ドライビングライフに役立つ情報を発信するコーナー(『AWAKE』内)。
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◆ 花粉対策~車編~

2023/2/3 UP!

2月が近くなると、憂鬱な気分になるという方、毎年多いでしょうね。そう、もうすぐスギ花粉の飛散が本格的に始まる季節です。でも花粉シーズンだって、快適なカーライフを送りたいですよね。

そこで今週は、「おクルマの花粉対策」をテーマにお届けしたいと思います。

【花粉症は危険】1月30日(月)

まず、単に「花粉症」というと、軽く聞き流してしまう方、中にはいらっしゃるかもしれませんが、実はクルマの運転には大きな影響があります。

例えば、代表的な症状である目のかゆみが続いたら、運転自体に集中できませんよね。それに目をかいたりすれば、当然前を見づらくなります。また鼻水が出れば、対処するためにハンドルから片手を離さなければならないこともあるでしょう。

そして、特に危険なのがくしゃみです。

くしゃみが出る時って、どうしても目を閉じてしまいます。前兆から余韻まで入れると、全部で2、3秒ぐらいでしょうか。たったそれだけでも、時速60キロで走行していれば、およそ35メートルから50メートルも、前をほとんど見ないで走ることになってしまいます。さらに、くしゃみが出る時は、かなりの衝撃が体に加わります。そのため、運転中にハンドル操作を誤る可能性だってある訳です。

ということで、花粉症の症状が出ている時には、万一の事態に備えて、速度を落とし、車間距離を十分とって、いつも以上に安全運転を心がけてください。症状がひどい場合には、おクルマの利用を控えることも大事です。積極的に、検討するようにしてくださいね。

【クリーンエアフィルターの交換】1月31日(火)

花粉が多く飛んでいる日は、花粉症の方にとって、本当に憂鬱でイヤなもの。せめてクルマに乗っている時ぐらいは、快適に過ごしたいですよね。

そんな際、車内環境の改善に役立つのが、クリーンエアフィルターです。

クリーンエアフィルターとは、カーエアコンに取り付けられているフィルターのこと。外の空気を取り込んだり、室内の空気を循環させたりする時に、そこに含まれるホコリや花粉などをブロック。さらに、外から侵入する排気ガスのニオイやニオイのもとを、吸着する働きがあります。いわば、「エアコンのマスク」のような存在です。

しかし、汚れた空気が常に通過するため、使っているうちに、どうしても汚れが溜まっていきます。そして汚れがひどくなると、十分な空気が通過できなくなり、エアコンの効きもどんどん悪くなってしまいますので、定期的な交換は欠かせません。

最近のクリーンエアフィルターには、花粉除去や脱臭などに特に優れた効果を発揮する高性能タイプも増えています。花粉症にお悩みの方は、交換の際に、そうしたフィルターを選ぶのがオススメですよ。

本格的な花粉シーズンを前に、クリーンエアフィルターを交換したいという方は、ぜひお近くのカーディーラーにご相談くださいね!

【花粉を車内に持ち込まない】2月1日(水)

今日から2月。本格的な花粉シーズンが、まもなくやってきます。快適にクルマを運転するためには、やはり車内に花粉を持ち込まないのが、なにより肝心です。今朝はそのためのポイントを、いくつか取り上げてみましょう。

まず、クルマに乗り込む時には、洋服に付いている花粉を払い落としましょう。手ではたくだけでも、かなり違うそうですよ。この時、コロコロ転がす粘着クリーナーなど用意しておくと、より確実に花粉を取り除けるでしょう。

またその時、着ている洋服の素材もポイントです。ウールやフリース、ファーなど毛足が長めの生地は、どうしても花粉が付きやすくなります。綿をはじめ、ナイロンやポリエステルといった、表面が滑らかな素材がオススメです。

ただ、生地に静電気が発生すると、花粉が吸い寄せられてしまいます。
特に静電気が発生しやすいウールやポリエステルなどの洋服は、あらかじめ静電気防止スプレーを吹き付けておくと、花粉を落としやすくなりますよ。

ただし、いろいろ気をつけていても、花粉を完全にシャットアウトすることは難しいでしょう。そこで大切なのが、こまめな車内の掃除です。雑巾などで、水拭きすると花粉を取り除くことができます。特にダッシュボードの凹凸部分やエアコンの噴出し口、スイッチ、メーターパネルなど、花粉が溜まりやすいところは、丁寧に拭き取るようにしてくださいね。

【花粉症の薬に注意】2月2日(木)

花粉症でお悩みの方は、症状を抑えるために薬を飲んでいるケースが、多いと思います。

ただし花粉症の薬の中には、副作用で眠気を催すモノがあり、服用後にクルマの運転をしてはいけないタイプもあるので、十分気をつけなければいけません。

特に要注意なのが、抗ヒスタミン薬です。

抗ヒスタミン薬は、開発された時期によって、「第1世代」と「第2世代」があって、眠気などの副作用の出方が違っています。

眠気が出やすいのは、「第1世代」の抗ヒスタミン薬ですが、そうした薬の説明書には、服用後はクルマの運転を控えるように書かれていますので、事前によく確認しておきましょう。

一方、眠くなりにくいとされるのが「第2世代」で、薬の成分が脳に回りにくいため眠気が少ないんだそうです。そのため説明書を見ても、運転などについて、注意するような項目は書かれていません。ただ、「眠くなりにくい」と書かれた抗ヒスタミン薬でも、薬の性質上、眠気が全く起こらないとは言い切れないんです。

そこで、花粉症だけど、クルマを運転しなければいけない…という方は、ぜひお医者さんや薬剤師さんに相談してみてください。症状を和らげる他の薬を処方してくれるほか、対策についても教えてくれるはずですよ!

【花粉が付いたら早めに洗車】2月3日(金)

月曜日から、花粉症の方の運転対策について紹介してきましたが、実は花粉は、人間だけでなく、クルマにとっても厄介な存在なんです。

というのも、花粉がボディに付いたまま放置していると、塗装を傷める原因になってしまうことがあるんです。花粉って「粉(こな)」という字を書くため、サラサラしたものを想像する方が、多いと思います。ところが、降ってきたばかりは粉のような状態でも、雨などの水に触れると、外側の膜が割れて、中からペクチンというものが出てきます。このペクチンがベタベタした成分のため、ボディの表面にへばりつくと、それが花粉ジミの原因になってしまうんです。

しかも一度つくと、これがなかなか取れず、そのまま放っておくと、塗装面を浸食して、ダメージを与えることにもつながるんです。

それを防ぐためには、こまめな洗車がポイント!シミになる前であれば、簡単に花粉を落とすことができます。ただ、花粉が付く度に、何度も洗車するのは大変ですよね。そこで対策としては、ボディコートなどを塗っておくと、ダメージを軽減してくれ、落としやすくもなります。花粉が気になる方は、ぜひ試してみてくださいね!

今週は、「おクルマの花粉対策」をテーマにご紹介しました。

◆ 千葉県の夜景の名所

2023/1/27 UP!

気温が低く寒さがつのる冬は、同時に空気が澄んでいる季節ですね。そのお陰で、キレイに見えるのが夜景です。そこで今週は、「千葉県の夜景の名所」をテーマに、さまざまなスポットを取り上げていきたいと思います。

【「飯岡刑部岬展望館~光と風~」の夜景】1月23日(月)

まず今朝ピックアップするのは、旭市にあります「飯岡刑部岬(ぎょうぶみさき)展望館」の夜景です。

「東洋のドーバー」と言われる「屏風ヶ浦」の南の端に建つ「飯岡灯台」。そのすぐ側に「飯岡刑部岬展望館~光と風~」があります。およそ60メートルの断崖絶壁の上にあるので展望館からの眺めは、まさに絶景のひとこと!太平洋と九十九里浜の湾曲した長い海岸線が一望できます。

そして、もちろん気になるのが、夜景です!夜には展望館が美しくライトアップされ、九十九里浜沿いの街の夜景を、つぶさに見渡すことができるんです。特に秋から春にかけては、夜景の撮影スポットとして有名で、日没30分後の海と夕暮れのコントラストが美しいそうですよ。そうしたこともあって、「日本の夜景100選」や「日本夜景遺産」にも選ばれています。

そんな「飯岡刑部岬展望館~光と風~」は、銚子連絡道路の横芝光インターから国道126号を経由して50分ほどの場所にあります。

【「きみさらずタワー」の夜景】1月24日(火)

木更津市の「太田山(おおだやま)公園」にある展望台「きみさらずタワー」は、昼間も木更津市街はもちろん、東京湾まで一望でき、千葉県が選定した「ちば眺望100景」の一つに選ばれています。

それだけに夜景も大そう素晴らしく、木更津を代表する夜景スポットになっているんです。

展望台は、公園の駐車場から歩いて2分ほどの場所にあります。その階段をのぼりきると、木更津市内を中心に、360度の夜景が視界一面に広がります。さらに東京湾を挟んで、神奈川から東京の夜景まで一望でき、その美しさは、言葉を忘れて圧倒されるほど!こちらも、「日本の夜景100」選」に選ばれている人気スポットです。

また展望台の塔の先端には、地元の伝説にちなんで「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」とその妃「弟橘媛(オトタチバナヒメ)」の像が建っていて、夜間にはライトアップされます。そのためか、ここを訪れるカップルも多いんだそうですよ。

そんな「きみさらずタワー」のある「太田山公園」は、館山自動車道の木更津南インターからだと、
国道127号・16号を経由して、10分ほどの場所にあります。

【「アイ・リンクタウン展望施設」の夜景】1月25日(水)

続いては市川市にあります「アイ・リンクタウンいちかわ」の展望施設からの夜景です。

こちらは、市川駅南口にある複合施設で、その中のタワーマンションの45階に展望施設があります。
実はココ、市川市が管理していて、無料で開放されているスポットなんです。

地上150メートルの展望台というと、東京タワーの大展望台に匹敵する高さで、都心部から千葉方面まで、壮大な夜景を見渡せます。

45階は室内での展望ロビーとなっていて、照明が点いているため明るいので、少し外が見づらいかもしれません。そんな時には、ぜひ46階の展望デッキにあがってみてください。こちらは屋外ですので、実に見事な夜景を楽しむことができます。そのスケール感は首都圏屈指で、「日本の夜景100選」にも選ばれているんです。

展望施設が開いているのは、午前9時から午後10時まで。

ただし、屋外の展望デッキは午後9時までです。毎月第1月曜日はお休みですのでご注意ください。
祝日の場合は、直後の平日がお休みとなります。

そんな「アイ・リンクタウンいちかわ」は、JR市川駅の南口からすぐの場所にあります。

【「魚見塚展望台」の夜景】1月26日(木)

4つ目にご紹介するのは、鴨川市の町と海が一望できるスポット「魚見塚(うおみづか)展望台」からの夜景です。こちらは自然を生かした小高い山の頂上付近にある、「魚見塚一戦場(いっせんば)公園」の中にあります。

展望台は海抜およそ110メートルの場所にあって、昔は、地元の漁師たちが、沖合いにくる魚の群れを見張っていたことから、「魚見塚」と呼ばれるようになったんだそうです。

昼間もその眺めはとても素晴らしく、美しい弧を描く海岸線から続く大海原や鴨川の街並みが一望でき、「ちばの眺望100景」にも選ばれているスポットです。

そして、この展望台からの夜景が、またいいんです!
鴨川市中心部のナイトビューが視界一面に広がり、雰囲気もいいので、夜景デートにはピッタリです!
また展望台には、地元出身の彫刻家・長谷川昂氏が制作した「暁風(ぎょうふう)」と名付けられた女神像があるんですが、夜にはこのオブジェがライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を高めてくれます!

そんな「魚見塚展望台」は、館山自動車道の君津インターからだと、県道92号線などを経由して、55分ほどの場所にあります。

【「養老川臨海公園」の夜景】1月27日(金)

今週のテーマは、「千葉県の夜景の名所」です。
最後にピックアップするのは、市原市にあります「養老川臨海公園」からの夜景です。

この公園は養老川の河口の近くにあって、海に面した公園だけに、浜風を感じながら気持ちよく散策することができるスポット。また、人気の高い野球場や海釣り公園などもあるので、そちらのほうで、おなじみかもしれませんね。

しかしココ、実は夜になると、工場夜景で知られるスポットなんです。東京湾越しに、東京スカイツリーも見ることができるんですよ!養老川の河口越しに、石油化学工場の夜景を眺められるんですが、少し距離が離れているので、そのスケール感はちょっと小さいかもしれません。でも、公園は夜でも適度な照明で雰囲気もよく、デートなどで気軽に立ち寄ることができますよ!遠くにきらめく工場の明かりを眺めながら、公園でまったり・・・という楽しみ方がよさそうですね!

こちらの「養老川臨海公園」、館山自動車道の市原インターからだと、国道297号線などを経由して、10分ほどの場所にあります。

お出かけになる場合は、各施設の指示などに従い、感染対策をお願いします。
そして夜は冷え込みますから、忘れずにしっかり厚着してくださいね。

◆ 冬の路面に注意

2023/1/20 UP!

今週金曜日、1月20日は、二十四節季の一つ大寒です。一年で最も寒い頃とされていますよね。
そんな時期、クルマの運転で気を付けなければいけないのが、「路面の凍結」です。

そこで今週は、「冬の路面に注意」をテーマに、さまざまな情報をご紹介していきたいと思います。

【気温0℃以上でも凍結に注意】1月16日(月)

まず、路面が凍結するのは、気温が何度ぐらいになってからだと、皆さんは思いますか?「水が凍るんだから、気温が0度以下になった時じゃない?」…と思われる方、おそらく多いんじゃないでしょうか。ところが、そうではないんです。

というのも、一般的に「気温」と呼ばれる、気象庁が発表しているものは、測定方法にいくつかの条件があるんです。計測地点の高さもきまっていて、地上1.2から1.5メートルの場所で測定することになっています。つまり、地面の温度ではないんです。

特に夜間や早朝は、地面の熱が大気中に逃げて行き、温度が低下します。

そのため、気温と地面では温度差ができるんです。その差は、およそ3度から5度。ということは、気温が5度程度になると、地面は0度から2度ぐらいになり、凍結してしまう可能性があるんです。

もちろん、気温が5度以上でも、路面状況や環境によっては凍結している場合もありますので、気温が高いからといって油断してはいけません。深夜や早朝にクルマを運転する場合は、路面の凍結には十分気をつけてくださいね!

【凍結しやすい場所】1月17日(火)

気温が低い時には、雪国や寒冷地でなくても、路面の凍結は起こります。中でも、特に凍結しやすくなるポイントがありますので、今朝は、そうした場所について、チェックしておきましょう!

まず、凍結しやすい場所として知られているのが、「橋の上」ですね。

橋の上は見てわかる通り地面に接していないので、地熱の影響を受けません。それに上も下も空間ですので、吹き抜ける風で冷やされる上に、橋が持っている熱も、どんどん逃げて行ってしまいます。そのため結露が出来て凍りやすく、それが路面の凍結につながる要因となるんです。

その他では、山間部などの日陰になっている所も、湧き水や前に降った雪が溶けた水などが凍り、いつまでも凍結していることがありますので、注意が必要です。

そして、トンネルも要注意。

長いトンネルでは、入口と出口では、路面状況が大きく変わっている場合があります。入口では凍結していなくても、出口では凍結していることがありますので、そうしたことも想定しながら、慎重に運転してくださいね。

また、雪が降っているような場所では、トンネルの出入り口付近で、溶けだした雪が凍結している可能性があります。特にトンネル内では、雪から逃れた安堵感からスピードを出しがちですので、ドライバーの皆さん、十分気をつけてくださいね。

【雪の日のノーマルタイヤは絶対NG】1月18日(水)

千葉県や東京都などの南関東では、雪が積もることは、それほど多くはありませんよね。ただ、少し多めに雪が降ると、毎回、スリップして立ち往生するクルマがあちこちで続出。ニュース番組をにぎわす定番の光景となっています。

そうした雪道で動けなくなってしまうクルマは、ほとんど夏用のノーマルタイヤのまま運転しているようです。リスナーのみなさんの中にも、たとえ雪が降っても、少しぐらいなら大丈夫と思って、ノーマルタイヤで出かけた経験のある方、いらっしゃるでしょう。

そもそも、滑り止め対策をしないで、雪道や凍結した道路を運転することは、沖縄県を除く都道府県では「道路交通法違反」になるのを、皆さんご存知ですか?


違反した場合は、反則金も課せられ、大型車は7000円、普通車と自動二輪車で6000円、そして、原動機付自転車は5000円、となっています。

雪が降っている時はもちろん、天気予報で雪が降るかもしれないと分かった時は、必ず、スタッドレスタイヤに履き替えるか、タイヤチェーンなどを用意しましょう。もし、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどがない場合は、運転を見合わせることも大切ですよ。

雪が積もった道をノーマルタイヤで走れば、どんな熟練ドライバーでもスリップは避けられないということ、皆さん、くれぐれも忘れないでくださいね!

【雪道走行の基本】1月19日(木)

めったに雪の積もらない南関東ですが、それでも結構な大雪になることが、度々ありますよね。雪道に慣れていないドライバーさんには、十分な注意が必要です。そこで今朝は、雪道での走行の基本を、改めて確認しておきましょう!

まず何より大切なのが、きのうもご紹介しましたが、タイヤの滑り止めです。
スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどを、ちゃんと準備してから出かけましょう。

そして雪道では、運転のすべてにおいて、「急」のつく操作は禁物ですよ。

急発進、急加速、急ハンドル、急停止は、クルマの姿勢を乱すきっかけになってしまいます。前のクルマとの車間距離を、長めに取るようにすると、急ブレーキは踏まなくてすみます。追突事故を防ぐためにも重要です!

また、下り坂でのブレーキ操作は、とくに要注意!坂の手前でしっかりと減速し、フットブレーキを基本としつつも、エンジンブレーキも使って、スピードをコントロールするようにしましょう。逆に上り坂は、一旦止まるとタイヤが空転しやすいので、坂の途中では、できる限り止まらないようにするのがポイントです。

さらに、発進の時にも注意が必要です。アクセルペダルを不用意に踏み込むと、タイヤが空転して発進できないことがあります。アクセルをじわりと踏み込み、ゆっくりとした発進を意識しましょう。

ドライバーの皆さん、雪道では、いつも以上に慎重な運転を心がけてくださいね!

【ブラックアイスバーンについておさらい】1月20日(金)

冬場のクルマの運転で、注意しなければいけない路面の状態には、いろいろなものがあります。

中でも、南関東で一番遭遇する可能性があって、とりわけ危険なのが「ブラックアイスバーン」です。

ブラックアイスバーンとは、アスファルトの上に、薄く氷が張っていて、パッと見、路面が濡れて黒くなっただけに見える状態。ところが、実際には凍っていますから、不用意にその上を走行すると、スリップの原因になってしまうんです。特に夜間は、見分けるのが難しくなりますので、いっそう危険です。

そんなブラックアイスバーンは、例えば、路上に積もった雪が昼の間に溶け出し、その水が夜間に凍結すると、できることがよくあります。その他、雨が降った後、夜間や明け方に冷え込み、ブラックアイスバーンになることもあります。

いずれにしても、冬場、前方に黒く濡れているように見える場所があったら、「凍結しているかもしれない」と考えることが大切です。そしてなるべく、その場所を避けて通りましょう。

回避が難しい場合は、スピードを十分に落として、急ハンドルや急ブレーキなどかけずに、慎重に通行するようにしてくださいね。

今週は、「冬の路面に注意」をテーマにご紹介しました。

◆ 運転意識を考えよう

2023/1/13 UP!

先週、「安全運転5則をおさらい!」をテーマに、安全運転の基本をチェックしました。

でも、いくら交通ルールや安全運転のポイントを知っていても、実際に安全運転をするかどうかは、ドライバーさん一人一人の意識にかかっています。そこで今週は、安全運転の基本をさらに徹底するため、「運転意識を考えよう」をテーマにお送りしていきたいと思います。

【交通ルールを守る】1月9日(月・祝)

まず、交通事故はさまざまな理由で起こりますが、ドライバーさんの責任が問われるのは、運転ミスやルール違反でしょう。ただ、このミスとルール違反の間には、大きな違いがあります。

というのも、過失であるミスは、ドライバーさんが意図しないで起こってしまうものですが、ルール違反は、違います。大幅なスピード違反や飲酒運転、一時停止違反などは、ドライバーさんが意図的に行っている行動です。

もちろん、ルール違反をしたとしても必ず交通事故が起こる訳ではありませんが、日常的に違反を繰り返すことによって、事故の可能性が高くなることは間違いありません。でも、違反が常習化していたり、ルールを守ることに意味がないと感じていたりするなど、自分勝手な理由からルールを守らない人が少なくありません。そこで提案したいのは、何か一つでも、確実に守るルールを決めて実践してみることです。

例えば、「一時停止をきちんとして、しっかり左右の安全確認をする」。これだけで、交通事故に遭うリスクは減っていくそうですよ。さらに他のルールにも広げていけば、いつのまにかルールを守ることが自然になっていくことでしょう。皆さんもぜひ、取り組んでみてくださいね!

【自分の運転に謙虚であること】1月10日(火)

ところで皆さんは、ご自分の運転を、上手いと思いますか…?それとも、そうでもないと感じていますか…?あまり自信なさげに運転するのも、どうかと思いますが、一方、「自分は運転がうまい」と自信過剰なのも問題です。

というのも、その「過信」が事故につながる可能性があるからです。

ここで勘違いしてはいけないのは、「本当に運転がうまい」ということと、「『自分は運転がうまい』と過信すること」は、全く意味が違うということです。

運転がうまいと過信している人は、傾向として、無理や、無謀な運転をするケースが多いんだそうです。例えば、スピードを出し過ぎたり、必要以上に車間距離を詰めたり、あるいは、スピードを落とさずにカーブへ進入するといったような、自らのテクニックを、場違いに自慢するような行為です。

恐らく、そうした危険な運転をしても、「自分なら事故を起こさない」という自信を持っているのかもしれませんが、でも、これまで事故がなかったとしたら、それは単にラッキーだっただけのこと。今後、いつ事故を起こしても不思議ではありません。ということで、運転に自信がある人も、そうでない人も、決して気を緩めず、謙虚な気持ちで安全運転に徹することが大切であり、周りから「うまいドライバー」と認めてもらえる、絶対条件です。皆さんも、今一度、見つめ直してみてくださいね!


【クルマの性能を自分の技術と勘違いしない】1月11日(水)

「運転意識を考えよう」をテーマに、今週はお送りしています。

きのう、自分の運転技術を過信しないことが大切だということをご紹介しました。ただ、自分の技術を「凄いんじゃないの?」と勘違いさせる要因として、クルマの性能の高さもあるように思います。日進月歩のクルマの性能。ハイテク技術によって、少しぐらい急ハンドルを切っても、スリップしたりしないようになっていますし、急な加速や減速をしても、クルマの挙動が乱れないようにしてくれます。スリップもスピンもせず、止まったり曲がったりが、簡単にできるようになりました。

だからといって、その性能に甘えて、スピードを出し過ぎたり、車線変更を繰り返したりと、無謀な運転をしていい訳ではありません。

考えてもみてください。クルマは人間が持っている能力をはるかに超えた存在です。普通車で200馬力ぐらい、中には700馬力なんてパワーのあるクルマもあります。しかも人間よりもはるかに重量があり、圧倒的に速く走れます。そんなクルマを運転するということは、馬力や、重量、スピードなどの分だけ、より注意を払って扱わなければ、いけないはずです。

ということで、皆さんはクルマに乗った時、自分自身が力を持ったと、決して思わないでください。そして、私たちは重さ1トン以上の鉄の塊を、時速100キロで動かしていることを常に忘れず、くれぐれも慎重な運転を心がけてくださいね!

【怒りをコントロールする】1月12日(木)

今週お送りしているテーマは、「運転意識を考えよう」です。

2020年6月、道路交通法が改正され、あおり運転に「妨害運転罪」が適用されるようになり、厳罰化されたのは、リスナーの皆さんもよくご存知だと思います。でも、あおり運転は、今でも頻繁に、ニュースになったりしていますよね。どうしてなくならないんでしょうか?

その原因には、「通行を邪魔された」とか、「前のクルマが走るのが遅い」といった、「怒り」の感情があるようですね。でも公道において、「怒り」のままに攻撃的な運転をしていれば、事故やトラブルになるのも無理はありません。そこで、安全に運転するために欠かせないのが、「怒りの感情」をコントロールすることです。

いろいろな方法があるようですが、よく知られたものの1つが、「6秒ルール」です。

これは何か腹の立つことがあっても、すぐに行動に出ないで6秒間、怒りをぐっと我慢する、というもの。なにかイラ立つことがあった時に、心の中で1から6まで数字を数えてみるのもよいでしょう。すると怒りのピークがある程度収まり、衝動的な行動をしなくて済むようになるそうです。

その他、深呼吸するといった方法なども 怒りをコントロールするのに有効だそうですよ。

もし運転中にイラっとすることがあっても、すぐに暴力的な行動に出るのはやめて、その怒りをうまくコントロールするように心がけてくださいね!

【譲り合いの精神が大切】1月13日(金)

クルマを安全に運転するにあたり、交通ルールを守ることが何より大切なのは、今さら言うまでもないことでしょう。

しかし、ルールだけを厳格に守っていても、交通事故やトラブルを防ぐことはできません。そこで大切なのが、「譲り合いの精神」です。

例えば、道路交通法では、様々な場面で、優先の順位が決められていますよね。「交差点では、右折より直進の方が優先」だったり、狭い道でクルマとすれ違う場合は、電柱などの障害物がない方が優先だったりします。でも、道路交通法で定められているからとはいえ、あまり自分の優先を主張し過ぎるのはよくないですよ。

交通ルールは万能ではありません。実際の運転中には、交通規則では決められない事象があります。そんなときには、道路や交通の状況に合わせて、臨機応変に、「お先にどうぞ」と、相手に譲ることも大切です。

「待ってあげる」「譲ってあげる」「止まってあげる」「よけてあげる」など、自分中心ではなく、相手中心の運転を心がけることで、交通はスムーズになり、事故やトラブルも少なくなるはずですよ。

今週は、「運転意識を考えよう」をテーマにご紹介しました。

◆ 安全運転5則をおさらい!

2023/1/6 UP!

2023年最初の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」!
今年も、安全で快適なカーライフをサポートするさまざまな情報を、週替わりのテーマに沿ってご紹介していきます!

では早速ですが、みなさんは、「安全運転5則」ってご存知ですか?これは1980年、無謀な運転による交通事故防止を徹底するキャンペーンとして、警察が定めたものです。みなさんも、教習所や運転免許試験場などで、目にされたことはあるはず。でも、ちゃんと覚えていないという方、多いでしょうね。

そこで今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマに、各項目について、お話していきたいと思います。

【安全速度を必ず守る】1月2日(月・振休)

まず最初に「安全速度を必ず守る」

ここでいう「安全速度」というのは、法定速度や制限速度のことではありませんよ。決められた速度の範囲内であっても、道路や交通の状況、天候や視界の良し悪しによって、安全に運転できる速度は変わります。それが「安全速度」です。

例えば、朝の通学時間、子供たちが大勢登校しているような狭い道路では、たとえ制限速度が40キロだったとしても、その速度で走っていい訳ではありませんよね。子供たちの動きに十分注意を払いながら、飛び出しなどがあっても、すぐ対応できるように、速度を抑えて通行しなければいけません。その他、天気が悪くて見通しが悪ければ、慎重にゆっくりと走ったり、狭い道では徐行したりするなどの対応が必要です。

そんな「安全速度」を、皆さんも今年一年、常に意識しながら運転するようにしてくださいね!

【カーブの手前でスピードを落とす】1月3日(火)

新年のスタートとなる今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマにお送りしています。今朝取り上げるのは、「安全運転5則」の2つ目、「カーブの手前でスピードを落とす」です。

クルマがカーブを曲がる時に、カーブの外に向かって働く力を何というか、皆さんはお分かりですよね? ・・・ そう、遠心力です。実はこの遠心力、速度の2乗に比例して大きくなっていきます。つまり、同じカーブであっても、スピードが2倍になれば、遠心力は4倍に大きくなってしまうんです。

そのため、カーブを曲がる時にスピードを出し過ぎると、遠心力がより大きくなって、クルマが対向車線にはみ出したり、カーブを曲がり切れなかったりして、事故につながる原因となってしまいます。

特に下り坂のカーブでは、加速がついてどんどんスピードが速くなってしまうためオーバースピードになりがちで、その分、遠心力も大きくなります。しかしカーブの途中で、むやみにブレーキをかけるのは、車体が不安定になり、スリップの原因になるといいます。そこでカーブに入る前に十分に減速し、少しずつアクセルを踏みながら、カーブを通過するのがポイントだそうですよ。

大きな遠心力がかかるのは、一緒に乗っている人にとっても、恐怖感があり、また不快なものです。

皆さん、カーブの前では、十分な減速をお忘れなく!

【交差点では必ず安全を確かめる】1月4日(水)

さて今朝は、「安全運転5則」の3つ目、「交差点では必ず安全を確かめる」についてお話したいと思います。

警察庁が発表している統計によりますと、令和3年に全国で発生した、30万5196件の交通事故のうち、交差点内や交差点近辺で発生した件数は、17万2656件だったそうです。その割合は、およそ56%。実に半数以上が、交差点内やその近辺で発生しています。さまざまな方向から人や乗り物が集まる交差点やその付近は、最も多く交通事故が発生する場所といえます。

そうした場所での事故を防ぐためには、「必ず安全を確かめる」ことが大切です。一時停止の標識や表示のある場合は、必ず停止線で止まって、安全を確認しましょう。またそれだけでなく、そうした標識や表示がない交差点でも、できるだけ一時停止などして、安全を確認するようにすれば、事故は防げるはずです。

ですが、ドライバーさんの中には、「クルマや歩行者は出てこないだろうと思った…」とか、「道を譲ってくれるだろうと思った…」などと勝手に思い込む、いわゆる「だろう運転」をし、事故に遭う人が依然少なくありません。


ぜひ交差点では、常に「危険があるかもしれない」と考え、必ず、十分な安全確認をするようにしましょうね!

【一時停止で横断歩行者の安全を守る】1月5日(木)

今週お送りしているテーマは、「安全運転5則をおさらい!」今朝は、4つ目「一時停止で横断歩行者の安全を守る」についてお話したいと思います。

まず、クルマを運転中、前方に信号機のない横断歩道があったら、皆さんは、どんなことに気をつけますか?このコーナーでも何度かお伝えしていることなので、リスナーの皆さんなら、きっとお分かりですよね。

まず、横断歩道を渡っている人や、渡ろうとしている人がいた場合は、必ず横断歩道の手前で一時停止し、歩行者などに道を譲るのが交通ルールです。

でも、横断歩道を誰も渡っていないからといって、油断してはいけませんよ。横断歩道付近に明らかに誰もいない時以外は、横断歩道の手前で停止できるように、速度を落として走行することが、決まりなんです。

さらに、横断歩道がある場所だけじゃありません。横断歩道のないところを歩行者が横断している時も、一時停止や徐行をして、歩行者の安全を確保するようにしましょう。

クルマを運転していると、ついクルマ側の都合で周囲を見てしまうことがあります。道路上では、歩行者の安全を確保することが、何といっても最優先だということ、ドライバーの皆さん、くれぐれも忘れないようにしてくださいね!

【飲酒運転を絶対にしない】1月6日(金)

最後の五つ目となる今朝お話するのは「飲酒運転を絶対にしない!」です。

年末にも、5日間に渡ってお伝えしましたし、今さら言うまでもないことでしょうが、飲酒運転は絶対にしてはいけませんよ!

アルコールは、ほんのわずかでも摂取すると、脳の働きを麻痺させ、運転に必要な注意力や判断力を低下させます。さらに、危険に直面してもブレーキ操作などに遅れが出るなど、交通事故へつながる危険性が、グンと高くなってしまいます。1月は、新年会などが多い時期ですが「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」を、必ず徹底してくださいね!

また、気をつけなければいけないのは、ドライバーさんだけではありません。クルマを運転する人にお酒を飲ませたり、飲酒運転の人のクルマに乗ったり、さらにお酒を飲んでいる人にクルマを貸したりしても、同様に罰せられることになります。飲酒運転は、悲惨な死傷事故につながる、重大な犯罪行為だということを、片時も忘れないでくださいね!

今週は、「安全運転5則をおさらい!」をテーマにご紹介しました。
ぜひチェックして、2023年もワンダフルなドライブ、楽しんでくださいね!

◆ 千葉県の初日の出スポット

2022/12/30 UP!

ところでみなさんは例年、初日の出を見に行かれますか?一年の健康と幸せを願いつつ拝む初日の出は、やっぱり特別なものですよね。

そこで今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマに、さまざまな情報をお送りしていこうと思います。

【犬吠埼の初日の出】12月26日(月)

まずピックアップするのが、銚子市にあります「犬吠埼(いぬぼうさき)」です。

関東最東端にある犬吠埼は、山頂や離島を除いて、日本で一番早く初日の出が見られるスポットとしても有名ですよね。ただ、離島を除けば、日本の東の端は北海道根室市の納沙布岬(のさっぷみさき)のはず。でも、元旦前後の10日間ほどは、地軸の傾きの影響で犬吠埼の方が早く日が昇るんだそうです。ちなみに、来年の初日の出は、納沙布岬が6時49分。犬吠埼が6時46分となっています。なんだか不思議ですよね。

そんな犬吠埼灯台は、東関東自動車道の佐原・香取インターからだと、国道356号線などを経由して、およそ42キロの場所にあります。お出かけになる場合は、その場の状況に合わせて、マスクの着用や密を避けるなど、基本的な感染対策をお忘れなく。そして、初日の出前後の犬吠埼周辺の道路は、大変混雑して、交通規制も敷かれます。その指示に従うなど、運転には十分気をつけてくださいね。

【鋸山の初日の出】12月27日(火)


今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマにお送りしています。昨日の犬吠埼に続いて、今朝ピックアップするのは、鋸南町(きょなんまち)と富津市の間に位置する、標高約329メートルの「鋸山(のこぎりやま)」です。

断崖絶壁の上から見下ろす「地獄のぞき」や、日本一の高さ31.5メートルの大仏など、見どころいっぱいで、ハイキングスポットとしておなじみの鋸山。実は、初日の出のスポットとしても人気で、元旦には、「鋸山ロープウェー」が朝5時30分から早朝営業運転を行います。山頂駅展望台では、先着200名に限り、温かい飲み物を無料サービスしてもらえるそうですよ。

日の出は6時50分ごろ。房総丘陵から昇るまぶしい朝日を望むことができます。年末年始は空気が澄んでいるため、遠くは真っ白に雪化粧した富士山や、眼下に広がる東京湾など、日が昇るにつれて、刻々と色合いを変えていく荘厳な光景を見ることができますよ。

そんな鋸山は、富津館山道路の富津金谷インターからだと、5分ほどの場所にあります。


【清澄寺の初日の出】12月28日(水)

「千葉県の初日の出スポット」三か所目にピックアップするのは、鴨川市の「清澄寺(せいちょうじ)」です。清澄山の山頂近くに建つコチラは、日蓮聖人が出家をし、日蓮宗を開いた名刹として知られています。そして、初日の出の名所としても有名なんです。

というのも、本堂付近の標高は約310メートル。その高さの分だけ、月曜日にご紹介した犬吠埼より、早く初日の出が見られるとも言われていて、毎年多くの人が、ご来光を求めて訪れているんです。

本堂の南には、「旭が森」と呼ばれる日蓮聖人の銅像が建っている場所があって、ここからの朝日は、「日本の朝日百選」にも選ばれています。まさに、初日の出を見るには、うってつけの場所ですね。

またこのお寺には、国指定の天然記念物「清澄の大杉」をはじめ、文化財も多く点在していて見どころもいっぱい。もし天気が悪くて初日の出が拝めなくても、立派な初詣ができますよ。

そんな清澄寺は、館山自動車道の君津インターからだと、房総スカイライン、鴨川有料道路などを経由して約80分の場所にあります。

【太東埼灯台の初日の出】12月29日(木)

今朝はいすみ市にあります「太東埼(たいとうさき)灯台」をピックアップしたいと思います。

九十九里浜の最南端に位置し、南房総国定公園にも指定されている太東埼。そんな風光明媚な場所に立つこの灯台は、白亜の円筒形で、高さは15.9メートル。その放つ光は、22海里、およそ41キロ先まで照らしているそうです。

この灯台脇の広場からの眺めは素晴らしく、九十九里浜から大原の日在(ひあり)海岸まで眼下に見渡すことができます。「ちば眺望100景」にも選ばれているその景色は、太平洋の水平線を一望することができ、まさに絶景という言葉がピッタリ!東に太平洋を一望する断崖に建っているだけあって当然、美しい初日の出を見ることができますよ。山頂や離島を除けば、銚子の犬吠埼に次いで、全国で2番目に早く、初日の出が見られる、とも言われています。

そんな「太東埼灯台」は、千葉東金道路の東金インターからだと、東金九十九里有料道路、九十九里ビーチラインを経由して、40分ほどの場所にあります。

【九十九谷展望公園の初日の出】12月30日(金)

千葉県の初日の出スポット、ラストにピックアップするのは、君津市にあります「鹿野山九十九谷(かのうざんくじゅうくたに)展望公園」です。

マザー牧場がある場所としても有名な鹿野山は、標高379メートルで、千葉県内では、愛宕山(あたごやま)に次いで、2番目に高い山。その山頂に展望公園が設けられています。この公園の眼下に広がるのが、房総丘陵。機重にも連なる山並みはまさに絶景で、それらを「九十九谷」と呼んでいます。

「ちば眺望100景」に選ばれているこちらも、初日の出スポットとしては有名で、とにかくその眺めが素晴らしいんです。というのも、冬の寒い時期には、条件が揃うと眼下に雲海が広がり、山々と雲海が織りなす景色は、まさに墨絵の世界!そんな幻想的な初日の出を見られるスポットは、県内でもそうはありません。

そんな「鹿野山九十九谷展望公園」は、館山自動車道の君津インターからだと、25分ほどの場所にあります。

今週は、「千葉県の初日の出スポット」をテーマにご紹介しました。

お出かけになる場合は、その場の状況に合わせてマスクの着用や密にならないなど、基本的な感染対策をお願いします。

それでは皆さん、どうぞ良いお年を!!

◆ 歩行者との思わぬ事故に注意

2022/12/23 UP!

クルマを運転している時、みなさんも歩行者との事故に、十分気をつけていると思います。ただ、歩行者のほうが意外な動きをすることもあって、思わぬ事故へとつながるケースがあるものです。

そこで今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げてみたいと思います。

【酔客との交通事故に注意】12月19日(月)放送

まず今朝は、この時期とくに気をつけたい「お酒を飲んで酔った歩行者との事故」です。

お酒を飲んで足元がおぼつかなくなった人は、突然よろけたり、周囲の安全を確認せずに、道路を渡ったりすることがあります。とりわけ夜は、飲食店が多いエリアを通行する場合、歩行者の動きに十分注意しましょう。また、見た目にも酔っていることが分かる人の近くを通行する際は、十分な距離をあけるようにし、突然の動きに対応できるようにしてくださいね。

さらに、もう一つ気をつけなければいけないのが、酔ったまま、路上で寝ている人です。夜間においては、路上で寝ている人がいても、そうとは気づかず、轢いてしまう事故が多く発生しています。そこでもし運転中、前方の路上に「何かある」と思ったら、安易に踏み越えないようにすることが大切です。そして、それが人だと分かったら、後続車にひかれる可能性があるので、そのまま放置していかないようにしてくださいね。110番に通報して、できれば警察官が到着するまで保護し、安全を確保してあげるようにしましょう。

【ジョギング中の人に注意】12月20日(火)放送

今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにお送りしています。

みなさんの中にも、健康のために毎日ジョギングをしているという方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。ただ、こうした人々とクルマの交通事故が、意外と起きているようなんです。ですからドライバーの方も、ジョギングされる方への十分な注意が必要です。

まず、注意すべきは「時間帯」。ジョギングをされる方が、お仕事をされている方なら会社に行く前や帰って来てからつまり、早朝や夕方の時間帯に走られている方も多いでしょう。この日の出、日の入り時間の前後など、辺りが明るくなってきたり、暗くなりはじめたりする時間帯は薄暗く、どうしてもモノが見えづらくなり、ドライバーにとっては、危険の発見が遅れがちになる時間帯と重なります。そこで、ドライバーの方は、ジョギングしている人などを見落とさないように、日の出前後なら、しっかりと周囲が明るくなるまでライトを点灯し、そして日没前後なら、早めにライトを点けることを心がけるようにしてくださいね。

また、ジョギングしている人は、走っているペースをできるだけキープしたいと思うものです。前を歩行者などが歩いていると、それを避けるために、道路上へ突然出てくることもあります。中には、赤信号を無視する人もいるようです。

みなさんも運転中に、ジョギングをしている人を見かけたら、その動きにも十分注意を払うようにしてくださいね。

【イヤホン・ヘッドホンをしている人に注意】12月21日(水)

「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマに、今週はお送りしています。

ところで、音楽が好きで、日頃からイヤホンやヘッドホンで聞いているという方、多くいらっしゃるでしょう。でも、これが歩行中となると、事故の原因になる可能性があります。

まず、周囲の音が聞こえづらくなるので、クルマが接近してきても、エンジン音などが聞こえず、クルマに気づかないことがあります。そのため、歩行者が思わぬ行動をとることがあるんです。また、音楽に集中してしまうと、周りの交通に対する注意力が低下することもあります。クルマの接近だけでなく、前方に信号機があっても、それに気がつかないことさえあるものです。ということで運転中、イヤホンやヘッドホンをしている人がいたら、エンジン音やクラクションが、聞こえていると思うのは危険です。近くを走行する時には、聞こえていないことを前提に 注意して通行するようにしましょう。

ただ最近は、ワイヤレスのイヤホンをしている人も多く、見た目には、音楽を聴いているのか分かりづらいケースも少なくありません。クルマへの反応が悪いと感じたら、イヤホンをしているかもと考えてくださいね。

そして、歩行者のみなさんについても、音楽を聴きながら歩く行為自体は禁止されていませんが、
どうしても事故の危険性が高くなります。実際に交通事故になった場合には、歩行者の過失が認められるケースもあります。歩きながら、音楽を聴くのは、なるべく避けるようにしてくださいね。

【雨の日の歩行者の動きに注意】12月22日(木)

今までまっすぐ歩いていた歩行者が、なにかのきっかけで、突然、思わぬ行動をとることがあります。
そうしたきっかけの一つが、雨です。

例えば、雨が降り始めた時、カサを持っていない人は、少しでも濡れないようにと、早く目的地へ行こうとしたり、適当な場所で雨宿りをしようと、先を急ぐことがあります。すると、安全確認を十分にしないで道路を横断したり、赤信号で交差点を渡ったりすることもあるものです。

雨の降り始めだけではありません。

カサを差していると、周りが見えづらくなりますよね。また、足元の水たまりに気を取られて、周囲への注意がおろそかになり、クルマの接近に気づくのが遅れることだってあります。

そこで雨の日、歩行者の近くを通行する時には、速度を落とし、十分な距離を取るなど、歩行者の急な動きにも対応できるようにしましょう。さらに、歩行者の前方に大きな水たまりがあったりすると、それを避けようと、不意に車道側へ出てくる可能性もありますし、狭い歩道で、カサを差した歩行者同士がすれ違うのが難しい場合、やはり車道に出てくることもあるでしょう。

ドライバーの皆さん、歩行者が歩道を歩いている場合であっても、その動きには十分気をつけてくださいね。


【雪・凍結の日にも歩行者に注意】12月23日(金)

今週は「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにお届けしてきました。

昨日「雨の日の歩行者の動きに注意しなければいけない」とお話ししましたが、これからの季節、雪の日や、路面が凍結するような寒い日にも注意が必要です。

雪が降った日、そしてそれが凍結した翌朝などには、歩行者の転倒が多くなります。そんな時、倒れた人や、避けようとした人が車道側に出てくる可能性がありますので、安全な距離を取ったりして、十分に気をつけましょう。もちろんそんな日には、冬用タイヤを装着するなど、クルマ自体のスリップ防止にもつとめてくださいね。

また大雪が降った後など、道路脇に除雪した雪が積み上げられます。すると歩道がふさがれたりして、道幅が狭くなってしまいますよね。そんな時、歩行者はどうしても、道路の中寄りを歩くことになります。そうした歩行者らは、クルマに近いところで急に雪を避けたり、滑って転倒するなどして、思わぬ動きをすることがあります。そこでその側を通行する場合も、歩行者の動きに注意し、十分スピードを落として、しっかり間隔を取るよう心がけてください。

今週は、「歩行者との思わぬ事故に注意」をテーマにご紹介しました。

◆ 飲酒運転は絶対ダメ!

2022/12/16 UP!

12月も中旬となりました。新型コロナ第8波の拡大が懸念されていますが、やはり年末年始は、何かとお酒を飲む機会が多くなるんじゃないでしょうか?

でも、お酒を飲んだら、絶対にクルマを運転してはいけません。

云うまでもなく飲酒運転は、重大な交通事故につながる犯罪行為です。

そこで今週は、「飲酒運転は絶対ダメ!」をテーマに、その危険性などについて、改めて取り上げたいと思います。

【お酒を飲むとどうなる?】12月12日(月)

まず、お酒を飲んでクルマを運転すると、なぜ事故を起こしやすくなるんでしょうか?

アルコールは、摂取すると脳の働きを麻痺させる作用があります。そして顔が赤くなるほか、おしゃべりになる、視力が低下するなど、さまざまな変化が表れるのは、皆さんもご存知の通り。さらに、知覚や運動能力をつかさどる部分にも影響して、同じ話を繰り返したり、歩くとふらついたりします。

このようにアルコールの影響が出ると、安全運転に必要な情報処理能力や注意力、判断力などが、低下した状態になっていきます。

そのため、気持ちが大きくなってスピードを出し過ぎたり、危険に気づくのが遅れたりすることに。たとえ危険に気づいても、ブレーキペダルを踏むまでに時間がかかるなど、交通事故へつながる危険性が高くなってしまうんです。

これは、その人がお酒に強い弱いは関係ありません。また、ほんの少ししか飲んでいない場合でも、必ず脳に影響します。ということで皆さん、お酒を飲んだら、絶対にクルマを運転してはいけませんよ!

【酔いを醒ます方法はある?】12月13日(火)

きのう、アルコールが体にどんな影響を与えるかをお話しました。

でも、「私はお酒に強いから、少しぐらいなら飲んでも、運転して大丈夫!」なんて思っている人、いませんか?しかしそれは、単なる思い込みにすぎません。どんなにお酒に強いという人であっても、少しでもアルコールを摂取すると、脳に確実に影響を及ぼすことが、さまざまな実験や調査で明らかになっているんです。自称「お酒に強い人」は、その点、お間違えのないように。

飲酒運転に関しては、他にもいろいろと、自分勝手に間違った、同じような思い込みがあります。飲んだあと、「少し仮眠を取れば大丈夫!」というのも、昔からよく耳にしますが、大間違いです。

アルコールは分解するのに、思った以上に時間がかかるもの。逆に眠っている方が、アルコールの分解スピードが遅くなるんです。1、2時間寝たくらいで、アルコールが抜けることはありませんよ!

「シャワーや熱いお風呂に入ると、アルコールが抜ける」なんてお話もよく聞きますよね。でもこれも、まったく医学的な根拠はありません。むしろ、お酒を飲んで熱いお風呂やシャワーに入るのは、脱水状態になって、悪酔いや血行障害を起こす可能性があり、かえって危険です。お酒を飲んでの入浴は、避けましょうね。

アルコールを短時間で分解するのに、特別な方法はありません。根拠のない理由を付けて、クルマを運転することのないよう、皆さんも十分気を付けてください!

【アルコールの分解にかかる時間】12月12日(水)

今週お送りしているテーマは、「飲酒運転は絶対ダメ!」です。

きのう、アルコールを摂取すると、体内で分解されるまで、かなり時間がかかるということをご紹介しました。では、一体どのぐらいしたら、アルコールは分解されて、体から抜けるんでしょうか?

アルコール摂取量の基準の一つとされるのが、「1単位」と呼ばれる量です。


これは純アルコールに換算すると20グラムで・ビールでは500ミリリットル・日本酒なら1合=180ミリリットル、チューハイだと7%のもので350ミリリットルが、だいたい同じアルコール量となります。

この1単位のアルコールを、体内で分解するのにかかる時間は、体質や体重、体格、年齢、性別などにもよりますが、目安として4時間から5時間とされています。

もし、ビール1本とチューハイ2杯を飲んだ場合はどうでしょうか?


合計3単位、つまり「×3」となり、12時間から15時間が目安に。つまり半日以上、アルコールが体内から消えない計算です。お酒が好きな方なら、このぐらいの量だと、きっと無理なく飲めてしまうことでしょう。

ということで、特に夜、お酒を飲むときには、翌日の運転の予定も考えて楽しむようにしましょう。
例え少量であっても、運転する12時間前までには、お酒を飲み終えるのが理想的。眠れば、アルコールがリセットされる訳じゃないこと、くれぐれも忘れないでくださいね!

【飲酒運転の厳しい罰則】12月15日(木)

「飲酒運転は絶対ダメ!」をテーマに、今週はお送りしています。

飲酒運転は、交通事故を起こすと、死亡事故など重大事故に直結することが多い危険な行為です。それだけに、厳しい罰則が定められています。今朝は、そうした罰則についてチェックしておきましょう。

まず飲酒運転は、「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の2つに分類されること、皆さんもご存知だと思います。

「酒気帯び運転」とは、呼気の中のアルコール濃度が、1リットル当たり0.15ミリグラム以上の状態をいいます。さらにアルコール濃度が、0.25ミリグラム以上含まれている場合は、より重い行政処分が下されることになっているんです。

一方、「酒酔い運転」というのは、呼気などに含まれるアルコールの濃度には関係ありません。
酒に酔って、運転が困難だと思われる状態であれば、「酒酔い運転」ということになります。

だからお酒が飲めない人であれば、たとえ呼気のアルコール濃度が0.15ミリグラム未満であっても、
酒酔い運転に当たることがあるんです。

では、それぞれの罰則はといいますと・・・、
「酒気帯び運転」では、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となっています。

違反点数は、アルコール濃度が0.15ミリグラム未満なら、13点で、90日間の免許停止。
0. 25ミリグラム以上の場合は25点で、一発で免許取り消しです。

一方、「酒酔い運転」の場合は、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金
違反点数は35点で、もちろん免許取り消しです!
みなさん、その罰則の重さ、改めて認識しておきましょうね!

【飲酒運転は本人以外も罰せられる】12月16日(金)

きのう飲酒運転の罰則についてご紹介しましたが、処罰されるのは、運転した本人だけではありませんよ。

例えば、お酒を飲んだことが分かっている人にクルマを貸した場合には、飲んだ本人と同じ罰則が適用されます。つまり、「酒気帯び運転」で3年以下の懲役、または50万円以下の罰金。「酒酔い運転」の場合なら、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金となります。

そして、クルマを運転する人にお酒を提供した場合も、処罰されます。ドライバーが「酒気帯び運転」をした場合は、2年以下の懲役、または30万円以下の罰金。「酒酔い運転」なら、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が、提供者に科せられます。

さらに、お酒を飲んでいると分かっている人のクルマに乗せてもらった人も、処罰の対象です。「酒気帯び運転」なら、2年以下の懲役、または30万円以下の罰金。「酒酔い運転」なら、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となります。

どれも実に厳しい内容だということが、分かりますね。それだけ飲酒運転が、絶対に許してはいけない重大な犯罪行為である、ということの表れです。

今週は、「飲酒運転は絶対ダメ!」をテーマにお送りしました。

◆ 千葉県のイルミネーションスポット2022-23

2022/12/9 UP!

12月に入って、街は一気にクリスマスムードですね。

そこで今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をテーマに、気になる各地を取り上げていきたいと思います。

【マザー牧場のイルミネーション】12月5日(月)

初日のきょうピックアップするのは、富津市の「マザー牧場」です。

イルミネーションが行われる園内の「山の上エリア」は、標高300メートル。天気が良ければ、富士山が山頂までくっきり見えるんです。夕方、赤く染まった空をバックに浮かぶ富士山は、ずっと見ていたくなるほどの絶景です。

そして、カラフルな光の花が楽しめる「光の花畑」からは、東京湾の夜景を一望することもできますよ!

さらに、フォトスポットの充実ぶりも必見です。国内初の円形チューブのイルミネーショントンネル「虹色ワープホール」や、寄り添って座りたくなる「ハートのベンチ」など、どこで撮っても映えること間違いなしです。

毎年好評のあったかグルメだって、もちろんあります!この時期しか味わえない「名水もち豚のせいろ蒸し」やマザー牧場の人気メニュー「ジンギスカン」が90分間食べ放題で楽しめるんです。

そんな「マザー牧場」は、館山自動車道の君津インターからだと、国道127号線を経由して、約14キロの場所にあります。イルミネーションの開催は、来年3月5日までの土日祝日および、12月28日から新年1月4日までは毎日行われます。時間は、午後4時から7時30分までです。

※マザー牧場:所在地:〒299-1601千葉県富津市田倉940−3/電話0439-37-3211

(マザー牧場の公式ホームページはこちら)

【東京ドイツ村のイルミネーション】12月6日(火)

今朝ピックアップするのは、県内のイルミネーションスポットとしては、もう大定番!袖ヶ浦市にあります、「東京ドイツ村」です!

今シーズンのイルミネーションのテーマは、「Fun! 〜 光る笑顔に福来たる 〜」。


およそ5万平方メートルという広大な敷地に、300万球のイルミネーションが輝き、昼間の雰囲気とは全く違う世界がド~ンと広がります!コンセプトは「移動遊園地」で、大きなメリーゴーラウンドのゲートをくぐると、そこは一面、イルミネーションの世界。全長70メートルもの元祖虹のトンネルをはじめ、音楽に合わせてイルミネーションが変化する「光と音のショー」や、電動カートで恐竜のすみかを巡る「ジュラジャーマンライド」など、ワクワクを詰め込んだ演出は見どころいっぱい!さらに、本場中国から上陸した「チャイナランタン」は、大小さまざまな作品が飾られ、あたたかな光を放ちます。

そんな東京ドイツ村は、館山自動車道の姉崎袖ヶ浦インターからだと、一般道を5分ほど走った場所にあります。ウインターイルミネーションは、来年3月19日・日曜日まで毎日開催!ライトアップは日没から午後8時までです。

※東京ドイツ村:〒299-0204 千葉県袖ケ浦市永吉419/ 電話0438-60-5511

(東京ドイツ村の公式ホームページはこちら)


【大山千枚田の棚田のあかり】12月7日(水)

きょうピックアップするのは、鴨川市にあります「大山千枚田」です。

日本の棚田百選にも選ばれている「大山千枚田」。3.2ヘクタールに375枚を数える棚田が階段状に並んでいて、日本の原風景ともいえる素晴らしい田園風景が広がっています。東京から一番近い棚田として有名ですね。現在は「棚田のオーナー制度」を導入していて、都会の人に棚田を貸し出す取り組みなども行われています。

でも、そんな棚田とイルミネーションって、ちょっと結びつかないという方、いらっしゃるかもしれませんね。10月下旬から行われている、この「棚田のあかり」と題したライトアップイベント、大山千枚田を舞台に、LEDキャンドル1万本で、棚田を一つひとつ囲むように飾りつけているんです。しかも、ライトが15分ごとにオレンジ・青・緑・紫と4色に変化して、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

そんな大山千枚田は、富津館山道路の鋸南保田インターからだと、県道34号線を鴨川方面へ15キロほど行った場所にあります。ライトアップは、来年1月9日・月曜日まで毎日開催。時間は、午後5時頃から8時頃まで、およそ3時間です。

※大山千枚田:所在地 千葉県鴨川市平塚540/電話 04-7099-9050

(大山千枚田保存会の公式ホームページはこちら

【千葉ポートタワーのイルミネーション】12月8日(木)

今朝ご紹介する「千葉県のイルミネーションスポット」は、千葉市のランドマークともいえる、中央区の港にそびえ立つ「千葉ポートタワー」のクリスマスイルミネーションです。毎年冬の風物詩となっている、高さ100メートル・幅30メートルのタワー壁面に映し出される巨大クリスマスツリー!3500個もの電球やソフトネオンが、今年も、千葉の海辺の夜空を華やかに彩ります。また、30分ごとに音楽に合わせてツリーの形が変化し、壁面いっぱいに点滅するライトは、まるで、冬の空から静かに舞い降りる雪のように、ロマンチックで暖かいホワイトクリスマスを演出します。そして12月25日と、それまでの毎週土曜日は、千葉港にひしめく数々の工場夜景と、タワーのクリスマスイルミネーションを、観光船に乗って船の上から楽しめる特別ナイトクルーズを実施。お得な共通パスも発行していますよ!

そんな「千葉ポートタワー」は、京葉道路・松ヶ丘インターからだと約15分の場所にあります。「クリスマスイルミネーション」は、12月25日・日曜日まで、毎日開催。点灯時間は、午後5時から9時までです。

※千葉ポートタワー:所在地 〒260-0024 千葉県千葉市中央区中央港1丁目/電話:043-241-0125

千葉ポートタワーの公式ホームページはこちら

【ルミラージュちば】12月9日(金)

「千葉県のイルミネーションスポット」最終日の今朝取り上げるのは、千葉都心で行われる
恒例のイルミネーションイベント、「ルミラージュちば」です。

今回は、イルミネーションと一緒にさまざまな催しが楽しめる企画、「YORU MACHI(ヨル・マチ)」も3年ぶりに開催されます。

中でも注目は、千葉市中央公園に、およそ400平方メートルの、国内最大級、合成アイススケートリンクの復活!プロアスリートも使用する、世界最高品質の合成アイスでできたスケートリンクは、転んでも濡れず、冷たくならないので、アイススケートは初めてという方でも、安心してチャレンジできますよ!

また、イルミネーションラウンジもあって、スケートリンクとイルミネーションが創り出す幻想的な空間のなかで、体が温まるフードやドリンクを楽しめます。

「ルミラージュちば」の開催期間は、来年3月12日・日曜日まで。点灯時間は、午後5時から10時まで、です。

基本的な感染対策はお忘れなく、ライトアップとスケート、お楽しみください。

今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をテーマに、ご紹介しました。
内容は、ベイエフエムのホームぺージや、ラジコのタイムフリーでも確認できます。
ぜひチェックして、冬のワンダフルなドライブ、目いっぱい楽しんでくださいね!

※ルミラージュちば:千葉市中央公園&千葉駅前大通り&通り町公園

YORUMACHI ルミラージュちばホームページはこちら

お出かけの際は基本的な感染対策をお忘れなく!

◆ 踏切に注意

2022/12/2 UP!

「交通事故」は、ここ数年、減り続けているとはいえ、昨年も全国で30万件以上発生しました。事故のケースは、状況によりさまざまありますが、中でも、被害や周囲への影響が大きいものの一つが、踏切事故ではないでしょうか。それだけに踏切では、十分な注意が必要です。

そこで今週は、「踏切に注意」をテーマに、事故を防ぐための注意点などを、お伝えしていきたいと思います。

【踏切を通過する際の基本】11月28日(月)

初回の今朝は、踏切を通行する時の基本について、改めてチェックしておきましょう!

まず踏切を通過する時には、停止線やその直前で必ず一時停止し、場合によっては窓を開けるなどして、目と耳で安全を確認しなければいけません。前のクルマに続いて通過する時でも、ちゃんと一時停止を行い、安全確認をしてくださいね!このとき、警報器が鳴り始めていたり、遮断機が下り始めていたりするのに、強引に進入するようなことは、絶対にしてはダメですよ。

そして踏切に進入する前に、必ず確認しなければいけないのが、渡った先に、自分のクルマが入れるスペースがあるかどうかです。前が混雑しているのに無理に渡ると、踏切の中で立ち往生することになり、大変危険です。マニュアル車の方は、途中でのエンストやスリップを防ぐために、「1速」のまま、変速しないで一気に通過するようにしましょう。

また、歩行者や対向車に十分注意して、落輪しないようにやや中央寄りを通ることも、大切なポイントですよ!

【踏切に閉じ込められたら】11月29日(火)


もし踏切を渡っている途中に、遮断機が下りて、中に閉じ込められてしまったら、みなさんはどうしますか?

もちろんそうなったら、速やかに脱出しなければいけませんよね。

クルマが動かせる場合、ぜひ試して頂きたいのは、そのまま前進して、遮断棒をゆっくりクルマで押すことです。遮断棒はクルマで押しても折れずに、根本から斜め上に曲がるようになっているものが多く、クルマで押し切れば、脱出することができます。でも、「遮断棒が折れたらどうしよう・・・」とか、「クルマに遮断棒が当たって、キズが付くのがイヤ・・・」など、この状況で、そんなことを考えている猶予はありません。また、もしそうなったとしても、電車と衝突する損害と比べると、費用ははるかに安く済むはずです。列車との衝突を避けることを最優先に考えましょう。

もちろん、踏切の中に閉じ込められないようにするのが一番大切です。警報が鳴り始めたら、踏切には絶対に進入しないでください。また、前方が混雑している場合など、渡り切った先に、自分のクルマが入れるスペースがない場合も、踏切に入ってはいけませんよ。

踏切には、渡りきるまでに距離のあるものや、ふたつの踏切が連続していて、その中間に停止ゾーンがあるものなど、見極めが難しいものもあります。

決して無理はせず、しっかり安全を確かめてから、渡るようにしてくださいね。

【踏切で動けなくなったら】11月30日(水)

遮断機が下りて、踏切に閉じ込められてしまった場合の対処法は、列車との衝突を避けることを最優先にできれば車を前進させて脱出すること、とご紹介しましたが、踏切では、落輪したり、故障したりして、まったくクルマが動かせなくなってしまうこともあり得ます。

そんな時、まず何より先にしなければいけないのが、警報器付近に取り付けられている非常ボタンを押して、列車の運転士に、危険を知らせることです。

ところが、このボタンを押すことに、強く抵抗を感じる人が少なからずいるようです。でも、ぐずぐずしている余裕はありません。場所によっては、遮断機が下りてから、15秒ほどで列車が来ることもあるといいます。列車はすぐには止まれませんから、一刻も早く、行動に移すことが大切です。

ただボタンを押したからといって、踏切より前で、列車が必ず停車できるとは限りません。ボタンを押したことで安心して、踏切に入ったり、クルマに戻ったりすることは、絶対しないでくださいね。そして非常ボタンを押したら、そのボタン付近に表示されている連絡先へ、電話するようにしましょう。

ちなみに、もし踏切に非常ボタンがない場合は、クルマに積んである発炎筒を使って、列車に危険を知らせるようにしてください。もちろんその時も、踏切や線路の中にいてはいけませんよ!


【踏切で他にも気をつけたいこと】12月1日(木)

今週お送りしているテーマは、「踏切に注意」です。

列車との事故防止に加え、踏切を通過する時には、他にもいろいろ気をつけなければいけないポイントがあります。

まず踏切は、クルマだけでなく、多くの歩行者や自転車も行き交います。中には、踏切を斜めに横断する人も少なくありません。クルマで通過する時は、歩行者や自転車の動きに、よく注意するようにしましょう。もし、歩行者や自転車が多くて混雑している場合は、先に渡ってもらい、踏切の中がすいてから、通行するようにしてくださいね。また踏切の幅が狭く、対向車とすれ違うのが難しい場合にも、踏切の手前で停止して、対向車が通過してから進むようにしましょう。譲り合いの気持ちが大切ですよ。そして、踏切のレールの部分は、ご存知の通り、鉄で出来ています。雨や雪の日は、スリップしやすいので、スピードを出し過ぎたりしないように気を付けてください!

最後に、踏切を通過する道路は、線路に向かって、小さなのぼり坂になっていることがあります。そうした場所で、夜間踏切待ちをしていると、下向きのロービームでは、対向車に真っすぐライトが当たってしまうことがあるんです。夜間の踏切待ちでは、対向車のドライバーさんを眩惑しないよう、ヘッドライトを消すなどの配慮をお願いします!

【踏切の警報器は故障するかも】12月2日(金)

テーマは、「踏切に注意」です。

28(月)にもご紹介しましたが、踏切を通行する時には、一時停止して、安全確認をしてから渡るのが、交通ルールです

しかし今や、ほとんどの踏切に警報器や遮断機が付いていますから、「警報器が鳴っていないなら、大丈夫なんじゃない?」と、減速だけして、踏切を渡ってしまうクルマをよく見かけます。ただ、この踏切の警報器、100%信じていいんでしょうか・・・?

実は去年の6月、大阪府堺市で、こんなことがありました。南海電鉄高野線で、急行電車が、遮断棒が上がったままの踏切を通過し、その直後、緊急停止したというんです。これは電車の接近や通過を検知する装置が正常に作動していなかったのが原因。

電車の運転士は、踏切のおよそ100メートル手前で、横断しているクルマに気がつき、警笛を鳴らして非常ブレーキをかけたそうです。しかし結局停止できたのは、踏切を60メートルも通過した後でした。
もし後続車がいれば、事故になっていたかもしれませんね。

こうした踏切装置の故障は、そう起こることではありませんが、過去にも例がない訳ではありません。

ということで、踏切の手前では、やはりちゃんと停止して、目視で、そして見通しが悪ければ音も聞いて、安全確認を怠らないことが大切ですね。

今週は、「踏切に注意」をテーマにご紹介しました。

踏切での事故は周囲に大きな影響や被害を与えます。通行するときは充分注意して、ワンダフルドライブ、続けてくださいね。

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