホームページはこちら)


【大山千枚田の棚田のあかり】12月7日(水)

きょうピックアップするのは、鴨川市にあります「大山千枚田」です。

日本の棚田百選にも選ばれている「大山千枚田」。3.2ヘクタールに375枚を数える棚田が階段状に並んでいて、日本の原風景ともいえる素晴らしい田園風景が広がっています。東京から一番近い棚田として有名ですね。現在は「棚田のオーナー制度」を導入していて、都会の人に棚田を貸し出す取り組みなども行われています。

でも、そんな棚田とイルミネーションって、ちょっと結びつかないという方、いらっしゃるかもしれませんね。10月下旬から行われている、この「棚田のあかり」と題したライトアップイベント、大山千枚田を舞台に、LEDキャンドル1万本で、棚田を一つひとつ囲むように飾りつけているんです。しかも、ライトが15分ごとにオレンジ・青・緑・紫と4色に変化して、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

そんな大山千枚田は、富津館山道路の鋸南保田インターからだと、県道34号線を鴨川方面へ15キロほど行った場所にあります。ライトアップは、来年1月9日・月曜日まで毎日開催。時間は、午後5時頃から8時頃まで、およそ3時間です。

※大山千枚田:所在地 千葉県鴨川市平塚540/電話 04-7099-9050

(大山千枚田保存会の公式ホームページはこちら

【千葉ポートタワーのイルミネーション】12月8日(木)

今朝ご紹介する「千葉県のイルミネーションスポット」は、千葉市のランドマークともいえる、中央区の港にそびえ立つ「千葉ポートタワー」のクリスマスイルミネーションです。毎年冬の風物詩となっている、高さ100メートル・幅30メートルのタワー壁面に映し出される巨大クリスマスツリー!3500個もの電球やソフトネオンが、今年も、千葉の海辺の夜空を華やかに彩ります。また、30分ごとに音楽に合わせてツリーの形が変化し、壁面いっぱいに点滅するライトは、まるで、冬の空から静かに舞い降りる雪のように、ロマンチックで暖かいホワイトクリスマスを演出します。そして12月25日と、それまでの毎週土曜日は、千葉港にひしめく数々の工場夜景と、タワーのクリスマスイルミネーションを、観光船に乗って船の上から楽しめる特別ナイトクルーズを実施。お得な共通パスも発行していますよ!

そんな「千葉ポートタワー」は、京葉道路・松ヶ丘インターからだと約15分の場所にあります。「クリスマスイルミネーション」は、12月25日・日曜日まで、毎日開催。点灯時間は、午後5時から9時までです。

※千葉ポートタワー:所在地 〒260-0024 千葉県千葉市中央区中央港1丁目/電話:043-241-0125

千葉ポートタワーの公式ホームページはこちら

【ルミラージュちば】12月9日(金)

「千葉県のイルミネーションスポット」最終日の今朝取り上げるのは、千葉都心で行われる
恒例のイルミネーションイベント、「ルミラージュちば」です。

今回は、イルミネーションと一緒にさまざまな催しが楽しめる企画、「YORU MACHI(ヨル・マチ)」も3年ぶりに開催されます。

中でも注目は、千葉市中央公園に、およそ400平方メートルの、国内最大級、合成アイススケートリンクの復活!プロアスリートも使用する、世界最高品質の合成アイスでできたスケートリンクは、転んでも濡れず、冷たくならないので、アイススケートは初めてという方でも、安心してチャレンジできますよ!

また、イルミネーションラウンジもあって、スケートリンクとイルミネーションが創り出す幻想的な空間のなかで、体が温まるフードやドリンクを楽しめます。

「ルミラージュちば」の開催期間は、来年3月12日・日曜日まで。点灯時間は、午後5時から10時まで、です。

基本的な感染対策はお忘れなく、ライトアップとスケート、お楽しみください。

今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をテーマに、ご紹介しました。
内容は、ベイエフエムのホームぺージや、ラジコのタイムフリーでも確認できます。
ぜひチェックして、冬のワンダフルなドライブ、目いっぱい楽しんでくださいね!

※ルミラージュちば:千葉市中央公園&千葉駅前大通り&通り町公園

YORUMACHI ルミラージュちばホームページはこちら

お出かけの際は基本的な感染対策をお忘れなく!

◆ 踏切に注意

2022/12/2 UP!

「交通事故」は、ここ数年、減り続けているとはいえ、昨年も全国で30万件以上発生しました。事故のケースは、状況によりさまざまありますが、中でも、被害や周囲への影響が大きいものの一つが、踏切事故ではないでしょうか。それだけに踏切では、十分な注意が必要です。

そこで今週は、「踏切に注意」をテーマに、事故を防ぐための注意点などを、お伝えしていきたいと思います。

【踏切を通過する際の基本】11月28日(月)

初回の今朝は、踏切を通行する時の基本について、改めてチェックしておきましょう!

まず踏切を通過する時には、停止線やその直前で必ず一時停止し、場合によっては窓を開けるなどして、目と耳で安全を確認しなければいけません。前のクルマに続いて通過する時でも、ちゃんと一時停止を行い、安全確認をしてくださいね!このとき、警報器が鳴り始めていたり、遮断機が下り始めていたりするのに、強引に進入するようなことは、絶対にしてはダメですよ。

そして踏切に進入する前に、必ず確認しなければいけないのが、渡った先に、自分のクルマが入れるスペースがあるかどうかです。前が混雑しているのに無理に渡ると、踏切の中で立ち往生することになり、大変危険です。マニュアル車の方は、途中でのエンストやスリップを防ぐために、「1速」のまま、変速しないで一気に通過するようにしましょう。

また、歩行者や対向車に十分注意して、落輪しないようにやや中央寄りを通ることも、大切なポイントですよ!

【踏切に閉じ込められたら】11月29日(火)


もし踏切を渡っている途中に、遮断機が下りて、中に閉じ込められてしまったら、みなさんはどうしますか?

もちろんそうなったら、速やかに脱出しなければいけませんよね。

クルマが動かせる場合、ぜひ試して頂きたいのは、そのまま前進して、遮断棒をゆっくりクルマで押すことです。遮断棒はクルマで押しても折れずに、根本から斜め上に曲がるようになっているものが多く、クルマで押し切れば、脱出することができます。でも、「遮断棒が折れたらどうしよう・・・」とか、「クルマに遮断棒が当たって、キズが付くのがイヤ・・・」など、この状況で、そんなことを考えている猶予はありません。また、もしそうなったとしても、電車と衝突する損害と比べると、費用ははるかに安く済むはずです。列車との衝突を避けることを最優先に考えましょう。

もちろん、踏切の中に閉じ込められないようにするのが一番大切です。警報が鳴り始めたら、踏切には絶対に進入しないでください。また、前方が混雑している場合など、渡り切った先に、自分のクルマが入れるスペースがない場合も、踏切に入ってはいけませんよ。

踏切には、渡りきるまでに距離のあるものや、ふたつの踏切が連続していて、その中間に停止ゾーンがあるものなど、見極めが難しいものもあります。

決して無理はせず、しっかり安全を確かめてから、渡るようにしてくださいね。

【踏切で動けなくなったら】11月30日(水)

遮断機が下りて、踏切に閉じ込められてしまった場合の対処法は、列車との衝突を避けることを最優先にできれば車を前進させて脱出すること、とご紹介しましたが、踏切では、落輪したり、故障したりして、まったくクルマが動かせなくなってしまうこともあり得ます。

そんな時、まず何より先にしなければいけないのが、警報器付近に取り付けられている非常ボタンを押して、列車の運転士に、危険を知らせることです。

ところが、このボタンを押すことに、強く抵抗を感じる人が少なからずいるようです。でも、ぐずぐずしている余裕はありません。場所によっては、遮断機が下りてから、15秒ほどで列車が来ることもあるといいます。列車はすぐには止まれませんから、一刻も早く、行動に移すことが大切です。

ただボタンを押したからといって、踏切より前で、列車が必ず停車できるとは限りません。ボタンを押したことで安心して、踏切に入ったり、クルマに戻ったりすることは、絶対しないでくださいね。そして非常ボタンを押したら、そのボタン付近に表示されている連絡先へ、電話するようにしましょう。

ちなみに、もし踏切に非常ボタンがない場合は、クルマに積んである発炎筒を使って、列車に危険を知らせるようにしてください。もちろんその時も、踏切や線路の中にいてはいけませんよ!


【踏切で他にも気をつけたいこと】12月1日(木)

今週お送りしているテーマは、「踏切に注意」です。

列車との事故防止に加え、踏切を通過する時には、他にもいろいろ気をつけなければいけないポイントがあります。

まず踏切は、クルマだけでなく、多くの歩行者や自転車も行き交います。中には、踏切を斜めに横断する人も少なくありません。クルマで通過する時は、歩行者や自転車の動きに、よく注意するようにしましょう。もし、歩行者や自転車が多くて混雑している場合は、先に渡ってもらい、踏切の中がすいてから、通行するようにしてくださいね。また踏切の幅が狭く、対向車とすれ違うのが難しい場合にも、踏切の手前で停止して、対向車が通過してから進むようにしましょう。譲り合いの気持ちが大切ですよ。そして、踏切のレールの部分は、ご存知の通り、鉄で出来ています。雨や雪の日は、スリップしやすいので、スピードを出し過ぎたりしないように気を付けてください!

最後に、踏切を通過する道路は、線路に向かって、小さなのぼり坂になっていることがあります。そうした場所で、夜間踏切待ちをしていると、下向きのロービームでは、対向車に真っすぐライトが当たってしまうことがあるんです。夜間の踏切待ちでは、対向車のドライバーさんを眩惑しないよう、ヘッドライトを消すなどの配慮をお願いします!

【踏切の警報器は故障するかも】12月2日(金)

テーマは、「踏切に注意」です。

28(月)にもご紹介しましたが、踏切を通行する時には、一時停止して、安全確認をしてから渡るのが、交通ルールです

しかし今や、ほとんどの踏切に警報器や遮断機が付いていますから、「警報器が鳴っていないなら、大丈夫なんじゃない?」と、減速だけして、踏切を渡ってしまうクルマをよく見かけます。ただ、この踏切の警報器、100%信じていいんでしょうか・・・?

実は去年の6月、大阪府堺市で、こんなことがありました。南海電鉄高野線で、急行電車が、遮断棒が上がったままの踏切を通過し、その直後、緊急停止したというんです。これは電車の接近や通過を検知する装置が正常に作動していなかったのが原因。

電車の運転士は、踏切のおよそ100メートル手前で、横断しているクルマに気がつき、警笛を鳴らして非常ブレーキをかけたそうです。しかし結局停止できたのは、踏切を60メートルも通過した後でした。
もし後続車がいれば、事故になっていたかもしれませんね。

こうした踏切装置の故障は、そう起こることではありませんが、過去にも例がない訳ではありません。

ということで、踏切の手前では、やはりちゃんと停止して、目視で、そして見通しが悪ければ音も聞いて、安全確認を怠らないことが大切ですね。

今週は、「踏切に注意」をテーマにご紹介しました。

踏切での事故は周囲に大きな影響や被害を与えます。通行するときは充分注意して、ワンダフルドライブ、続けてくださいね。

◆ 冬に入るこの時期交換・更新しておきたいもの

2022/11/25 UP!

11月も下旬に入り、本格的な冬も間近ですね。

そんな寒い季節が目前に迫ったこのタイミングこそ、快適で安全な運転のために、おクルマをメンテナンスしておきたいものがあるんです。

そこで今週は、「この時期、交換・更新しておきたいもの」をテーマに、さまざまな情報をお送りしていきたいと思います。

【エンジンオイルの交換】11月21日(月)


まず今朝取り上げるのは、エンジンオイルです。

エンジンオイルは、気温の変化によって、粘度、つまり粘り具合が変わってきます。気温が低くなると、オイルに粘りが出てきて、その状態があまりひどいと、エンジンの始動性にも影響を及ぼします。その結果、バッテリーへの負担も大きくなる可能性があるんです。

そのため一昔前には、冬が近づくとエンジンオイルを対応するものに入れ替える、といったこともよく行われていました。しかし現在は、乗り方や走行距離によって異なりますが、クルマやエンジンオイルの性能が向上し、さらにカーディーラーなどが適性なオイルを選んでくれるので、季節によって、オイルを交換しなければいけない・・・という心配も無くなってきています。

ただし、もちろんエンジンオイルの定期的な交換は欠かせませんよ!特に気温が低くなる冬場は、エンジンの中に結露が出来やすく、その水がエンジンオイルに入ってしまうこともあります。するとエンジンオイルが、「乳化」と呼ばれる状態になり劣化しやすくなりますので、しばらく交換していないという方は、ぜひこの機会に、カーディーラーなどでオイルの交換をしておくようにしましょうね!

【本格的な冬を前にバッテリーの交換】11月22日(火)

きょう取り上げるのは、バッテリーです。

バッテリーというと、多くのドライバーさんにとって「夏場にトラブルが多い」というイメージが、ひょっとしたらあるかもしれませんね。でも、夏場のバッテリートラブルの多くは、カーエアコンなど、電気の使い過ぎが原因。クルマが発電する量を越えてしまったためバッテリーが上がってしまうケースが多いんです。

その点、冬のバッテリートラブルは理由が違います。というのも、バッテリーは気温の影響を受けやすく、特に冬の低温状態では、その性能を、十分に発揮することが出来なくなってしまうんです。

さらに、きのうもお話しましたが、冬場は低温のため、エンジンオイルが粘りを帯び、エンジンが回りにくくなってしまいます。すると、エンジンをスタートする際により多くの電気が必要となり、バッテリーに負担をかけることになってしまうんです。

もちろん、バッテリーがまだ元気な状態であれば、その程度のことでトラブルになったりはしません。しかし、劣化してパワーが低下しているものだと話しは別です。いざエンジンを動かそうとしても、スタートできないという結果になる可能性があります。

バッテリーの寿命は、2年から3年が目安です。

しばらく交換をしていない・・・という方は、トラブルを防止するため、速やかに点検しましょう。そして、もし劣化しているようなら、早めに交換するようにしてくださいね。

【冬用タイヤの準備】11月23日(水・祝)

本格的な冬を前に、この時期交換したいもの・・・、その一つが、冬用タイヤです。

南関東で雪が降るのは、例年、早くても年が明けてからがほとんど。「このタイミングでは、まだちょっと早いんじゃないか・・・?」と思われる方、結構いらっしゃるかもしれませんね。でも、実はそんなに気の早い話ではないんです。

銚子地方気象台のデータでは、銚子の初霜は平年では12月16日、初氷は12月23日、そして初雪は1月5日なんだそうです。特に2021年は、東京で12月26日に初雪が降ったんです。12月の初雪は2017年以来、4年ぶりのことでした。ということで、南関東でも、12月に入れば、いつ路面凍結や初雪が降っても不思議ではありません。

また、このコーナーで先月もご紹介しましたが、冬用タイヤ、いわゆるスタッドレスタイヤは、新品の状態だと、表面は薄い皮に覆われた状態。そのため200キロ程度走り慣らして、その皮を剥いてからの方が、タイヤの性能を100パーセント発揮できるといいます。ということで冬用タイヤの準備は、今からでも、早すぎるということはないんです。このウインターシーズン、冬用タイヤを手に入れたいとお考えの方は、お早目に、お近くのカーディーラーなどにお問い合わせくださいね。

【カーナビの地図ソフトの更新】11月24日(木)


みなさんは普段、知らない場所におクルマで出かける時、その道順など何を頼りにしていますか?

今では、おそらく多くの方が、カーナビを使っていらっしゃるのではないでしょうか。ただ、カーナビは、そのまま使い続けていると、地図ソフトがどうしても古くなっていきます。すると、いろいろおかしなことが起こり始めますよね。

例えば、今走っているはずの道が、カーナビ上では、田んぼの上だったり、山林の中だったり。また目的地まで、変に遠回りのルートを提示されることもあります。これは地図ソフトに、新しくできた道路が収録されていないためです。また、最新の施設を検索してみると、そのスポットが出てこないなんてこともあるでしょう。さらに、市町村合併した土地の新しい住所を入力しても、古いソフトのままなら、対応していないのは当然のこと。

そんな状態を解決するためには、やはり地図ソフトの更新が欠かせません。特に6月と11月は、毎年、多くの新しい地図ソフトが、リリースされる時期。そう、まさに今こそ、更新には絶好のタイミングなんです。

ただ地図ソフトの更新方法は、機種によってさまざまですので、まずは、説明書をご確認頂くか、お近くのカーディーラーまで、お気軽にお問い合わせくださいね!

【冷却水の交換】11月25日(金)

エンジンの冷却水といえば、走行中高温になるエンジンの熱を吸収して、ラジエーターで放熱・・・。そうして、エンジンを冷却する大切な役目があることは、みなさんもご存知だと思いますが、もし、このエンジン冷却水が、劣化したり、液量や濃度が不足していたりすると、オーバーヒートなど、深刻なトラブルの原因となってしまいます。

そんな冷却水ですが、冬を前に、一度見直してみることも大切なんです。というのも、冷却水には、寒冷地でも凍らないように添加剤が入っていて、その効果は濃度によって変わってきます。そのため、冷却水が不足した時に水だけを足したりしていると、いざ寒冷地に行ったり、気温が低い日などに、凍結してしまうことがあるんです。

また水を足していなくても、経年変化によって性能が大きく劣化した場合でも、凍結してしまう可能性があります。そうなると、最悪の場合、ラジエーターの破損につながるおそれがあるんです

ということで、本格的な冬に入る前の今の時期や、寒冷地に出かける前には、冷却液の量と濃度を確認しておきましょう。もし状態が悪ければ、早めに交換しておいてくださいね。

今週は、「この時期、交換・更新しておきたいもの」をテーマに、お送りしました。
ぜひチェックして、冬のワンダフルなドライブ、楽しんでくださいね!

◆ クルマの防犯

2022/11/18 UP!

みなさんは、クルマの防犯対策、しっかり出来ていますか?

実は千葉県、去年、自動車の盗難件数が759件もあって、全国ワースト1位だったんです。そして、2位が愛知で745件、3位が茨城で633件となっています。そんな不名誉な記録、すぐにでも払拭したいですよね。

そこで今週は、「クルマの防犯」をテーマに、その手口や対策について、ご紹介していきたいと思います。

【リレーアタックに注意】11月14日(月)

まずピックアップするのが、ここ数年よく耳にする「リレーアタック」という手口。

その標的となるのが、スマートキーを使用しているクルマです。微弱な電波を発信し、持っているだけで、ドアの施錠や開錠、エンジンスタートなどを簡単に行えて便利なスマートキー。しかしリレーアタックでは、その電波が悪用されます。

その電波は、周囲1メートルほどしか届かないんですが、犯人はそれを特殊な機械で増幅し、クルマの近くで待機している仲間に中継します。そして、さらに中継した電波をクルマに受信させてドアを開け、エンジンをかけて盗んでいくんです。

犯人は、クルマから離れたドライバーさんを尾行して、近くで電波を拾うほか、自宅の玄関や窓から、漏れ出ている電波を拾うこともあります。そのため、自宅の車庫に停めている時でも油断はできません。対策として、クルマを離れる時には、近くに不審な人物がいないか、よく確認すること。さらに、スマートキーから出る電波を拾われないように、電波を遮断する専用のキーケースや、金属製の缶などに入れておくと安心ですよ。

みなさんも、日頃から十分気をつけてくださいね。

【コードグラバー増えてます】11月15日(火)

今週は、「クルマの防犯」をテーマにお送りしています。

きのうは、スマートキーの電波を利用してクルマを盗む「リレーアタック」という手口についてお伝えしました。

ただ、犯罪の手口は、ずっと同じではありません。リレーアタックは、もはや古い手口で、ここ数年は、それに代わるものとして、「コードグラバー」というものが増えているんです。

それは、スマートキーの電波を受信して、キーのIDコードをコピーし、クルマを盗んでしまうという手法。簡単にいえば、スマートキーを複製してしまうのと同じことなんです。

では具体的には、どのような手口なのかといいますと、例えば、ドライバーさんがクルマを降りてドアを閉めた時に、コードグラバーを使用して、スマートキーのIDコードを読み取ります。読み取るといっても、近くにいる必要はありませんよ。50メートルから100メートル離れていても、読み取ることができるんだそうです。そしてこのIDコードを読み取ると、ドアの開錠はもちろん、エンジンなどの始動も行うことができるようになるんです。まさに、スマートキーのスペアを作っているようなものなので、イモビライザーなどの盗難防止装置も作動しないんですから、厄介ですよね。

対策としては、リレーアタックの時と同じように、スマートキーが出す電波を遮断することが大切です。特にご自宅などでは、専用のキーケースか、金属製のケースの中にスマートキーをしまうようにして、十分気をつけてくださいね!

【最新の手口CANインベーダー】11月16日(水)

今週は、「クルマの防犯」をテーマに、これまで「リレーアタック」や「コードグラバー」といった手口についてお伝えしてきました。ところが、最近ではさらに新しい手口による被害が増えているんだそうです。それが「CANインベーダー」です。

CANインベーダーとは、クルマのあちこちに通っている「CAN信号」という配線を使って、クルマのシステムに侵入し、解錠したり、エンジンを始動したりする手口です。

実はクルマには、故障した時にどこに問題があるかを自己診断してくれる「OBDⅡ」というシステムが、ほぼすべてのクルマに搭載されています。カーディーラーなどがクルマを修理する時、診断機をそのコネクタに接続することで、異常の内容を読み取ることができるんです。CANインベーダーは、この「OBDⅡ」につながる「CAN信号」の配線に特殊な機械を接続し、システムに入り込みます。

ちょっと聞くと大変な作業のように感じますが、ボンネットの一部をはずすなど、慣れた人なら、
ものの10分ほどで作業が完了するんだそうです。

では、そんな「CANインベーダー」を防ぐためには、どんな対策をしたらいいんでしょうか?

ここで見直されているのが、ハンドルロックやタイヤロックといった、物理的にクルマを動かせなくする対策です。ただ、その対策は1つだけではなく、2つ、3つと複数行うのが効果的だそうですよ。

大切な財産であるクルマを守るため、みなさんも今一度、防犯対策を再確認してみてくださいね!

【物理的な防犯対策】11月17日(木)

「クルマの防犯」をテーマに、今週はご紹介しています。ただ、その手口は、どんどん巧妙になっていて、まさに対策とのイタチごっこといった状態です。

では、大切な愛車を守るためには、どうすればいいのでしょうか?
そこで注目したいのが、クルマを物理的に動かせないようにしてしまう方法です。きのうも少しご紹介しましたが、ハンドルロックやタイヤロックなどもその一例です。

ハンドルロックは、簡単にいえば、棒状の器具をハンドルにつけ、鍵で固定するもの。これでハンドルを回した時、ドアや内装部品に当たって、ハンドルが回せなくなります。

一方のタイヤロックは、器具でタイヤそのものを固定してしまうものです。

どちらも物理的にクルマを操作できなくしたり、走れなくしたりするので、効果が高そうですよね。ただ、犯罪者もなかなかのもので、そうした器具を破壊して、盗んでいくケースもあるので、
なるべくしっかりしたものを選ぶことが大切です。

ただそれでも、「100%大丈夫」とは言えません。しかし大切なのは、犯罪者に「外すのが面倒くさそう」「時間がかかりそう」と思わせることです。

ぜひみなさんも、「このクルマは盗みにくそう」と、犯罪者に思わせるよう、防犯対策が周りに見えるように取りつけて、大切な愛車を守ってくださいね!

【クルマの防犯への基本】11月18日(金)

今週は、「クルマの防犯」をテーマに、その手口や対策などをいろいろご紹介してきました。

ただ、クルマの盗難被害や車上荒らしなどを防ぐためには、基本を徹底することが、まずは大切です。

例えば、クルマを離れるとき、ほんの少しの時間だと思っても、全ての窓を閉めて、キーを抜き、ドアをロックするようにしましょう。その際、車内に現金やカード類、カバンなどの貴重品を置いたままにしていると、犯罪者の関心を引くことになります。クルマから離れる場合には、そうしたものは、必ず持って出るようにしてくださいね。

またクルマを停める駐車場の環境も重要です。

見通しがよく、防犯カメラや照明など防犯設備が充実している、管理が行き届いた駐車場を利用するようにしましょう。

そして、金目の物だけが狙われると思うのも間違いです。最近では、クルマのナンバープレートが盗まれ、犯罪に悪用されるようなケースも多くなっています。対策として有効なのは、ナンバープレートを固定しているボルトを簡単に外せない盗難防止用のロックボルトに交換すること。気になるという方は、お近くのカーディーラーなどでお問い合わせしてみてください。

今週は、「クルマの防犯」ををテーマにご紹介しました。

◆ 千葉の紅葉スポット

2022/11/11 UP!

11月に入り、朝晩だけでなく日中でも、寒い日がめっきり多くなりました。今年もあと2か月を切り、いよいよ晩秋ということで、比較的温暖な千葉県においても、そろそろ紅葉の季節を迎えます。そこで今週は、「千葉県の紅葉スポット」をテーマに、お送りしていきたいと思います。

【梅ヶ瀬渓谷の紅葉】11月7日(月)


まず今朝ピックアップするのは、市原市の「梅ヶ瀬渓谷(うめがせけいこく)」です。

こちらは、養老川支流の梅ヶ瀬川の浸食によって出来た渓谷で、川幅は4メートルほど。その両岸には、高さ30メートルから50メートルの崖が続いています。四季折々に美しい景色を見ることができますが、中でも秋は、紅葉の名所となっています。

ただ、養老渓谷の数あるスポットの中では、まだまだ穴場的な存在。自然そのままの姿や、静けさも魅力です。例年、11月下旬から12月上旬ごろに紅葉の見ごろを迎え、中でも、明治時代の教育者・日高誠実(ひだかのぶざね)が住んでいたという「日高邸跡」には、3本のモミジの大木があって、見事な紅葉を見ることができますよ。

そんな梅ヶ瀬渓谷は、圏央道の市原鶴舞インターからだと、県道171号線などを経て、30分ほどの場所にあります。


【清水公園の紅葉】11月 8日(火)

秋まっさかりということで、今週は、「千葉県の紅葉スポット」をテーマにお送りしています。

今朝ピックアップするのは、野田市にあります「清水公園」の紅葉です。

明治27年に開園した「清水公園」は「自然とともだち」がキャッチフレーズ。およそ28万平方メートルの広大な敷地には、その地形や森林を活かして、国内最大級のフィールドアスレチックのほか、キャンプ場やバーベキュー場、さらにポニー牧場など、年間を通じて遊べる様々な施設があります。

美しい花々が絶えず咲き誇っているのも大きな魅力で、「日本さくら名所100選」に選ばれる春の桜をはじめ、ツツジや梅、ボタン、藤など約500種の花が四季折々楽しめます。そして秋には、大きな古木をはじめ、およそ800本のモミジが一斉に色づき、美しい紅葉を堪能することができるんです!さらに同じ頃、イチョウやケヤキなども、きれいに色づきますよ!

また、有料になりますが、公園内にあるフラワーガーデン「花ファンタジア」からは、少し離れた視点で園内の紅葉がひろく見渡せ、こちらも見事!紅葉の見ごろは、例年11月下旬から12月上旬にかけてです。

そんな「清水公園」は、常磐自動車道の柏インターからだと、国道16号線を経由して約12キロ、25分ほどの場所にあります。おでかけの際には、その場の状況に合わせた基本的な感染対策を、くれぐれもお忘れなく!

      
【小松寺の紅葉】11月9日(水)

今週は「千葉県の紅葉スポット」をテーマに、美しい紅葉で知られる名所をご紹介しています。
今朝ピックアップするのは、南房総市の「小松寺(こまつじ)」です。「小松寺」は、真言宗(しんごんしゅう)智山派(ちさんは)のお寺。創建したのは、7世紀から8世紀にかけて活躍した修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)だといいますから、実に1300年もの歴史を誇る古刹です。重要文化財の「十一面観音坐像」や、県の有形文化財に指定されている釣り鐘・梵鐘どが有名で、また境内には、副住職の「たま」と、「こまつ」という2匹のネコが飼われていて、参拝客に人気となっています。そしてこちらのお寺、南房総では「もみじの寺」としてもよく知られていて、
シーズンになると、モミジやカエデ、イチョウが鮮やかに色づき、深まりゆく秋のひとときを演出します。紅葉の中、朱塗りの仁王門をくぐると、そこには静寂な世界が広がっていて、実に厳かな気持ちにさせてくれますよ!見頃は、例年11月中旬から12月中旬頃。今月20日からは、午後5時から9時まで恒例となったライトアップが行われる予定です。

そんな「小松寺」は、富津館山道路の富浦インターからだと、国道127号を経由して30分ほどの場所にあります。

【泉自然公園の紅葉】11月10日(木)

「千葉県の紅葉スポット」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

今朝ピックアップするのは、千葉市若葉区にあります「泉自然公園」で、千葉市の中心部から東南東およそ11キロの場所にあります。

43ヘクタールという広大な敷地では、四季を通じてさまざまな自然の風景が楽しめ、多くの動植物とふれあうことができる公園です。例えば、春の桜は、「日本さくら名所100選」に選ばれているほど。そして、秋には紅葉が美しいことでも有名で、15種類500本のカエデをはじめ、イチョウやコナラなど、紅葉する樹木を約80種も楽しむことができます。中でもおすすめは、「いずみ橋」からの眺め。いずみ橋は、公園内の池にかかる約64メートルもある吊り橋で、この橋の上から見下ろせば、池を泳ぐ水鳥の姿とともに目の前に広がる見事な紅葉を眺めることができますよ!

そして、あさって12日・土曜日から12月4日・日曜日まで、「もみじまつり」が開催される予定です。内容など詳しくは、公式ホームページをご確認ください。

そんな「泉自然公園」は、千葉東金道路の高田インターからだとスグで、1キロほどの場所にあります。

【亀山湖の紅葉】11月11日(金)

今週お送りしているテーマの「千葉県の紅葉スポット」

最終日にピックアップするのは、君津市の「亀山湖」です。

亀山湖は、1980年に完成した亀山ダムによって出来た人工の湖で、ダム湖としては県内初、最大の規模を誇ります。周辺では、サイクリングやハイキングのほか、ボートハウスもあって、ボート遊びや釣りなどを楽しむことができます。また、キャンプ場や湖畔公園なども整備されていて、自然の中で遊ぶには格好のスポットです!

亀山湖を巡る一帯は、秋には絶景の紅葉が楽しめる場所としても有名で「関東でいちばん遅い紅葉」とも云われています。例年、11月中旬から12月上旬が見ごろとなります。

そんな亀山湖へのアクセスは、圏央道の木更津東インターからだと、国道410号線を経由して、40分ほど。周辺には、ホテルや温泉も充実しているので、紅葉だけでなく、いろいろ楽しめそうですね!

お出かけになる場合は、その場の状況に合わせて、マスクの着用や、手指の消毒、人との間隔を取るなど、基本的な感染対策を、ひきつづきお願いします。

今週は、「千葉県の紅葉スポット」をテーマにご紹介しました。
ぜひチェックして、秋のワンダフルなドライブ、目いっぱい楽しんでくださいね!

◆ 事故につながる錯覚

2022/11/4 UP!

10月31日はハロウィーン。近年は、趣向を凝らしたユニークな仮装で盛り上がっていますが、そんな中でも定番の一つといえば、魔法使いでしょうね!

ところで、クルマの運転中にも、まるで魔法使いに魔法をかけられたように、不思議な錯覚に陥り、それが交通事故へつながることがあります。

そこで今週は、「事故につながる錯覚」をテーマに、ご紹介していきたいと思います。

【歩行者が消える蒸発現象】10月31日(月)

まず今朝ピックアップするのは、「蒸発現象」と呼ばれる錯覚です。

これは夜間、対向車とすれ違う時に、自分のクルマと対向車のヘッドライトが交錯する場所にいる歩行者などが、まるで蒸発したように、一瞬見えなくなってしまう現象をいいます。

これはライトによってまぶしさを感じ、光が当たっている部分のものが見えにくくなることが原因だといいます。特に雨が降っている日は、ライトの光があちこちに乱反射してしまい、余計に歩行者などが見えにくくなってしまうので、要注意です。

ただ残念ながら、ドライバーさんの方で、この蒸発現象を防ぐことはできません。そこで、こういう現象が起こるということを念頭に置いて、日頃から運転することが大切です。例えば、停車中の対向車がライトを点けっ放しにしている場合、その光の中に歩行者が溶け込んでいる可能性があります。また、ヘッドライトの光の中で、何か動いている感じがしたら、そこに歩行者がいるかもしれません。そういう際は、すぐに停止できるようスピードを抑えて走るなど、より慎重な運転を心掛けてくださいね。


【危険なものに引き寄せられる視覚吸引作用】11月 1日(火)

「目が釘づけになる」という言葉がありますよね。
興味のあるものだけでなく、ホラー映画など、危険だと感じるものにも、そこから目が離せなくなってしまった経験、みなさんはありませんか?実は、人は興味のあるものや危険なものに、つい視線を集中させてしまう性質があるんです。これを「視覚吸引作用」といいます。

この現象はクルマの運転中にもちょくちょくあって、特定のものに集中するあまり、無意識にそっちへと近づいてしまうことがあるんです。その結果、交通事故につながる危険性もあります。

例えば、大型車の隣を走っている時、大きな車体やタイヤを見て、「巻き込まれたら大変だ」と、思わず意識することありませんか?すると、視覚吸引作用が起こって、目が離せなくなります。そして見続けることで、無意識にハンドルをそちらに切ってしまい、接触事故につながるケースがあるというんです。

そんなことにならないようにするためには、見続けているものから視線をはずすことが大切です。ただ、凝視していることに気づいていない場合もあるので、日頃から運転をする時には、周囲にも視線を配るようにし、安全確認を心がけましょう。

また車内にも、危険なものはありますよ。例えば、ダッシュボードの上に荷物を置いたりしていると、それが落ちそうになれば、やはり目が離せなくなります。そうした運転の妨げになるようなものは、出発前に、さっさと片づけておきましょうね。

【カーブで対向車線が広く見える曲方指向】11月2日(水)

「事故につながる錯覚」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。


ところでカーブでは、しばしば衝突事故が起こりますが、中には、目の錯覚が関係していることもあるようです。例えば、片側一車線のカーブを思い浮かべてみてください。ドライバーさんから見ると、左カーブでは自分が走る左側車線が広く、右カーブでは右側の車線、つまり反対車線が広く見えてしまうんです。そして人間には、広く見える方に寄っていく性質があります。そのため無意識のうちに、左カーブでは左側に、右カーブでは右側に寄っていく可能性があるんです。

特に危険なのが、対向車線側に寄って行ってしまう右カーブです。その錯覚に従って、カーブの内側に寄りすぎると、対向車と接触する恐れがありますし、センターラインを越えてしまえば、対向車と正面衝突・・・なんて危険性もあるでしょう。

さらにセンターラインのない右カーブでは、自分は左側を走っているつもりでも、実際には対向車線側にはみ出している、ということも十分考えられます。もちろん、左カーブでも、ガードレールに接触したりする場合があるので要注意です。

ということで、カーブの多い道を通行する時には、そうした錯覚が起こることを十分理解し、スピードを落として、車線内を走行するよう心がけましょうね。


【上り坂に見えるのにスピードが上がる】11月3日(木・祝)

今週お送りしているテーマは、「事故につながる錯覚」です。

ところで、坂道を惰性のまま走っていれば、上り坂なら自然にスピードが落ちていきますし、下り坂ならスピードが上がっていくのが、普通ですよね。そのため坂道では、アクセルやブレーキを使って、スピードをコントロールすることが大切です。

ところが走行中にしばしば、上り坂を走っているつもりでアクセルペダルを踏むと、急にスピードが上がり、また下り坂のつもりでアクセルを緩めたら、どんどんスピードが落ちてしまったりすることがあります。なんとも不思議なお話ですが、これも目の錯覚が引き起こす現象なんです。

原因としては、さまざまな地形的な要因が考えられ、その一つが「縦断勾配錯視(じゅうだんこうばいさくし)」というもの。縦横の縦に、断面の断、坂道などの勾配を錯視、見誤ると書く「縦断勾配錯視」。坂道錯視」ともいわれます。

例えば、急な下り坂の次に、緩やかな下り坂が続いていたとします。基本的には、ずっと下りが続いているんですが、その道を走っているドライバーさんからは、勾配の角度が変わることで、急な下り坂に続く緩やかな下り坂が、上り坂に見えてしまうことがあるんです。そのため、上り坂になったからとアクセルを踏み込むと、実はまだ下り坂なので、よりスピードが出てしまうことになります。

こうした錯覚を起こす坂道は、全国各地にあるそうで、その不思議な現象から、「幽霊坂」とか「おばけ坂」なんて呼ばれているケースもあります。そこで坂道では、自分のスピード感覚だけに頼らず、時々スピードメーターを確認して、常に安全な速度を保つよう、心がけてくださいね。

         
【大型車の尾灯は遠くに見える】11月4日(金)

ところで夜間走行する時、前のクルマのテールランプを見て、その車間距離を判断することが、皆さんもあると思います。ただ、あまりそれだけに頼っていると、錯覚に陥ることがあるようです。

というのも、トラックなどの大型車は、テールランプが一般の乗用車よりも高い位置にありますよね。そのため、テールランプだけを見ていると、乗用車と同じ距離にある場合でも、大型車の方が、遠く見えてしまうんです。

実際に、「乗用車」と、テールランプが乗用車よりも40センチ高い「トラック」を使い、100メートル後方から見て、その位置を比較する実験が行われたそうです。それによりますと、トラックと乗用車が同じ距離に見えるのは、トラックが乗用車より50メートルも手前にある時、だったといいます。50メートルは、かなり大きな差ですよね!それだけ大型車は、遠くにあるように見えるということです。もちろん、街灯などによって大型車が照らされている場所なら、車体そのものが見えますので、こうした錯覚は起きにくいと考えられますが、街灯もまばらな暗い道路などにおいては、大型車との車間距離に十分注意してくださいね。

今週は、「事故につながる錯覚」をテーマにご紹介しました。

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