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◆ 夏の運転で気をつけたいこと

2022/7/29 UP!

7月も、のこり一週間ですね。でも暑い夏は、まだまだこれからが本番。


ところでそんな夏の暑さが、思わぬ交通トラブルの原因になるかもしれないということ、みなさんは意識されていますか?そこで今週は、「夏の運転で気をつけたいこと」をテーマに、さまざまな注意点をピックアップしていきたいと思います。

【暑い日にもビールはダメ】7月25日(月)放送


初日のきょう取り上げるのは、暑い夏、お出かけ先でつい誘惑にかられて、手を出してしまう人が後を絶たないモノ・・・。そう、冷た〜く冷えたビールなどのアルコールです!確かに、暑い日に飲む1杯は格別かもしれません。でも、例え少しでもアルコールを口にしたら、クルマを運転してはいけないのは、みなさんご存知の通りです。

アルコールは、ほんの少しでも飲むと、脳の働きを麻痺させ、安全運転に影響が出ます。これは、お酒に強いという人でも同じです。そもそもお酒に強い、弱いというのは、アルコールを分解する速度が速いか遅いかの問題で、強くても酔わないということではないんです。だから、「お酒に強いから、ビール1杯なんて平気!平気!」なんていうのは、まったくデタラメな考えにほかなりません。

飲酒運転は、他人の大切な命を奪うだけでなく、あなた自身の家族や社会的地位まで、一瞬にして失ってしまう最悪の原因となるものです。暑い日、どんなに1杯のビールが魅力的に見えても、そこはグッと我慢して、運転を終えてからのお楽しみに取っておくようにしましょうね!

      
【夏型事故に注意】7月26日(火)放送


今週は、「夏の運転で気をつけたいこと」をテーマにお送りしていますが、みなさんは、「夏型事故」という言葉を、聞いたことがありますか?実はコレ、特に具体的な定義などはないそうですが、アウトラインとしては、運転中、集中力が欠けていたり、疲れによって居眠りしたりといった「漫然運転」の状態が原因となって起こる事故が夏には多いことから、夏型事故と呼ばれているようです。

そうした事故の大きな特徴としては、対向車線にはみ出して、対向車と正面衝突したり、車線の外の電柱などに衝突したりする単独事故が多いといいます。こうした事故では、当然、命にかかわる大事故になることも多いんです。

ではなぜ、夏にそうした事故が増えるんでしょうか?夏場は、屋外にいるだけで、日差しと暑さで体力が奪われますよね。ましてや、仕事やレジャー、スポーツなどで活動となれば、なおさら疲れがたまることでしょう。それに熱帯夜ともなると、睡眠不足だって珍しくありません。そんな状態でクルマを運転すれば、居眠り運転や漫然運転など、危険な状態に陥ることは、容易に想像できます。

ということで、運転中、眠気を感じたりしたら、すぐに休憩をとるのはもちろん、眠気を感じる前からも、こまめに休憩をとることが大切ですよ。特にこうした事故は、お昼過ぎから午後3時頃までが多いそうなので、この時間帯は特に、十分注意してくださいね!

【隠れ脱水に注意】7月27日(水)放送

夏の炎天下、特に屋外では脱水症状に注意が必要ですが、カーエアコンが効いたクルマの中なら、そんな心配はナシ・・・なんて、みなさん思っていませんか?ところが、カーエアコンが効いたクルマの中でも、脱水状態になる危険性があるんです。

快適な温度の車内では、意識していない人がほとんどでしょうが、実は意外なほど、汗をかいているものなんです。というのも、エアコンが効き除湿された車内では汗をかいてもすぐに蒸発してしまいます。そのため汗をかいていることに気付かないものなんです。

また、渋滞に巻き込まれる可能性がある時は、トイレに行けないことを考えて、水分摂取を控えてしまいがちですよね。するとどんどん体の水分が失われてしまうことに。これがいわゆる“隠れ脱水”の状態です。実はこれ、飛行機などでよく耳にするエコノミークラス症候群と同じような状態。ただ、機内と同じように、足などに出来た血栓がすぐさま肺の動脈を詰まらせてしまうということではありませんが、注意しておくに越したことはないでしょう。

そこで運転中は、1、2時間に15分程度休憩し、その際に、100から200ミリリットルの水分を補給することが大切だといいます。もちろん、これはドライバーさんだけではありません。クルマにのっている人全員が、気をつけるべきポイントです。

快適な車内にも、意外な危険があること、覚えておいてくださいね。
        
【履物に注意】7月28日(木)

夏場は、涼しげなファッションを選ぶことが多いと思います。当然足元も、サンダルやミュールなど履く機会があるんじゃないでしょうか。

ただそれがクルマの運転となると、どんなものを履いても良いという訳にはいきません。そこで今朝は、運転に適した履物についてチェックしてみましょう。

運転中の履物については、各都道府県が定めています。「千葉県道路交通法施行細則」をみると、「げた その他、運転を誤るおそれのあるはき物をはかないこと」とされています。その他の都道府県でも、内容はだいたい同じのようです。

では、もっと具体的にいうと、どんな履物を選べばいいのでしょうか?例えば、つっかけやスリッパなどのような足に固定されていない履物は、ペダルを踏んだ時に脱げる恐れがあるため、一般に禁止されています。一方、ビーチサンダルや草履など、鼻緒のある履物は、認められている地域もあるようですが、ブレーキを踏んだ時に、足元が大きくずれることがあり、やはりオススメはできません。また、女性におなじみのハイヒールや厚底靴もブレーキペダルを踏む位置が不安定になり、踏みそこなう危険性があるので、やっぱり不適切です。

理想的なのは、足のサイズに合った脱げにくい靴です。ただどうしても、その日のファッションに合わせて靴を選びたい、という方は、運転しやすい靴を車内に「置き靴」として備えておき、運転する時に履き替えるようにすれば、OKですよ!


【路上で寝ている人に注意】7月29日(金)放送

今週のテーマは、「夏の運転で気をつけたいこと」です。

月曜日に、飲酒運転についてご紹介しましたが、もう一つ、お酒に絡んで、注意して頂きたいことがあります。それが、“路上で寝ている人”です。というのも、お酒を飲んで酔っ払い、路上で寝込んでしまった人がクルマにひかれるという事故が、意外と多く発生しているんです。そうした事故には、ある一定の傾向があります。

まず時間帯は、午後10時から午前4時ぐらいまでの、深い時間帯に多いということ。また繁華街よりも、郊外の住宅街などで多く発生しているといいます。とは言っても、夜間、クルマを運転中、前方の路上に人が寝ていてもそれが人なのか物なのかを一瞬で判断するのは、簡単なことではありません。

そこで、路上に何かあるのを見つけたら、安易にそれを踏み越えないことが重要です。そして、もし路上で寝ている人を見つけたら、事故防止のため、そのまま放置しないようにしてくださいね。まず、その人の手前でクルマを停めて、ハザードランプを点灯。速やかに「110番」へ通報します。そして警察官が到着するまで、できるだけその場で待機するようにお願いします。

今週は、「夏の運転で気をつけたいこと」をテーマにご紹介しました。

◆ 千葉の海の絶景

2022/7/22 UP!

きょう18日は「海の日」ですね。
「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」ということで、1996年に「海の日」が制定されました。特に千葉県は、三方を海に囲まれているだけに、海との関わりが深く、美しい名所もたくさんあります。

そこで今週は、「千葉県の海の絶景」をテーマに、さまざまなスポットをご紹介していきましょう!

【屏風ヶ浦】7月 18日(月祝)

きょう18日は「海の日」ですね。
「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」ということで、1996年に「海の日」が制定されました。特に千葉県は、三方を海に囲まれているだけに、海との関わりが深く、美しい名所もたくさんあります。

そこで今週は、「千葉県の海の絶景」をテーマに、さまざまなスポットをご紹介していきましょう!

まず今朝ピックアップするのは、千葉県を代表する海辺の絶景、銚子市と旭市にまたがる「屏風ヶ浦」です。

屏風ヶ浦は、銚子市名洗町から、旭市上永井にある刑部岬まで高いところでは、50メートルもの断崖絶壁が10キロメートルに渡って続いており、その迫力ある光景は、まさに壮観です!その景観は、イギリスのドーバー海峡に面する有名な「白い崖(がけ)」に似ていることから、「東洋のドーバー」とも呼ばれています。ちなみに、この屏風ヶ浦は、過去700年間で6キロも陸地が浸食されたそうです。
平安時代末期には、現在の刑部岬付近に、源義経の家臣・片岡常春の居城・佐貫城があったそうですが、断崖の浸食によって、海に沈んだといわれているそうですよ。

さて、そんな屏風ヶ浦は、千葉東金道路の横芝光インターチェンジから、およそ50分の場所にあります。お出かけの際には、基本的な感染対策をお忘れなく!

【鴨川松島】7月 19日(火)放送分

ところでみなさんは、「日本三景」をご存知ですか?ところでみなさんは、「日本三景」をご存知ですか?広島県の「宮島」、京都府の「天橋立」、そして宮城県の「松島」です。その中で、260もの島々が点在し、古くから美しさで人々を魅了してきたのが、「松島」です。そんな「松島」を彷彿とされるスポットが、千葉県にもあるんですよ。それが、鴨川市の「鴨川松島」です。

「鴨川松島」は、外房随一といわれる名勝で、大小七つの島々からなり、その景観が、「松島」に例えられています。特に水平線から昇る朝日の中に、シルエットで浮かび上がる島々が美しく、「新日本百景」の1つにも選ばれているほどです。

もちろん、この「鴨川松島」の景色は、近くの漁港や道路などからも楽しむことができるんですが、
特に見晴らしがいいのが、近くの小高い山の上にある「魚見塚展望台」からの眺めです。
こちらから、その「外房随一」の美しい海と島々を一望できますよ。

そんな「鴨川松島」の絶景が楽しめる「魚見塚展望台」は、館山自動車道を君津インターチェンジで降りて、県道92号線などを経由して、55分ほどの場所にあります。

【鵜原理想郷】7月20日(水)放送


「千葉県の海の絶景」をテーマに様々なスポットをご紹介している、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

今朝はその中で、自然を楽しみながらハイキングまで楽しめるスポット、勝浦市の「鵜原理想郷」を取り上げてみたいと思います。

こちらは、太平洋に突き出た半島で、荒波に侵食されてできたリアス式海岸と静かな入り江が美しい、
絶景スポットとして知られています。でも「鵜原理想郷」って、不思議な名前ですよね?実は大正時代初期にここを別荘地とする計画があって、「理想郷」と呼ばれるようになったそうです。

その名の通り、美しい景観で、多くの文化人も魅了したといいます。例えば、三島由紀夫は、短編小説『岬にての物語』で、その景観を絶賛。与謝野晶子は、この地で76首もの歌を詠んだそうです。

鵜原理想郷入り口には無料駐車場があってここから一周2.3キロのハイキングコースが整備されています。スタートして15分ほど歩いた所にあるのが、「手弱女平 」という絶景ポイント。
ここは見晴らしがよく、鐘が付いたオブジェもあって、記念撮影にもピッタリです。

そんな「鵜原理想郷」は、圏央道の市原鶴舞インターチェンジから国道297号などを経由して50分ほどの場所にあります。

【犬吠埼灯台】7月21日(木)放送

今週は、「千葉県の海の絶景」をテーマにお送りしていますが、今朝ピックアップするのは、銚子市にあります、「犬吠埼灯台」です。

銚子半島の最東端である犬吠埼。太平洋に付き出す断崖絶壁の上に、高くそそり立つこの灯台は、明治7年・1874年に、イギリス人技師のブラントンの設計でつくられた西洋式灯台です。

灯台の高さは、およそ32メートルで、レンガ造りの灯台としては、青森県にある日本一の「尻屋埼灯台」に次ぐ高さを誇っています。

そして全国には、一般の人でものぼることができる灯台が、16基あるんですが、この「犬吠埼灯台」もその一つ!99段のらせん階段を登るとそこには太平洋を見渡す雄大な景色が広がります。また岩場に白波が打ち寄せる様子は、実に見ごたえがありますよ。

ちなみに、2012年3月14日には、白く塗った丸形の郵便ポストが設置され、「恋愛が成就するポスト」とか「幸せを呼ぶポスト」とも呼ばれています。もちろん投函すれば配達してくれますよ。

そんな犬吠埼灯台は、東関東自動車道の佐原・香取インターチェンジから、国道356号線などを経由しておよそ42キロの場所にあります。

【原岡桟橋】7月22日(金)放送

最終日のきょうピックアップするのは、南房総市にあります、「原岡桟橋」です。

最終日のきょうピックアップするのは、南房総市にあります、「原岡(はらおか)桟橋(さんばし)」です。

こちらは全国でも珍しい木製の桟橋。砂浜から沖に向かって延びる桟橋の上に、電柱が立ち並んでいて、夕暮れになるとそこに裸電球が灯り、なんともレトロな雰囲気になるんです。

さらに、晴れた日には、正面に富士山を望むこともできます。
どの時間帯も魅力的なんですが、特に夕暮れ時には、赤く染まった空に富士山のシルエットが浮かび上がり、なんともフォトジェニックなんです。そのためこの桟橋は、映画やテレビドラマ、CMなどに登場し、SNSなどでも話題となっています。

そんな「原岡桟橋」は、富津館山道路の富浦インターチェンジから、国道127号などを経由しておよそ5分の場所にあります。

今週は、「千葉県の海の絶景」をテーマにご紹介しました。
ぜひ感染対策をしっかりしたうえでワンダフルなドライブ、楽しんでくださいね。

◆ ロングドライブで気をつけたいこと

2022/7/15 UP!

来週から、いよいよお子さんたちの夏休みが始まりますね!感染対策については、まだ気を抜くことはできませんが、それでも、この夏は、おクルマで少し遠出される機会、3年ぶりに増えてくるかもしれませんね。

そこで今週は、「ロングドライブで気をつけたいこと」をテーマに、さまざまな注意点を取り上げていきたいと思います。

【ロングドライブ前は点検・整備が大切】7月11日(月)

まず今朝は、出発前に出来る、トラブル対策です。


みなさんは、夏場、ロードサービスが出動する理由としては、どんなものが多いかご存知でしょうか?

JAF・日本自動車連盟が去年のお盆の時期についてまとめた統計によりますと、一般道では、1位はバッテリーの過放電、いわゆるバッテリー上がりで、2位はタイヤのパンクやバースト、空気圧不足。そして3位が落輪、溝などへの落ち込みでした。

一方、高速道路では、1位がタイヤのパンク、バースト、空気圧不足、2位が燃料切れ、3位が事故、という結果でした。

落輪や落ち込み、事故などは気をつけて頂くしかありませんが、その他の、バッテリー上がりや、タイヤの異常などは、事前に点検を受けて、ちゃんと準備しておけば、防げたはずのトラブルじゃないでしょうか?

特に、普段、短距離しか乗らないおクルマでは表面化しなかったものの、ロングドライブで、思わぬトラブルが表に出てくる可能性があります。そこで、ロングドライブに出かける予定のある方は、事前に、信頼できるカーディーラーなどで、点検・整備を行っておくと、安心ですよ!

       
【ロングドライブのポイント】7月12日(火)

「ロングドライブで気をつけたいこと」をテーマに今週はお送りしていますが、安全に長距離・長時間運転するためには、いくつかの大事なポイントがあります。今朝は、その辺りをチェックしてみましょう。

まず大切なのが、事前にしっかり準備を整えることです。行先へのルートを確認しておくほか、タイヤの空気圧をチェックするなどして、ちゃんと整備をしておきましょう。また前日に、睡眠を十分とるなど、体調を整えておくことは、安全運転のために欠かせませんよ。

そして運転中は、自分のペースで走ることが重要です。周りのクルマのスピードを気にせず、自分が安心できるスピードで走るようにしましょう。

しかし運転を続けていると、長時間になるほど、肉体的・精神的に、どうしても確実に疲れがたまっていくものです。にも関わらず、そのまま運転を続けていると、集中力や判断力が鈍ってしまったり、いつの間にか居眠り運転をしてしまったりするなど、危険な運転につながる可能性があります。

そこで大切なのが、定期的な休憩です。目安としては、一般道の場合は2、3時間ごとに。そして高速道路なら1、2時間ごとに、それぞれ30分間程度の休憩を取るようにするといいでしょう。その時には、クルマの外で、ストレッチを行うのもオススメですよ。

安全で快適なロングドライブのために、こうしたポイント、みなさんもぜひ、心がけてみてくださいね!

【長距離の運転中 眠気を感じたら】7月13日(水)

ところで長距離の運転で、疲労がたまってくると心配なのが、居眠り運転です。


いうまでもなく、居眠り運転は、大事故に直結するとっても危険な行為です。そこで運転中に、もし眠気を感じた時には、どのようにするのがいいのでしょうか?

まず大切なのは、決して無理に運転を続けないことです。安全な場所にクルマを停めて、できれば、15分から20分程度の仮眠を取りましょう。ただ、あまり深く眠ってしまうと、覚醒するのに時間がかかってしまうので、短い仮眠に留めておくのがポイントですよ。

そして目が覚めたら、軽く体を動かしたり、顔を洗ったりして、しっかり眠気を覚ましてから、運転を再開するようにしてくださいね。

ちなみに、コーヒーや紅茶など、カフェインが入った飲み物を飲んでから仮眠するのもオススメですよ。というのも、カフェインの眠気を覚ます効果は、個人差もありますが、飲んでから15分ほどたってから現れはじめます。そのため、仮眠前に飲んでおけば、目覚めた後、しっかり覚醒できるという訳です。

もちろん、ロングドライブの前日には、睡眠をしっかりとっておくことが、居眠り運転を防ぐためには何より大切です。みなさんも、十分気をつけてくださいね!


【赤ちゃんとのロングドライブ】7月14日(木)

今週お送りしているテーマは、「ロングドライブで気をつけたいこと」です。

ところで、赤ちゃんのいるご家庭では、電車やバスなどの公共交通機関を利用する時、「途中で泣いてしまったら周りの人に迷惑をかけるかも・・・」と気にして、長距離の移動にも、おクルマを利用されるという方、やっぱり多いんじゃないでしょうか?そこで今朝は、そんなドライブ中の赤ちゃんのぐずり対策についていくつかお話してみたいと思います。

まず、車内でのママやパパのイライラは、すぐに赤ちゃんに伝わってしまいます。できるだけ楽しい気分で、ドライブすることが大切です。そのためにお子さんが好きな音楽を流して、ママもパパも一緒に歌えると、きっと楽しいムードになるはず!

また、お気に入りのおもちゃや、新しいおもちゃを用意するのもいいでしょうね。おやつも効果的ですよ。ただ食べ過ぎは、車酔いの原因になりますので、注意してください。

そして特にロングドライブでは、早く目的地に着きたい気持ちも分かりますが、ここは赤ちゃんのペースに合わせて、こまめに休憩を取るようにしましょう。1時間に1回は、クルマを降りて休むと、気分もスッキリするはずです。その際、一緒にお散歩などすると、疲れて車内で眠ってくれるかもしれませんね。

カワイイお子さんとのドライブが、より楽しいものになるよう、いろいろと工夫してみてくださいね!


【ロングドライブでの燃料切れ】7月15日(金)

「ロングドライブで気をつけたいこと」が、今週のテーマです。

月曜日にも少しご紹介しましたが、JAF・日本自動車連盟によりますと、去年のお盆の時期、高速道路におけるロードサービスの出動理由として、多かったものの2位に入っていたのが「燃料切れ」です。燃料切れが起きる原因としては、燃料が残り少ないことを見落としてしまう「うっかりミス」や、
高速道路などで渋滞にはまってしまい、「予想以上の燃料を消費してしまった・・・」といったケースなどが考えられるでしょう。でも、他のトラブルと違い、余裕をもって給油をしておけば、燃料切れは100%防ぐことができます。特に、高速道路でロングドライブする時は、事前に、必ず給油を済ませておくようにしてくださいね。

ちなみに、多くの方が、燃料計のメーターを給油の判断材料にしていると思いますが、残量が半分を切ると、急に減り方が早くなったように感じたことありませんか?

これは、燃料計の構造的なものが原因と考えられます。つまり、メーターは正確な数値を示しているわけではない、ということです。燃料計はあくまで目安と考え、警告灯が点く前に、早めに給油する習慣をつけておきましょうね。

今週は、「ロングドライブで気をつけたいこと」をテーマにお送りしました。
ぜひチェックして、この夏のロング&ワンダフルドライブ、思いっきり楽しんでくださいね!!

◆ 運転中の死角を意識しよう

2022/7/8 UP!

安全運転を自負するドライバーさんであっても、ハンドルを持つたび、意識を向けて注意しなければならないのが、目視やミラーで確認しても見えない範囲、いわゆる「死角」です。
そこで今週は、「死角を意識しよう」をテーマに、クルマの運転で生まれる様々な死角について取り上げてみたいと思います。

【クルマの周りは死角が多い】7月4日(月)

クルマには、運転席に座っただけで大きな死角が生まれます。

まずクルマの前方、車体近くの低い位置は死角になります。例えば、小さな子どもがクルマのすぐ前でしゃがんでいた場合、運転席からは見えません。また、クルマの後方の死角は、前方のものより広くなります。おクルマに乗り込む前には周囲をまわって、安全を確認してください。

そして、クルマのすぐ横にも死角ができます。前後の死角と同様に、車体近くの低い位置はすべて死角になります。ここで注意しなければならないのが、左右で死角の範囲が異なる、ということです。運転席側にくらべ、助手席側の方が、死角が広くなりますので、ドライバーさんは、より注意が必要です。

走行中は、死角の位置が常に変化します。さらに、他のクルマや自転車、歩行者などが死角に隠れて、
運転席から見えなくなってしまう、という可能性も十分考えられます。「自分だけは大丈夫」という、慣れからくる過信は事故の元。「死角」という、見えないところに潜む危険を常に意識して、くれぐれも安全運転を心がけてくださいね。

      
【ワゴン車などは死角が広い】7月 5日(火)

今週は、「死角を意識しよう」をテーマにお送りしています。

昨日は、「クルマのまわりにある死角」についてお話ししましたが、死角は、車のタイプによって大きく異なります。特に、ワンボックスカーのような車高が高いクルマは、死角が広くなりますので、より注意が必要になります。

車高が高いクルマは、助手席側の前輪の周辺に大きな死角ができます。また、バックをする際にも、左右の後輪の周りは、目視での確認がしにくくなってしまいます。

ここで、特に注意していただきたいのが、セダンなど比較的車高の低いタイプのクルマから、ワゴンタイプのクルマに乗り換えたばかりの方です。乗用車から車高が高いワゴンタイプのクルマに乗り換えると、予想外に大きく視界が異なること、そして、死角が広くなることに戸惑う方が、結構多いそうです。今まで乗っていたクルマでは見えていた場所が見えない・・・、というのは、どれだけ運転に慣れている方でも怖いですよね。

例えば、バックで駐車をする際に、ちょっとした障害物や、身長が低い子供が死角に隠れてしまう可能性もあります。不安な方は、360度ビューのカメラなどを装着して、モニター画面でしっかり見えるようにしたり、第三者に外から見てもらったりするなど、ためらわずに、ぜひサポートをお願いしてみましょう。

死角対策には、目視をおろそかにしないことはもちろん、クルマに搭載された補助システムなども活用して、日頃からしっかりと、安全運転に努めてくださいね。

【ピラーの死角も注意】7月 6日(水)

ところで皆さんは、クルマの「ピラー」を存知ですか?「ピラー」とは英語で「柱」という意味。ボディとルーフをつないでいる窓の柱のことを意味します。

ピラーは、クルマのルーフを支えるほか、衝突した時の衝撃を抑え、ボディの剛性を高めるために大切なモノです。クルマには何種類かのピラーがあって、フロントガラス左右にあるのがAピラー、運転席・助手席のドアと、後部座席の間にあるのがBピラー、後部座席のドアと、リア・サイドガラスの間にあるのがCピラーと呼ばれます。さらに、ステーションワゴンやミニバンには、リアガラスとバックドアガラスの間に、Dピラーがあります。

ひとつひとつのピラーは、それほど太くないので、「死角と関係あるの?」と思われるかもしれませんが、ピラーによってできる死角を、決してあなどってはいけません!

特に、日本車の場合、運転席側のAピラーはドライバーさんのすぐ目の前にあるので、死角が広くなります。そのため、交差点を右折する時は、歩行者や自転車が隠れてしまうこともあります。もちろん、左折するときも、助手席側のAピラーによってできる死角には、注意が必要です!

ピラーによってできる死角への対策は、しっかりとした目視です。「なんとなく見る目視」ではなく、頭を動かして角度を変えて、目視を行いましょう。特に、曲がるときなどは、歩行者や二輪車が、前や後ろのピラーに隠れてしまうことがあるので、かならず目視確認をしてくださいね。          

【道路上の死角】7月7日(木)

「死角を意識しよう」

さて、昨日までは、クルマの周りにできる「死角」についてお話してきましたが、「死角」は道路上のいたるところにも存在しています。

例えば、住宅地にある交差点では、建物やブロック塀などがさまざまに死角をつくるため、エリアを通行中は、ずっと見通しが悪くなる場合があり、人や自転車などが出てこないか、注意が欠かせません。

そして、他のクルマも死角を生みます。例えば、バスやトラックなどの大型車の後ろを走行していると、前方の道路状況が見えにくく、直前の信号が確認できないまま赤信号の交差点に進入してしまうという危険もあります。大型車の後ろを走行する場合は、車間距離を十分にとり、前方の視界確保に努めましょう。

さらに、止まっているクルマにも注意が必要です。路上に駐車している車両があると、その向こう側が死角となってしまいますよね。特に大型車両だった場合、死角はより大きくなりますが、乗用車だったとしても、決して注意は怠らないでください。

また、渋滞で停止している車列は連続した死角を作り歩行者や自転車が、どこから道路を横断してくるか、予測がつきません。渋滞中も車列の間によく目を配って、事故防止に努めましょう。

【バックモニターにも死角はある】7月8日(金)

さて、おクルマにバックモニターを装備されている方、今ではたくさんいらっしゃると思います。
振り返らなければ確認できない「後方」を表示するバックモニターは、非常に役立ちますよね!

しかし、バックモニターに頼りすぎるのはよくありません。というのも、死角を補うためのバックモニターなのに、二つの大きな死角を作り出してしまう可能性があるからなんです。

まず、一つ目が「目に見えない部分の死角」。バックモニターは名前の通り、車の後方を映し出すモニターです。後退時に、接近する壁との距離感を映すもので、横から来る歩行者や、自転車を発見するようには設計されていません。しかし、「バックモニターだけ見ておけば問題ない」と考えてしまうドライバーさんも、少なからずいらっしゃいます。そんなバックモニターへの過剰な信頼が、二つ目の大きな死角「潜在的な死角」を作り出してしまいます。


潜在的死角とは、「こんなところに人はいないだろう」「まさか飛び出してこないだろう」といったような、危険を探そうとしない、心の死角のことを言います。バックモニターは、あくまでも補助システム。「少しの油断が重大な事故を引き起こしてしまうかもしれない」ということを念頭に置いて、モニターに映らない範囲は、目視で確認するなど、十分な注意が必要です。

運転するときは、そのお車や、状況にあわせて、思わぬ「死角」がないか、チェックして安全運転お願いします!

◆ 運転環境を整える

2022/7/1 UP!

安全で快適なドライブのためには、日頃から、運転する時の環境を整えておくことが不可欠です。そこで今週は、「運転環境を整える」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げていきたいと思います。

【車内を散らかさない】6月27日(月)

まず、みなさんは、車内をキレイにしておくことが、安全運転においてはとても大切だということ、ご存知でしょうか?例えば、飲んでカラになった空き缶やペットボトル。これらを床などに放置したりしていませんか?ありがちなゴミですが、軽く見てはいけませんよ。というのも、ブレーキを掛けた時など、何かのはずみでブレーキペダルの下などに入り込んでしまう可能性があるんです。そうなるとブレーキを踏み込めなくなり、とても危険ですよね。

そして、ダッシュボードの上に、モノを置きっぱなしにするのもよくありません。というのも、置いたものがフロントガラスに映って、視界を妨げる危険性があるからです。特に白いものは目立つので、置かないようにしましょう。

また、ダッシュボードの上や助手席などに、モノをいろいろ載せていると、ハンドルを切った時などに、動いたり、すべり落ちたりすることもありますよね。すると、視線がそちらに奪われて、わき見運転へとつながります。さらには、落ちないように思わず手が出てしまうこともあるでしょう。すると体勢が崩れて、運転を誤る恐れだってあるんです。

ということで、安全運転のためには、車内をキレイにしておくことも重要だということ、みなさんも、しっかり覚えておいてくださいね!

     

【車内のニオイ対策】6月28日(火)


今週は、「運転環境を整える」をテーマにお送りしています。

クルマに乗った時に気になるモノの一つが、独特のニオイじゃないでしょうか?特にクルマ酔いしやすい人にとっては、あのニオイはかなり苦手なものでしょうね。では、クルマ特有のイヤなニオイは、なぜ発生するんでしょうか?


その原因としては、食べこぼしや、飲みこぼしのほか、シートに染みついた汗の臭いが残ったり、生乾きのフロアマットにカビや菌が繁殖したりすることで、ああいったニオイが発生するんだそうです。もちろん、タバコを吸う人やペットを飼っている場合は、そうしたニオイも影響します。

では、そんなニオイを解消するためには、どうしたらいいんでしょうか?例えば、車内で食べたり飲んだりした後は、掃除機などで、サッと掃除することが大切です。そして、シートやフロアマット、天井などに染み付いたニオイは、クルマ用の消臭アイテムがいろいろ市販されていますので、利用してみるのもいいでしょう。また、汚れのひどいフロアマットは、取り外して洗うのもオススメ。ただしその際は、しっかり乾かしてから戻すようにしてくださいね。生乾きのままでは、またカビや菌の繁殖の原因になってしまいます。それでも、ニオイがなかなか取れない場合は、プロに任せるのが一番です。カーディーラーなどで車内の消臭サービスを行っていますので、ニオイが気になる方は、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか?

【車内の空気の入替が大切】6月29日(水)

今週お送りするテーマは、「運転環境を整える」です。ところでみなさんは、カーエアコンを使う時、
「内気循環」と「外気導入」、どちらのモードにしていますか?
実は、どちらを選ぶかによって、車内の空気の質に、違いが出てくるそうなんです。

JAF・日本自動車連盟では以前、その違いについて検証を行っています。それによりますと、2台のクルマをそれぞれ「内気循環」と「外気導入」に設定し4人ずつ乗車、高速道路や郊外・山道・市街地などを各1時間ほど走行したそうです。そして、二酸化炭素や酸素の濃度など、車内の空気の質について測定を行いました。

その結果、「外気導入」にした方の車内は、二酸化炭素の濃度は、常に1000ppm前後でした。
一方、「内気循環」にした方では、最大となった市街地で、先ほどの6倍以上となる、6770ppmを記録したそうです。酸素濃度は、二酸化炭素ほどの違いはなかったものの、「内気循環」の方で、最大1%近く低下したといいます。

二酸化炭素は、濃度が3000ppmを超えると、疲労感の増加や注意力の低下、さらに眠気や頭痛を訴える人が増えるといわれています。実際、先ほどの実験でも、内気循環のクルマに乗った人の中で
眠気や軽い頭痛を訴える人がいたそうです。

ということで、安全のためには、時々「外気導入」に設定したり、定期的に休憩をとるなどして、
車内の空気の入れ替えを心がけるようにしてくださいね。  

        

【カーナビの地図ソフトの更新】6月30日(木)

「運転環境を整える」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ドライブをより快適なものにするためには、目的地への道順に不安がないことって、かなり重要ですよね。そこで、あると嬉しいのがカーナビです!

ただ、そんな便利なカーナビですが、今走っているはずの新しい道路や、最近できた話題のスポットが表示されない・・・なんてこと、皆さんは経験ありませんか?その原因は、地図ソフトが古くなっているためです。そんな状態では、ストレスなく快適に運転できる環境とは、ちょっと言えませんよね。そこで必要なのが、地図ソフトの更新です。地図ソフトを更新すると、いろんなメリットがあるんですよ。


まず何と言っても、新しい道路を活用した理想のルート探索ができるようになります。また近年は、全国の市町村合併や編入によって、昔と住所が変わっているケースが少なくありません。これも地図ソフトが古いままだと、現在の住所で検索することはできないんです。さらに、収録されている電話帳のデータが古くても、正確なナビはできません。最新版に更新すれば、新しい施設の検索も、スイスイできるようになります!

ちょうど今は、最新の地図ソフトがリリースされるシーズン。更新には、絶好のタイミングです。ぜひこの機会に、地図ソフトを新しくしておきましょう。地図ソフトの更新方法は、カーナビの機種によってさまざまですので、まずは、カーディーラーへお問い合わせください!

【高温になった車内温度を下げる】7月1日(金)

今週のテーマは、「運転環境を整える」です。

夏場、クルマへ乗りこむ時、とにかく困るのが、駐車中に高温となった車内温度じゃないでしょうか!?炎天下では、車内温度は50℃をも超え、ハンドルやダッシュボードは、60℃から80℃にもなるといいます。

そんな高温になった車内温度を下げるには、いろいろな方法があります。昔からある簡単な方法としては、窓を開けたり、カーエアコンをかけたりして、乗るのをしばらく待つ、というのが定番でしょうか?ただ少し時間がかかるのが、ネックかもしれませんね・・・。最近は、市販の冷却スプレーなども人気はあるようですが、裏ワザとして、助手席の窓を開け、運転席のドアを普段通り、5、6回開け閉めすることで、簡単に早く、車内温度を下げることができるそうですよ。

ちなみに、JAF・日本自動車連盟では、車内温度を下げる様々な方法を比較・実験して、最も早く温度を下げる方法を紹介しています。


その方法とは、窓を全開にして、カーエアコンを外気導入にし、温度設定を最低にして走り出し、2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環に切り替えるんだそうです。これで55℃あった車内温度を、5分後に28℃まで下げることができたそうですよ。この夏、みなさんも一度、試してみてはいかがでしょうか?

「運転環境を整え」て、ワンダフルで快適なサマードライブ、目いっぱい楽しんでくださいね!

◆ 雨の日のドライブのポイント

2022/6/24 UP!

雨の季節、安全に、そして快適にドライブを楽しむには、気をつけておきたいさまざまなポイントがあるものです。そこで今週は、「雨の日のドライブ」をテーマに、そうしたポイントをチェックしていきたいと思います。

【雨の日の安全運転】6月 20日(月)

まず今朝は、雨の日に、安全にドライブするための基本を、改めて確認しておきましょう!

雨の日、特に安全運転の妨げになるのが、視界の悪さです。ウインドウをたたく雨粒から、視界をできるだけキープできるよう、劣化したワイパーブレードを早めに交換したり、ガラスコートを塗っておいたりして、日頃からの整備を心がけてください。


また、歩行者などを見落とさない注意も欠かせません。特に、ワイパーが届かないフロントガラスの隅は、水滴が残って見えづらいので、そうした所に歩行者などが隠れていないか、よく確認しましょう。

さらに雨の日は、路面も滑りやすくなります。そのため危険を発見してからブレーキをかけても、
停止するまで、いつもより長い制動距離が必要です。そこでスピードを抑え、十分な車間距離を取るようにしましょう。また、急ハンドルや急ブレーキは、スリップにもつながるので、避けるようにしてくださいね。

そして、歩行者の動きも変化します。というのも雨の日は、カサを差しているので周囲が見えづらくなり、視線も足元を向きがちになるため、周囲への注意がおろそかになり、事故に遭いやすくなってしまうんです。カサを差す歩行者の近くを通行する時には、クルマに気づいていないかもしれない…と
考えるようにし、その動きに注意を払うなど、十分気をつけてくださいね。

【ウインドウの曇り対策】6月 21日(火)

雨の日は、フロントガラスやリアガラス、そしてドアミラーにも雨粒が付いて、視界が悪くなります。
ただ、雨の日に視界が悪くなる要因は、それだけではありません。ウインドウガラスが曇ってしまうこともあるためです。

そんな曇りを解消する簡単な方法が、カーエアコンを使うことです。エアコンには除湿効果があるので、設定温度が高くても低くても、曇りを取ることができます。その際には、「外気導入」ではなく、「内気循環」にしておくのも大事なポイントです。雨の日は、外の湿度が高いので、「外気導入」にすると、その湿気を取り込んでしまう可能性がありますからね。

エアコンを作動させれば、しばらくすると曇りは次第に取れていきますが、どうしても多少の時間はかかります。走行に支障があり、フロントガラスの曇りをすぐに取りたいというような場合は、デフロスターを活用しましょう。

デフロスターは、コントロールパネルの中にある扇形に波線が3本描かれたスイッチです。このデフロスターを作動させれば、フロントガラスに温風を吹き付けて、短時間で曇りを取り除いてくれます。そして、普段からガラスを清潔にしておけば、曇りにくくなりますよ。洗剤をつけたタオルでガラス面全体を拭き、カラ拭きを行うぐらいで十分きれいになるので、ぜひオススメします。また、市販の曇り止めスプレーなども便利ですよ!

【車内を極力濡らさない】6月22日(水)

「雨の日のドライブ」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

きのう、ウインドウガラスの曇り対策についてご紹介しましたが、曇りの原因となるのが、車内の高い湿度です。そんな車内の湿度を高くするものといえば、靴や洋服、そしてたたんだカサなどと一緒に持ち込んでしまう水滴です。こうした水滴の持ち込みを、完全に防ぐことは難しいですが、極力持ち込まないように気を付けた方がいいでしょう。

というのも、フロアマットやシートを濡らすことで、カビや雑菌の繁殖につながり、イヤなニオイの原因にもなります。また、車内に持ち込んだ水滴は、安全運転にも影響を及ぼすケースがあるんです。ウインドウガラスが曇ってしまうほか、靴底がゴムや革の場合、水に濡れていると、アクセルやブレーキペダルを踏んだときに、思いがけず、滑ってしまうことがあります。特にペダルの端を踏んだ場合、ペダルを踏み外したりして、大事故にもつながりかねず大変危険です。

そこで対策としては、濡れたカサはそのまま車内に置かずカサカバーなどを利用するようにしましょう。そして、車内に乾いた雑巾などを用意しておいて、乗り込んだ時に、靴底をぬぐうように心がけるといいですね。

たかが雨のしずくと決して思わないこと、安全で快適なドライブのためには、そんな気配りも大切ですよ!

          
【ハイドロプレーニング現象対策】6月23日(木)

雨の日に気をつけたいポイントとして、雨の日に気をつけたいポイントとして、「ハイドロプレーニング現象」という言葉を思い浮かべる人も、やっぱり多いんじゃないでしょうか。

ハイドロプレーニング現象とは、濡れた路面などを走行中に、タイヤの排水機能が追い付かず、タイヤが水の上に浮いたような状態になること。そうなると、ハンドル操作もブレーキも効かなくなります。

そんな状態になったら、誰しもきっと慌ててしまうでしょうが、下手に急ブレーキを掛けたり、ハンドルを切ったりすると、グリップが戻った時に、クルマの挙動が大きく変化し、大変危険です。そこで、クルマが滑り始めたと感じたら、アクセルを少しだけ戻して、できるだけ何もせず、タイヤのグリップが回復するのを待つようにしましょう。

でも、ここで肝心なこと、それは、そんな状態にならないことです。

ハイドロプレーニング現象は、スピードが速いほど起こりやすくなります。特に雨の日の高速道路では、スピードを抑えて走りましょう。また、水深の深い轍を避けて、走るようにするのもポイントです。

もちろん、タイヤの点検も大切です。タイヤの溝が浅くなっていると、接地面の排水がうまくできません。摩耗したタイヤは、早めに交換するようにしてください。そして空気圧が低くなっている場合も、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなりますので、空気圧の定期的なチェックも、ぜひお忘れなく!

【冠水路は通行しない】6月24日(金)


今週のテーマは、「雨の日のドライブ」です。

梅雨、ゲリラ豪雨、そして台風など、これから何かと大雨が多いシーズンです。そんな大雨が降ると、道路が冠水することがありますよね。近年は、首都圏でも毎年のように多発しています。でも、もしみなさんがおクルマを運転中、そんな冠水した場所に遭遇したら「う回」して、なるべく通行しないようにすることが大切です。

というのも、冠水した場所は、水の中の様子を知ることができません。マンホールのフタが飛ばされていたり、水路があったりすれば、タイヤがハマって動けなくなることもあり得ます。また、深さもハッキリ分かりませんので、進入してみたら、意外と深かったということもあるでしょう。さらに、エンジンの吸気口から水が入ったりすると、エンジンが止まってしまうことも・・・。場合によっては、エンジンに深刻な故障が発生することだってありえます。

そして大雨が降った際、特に危険なのが、道路の下などをくぐるアンダーパスです。

こうした場所は周囲から水が集まりやすく、冠水すると水深が深くなりがちです。

実際、そうした場所でクルマが動かなくなり、水没して運転していた人が亡くなる事故も発生しています。絶対、無理に通行しないようにしてくださいね。

◆ 千葉県の紫陽花の名所

2022/6/17 UP!

四季折々に咲く花は、見る人を癒してくれますが、この梅雨時の花と言えば、アジサイを思い浮かべる人、やっぱり多いのではないでしょうか!

ということで今週は、「千葉県のアジサイの名所」をテーマにさまざまなスポットを取り上げてみたいと思います。

【本土寺のアジサイ】6月13日(月)

まずご紹介するのは、松戸市にあります「本土寺」です。


こちらのお寺が開かれたのは、700年以上前の鎌倉時代のこと。日蓮上人との関係も深く、直筆の書などが残されていて、国の重要文化財にも指定されています。

春は桜、初夏にはハナショウブ、秋は紅葉など、季節ごとにさまざまな草木が、境内を麗しく彩る本土寺。中でも、ひろく有名なのがアジサイで、別名「あじさい寺」と呼ばれるほど。境内に、十種類を超えるアジサイが5万株以上植えられているそうで、例年6月の上旬から下旬にかけて見ごろとなり、青や紫色の見事なグラデーションを楽しむことができます。

また境内には、高さ18メートルの五重塔があって、その堂々とした姿とアジサイの競演は、実に見事ですよ!

そんな「本土寺」は、常磐自動車道の流山インターからだと、県道5号線を経由して20分ほどの場所にあります。

本土寺の公式HPはこちら

【宗吾霊堂のアジサイ】6月 14日(火)

今週は、「千葉県のアジサイの名所」。今朝は、成田市にある、真言宗豊山派のお寺、「宗吾霊堂」をピックアップしてみましょう。

こちらのお寺、一般には「宗吾霊堂」や「宗吾様」と呼ばれて広く親しまれていますが、正しくは、「鳴鐘山・東勝寺 宗吾霊堂」といいます。
その起こりは、桓(かん)武(む)天皇の時代、征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が、房総を平定した時に、
戦没者を供養するために建立したと言われています。

その大本堂の裏手に広がるアジサイ園(えん)には、在来のアジサイをはじめ、
ガクアジサイ、カシワバアジサイなど、およそ7000株が植えられていて、
例年6月上旬から下旬にかけて美しい花を咲かせます。
中でも、白い花が鈴なりに咲くカシワバアジサイは1000株以上植えられていて、これだけ多くの
カシワバアジサイが見られる場所は珍しいそうです。

またアジサイ園には、木のチップが敷かれていて、
雨の日でも快適にアジサイを見て回れるよう整備されていますよ。

そんな「宗吾霊堂」は、東関東自動車道の
佐倉インター、もしくは富里インターからだと、それぞれおよそ20分の場所にあります。

宗吾霊堂へのアクセスはこちら

 
【服部農園あじさい屋敷】6月15日(水)

今朝ピックアップするのは、茂原市にあります「服部農園あじさい屋敷」です。

こちらの施設は、6月1日から7月上旬までの、アジサイが咲く季節だけ開園していて、
2万7000平方メートルという広大な敷地に、250品種・1万株以上のアジサイが色彩豊かに咲き競います。こちらでアジサイが植えられ始めたのは、今から30年前の平成4年度からだそうで、以来、ほかに見ることのできない独創的なアジサイ園を目指して、さまざまな品種が植えられてきました。山の上から下まで、斜面一面を埋め尽くすようにアジサイが植えられているので、どこから見ても、見渡す限り、色とりどりの花を眺めることができます。山一面を覆い尽くすように咲くアジサイは、まさに圧巻ですよ!

ちなみに入園料は、中学生以上の大人は500円、小学生のお子さんは200円です。

そんな「服部農園あじさい屋敷」は、圏央道の茂原長南インターからだと、20分ほどの場所にあります。

服部農園あじさい屋敷 公式HPはこちら

         
【日運寺のアジサイ】6月16日(木)

今朝ご紹介するのは、南房総市にあります「日運寺」です。

今朝ご紹介するのは、南房総市にあります「日(にち)運寺(うんじ)」です。

「日運寺」は昔、「勝栄坊」という真言宗のお堂だったそうです。しかし1264年、日蓮上人がこのお堂に立ち寄った時、当時の住職が日蓮上人の人徳と説法に敬服して、日蓮宗に改宗したと伝えられています。

朱塗りの仁王門は、約300年前の、江戸時代・1726年に建てられたもの。装飾は少なく、彫刻が素朴で、建築当時の特徴をよく表しています。その仁王門から境内にかけておよそ2万株のアジサイが植えられていて、最近では、「房総のあじさい寺」とも呼ばれています。
境内の平地や小高い場所の斜面にも植え込まれていて、例年6月中旬から7月中旬にかけて、訪れる人の目を楽しませてくれます。アジサイに囲まれて浮き立つような朱色の門が、実に印象的ですよ。

そんな「日運寺は」、富津館山道路の富浦インターからだと、25分ほどの場所にあります。

日運寺について詳しくはこちら


【麻綿原高原のアジサイ】6月17日(金)

今週は「千葉県のアジサイの名所」をご紹介してきましたが、最後にピックアップするのは、関東随一の名所として知られる、大多喜町の「麻綿原(まめんばら)高原」です。

麻綿原高原は、標高およそ340メートル。その頂上にあるのが、日蓮宗のお寺「妙法生寺」です。
昭和26年、当時の住職が、寺の周りにアジサイを手植えしたのが始まりで、現在では斜面一面を、およそ2万株のアジサイが埋め尽くしています。

アジサイの開花時期は、気温差から平地より遅く、例年6月下旬から7月中旬まで。
特に7月が見頃だそうです。アジサイの種類は「本あじさい」で、白から淡い青へと変化します。

そんな麻綿原高原は、圏央道の市原鶴舞インターからだと、
県道178号を経由して、およそ60分の場所にあります。高原を歩くときには、山ビルが出ることもります。足元の防虫スプレーなどお忘れなく!

◆ トンネル走行のポイント

2022/6/10 UP!

ベテランドライバーさんの中にも、トンネルを走るのが苦手だと感じている方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?トンネルは、その特殊な環境から、走行する時に気をつけたいポイントが、いろいろとあるんです。そこで今週は「トンネル走行のポイント」をテーマにお送りしていきたいと思います。

【トンネル走行の基本】6月6日(月)

まず今朝は、トンネルを通行する時の基本をいくつか確認しておきましょう。日中、明るい場所から薄暗いトンネルへ入ると、目が慣れるまで見えづらい状態になることがあります。そんな時には、減速した前のクルマに追突したり、車線を外れる危険性があるので、トンネルに入る際は、手前でスピードを落とし、十分な車間距離を取るようにしましょう。

そして、トンネル内を走行中は、日中でも必ずヘッドライトを点灯することが道路交通法で定められています。ヘッドライトを点灯することで、視界を確保すると同時に、周囲のクルマへ自分の存在を知らせることになりますからね。

トンネル内での追い越しは、道路交通法では原則禁止されていますが、片側2車線以上のトンネルでは、追い越していいということになっています。ただし、特に高速道路などの長いトンネルの場合、片側2車線以上でも、標識や道路標示によって追い越しを禁止しているところが少なくありません。トンネル内の追い越しは、事故にもつながりやすいため、認められている場合でも、できるだけ避けるようにしましょう。

【トンネル内の錯覚】6月7日(火)

トンネルは、その特殊な環境から、さまざまな錯覚が起こることがあって、思わぬ危険を招きかねない場所といえます。そこで今朝は、とくに注意しておきたい錯覚について、いくつかピックアップしておきましょう。

トンネルの入り口で、前のクルマが見えづらくなるというお話をしましたが、反対にトンネルの出口も要注意です。というのも、前のクルマが明るい光の中に入ることで、クルマの形が見えなくなってしまうことがあります。これを「蒸発現象」といって、中でも白やシルバーなど、明るい色のクルマほど見えづらくなるので、気をつけてください。

またトンネルの中では、壁の圧迫感などの影響で、壁から離れたいという意識が働き、目線が壁とは反対の方向、つまり隣の車線や対向車線の方に動きます。人には、目線の方向に無意識に近づこうとする「視覚吸引作用」があるので、知らないうちに、その車線に寄って行ってしまうことがあるんです。無意識とは言っても、結果的に幅寄せするような形になり大変危険です。もし隣のクルマが寄って来るような場合は、減速するなどして、並走するのを避けましょう。また自分が寄っていくのを防ぐ時は、少し前方の車道外側線を意識するなどして、まっすぐ走るよう心がけてくださいね。

そしてトンネル内では、景色がほとんど変わらないため、スピード感覚が失われ、知らないうちにかなりのスピードが出ている場合があります。こまめにメーターを確認して、スピードを出し過ぎないように気をつけましょう。

 
【トンネル内の自転車に注意】6月8日(水)

一般道のトンネルを走行する時に気をつけたいのが、自転車の存在です。

というのも、トンネル内を走行中の自転車が、後から来たクルマに追突される事故が、度々発生しているんです。その原因としては、いくつかあります。

まず何と言っても、トンネルの中は薄暗いので、自転車の発見が遅れるということが挙げられます。ただその背景としては、「トンネルの中を自転車が走っている訳はない」というドライバーの勝手な思い込みや、油断があるかもしれません。続いて大きな原因としては、トンネルは車道が狭い上に、路肩に至っては無いに等しい所も多く、自転車が、車道や車道ギリギリの場所を走らざるをえないこともあるでしょう。

さらに、トンネルの端は、水が染み出して溜まっていたり、ゴミが集まっているケースも少なくありません。そのため自転車は、転倒などの危険性もあるので、あまり左端を走行することができないという事情もあるようです。

ということで、トンネルを走行する時は、自転車がいれば、すぐそばを走るかもしれない、という意識を常に持ち、必ずライトを点灯して、早めの発見に努めましょう。そして追い抜く際は、自転車との距離を十分に確保するようにしてください。対向車などがいてそれが難しい場合は、決して無理な追い抜きをしないようにしてくださいね。

          
【トンネル火災に遭遇したら】6月9日(木)


閉ざされた空間であるトンネルは、事故などで火災が発生すると、大きな被害につながる可能性があります。そこで今朝は、トンネル火災が発生した時の対処について、取り上げてみたいと思います。

まず、トンネルに入る時、入口に信号機や情報板が設置されていれば、必ずチェックしましょう。火災が発生している時には、赤信号や「火災発生」などの文字で知らせてくれます。そんな時は、絶対にトンネル内へは入らず、入口手前でハザードランプを点灯し、道路の左端に停車しましょう。

一方、トンネルを走行中に火災が発生した時も、すぐにハザードランプを点けて、道路の端にクルマを停めます。クルマを離れる場合は、後の消火活動などの妨げにならないよう、キーはつけたままにし、ドアロックもしないようにしてください。

そして、トンネル内に50メートルごとに設置されている通報装置のボタンを押すか、200メートルおきに設置されている非常電話を使って、火災が発生したことを通報します。その上で、可能ならばトンネルに設置されている消火器などを使って初期消火に努めます。ただし、少しでも危ないと判断したら、決して無理はしないようにしてくださいね。

危険を感じたり、係員から避難を指示されたりした場合は、速やかに非常口へ向かい、避難します。その時も、何より落ち着いて行動することが大切ですよ!


【トンネルの出口では天気の変化にも注意】6月10日(金)

高速道路など、山間部にある長いトンネルでは、入口と出口で、天候が全く違っていることがあります。例えば、入口付近は晴れていたのに、出口では大雨になっている場合もあるでしょう。そんな時、トンネルの中の路面は当然乾いていますから、出口を出た途端に、急激に路面状況が変化することに注意しなければいけません。

特に、スピードを出し過ぎていると、その変化に驚いて、ハンドルを切ったり急ブレーキを掛けたりすれば、スリップにつながる可能性もあります。また、トンネルの出口付近では、強風が吹いていることがよくあります。すると、出口を出た途端、急にクルマが風に流されるケースもあるでしょう。そんな動きに驚いて、思わず急ハンドルや急ブレーキを行えば、これも事故へとつながる危険性があります。

トンネルを出る時には、天候の変化などを見極め、速度を落としたり、ハンドルをしっかり持ったりするなど、より慎重な運転を心がけてくださいね。

◆ 雨の季節のメンテナンス

2022/6/3 UP!

あさってから6月、そろそろ本格的な雨のシーズンですね。そんな雨の中を、安全に、そして快適に走行するためには、おクルマの点検や整備が欠かせません。

そこで今週は、「雨の季節のメンテナンス」をテーマに、お送りしたいと思います。

【タイヤの点検・交換】◆5月30日(月)

まず今朝は、タイヤについてです。

みなさんもご存知だと思いますが、タイヤの溝は、路面とタイヤの間にある水を排水する役割があります。そのため法律では、溝の深さが1.6ミリ以下になると、そのタイヤは使用してはいけないことになっています。溝の深さが1.6ミリになると現れるのが、スリップサイン。これは、タイヤ側面に配置された三角マークが示す延長線上にあり、溝の深さが1.6ミリ以下になると、溝が途切れるような形で現れます。

ではタイヤは、溝が1.6ミリになるまで安全に使えるかというと、決してそうではありません。というのも、溝が浅くなるにつれて、タイヤの性能はどんどん低下していってしまうからです。例えば、濡れた路面で時速80キロからブレーキをかけて停止するまでの距離を調べたテストでは、溝が8ミリある新品の状態だと、40メートルで止まれたんですが、溝が半分の4ミリに摩耗していると、なんと50メートル。さらに、残り1.6ミリになると、停止するまでに65メートルも進んだそうです。

摩耗したタイヤは、雨の季節では特に危険です。しばらくタイヤの交換をしていないという方は、ぜひこの機会に、タイヤの点検・交換をしておきましょう!

【ワイパーの交換】5月31日(火)

ところで雨の日は、どうしても視界が悪くなりますよね。そのため、安全運転にとって不可欠なのが、クリアな視界を確保すること。特に、ワイパーの役割が大きくなります。

ただしこのワイパー、金属のフレームとゴムで出来ているので、丈夫そうに見えるかもしれませんが、実はゴムの部分は、使っているうちにどんどん劣化してしまう、いわば消耗品なんです。

このワイパーラバーが劣化すると、ひび割れたり、変形したり、裂けたりと状態が悪化するため、雨粒をふき取ってもスジが残ったり、ビビリと呼ばれる異音が出たりします。そうなると雨粒を十分に拭き取れず、視界が悪くなり、さらに、眼の疲労も増大させるので大変危険です。ただワイパーラバーは、自分でも手軽に交換できますので、異常を感じたら、すぐ替えるようにしてください。

また、ワイパーラバーを支えているフレームの部分、いわゆるワイパーブレードも次第に劣化するため、使っているうちに性能が低下していきます。大きな拭きムラが出るような場合は、交換するようにしましょう。

交換の目安は、使用する頻度や環境にもよりますが、ワイパーラバーは半年から1年、ワイパーブレードは1年から2年とされています。どの製品を選んだらいいか分からないなど、不安な時は、ぜひお近くのカーディーラーへご相談くださいね。

【ガラスコート】6月1日(水)


ワイパーのメンテナンスに加えて、ウインドウの雨粒を除去し、視界を確保するのに、もうひとつ便利なモノがあります。それがガラスコートです。

ご存知の通りガラスコートは、ガラス表面にコーティング剤を塗ることで、水を弾く被膜を作り、雨粒を小さな球にして、視界を確保するものです。また、汚れや虫の死骸などが付きにくくなり、付いた場合でも落としやすくなります。そんなガラスのコーティング剤は、カー用品店などでさまざまな種類のものが市販されていて、誰でも、手軽に施工することができます。

ただ、コーティングを行う時に厄介なのが油膜の存在です。ガラスの表面に付着して、雨の日、特に夜には、明かりがにじんでギラギラと見える、やっかいな油膜。実は、この油膜が付いたままコーティング剤を塗っても、効果が半減してしまう可能性があるんです。そこで、まず油膜を取り除いてから、コーティングを行う必要があるんですが、これがなかなか手間のかかる作業。

そこでオススメなのが、カーディーラーのガラスコート・サービスを利用することです。熟練のプロスタッフが、ガラスの汚れや油膜をきれいに落としコーティングしてくれるので、効果も倍増!クリアな視界で、雨の日のドライブも快適になるはずですよ!          

【ボディコート】6月2日(木)

雨の季節で困るのは、どうしてもクルマが汚れやすいこと・・・。それに近年は、酸性雨が問題になっていますが、雨に濡れたままボディを放置していると、塗装面にダメージを受ける可能性があります。そんな汚れやダメージから、クルマを守るために便利なのが、今やすっかりお馴染みとなった、ボディコートです。

みなさんは、一口にボディコートといっても、その効果によって、大きく二つに分けられるのをご存知でしょうか?

一つは撥水タイプで、水がボディ表面をコロコロと転がり、洗車しやすく、コーティングによって汚れを取りやすいのが特徴です。もう一つが、低撥水のタイプで、水がボディ表面を薄い膜となって広がり、汚れを浮かせて流し落としてくれるというものです。

こうしたボディコート剤は、カー用品店やホームセンターなどでさまざまなものが販売されていて、
洗車に合わせて使っている人、既にたくさんいらっしゃるでしょうね!でも、忙しくてそんな時間が取れないとか、自分で全部やるのは面倒、という方もいらっしゃると思います。そういった方々に便利なのが、カーディーラーで行っているボディコートのサービスを利用することです。

長雨の季節、愛車を汚れやダメージから守りたいという皆さん、早めにボディコートしておくのが、断然オススメですよ!

【エアコンのメンテナンス】6月3日(金)

「雨の季節のメンテナンス」

雨の日、濡れたカサなどを車内に持ち込むと、湿度が高くなり、窓ガラスが曇ってしまうことがありますよね。そんな時は、カーエアコンを付けると、湿度を下げてくれて、曇りを解消することができます。でも、カーエアコンを付けたとき、同時にイヤなニオイが吹き出してきたら、快適にドライブできませんよね・・・。

そんなエアコンのニオイの原因となっているのが、エアコンの中にあるエバポレーターと呼ばれるもの。これはエアコンガスの働きで空気を冷やす装置で、とても冷たくなるので、結露しやすいんです。そのためカビやダニが繁殖しやすく、それがニオイの原因の一つとなっているといいます。

対策としては、エバポレーター表面の汚れを洗浄することで解消できます。

また、カーエアコンの効きが悪いというケースでは、クリーンエアフィルターが汚れているために、十分な空気が通過できなくなっている可能性があります。ただ、そうしたカーエアコンの内部は非常に複雑で、整備するなら、専門知識を持ったプロに任せるのが最善です。

ぜひお近くのカーディーラーなどで、点検・整備してもらって、雨の日のドライブを、安全で快適なものにしましょう!

◆ バスにまつわる注意点

2022/5/27 UP!

市民の足として欠かせない公共交通機関の一つが、バスです。

バスは大勢の人を乗せ、車体も大きいですから、その付近を走行する時には、一定の注意を払わなければいけません。そこで今週は、「バスにまつわる注意点」をテーマに、お送りしていきたいと思います。

【バスの発進を妨害しない】5月23日(月)

まずは、基本の確認です。

あなたがクルマで走行中、前方の停留所に停車していたバスがウインカーを出したとします。その時、どうしなければいけないか、もちろんご存知ですよね?

そう、停車中のバスがウインカーを出したということは、バスが発進しようとしている合図です。後続車は、スピードを落とすか停車するなどして、その発進を妨げてはいけないことになっています。ただし、急ブレーキや急ハンドルで避けなければいけないような場合は、別です。

しかし、街なかを見てみると、前のバスまで距離があるにも関わらず、その発進合図を無視して、バスを追い越そうとするクルマをよく目にします。それどころか、バスに対してクラクションを鳴らしたり、急な追い越しをしたりするドライバーも、少なからずいるようです。

発進しかけているバスを妨害すると、動き出したバスが急ブレーキをかけなければいけない事態もあるでしょう。すると車内の乗客、特に立っている人などが、転倒してケガをすることもあり、大変危険です。バスにはお年寄りを含め、たくさんの人が乗っているということを再認識して、バス優先のルールを守るようお願いします。


【停車中のバスの追い越しに注意】5月 24日(火)


今週は、「バスにまつわる注意点」をテーマに、事故防止のために気をつけたいポイントをお送りしています。

昨日バス停に停車中のバスが、ウインカーで発進の合図を出したら、妨害してはいけないというルールについてお話しました。もちろん、ウインカーが出ていなければ、追い越すことはOKですが、その際にも、十分な注意が必要です。

まず、片側一車線のケースでは、バスを追い越そうとセンターラインをはみ出した時に、対向車と接触する危険性があります。対向車の有無に注意して、クルマが接近している場合は、決して無理をしないことが大切です。その他、バスを降りた乗客が、道路を横断しようとバスの陰から車道に飛び出してくることもあります。バスの前に出る直前で、徐行や一時停止するなどして、歩行者がいないかよく確認するようにしましょう。また、歩行者が飛び出してくるのは、左側からとは限りませんよ。停留所にバスが停車していると、反対車線側の歩道からバスに乗ろうと、歩行者が急に道路を横断してくるケースもあります。そんな事態に対して気を配っておくことも、重要です。

バスはスピードが遅く、前を走られると視界がふさがれるため、停留所から発進する前に追い越しておきたいと思うドライバーさん、多いかもしれません。しかし、安易に停車中のバスを追い越すことは、危険を伴います。みなさん、十分注意するようにしてくださいね。

 

【バスレーンでのルール】5月25日(水)

ところで路線バスには、場所や時間によって、専用通行帯や優先通行帯が指定されていることがあります。そうした場所でのルール、みなさんはちゃんと覚えていますか?ということで今朝は、その辺りを改めてチェックしてみましょう。

まず、路線バスなどの「専用通行帯」と指定されている場合は、自転車などの軽車両や、原付きバイクなどを除いて、クルマは、その専用通行帯を走ってはいけません。ただし、右折や左折をするために、右端や中央、左端に寄る場合は、別です。また、工事や事故、駐車車両などでやむを得ない場合も、例外として通行していいことになっています。

では一方、路線バスなどの「優先通行帯」となっている場合はどうでしょうか?

この場合は、一般のクルマも走行することができますが、路線バスなどが近づいてきた時には、速やかにそこから出なければいけません。とはいえ、道路が混雑していると、バスが近づいてきても、スムーズにそこから出られなくなることがありますよね。そんな時は、初めからその優先通行帯を走ってはいけないことになっているんです。

もちろん、専用通行帯の時と同じく、右折や左折をする際に、道路の右端や中央、左端に寄る場合や、
工事などでやむを得ないような場合は、例外として通行が認められています。

バスの安全かつスムーズな運行のために、
こういったルール、みなさんもぜひ守るようお願いします!   


【路線バスの直前を右折しない】5月26日(木)

「バスにまつわる注意点」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

今年4月25日、新潟市中央区で次のような事故が発生しました。それは、信号機のある交差点を直進していた路線バスが、対向車線から右折しようとしてきた普通乗用車との衝突を避けようと急ブレーキをかけたため、バスの乗客が転倒し、ケガを負ったというもの。事故当時、バスには乗客40人が乗っていて、このうち10代から80代の男女5人が転倒して病院に運ばれましたが、いずれも軽傷だったということです。

バスが急ブレーキをかけたほどなので、乗用車はよほどギリギリのタイミングで右折してきたのでしょう。確かに、右折待ちをしている時、対向車線の車間距離がある程度あいたので、とっさの判断から、急いで右折すれば大丈夫だろう・・・、そんな気持ちになることは、誰にだってあるかもしれません。でも、そうした強引な右折によって、直進車にブレーキを踏ませているケースが相当あるのも、また事実といえるでしょう。

こうした運転は、一般のクルマに対しても危険な行為ですが、それがバスとなると、さらに危険です。バスには、たくさんの乗客が乗っていますので、最初にお伝えしたような、大きな車内事故へとつながります。場合によっては、骨折などの重傷を負わせてしまう可能性だって、十分考えられますので、強引な運転はやめましょう。

【バスのオーバーハングに注意】5月27日(金)

「バスにまつわる注意点」がテーマの今週ですが、バスを始めとした大型車の付近を走行する時に、気をつけたいポイントがあります。それが「オーバーハング」です。

「オーバーハング」というのは、前後のタイヤの地面と接している所より、さらに前後に伸びている部分を言います。この「オーバーハング」。まっすぐ走行している時は問題ないのですが、交差点などで大きくハンドルを切って曲がる時に、切ったほうと反対側にボディが飛び出すことになります。

特に問題となるのが、はみだしの大きい後方の「リアオーバーハング」で、場合によっては、隣の車線を走っているクルマや、対向車などに接触することがあるんです。

バスの運転手さんなどは、常にこの「オーバーハング」を意識した運転をしていますが、周囲を走行するクルマも、右左折するバスに不用意に近づき過ぎないことが肝要です。

例えば、片側一車線の道路で右折待ちしているバスが右折を始めた途端に、後ろから無理矢理左側をすり抜けようとするような運転は、接触の危険性がありますので、絶対にやめましょう。

今週は、「バスにまつわる注意点」をテーマにご紹介しました。

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