ドライビングライフに役立つ情報を発信するコーナー(『AWAKE』内)。
季節に合わせた車のお手入れや運転時の注意点、おすすめドライブコースなど、
あなたのワンダフルドライブを応援します。

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◆ 道路の凍結に注意

2021/12/31 UP!

先週の水曜日・22日は、冬至でしたね。

徐々に、日中の時間は長くなっていきますが、寒さのほうはこれからが本番です。そんな真冬の時期の運転で、注意しなければいけないのが、道路の凍結です。

そこで今週は、「凍結に注意」をテーマに、気を付けるべきポイントなどお伝えしていきたいと思います。

【路面は気温0度以上でも凍結する】12月27日(月)

まず、路面が凍結する条件ですが、それはもちろん「路面が濡れていること」そして「気温が低くなっていること」の2つです。

路面が濡れる要因といえば、雨や雪がありますよね。その他、地表が冷やされて結露が出来たり、霜が降りたり。さらに、道路に流れ出した湧き水が凍ることもあります。ただ、そうした水が凍る温度といえば、摂氏0度以下と、皆さんも学校で習ったことと思います。では、気温が氷点下にさえならなければ、路面は凍結しないのかというと、実はそこには注意が必要なんです。

というのも、天気予報などで発表されている気温は、地上から150センチほどの高さで測定されています。しかし路面は、大気中よりも熱が逃げやすく、もっと温度が低い場合が多いんです。そのため、最低気温が2、3℃と発表されていても、路面は氷点下まで下がり、凍結している可能性があります。

ということで、気温の低下した夜や朝は、決して油断せず、特に慎重な運転を心がけてくださいね。 

【凍結しやすい場所】12月 28日(火)

今週お送りするテーマは、冬場の運転における重要ポイント、「凍結に注意」です。

きのう、気温が0℃以下にならなくても、路面が凍結している可能性がある、というお話しをしましたが、凍結しやすい場所では、さらなる注意が必要です。では、路面が凍結しやすい場所とは、具体的にどんな所なのか、今朝はその辺りをチェックしておきましょう。

まず、橋や高架の上です。橋や高架は、地面からの熱の影響を受けませんし、その上下を風が吹き抜けるので、より温度が下がりやすいんです。その結果、周りの大気との温度差が大きくなると、橋が結露して、それが凍結することがあるんです。それにより、前後の道路は凍結していないのに、橋の上だけ凍結している・・・なんてことが起こるので、十分注意しなければいけません。

そして、トンネルの出入り口付近も、風が吹き抜けるため、路面の温度が下がりやすい場所です。凍結するリスクが少ないトンネルの中を走り抜けて、外に出た途端、出口の路面状況が一変している、なんてことがあるので、注意が必要です。

他にも、山あいの道路の北側など、ずっと日が当たらないような場所は、気温が上がらず、凍結しやすいといえます。こうした凍結しやすい場所を通行する時は、スピードを落として、前のクルマとの車間距離を長くとるなど、特に慎重な運転を心がけましょう!また、冬用タイヤを装着していると、安心ですよ!!

【様々な路面凍結】12月 29日(水)

今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」は、「凍結に注意」をテーマにお送りしています。凍結した路面のことを、一般的に「アイスバーン」と呼んだりしますが、実はアイスバーンには、いくつか種類があります。今朝は、その代表的なものの特徴と注意点について、チェックしてみましょう。

まず、雪がタイヤで踏み固められたり、磨かれたりして、まるで鏡のような状態になることがあります。それが「ミラーバーン」と呼ばれる状態。まさに路面がピッカピカといった具合で、とても滑りやすいアイスバーンです。
停車や発進する時のスリップの原因ともなり、追突など重大な事故につながる危険性があります。

ミラーバーンが出来やすいのは、クルマが発進や停止を繰り返す交差点などですが、積雪にくわえ、気温がかなり低くなければ出来ないので、千葉県などの南関東では、お目にかかる機会はあまりないかもしれませんね。

一方、南関東でもよく目にするのが「ブラックアイスバーン」です。

これは一見すると、路面が黒く濡れているだけに見えるものの、実際は薄い氷が張っているという状態。濡れているだけと油断してその上を通過すると、スリップなどにつながり、とても危険です。

冬場の運転中、前方に黒い路面を見かけたら、「凍結しているかも!?」という意識を持つことが大切。特に夜間や早朝は、要注意ですよ!

【フロントガラスの凍結】12月 30日(木)

きのうまでは、特に路面の凍結についてご紹介してきました。でもその他にも、クルマの運転に大きな影響を与える「凍結」があります。

例えば、寒い朝などに困るのが、フロントガラスやリアガラスの凍結です。「走っていればそのうち溶けるだろう」と、ガラスに氷が残った状態で走り出すのはとても危険です。完全に取り除いてから、出発するようにしましょう。

ガラスの凍結を溶かす最も基本的な方法が、フロントガラスなら「デフロスター」、リアガラスなら「デフォッガー」を使うことです。コントロールパネルにある「デフロスター」のスイッチには、扇型に3本の波線が入ったマーク。「デフォッガー」は、四角に3本の波線が入ったマークが描かれています。少し時間はかかりますが、スイッチを入れて5分もすれば溶けてくるでしょう。

その他、お湯をかける、という方がいるかもしれませんね。ただその場合、熱湯をかけてしまうと、ガラスが破損する可能性があるので、絶対やめてくださいね。適温は、30度から40度ぐらいなんですが、お風呂の残り湯でも、大丈夫だそうですよ。ただお湯かけ後、ガラスについた水をそのままにしていると、気温が低い場合、すぐにまた凍り付く可能性があるので、
水はしっかりと拭き取るようにしてください。

いずれにしても、作業には少し時間がかかりますので、凍結が心配される寒い朝は、お出かけ前、ゆとりを持って準備するようにしましょう。

◆ STOP!!飲酒運転

2021/12/24 UP!

2021年も、残り少なくなってきました。これからクリスマスや年末年始など、何かとお酒を飲む機会が多くなるシーズンです。そんな時だからこそ、声を大にして言っておきたいのが「飲酒運転は、絶対にしてはダメ!」ということ。そこで今週は、「ストップ!飲酒運転」をテーマに、その危険性や注意点などをお伝えしていきます。

【アルコールの影響】12月20日(月)放送分

まず今朝は、飲酒運転がなぜ危険なのか、その辺りを、改めて確認しておきましょう。

お酒を飲んで血中のアルコール濃度が高くなると、大脳皮質の働きをコントロールしている「毛様体」という所が、麻痺した状態になります。その結果、顔が赤くなったり、視力の低下や視野が狭くなったりするなどの影響が現れ、運転能力をつかさどる部分の働きが抑制されてしまうんです。すると、安全運転に必要な情報を処理する能力や、注意力、判断力などが低下するほか、気持ちが大きくなって、スピードを出し過ぎたり、運転が乱暴になったりすることもあります。また、集中力や判断力が低下しているので、とっさの状況の変化に対応できなくなってしまうんです。

そして、運動を司る神経が麻痺しているため、ハンドル操作やブレーキ操作が遅れがちになります。さらに、体の平衡感覚が乱れてまっすぐ運転できず、蛇行運転をしたりしてしまう、という訳です。そんな状態では、クルマはまさに走る凶器です。少しでもお酒を飲んだら、絶対に運転してはいけませんよ!

みなさんも今一度、肝に銘じてくださいね!

【飲酒運転の罰則】12月21日(火)放送分 


今週お送りするテーマは、「ストップ!飲酒運転」です。

ご存知の通り、重大な事故につながる飲酒運転には、非常に重い罰則が設けられています。そこで今朝は、飲酒運転の罰則について、改めて確認しておきましょう!


まず飲酒運転は、「酒気帯び運転」「酒酔い運転」の2週類に分類されています。

「酒気帯び運転」は、呼気の中のアルコール濃度が、1リットル当たり0.15ミリグラム以上含まれる状態です。ただし、アルコール濃度が0.25ミリグラム以上含まれている場合は、より重い行政処分が下されることになっています。一方、「酒酔い運転」は、呼気などに含まれるアルコールの濃度には関係なく、酒に酔って、運転が困難だと思われる状態で運転することを言います。そのためアルコール濃度が0.15ミリグラム未満でも、体質によっては酒酔い運転に当たることがあるんです。

では、それぞれの罰則ですが、「酒気帯び運転」では、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となっています。違反点数は、アルコール濃度が0.25ミリグラム未満なら13点で、90日間の免許停止。アルコール濃度が0.25ミリグラム以上の場合は25点で、一発で免許取り消しです。

一方、「酒酔い運転」の場合は、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金。違反点数は35点で、もちろん免許取り消しです!また、飲酒運転中に人身事故を起こせば、重い刑事罰が科せられます。

みなさん、飲酒運転が重大な犯罪であることを、お忘れなく!

【周囲の人々の責任と罰則】12月22日(水)放送分

今週は「ストップ!飲酒運転」をテーマにお送りしています。

きのうは、飲酒運転の罰則について取り上げましたが、飲酒運転で罰せられるのは、ドライバーだけではありません。今朝は、そんなドライバー周辺の人々への罰則について、チェックしておきましょう。

まず、お酒を飲んだことが分かっている人にクルマを提供した人には、「酒気帯び運転」で3年以下の懲役、または50万円以下の罰金。「酒酔い運転」の場合なら、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金となります。これは、飲酒運転をしたドライバー本人とまったく同じ罰則で、それほど責任が重いということですね。

そして、クルマを運転する人に、飲食店などでお酒を提供した場合も、厳しい罰則が設けられています。ドライバーが「酒気帯び運転」をした場合は、2年以下の懲役、または30万円以下の罰金。「酒酔い運転」なら、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。

また、ドライバーがお酒を飲んでいることを知りながら、そのクルマに乗った人も、「酒気帯び運転」で2年以下の懲役、または30万円以下の罰金。「酒酔い運転」なら、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となります。つまり、お酒の提供者とまったく同じ罰則ということです。さらに、こうした周囲の人についても、運転免許を持っているなら、免許停止、または免許取消しになる場合もあります。

【飲酒運転に関する思い違い】12月23日(木)放送分


今週のテーマは、「ストップ!飲酒運転」ですが、飲酒運転について、間違った思い込みをしている人が、未だに少なからずいるようです。今朝は、その辺りをチェックしておきましょう。

まず、自分はお酒が強いので、少しぐらい飲んでも大丈夫、と思っている人、いませんか?実は、お酒に強いといわれる人も、ほんの少しのアルコールでも摂取すると、脳に確実に影響を及ぼし、運転操作などに影響が出ることが、多くの調査・研究によって明らかになっています。お酒に強いか弱いかは、飲酒運転には関係ありません。少しでも飲んだら、運転してはダメですよ!

そして「仮眠すればアルコールが抜ける」という話もよく耳にしますが、その考えも大きな間違いです。むしろ寝ている時の方が、起きている場合と比べて、アルコールの分解スピードが遅くなります。少しぐらい寝ても、アルコールが抜けることはないんです!

また、お風呂やサウナなどに入って、汗をかくと、アルコールが早く抜ける・・・。昔からよく言われることですが、これも明らかな間違いです!アルコールは肝臓で分解されない限り、体から抜けることは、ほとんどありません。むしろ、汗をかくことで、軽い脱水状態になり、悪酔い状態や血行障害などの原因にもなりかねません。お酒を飲んでからの入浴は、むしろ危険なんですよ!

アルコールの分解に、裏ワザなどはありません!勝手な言い訳をこじつけて、クルマを運転することがないように、皆さんもしっかりと自覚してくださいね。

【二日酔いにも注意】12月24日(金)放送分


ところで、飲酒運転をやってはいけないのは、お酒を飲んだあとだけではありません。実は、翌朝も注意が必要なんです。というのも、アルコールの分解には、思っている以上に、意外と時間がかかるものなんです。

アルコールの代謝にかかる時間は、個人の体重や体質によっても違いますが、目安として、ビール500ミリリットル中に含まれるアルコールが抜けるまでに、およそ4時間かかると言われています。これは、日本酒1合やグラスワイン2杯に含まれるアルコールもほぼ同じ。倍の量を飲めば、分解にかかる時間も倍になります。つまり、深夜まで大量のお酒を飲んだ場合、翌朝になってもアルコールが体内にしっかりと残っているんです。

ということで、お酒を飲むときには、翌日の運転の予定も考えて楽しむようにしましょう。例え少量であっても、運転する12時間前までには、お酒を飲み終えるのが理想的。眠れば、アルコールがリセットされる訳じゃないこと、くれぐれも忘れないでくださいね!

今週は、「ストップ!飲酒運転」をテーマにご紹介しました。お酒を飲む機会の前にはぜひチェックして、安全で楽しいワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!

◆ 冬のお車の備え

2021/12/17 UP!

来週水曜日・22日は、冬至ですね。日中の時間は徐々に長くなっていくものの、寒さはこれからが本番です。そこで今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」は、「冬のおクルマの備え」をテーマに、お送りしていきたいと思います。

【バッテリーは寒さに弱い】12月13日(月)放送分

初日のきょうは、バッテリーについてです。リスナーのみなさんの中にも、寒いのはキライ・・・という方、たくさんいらっしゃるでしょう。実はクルマのバッテリーも、寒さが苦手なんです。


バッテリーのトラブルというと、夏場に多いイメージがあるかもしれませんね。それは、カーエアコンを全開で使うなど、電気をたくさん使ってしまい、発電する量を越えてしまうのが原因です。一方、冬場のバッテリートラブルは、ちょっと理由が違います。

というのも、バッテリーは温度変化に弱く、特に低温の状態では、その性能を十分発揮できなくなってしまうんです。それに気温が低くなると、エンジンオイルに粘りが出てきます。するとエンジンをスタートする時など、エンジンが回りにくくなって、バッテリーに負担がかかってしまうんです。

もちろん、バッテリーが元気な状態なら、それぐらいのことで問題になることはないでしょう。でも、何年も使い続けて劣化したバッテリーでは、エンジンが掛からないなどのトラブルにつながる可能性があります。ということで、しばらくバッテリーの交換をしていないという方は、カーディーラーなどでバッテリーの状態をチェックしてもらい、弱ってきているようなら、早めに交換するようにしてくださいね。

【冬用タイヤのチェック】12月14日(火) 放送

リスナーのみなさんの中には、昨シーズンまでにスタッドレスタイヤを購入して、夏の間、保管していたという方もいらっしゃるでしょうね。そしてこの冬、再び交換して使用するという場合、その前にぜひ、タイヤの状態をチェックしておくことが大切です。

まずは、タイヤの摩耗状態をチェックします。スタッドレスタイヤは、溝の深さが新品の時の50%以下になると、雪道や凍結した路面での性能が大きく低下してしまいます。この50%摩耗したことを示す目安が、タイヤのブロックとブロックの間にある「プラットホーム」と呼ばれる突起です。これは、夏用タイヤにも付いている、溝の残りが1.6ミリになったことを示す「スリップサイン」とは別で、タイヤの溝の中に付けられているものです。タイヤのブロックの高さが、プラットホームと同じになったら、冬用タイヤとしての使用は限界です。ただ、夏用タイヤとしては、法律上、スリップサインが出るまで使用できますよ。

またスタッドレスタイヤは、ゴムの柔らかさが重要です。ただゴムは、時間が経つとどうしても劣化してゆきます。走行距離が少なくても、数シーズン使っているようなら、表面にひび割れなどができていないか、チェックしてみましょう。こうしたチェックで異常が見られた場合は、そのまま使い続けるのは危険です。早めにカーディーラーやカー用品店などで、新しいものと交換するようにしましょう。


【冬は空気圧に注意】12月15日(水)放送


冬は当然ながら気温が下がりますが、それによってクルマも、いろいろな部分に影響が出ます。

中でも、意外と忘れがちなのが、タイヤの空気圧です。空気は放っておいても、タイヤのゴムを通過して自然に抜けていきます。一般的にタイヤの空気圧は、1ヶ月に10から20キロパスカルの割合で、低下すると言われています。ところが冬の間は、それに加えて、寒さが原因で空気圧が大きく下がってしまうんです。

というのも、空気などの気体の体積は、気温に比例するという性質があります。みなさんも、理科の授業で習った記憶があるんじゃないでしょうか?そのため冬場、気温が下がると、空気の体積が小さくなり、いつも以上に空気圧が低下することになるんです。タイヤメーカーの資料によりますと、気温が10度低下した場合は、タイヤの空気圧が10キロパスカル低くなるといいます。

空気圧が減ると、安定した走行の妨げにつながります。さらに、燃費が悪くなったり、タイヤが偏って磨耗したり、また高速走行では、タイヤの破裂につながったりするなど、安全な運転を脅かす、様々な問題の原因となります。皆さんのおクルマも、定期的な空気圧のチェック、冬の季節は、特に忘れないようにしてくださいね。

【寒冷地向けの整備】12月16日(木)放送


「冬のおクルマの備え」がテーマの今週ですが、今朝は特に、寒冷地をドライブする場合の備えについて、チェックしてみたいと思います。

まず、何と言っても大切なのが、スタッドレスタイヤですよね。ただ、スタッドレスタイヤがあれば、どこへ出かけても大丈夫、ということではありません。天候や状況によっては、チェーンを装着しなければ通行できないチェーン規制が行われる場合があります。ぜひ、タイヤチェーンも用意するようにしましょう。

そして雪の中では、普通のワイパーはすぐ凍り付いてしまい、役に立たなくなってしまいます。特殊なゴムで覆われたウインターワイパーがありますので、雪の多い地域を走るなら、あらかじめ交換しておいてください。

エンジンオイルも、大事なポイントです。というのも、一般的なオイルだと、寒さで粘りが出てしまい、十分に効果を発揮できなくなる可能性があります。事前に、寒冷地用のエンジンオイルに交換しておくと安心です。

さらにウォッシャー液も、通常のものでは、凍結してしまうことがあります。事前に寒冷地用のものに交換するか、濃度を濃くしておくと、凍結防止になりますよ。

その他、もし心配なことがありましたら、お近くのカーディーラーのスタッフなどへ、ぜひご相談くださいね。

【下回りの防錆コーティング】12月17日(金) 放送

昨日、寒冷地をドライブする場合の備えについてご紹介しましたが、雪の多いエリアを走るなら、おクルマを守るために、ぜひオススメしたい整備があります。それが、下回りの防錆コーティング、つまりサビ止めです。

ではなぜ、防錆コーティングをした方がいいのでしょうか?その理由は、寒冷地で雪や氷を溶かすために道路に撒かれる凍結防止剤にあります。実はこの凍結防止剤、成分は塩化カルシウムや岩塩など。つまり簡単にいうと、「塩」なんです。この塩が水に溶けて、クルマが通過するたびに、下回りやボディへ降りかかることになります。鉄が使われているクルマにとって、サビの原因になる塩は大の苦手。特にクルマの下回りは、洗車をしにくい上、石などが当たってキズがつきやすいので、そこからすぐにサビが広がってしまいます。

そこで、下回りのサビを防ぐために、防錆コーティングがオススメなんです。下回りをコーティングしておけば、サビの発生を防ぎ、広がるのをくい止めてくれます。また、石などによるキズを防止する効果もあるんですよ。下回りの防錆コーティングをご希望の方は、ぜひお近くのカーディーラーなどにお問い合わせください。

今週は、「冬のおクルマの備え」をテーマにご紹介しました。ぜひ寒冷地へお出かけ前にチェックして、冬のワンダフルドライブ、安全に楽しんでくださいね!

◆ 千葉県のイルミネーションスポット

2021/12/10 UP!

12月になり、街にはイルミネーションが飾られ、いよいよクリスマスムードが高まってきました。そこで今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をテーマにお送りしていきたいと思います。

【東京ドイツ村のイルミネーション】12月6日(月)放送分


まず今朝は、千葉のイルミネーションスポットとしてはすっかりおなじみ、袖ヶ浦市にあります「東京ドイツ村」をピックアップしてみましょう。

今年で16回目となった「東京ドイツ村」のイルミネーション。今シーズンは、「おかしな!?お菓子なイルミネーション~ We make your smile光の芸術で人々に笑顔を ~」がテーマ。大人も子どもも大好きな「お菓子」にちなんだ、およそ300万球の幻想的なイルミネーションが飾られています。

巨大なお菓子のゲートをくぐって、お菓子の国の探検がスタート!お菓子の家や巨大なキャンディをはじめとした光の地上絵など、かわいいイルミネーションがいっぱいです!

そして2018年から行われ、すっかり「東京ドイツ村」の冬の定番となったランタンエリアは、今年ももちろんありますよ!1500年もの歴史を持つ中国ランタン。その伝統を受け継ぐ中国の企業が作った、ヤシの木や潜水艦、海賊船、汽車などなど、大小さまざまな作品が飾られ、あたたかな光を放っています!

そんな、オンリーワンパーク・東京ドイツ村は、館山自動車道の姉崎袖ヶ浦インターからだと、一般道を5分ほど走った場所にあります。ウインターイルミネーションは、来年3月21日まで毎日開催!ライトアップは、日没から午後8時までですよ!



【マザー牧場のイルミネーション】12月7日(火)放送分



今週は「千葉県のイルミネーションスポット」をご紹介しています。

二日目の今朝は、富士山のシルエットが浮かぶ夕景や東京湾越しの夜景と一体となったイルミネーションが楽しめる、富津市の「マザー牧場」をご紹介したいと思います。

「光の花園」と題して10月30日から行われている、「マザー牧場」のイルミネーション。今シーズンも、見どころは満載です!例えば、夕方から夜にかけて、時間帯によって移り変わる景色と一緒に楽しめるカラフルな「光の花畑」。国内初という円形チューブのイルミネーショントンネル、「虹色ワープホール」。さらに、キャンプ場をイメージした新エリア、「動物たちのキラキラキャンプ」や、かわいい花々で「MOTHER FARM」のロゴを作った「花文字」などなど。そしてレストランでは、この時期しか食べられない「名水もち豚のせいろ蒸し」、または、人気メニュー「ジンギスカン」が90分食べ放題のほか、開催日限定販売のスイーツなど、サイドメニューも盛りだくさん!そんな「マザー牧場」は、館山自動車道の木更津南インターからだと、国道127号線を館山方面へ向かい、常代交差点を左折した先にあります。イルミネーションは、休園日を除く2月27日までの土日祝日に行われますが、12月24日から1月5日までは毎日開催しますよ!ライトアップは、午後4時から午後7時30分までです。

千葉ポートタワーのイルミネーション】12月8日(水)放送分

千葉県内には、多くのイルミネーションスポットがありますが、その中から今朝は、千葉市の「千葉ポートタワー」で行われている「クリスマスファンタジー2021」をピックアップしてみましょう!

こちらの名物といえば、なんと言っても地上125メートルの千葉ポートタワーの壁面に浮かび上がる高さ100メートルの巨大クリスマスツリーですね。3500個の電球が夜空に瞬く光景は、今や、千葉港の冬の風物詩です。館内エレベーターからもツリーのきらめきを楽しめ、「日本夜景遺産」に認定された展望室からのナイトビューとともに、素敵なクリスマスを演出します。

そして「恋人の聖地」に選ばれた2階の「サンセットプロムナード」も人気です。こちらでは、恋人同士で二人の愛をロックして確かめ合う南京錠や、恋人の聖地の記念モニュメントがあって、ロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれますよ!

また、この「クリスマスファンタジー」に合わせて、千葉港にひしめく数々の工場夜景と、タワーのクリスマスイルミネーションを船の上から楽しむナイトクルーズなどのイベントも行われています。

そんな「千葉ポートタワー」は、東関道・湾岸千葉インターからだと、約20分の場所にあります。「クリスマスファンタジー」は、今月25日・土曜日まで毎日開催。ライトアップは、午後5時から午後9時までです。

イルミライ★INZAI】12月9日(木)放送分

今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をテーマにお送りしていますが、今朝は、印西市で行われているイルミネーションイベント「イルミライ★INZAI(いんざい)」を取り上げてみたいと思います。

今年で4年目となる「イルミライ★INZAI」。北総線と京成成田空港線の「千葉ニュータウン中央駅」周辺で開催されています。今回からイルミネーションの電球の数がおよそ50万球と、前回の20万球から大幅に増加!県内の自治体が実施するイルミネーションでは最大規模となります。

さらに、実施エリアも駅南口まで拡大されるんです。北口を「都市ゾーン」、南口を「自然ゾーン」、駅前デッキを「都市と自然の調和ゾーン」として、エリアごとに印西市の特色を表現したイルミネーションとなっています。駅北口にあるシンボルツリーは、これまでピンク色でしたが、色の変化に加えて新たな仕掛けや装飾をまとい、これまでとは違う新たなツリーとなっています!

また、改札を出てすぐの駅前デッキの上には、高さおよそ3メートルもある印西市のマスコットキャラクター、「いんザイ君」のオブジェもありますよ!

そんな「イルミライ★INZAI」が開催される「千葉ニュータウン中央駅」は、東関東自動車道の千葉北インターからだと、国道16号・県道61号を経由して、40分ほどの場所にあります。イルミネーションは、来年2月20日・日曜日まで開催。点灯時間は、午後5時から午後10時30分までです。


ルミラージュちば】12月10日(金)放送分

最終日のきょうは、千葉駅周辺にお住まいの方にとってはすっかり定番となった、「千葉都心イルミネーション ルミラージュちば」をピックアップしてみましょう。

31回目の開催を迎え、もはや千葉市の冬の風物詩となった「ルミラージュちば」。「中央公園」や「中央公園プロムナード」などが、きらびやかなイルミネーションで彩られます。そんな今回の「ルミラージュちば」は、『持続可能な未来を拓(ひら)く希望の光』がテーマ。「新型コロナウイルス感染症患者の治療に尽力する医療従事者」への感謝や、「感染拡大防止に奮闘されている飲食店事業者をはじめとする全ての方々」に対する応援と、早期収束の願いを込めて、千葉市中心部を希望の光で灯します。

イルミネーションは全体的に、暖かみのある色合いやレインボーカラーを取り入れて、冬の街を華やかに彩っていますよ!開催期間は、来年2月14日・月曜日まで。点灯時間は午後5時から午後9時までです。


今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をご紹介しました。ぜひチェックして、お出かけになってみてくださいね!(その際は感染症対策もお忘れなく!)

◆ 体調管理と運転

2021/12/3 UP!

あさってから、12月になりますね。いよいよ冬も本番を迎える時節となり、朝晩めっきり冷え込む日も多くなりましたが、みなさんは体調など崩されていませんか?
安全運転のためには、ドライバーさんの体調管理が最重要です。そこで今週は「体調管理と運転」をテーマに、さまざまなポイントをお伝えしていきたいと思います。

【疲労の影響】11月29日(月)放送


ということで今朝は、体調を悪くする原因の一つ、疲労が運転に与える影響についてチェックしておきましょう。


まず、疲労の影響は、「目」に最も強く現れるといわれていて、見落としや見間違いが増える可能性があります。人は、運転に必要な情報の9割を、目から得ているとされていますから、見ることがおろそかになるのはとても危険なことです。そして疲れてくると、注意力や集中力も低下していきます。その結果、漫然運転の状態になったり、場合によっては、居眠り運転につながったりすることもあるでしょう。さらに、疲労によって反応も鈍くなります。危険に気づいてからブレーキを踏むまでに時間がかかれば、それだけ停止するまでの距離が伸びることになりますよね。それでは、避けられる事故も避けられません。

このように、疲労は安全運転に大きな影響を及ぼします。目がしょぼしょぼするとか、あくびの回数が増えるといった疲労のサインを感じだしたら、休憩や短時間の仮眠を積極的にとるように努めましょうね。それでも解消されなければ、運転を切り上げるといった判断も必要ですよ。

【カゼの時は無理して運転しない】11月30日(火)放送

今週お送りするテーマは、「体調管理と運転」ですが、今、そしてこれからの季節でありがちなのが、カゼなどによる体調不良ですよね。新型コロナウイルスなどの感染症と違って、カゼぐらいだと、クルマを運転される方、少なくないように思います。


でも、カゼの時に無理をして運転するのは、決して感心できることではありません。というのも、カゼにかかると、頭痛や発熱、鼻水、ノドの痛み、倦怠感など、さまざまな症状が現れます。すると、どうしても注意力が低下したり、ハンドル操作やブレーキ操作が遅れがちになったりします。
また、せきやくしゃみが続くようだと、運転にも集中できませんよね。特に、くしゃみをする時には、人間はどうしても0.5秒ほど目をつぶってしまいます。さらに、くしゃみの前後も、その前兆と余韻であまり前を見ることができないですよね。合わせておよそ2秒間だとすると、時速60キロで走行中なら、34メートルも前を見ないで運転している状態になってしまうんです。そして、カゼ症状を抑えようと薬を飲んだ場合、薬によっては眠気を催すものもあります。そうした薬を飲んで運転するということは、危険なのはもちろん、道路交通法違反となる可能性もあるので、注意しなければいけません。

ということで、たかがカゼと甘く見ないで、体調の悪い時は、運転を控えるようにしてくださいね。

【急病による事故に注意】12月1日(水)放送分

今週は、「体調管理と運転」をテーマに、いろいろなポイントをご紹介しています。


ところで、運転中のドライバーさんが、突然、体調不良となって事故を起こした・・・といったようなニュースを、しばしば耳にしますよね。こうした、走行中に急病や発作が原因で起こる事故は、年間200件から300件ほど報告されているそうです。さらに、これまで居眠り運転などが原因とされてきた死亡事故の中には、ドライバーさんの体調の急変により起きたものがある、ということが最近の研究で明らかになっています。


突然の体調不良の中でも多いのが、脳梗塞やくも膜下出血などの脳血管疾患。次に、不整脈や心筋梗塞などの心疾患だといいます。では、こういった運転中の体調の変化を防ぐには、どのような対策をするべきなんでしょうか?


まずは、日ごろから適度な運動や食事、睡眠をとり、運転前はとくにコンディションに注意することが大切です。また、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。もちろん持病や慢性疾患がある人は、きちんと治療を受けるようにしてください。そして、めまいやしびれ、頭痛、眠気、かゆみ、くしゃみなど、運転の妨げになる症状や体調不良を感じたら、決して我慢せず、すぐに運転を中止して休憩したり、医療機関で治療を受けたりするなどの対処を徹底しましょう。


日頃から体調を整えておくことは、安全運転に欠かせません。皆さんも十分気を付けてくださいね。

【睡眠時無呼吸症候群に注意】12月2日(木)放送分

今週は、「体調管理と運転」をテーマにお送りしていますが、健康な体を保つためには、睡眠が大事なのはご存知の通りです。ただ、本人にあまり自覚がないまま、十分な睡眠がとれていないケースがあります。例えば「睡眠時無呼吸症候群」がそうです。


この名前は、皆さんもご存知でしょう。肥満などによって、睡眠中に気道がふさがり、呼吸が一時的に止まってしまう病気です。大きなイビキをかくのが特徴で、脳への酸素の供給が悪くなり、質の良い睡眠がとれなくなってしまいます。その結果、日中に強い眠気を感じ、居眠りをしたり、集中力が欠ける状態になったりします。さらには、運転中に突然意識がなくなり、重大事故につながることだってあるんです。

アメリカで以前行われた調査結果によると、睡眠時無呼吸症候群の患者さんの事故率は、健康な人のおよそ7倍にのぼる、というデータもあります。ただ、睡眠時無呼吸症候群になっているかどうかは、自分だけでは気づきにくいものです。できればご家族や身近な人に、寝ている間の様子を聞いてみましょう。もし、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、病院で診察を受け、治療することが大切です。中には、気にせず放置している人も多いようですが、大きな事故を起こしてからでは遅すぎます。

ぜひ、早めの対応を心がけてくださいね!

【質の良い睡眠をとるために】12月3日(金)放送分


「体調管理と運転」について昨日は、睡眠時無呼吸症候群についてお話しましたが、そうした患者さんでなくても、質のいい睡眠をとることは、体調管理の上でも、そして安全運転のためにも重要です。そこで今朝は、質のいい睡眠をとるために、気をつけたいポイントをチェックしておきましょう。

まず、適切な睡眠時間ですが、個人差はあるものの、だいたい6時間から8時間だとされています。中には、日頃の睡眠不足を解消しようと、休みの日に、「寝だめ」と称して、昼近くまでの朝寝など、いつもより長く寝るという方もいるでしょうね。ただ、あまり遅くまで寝てしまったがために、体内のリズムを崩してしまってはよくありません。寝不足を解消したい時には、就寝時間を早めて、起きる時間をなるべくずらさないようにすることが、ポイントですよ。

そして、寝つきをよくするために、いわゆる「寝酒」を飲むという方もいるでしょうね。確かにアルコールを摂ると、一時的に寝つきはよくなりますが、途中で目が覚めることが多く、睡眠の質が悪くなってしまいます。それに、朝から運転する場合は、アルコールが体内に残っていて、飲酒運転につながる可能性もあります。寝酒は避けるようにしましょうね。また、就寝前までパソコンやスマートフォンなどを見ていると、その光が影響して眠りの質が悪くなってしまいます。寝る前の使用は、なるべく控えるようにしましょう。


今週は、「体調管理と運転」をテーマにご紹介しました。ぜひ運転するときには体調をチェックして、ワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!

◆ 車輌火災に注意!

2021/11/26 UP!

みなさんは、普段乗っているおクルマで、ある日突然、運転中に火災が起こる・・・。そんなケースを考えたことが、これまでありますか?実は、何らかの原因でクルマから火が出る車両火災は、意外と多く発生しているんです。総務省消防庁の統計によりますと、全国で、2018年には3660件、2019年には3585件。単純計算すれば、1日に10件ほどの車両火災が、国内で発生していることになります。

そこで今週は、「車両火災に注意」をテーマに、日頃から気をつけておきたいポイントなどについてお伝えしていきたいと思います。

【枯草や落ち葉に注意】11月 22日(月)

まず初日の今朝は、この季節ならではの注意点です。そう、気をつけたい一番手は、枯草や落ち葉です。

当然のことですが、秋冬は、身の周りのほか、街なかでも枯草や落ち葉が多くなりますよね。そんな枯草や落ち葉の上や、草深い山道は、走ったり、停車したりするのは、なるべく避けるようにしてください。

というのも、枯草などがエンジンルームに入り込んだり、排気管などに触れて発火したりする危険性があるというんです。また、停車した後方や排気管の近くに、枯草など燃えやすいものがあると、火が出るおそれもあります。

そうした場所には、クルマを停めないのが一番ですが、仕方なく停めざるを得ないような場合は、くれぐれも十分注意するようにしてくださいね。

【車内に置いているものから火災】11月 23日(火・祝)

今週のテーマは、「車両火災に注意」です。

車両火災が起こる理由には、いろいろありますが、車内に置いている物が原因になることもあるんです。今朝は、そんな注意すべき物をチェックしていきましょう。

まず、気をつけたいのはライターです。もし、ライターをフロアに落としてしまった場合は、そのままにしないようにしてください。というのも、シートを動かした時に、ライターの着火ボタンが押されて、火が点いてしまう危険性があるからです。グローブボックスなどにライターを入れるのも要注意です。ボックスの中の物が動いた時に、やはりライターの着火ボタンが押される可能性があります。また、使用してすぐにグローブボックスなどに入れると、残り火によって発火する恐れもあるといいます。ちなみに夏場は、高温になる車内にライターを放置すると、熱によって破裂して、火災になる可能性があるので、置きっぱなしにしないようにしましょう。

さらに、車内の物で注意したいのが、水などの入ったペットボトルや、フロントウィンドウに付けたアクセサリーの吸盤などです。こうしたものがちょうどレンズのような働きをして、光を集め、シートなどに火が点くことがあります。こうした火災を「収れん火災」といいます。こうした「収れん火災」は、日差しの強い夏場のものと思われがちですが、実は、冬場にも多く起きていますので、皆さんも十分気をつけてくださいね。

【クルマの整備と車両火災】11月24日(水)

今週は、「車両火災に注意」をテーマに、いろいろなポイントをご紹介しています。

車両火災の中には、自分で行ったクルマへの部品取り付け作業や、メンテナンス不足が原因になるケースもあります。今朝はその辺りをチェックしてみましょう。

まず部品の取り付けが原因で起こる例でいうと、特に多いのが、ライトのバルブ、いわゆる電球を社外品に自分で交換したケースです。取り付け方が悪くて、途中で脱落するなどして、火災が起きているといいます。部品によっては取り付けできない場合もあるので、ライト類の交換は、ディーラーなどに頼むようにしましょう!その他、市販品のカーナビやオーディオ、さらにはドライブレコーダーなど、電源を必要とする機器も、取り付けが正しくできていないと、ショートを起こして、火災の原因になります。これらの取り付けにも専門知識が必要です。自信がない場合は、ディーラーやカー用品店に取り付けを依頼するようにしてくださいね。

一方、メンテナンス不足も火災につながります。例えば、エンジンオイルが不足していると、エンジンが焼き付き、破損してオイルが噴き出し、排気管などに付着して火災になることがあります。また冷却水が不足した場合も、オーバーヒートから、オイルや冷却水が漏れることで発火する危険があります。

皆さん、定期的な点検・整備を行うことをくれぐれもお忘れなく!

【運転中に注意すること】11月25日(木)
今週は、「車両火災に注意」をテーマに、さまざまなポイントをご紹介していますが、気を付けるのは駐停車している時だけではないんです。実は運転中にも、いろいろと注意しなければいけない点があります。

まず、運転中にタイヤが溝に落ちたり、ぬかるみや砂地、雪道などでタイヤがはまってしまった場合、むやみにタイヤを空転させてはいけません。というのも、駆動装置に無理な負担がかかってオイルが噴き出し、それが排気管などに付着して発火するおそれがあるんです。タイヤが空転する時は、一旦脱出を中断して、救援を呼ぶか、適切な道具を使って、脱出するようにしてください。そして雪道では、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどを、必ず装着するようにしましょう。

また、大雨などによって道路が冠水している時は、無理にその中を走行すると、車両火災につながる危険があります。エンジンに水が吸い込まれると、燃焼室に水が入ってエンジンが壊れ、オイルが飛び散って発火する恐れがあるんです。その他、電気系統に水が入ってショートする可能性もありますので、冠水路にはむやみに入らないようにしましょう。

そして運転中、事故などを起こしてランプ類が破損した時は、そのまま使い続けると、違法になるのはもちろん、内部に水などが入って、バルブの周りから発火する場合があります。ランプが破損したら、速やかにカーディーラーなどへ連絡して、点検整備を受けるようにしてくださいね。

【もし車両火災が起きたら】11月26日(金)

「車両火災に注意」をテーマにお送りしている今週ですが、もし万一、走行中に車両火災が起きてしまったら、一体、どう対処したらいいんでしょうか?最後の回となる今朝は、そのあたりを取り上げたいと思います。

まずはハザードランプを点灯させて、後続車などにトラブルが発生したことを伝えましょう。そして路肩に停車し、クルマの外へ避難したら、携帯電話などで、119番に通報します。このとき、場所や状況を詳しく伝える必要があります。近くの電柱や自動販売機などに記載されている住所や目印になる建物を、できるだけわかりやすく伝えましょう。

また、火の勢いにもよりますが、危険のない範囲で初期消火に努めることも大切です。上着などで火を覆って消したりするほか、初期であれば、ペットボトルに入っているドリンクなども、消火に役立つことがあります。カー用品店などでは、スプレー式のものなど、コンパクトな消火器も販売されていますので、万一に備えて、車内に置いておくと安心ですね。

その後は、自分自身や同乗者の安全を確保したうえで、救護が来るのを待ってください。ちなみに、車内から避難する際、余裕があれば車検証を持ち出すようにすると、クルマが全焼してしまった場合でも、事務手続きが比較的スムーズに行える可能性がありますよ。

今週は、「車両火災に注意」をテーマにご紹介しました。万一の場合にそなえて、ぜひもう一度チェックして、車輌火災を予防してください。安全にワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!

◆ バイクとの事故防止

2021/11/19 UP!

コロナ禍の影響で、密にならない移動手段のひとつとして、最近、バイクが人気になっているそうです。しかし同時に、バイクによる交通事故も、増加傾向にあるといいます。

その中にはもちろん、バイク単独の事故もありますが、クルマを運転する人は、バイクとの事故に、よりいっそう気を付ける必要があるでしょう。そこで今週は、「バイクとの事故防止」をテーマに、さまざまな注意点をチェックしていきたいと思います。

バイクとの右直事故に注意】11月15日(月)放送分

まず、クルマとバイクの事故で多いのが、直進するバイクと右折するクルマが衝突する、いわゆる「右直(うちょく)事故」です。バイクはクルマに比べて車体が小さいため、接近していても、実際より遠くにいるように見えたり、スピードが遅く感じられたりすることがあります。そのため右折するクルマが、自分の方が先に右折できると誤った判断をしてしまうことがあるんです。

また、バイクは車体が小さいことで、そもそも見落とされることもあるといいます。特に夜間は、ライトが2つ以上あるクルマに対して、バイクはライトが1つしかないため、より見落とされる可能性が高くなります。

ということで、交差点を右折する時は、バイクが接近してきていないかよく確認することが大切です。もし、バイクが接近してきているなら、距離やスピードを正確に読み取れないことがあるので、くれぐれも慎重な運転をするよう心がけてくださいね!

【対向車の死角に入ったバイクとの事故】11月16日(火)放送分

今週お送りするテーマは、「バイクとの事故防止」です。きのうは、直進するバイクと右折するクルマが衝突する、いわゆる「右直事故」についてお話しました。ただ、このバイクとの右直事故には、もう1つ、注意が必要なケースがあります。

それが、交差点で右折待ちをしている時に、対向車が道を譲ってくれたような場合です。この時、相手が道を譲ってくれたからと一気に右折してしまうと、死角になっている対向車の左側を直進して来たバイクなどと、衝突してしまう危険性があります。こうした事故は、右折するドライバーさんが、道を譲ってくれた相手に対して、「ありがとう」という気持ちを持つことから、「サンキュー事故」などと呼ばれています。

ただ、こういう局面では、「ありがとう」と思うと同時に、「相手を待たせては申し訳ない」という心理が働いて、安全確認が疎かになりがちです。そこで、このような時には、対向車の陰をバイクなどが走って来るかもしれないと考え、対向車の向こう側が見える位置で一旦停まって、安全を確かめるようにしてくださいね。

その他、交差点に対向右折車がいる場合も対向車線の状況が確認しづらくなります。対向右折車がいる交差点を右折する時も、対向車線の状況が見える位置で一旦停止して、安全を十分確認するようにしましょう。

【すり抜け運転のバイクに注意】11月17日(水)放送分

今週は、「バイクとの事故防止」をテーマに、いろいろ気をつけたいポイントをご紹介しています。
バイクとの事故は、さまざまな状況で発生しますが、その原因になりがちなバイクの危険運転のひとつが、渋滞などの混雑時に、クルマの間をすり抜ける「すり抜け運転」です。クルマのすぐ脇を走っていくバイクが、ドアミラーなどに接触することもあるでしょうし、中でも危険なのが、クルマが車線変更する時です。
今年6月、兵庫県神戸市中央区で、こんな事故がありました。午前7時頃、国道を走行していたパトカーが車線変更をしたところ、後ろから走ってきたバイクと衝突。バイクに乗っていた会社員が鎖骨を折る大けがをしました。パトカーを運転していた警察官は、「後ろを見ながら車線変更をしたつもりだったが、バイクと衝突してしまった」と話していたそうです。
パトカーを運転する警察官ですから、バイクのすり抜け運転の危険性については十分知っていて、実際に注意しながら走っていたことでしょう。しかし車体の小さなバイクは、サイドミラーやルームミラーなどの死角に隠れていることがあり、見落としてしまうことが少なくありません。

ということで、渋滞の時などは、むやみに車線変更をしないように心がけることが大切です。そして、やむを得ず車線変更する場合は、後方から来るバイクの存在に、十分気をつけてくださいね!

【バイクとの車間距離】11月18日(木)放送分

今週は、「バイクとの事故防止」をテーマにお送りしています。
ところで、皆さんは前のクルマとの車間距離を十分にとっていますか? 適切な車間距離を取ることは、事故防止のためにとても大切です。

では、前を走っているのがバイクの時、そのバイクとの車間距離はどうでしょうか?クルマと同じように、十分な車間距離を取っていますか?町なかを見ていると、前のバイクとの車間距離が非常に近い状態で走っているクルマを見かけます。そのせいもあってか、前を走っているバイクに、クルマが追突する事故が度々発生しているんです。
では、なぜバイクとの車間距離を十分とらないでいるクルマが多いのでしょうか?その心理は人それぞれですが、一つにはバイクの大きさが関係しているようです。バイクは車体が小さいため、クルマから見ると、ついその存在を軽く見てしまう傾向があります。そのため車間距離をとる対象を、直前のバイクではなく、その前を走っているクルマを対象とししまう人が、少なからずいるようです。そうなると、バイクとの車間距離は、当然短くなってしまいますよね。
バイクに乗るライダーたちのカラダは、クルマと違って周囲を覆われていないため、たとえ軽い追突でも、命にかかわる重大事故へと及んでしまう可能性があります。それだけに、前にバイクがいる時は、ぜひ意識して十分な車間距離を取ってくださいね。

【ドアを開ける時にはバイクに注意】11月19日(金)放送分

今週は、「バイクとの事故防止」をテーマに、いろいろな注意点をご紹介してきましたが、バイクとの事故は、何もクルマの運転中にだけ起こるものとは限りません。なかでも、特に気を付けたいのが、路肩に停車してクルマを降りる時です。この時、不用意にドアを開けてしまうと、後方から走って来たバイクや自転車がドアに衝突し、大ケガを負わせる危険性があります。
クルマを降りる際には必ず、後ろからバイクなどが接近していないか、安全確認を十分するようにしましょう。その上で、ドアを一旦少し開いてから開けるようにすれば、近づいてくるバイクなどに、これからドアが開くことを知らせることができますよ。
でも、安全確認をつい忘れがち・・・という方には、オススメのドアの開け方があります。それが、「ダッチリーチ」です。これは、自転車大国ともいわれるオランダで考えられた方法で、どの席に座っていても、ドアから遠い方の手を使ってドアの開け閉めを行います。右側の座席なら左手で、左側なら右手で、という具合です。すると上半身をひねることになりますので、自然と後方に注意が向くというワケです。皆さんも、試してみてくださいね。
今週は、「バイクとの事故防止」をテーマにお送りしました。ぜひ改めてチェックして、安全にワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!

◆ 車中泊のポイント

2021/11/12 UP!

最近は、キャンプなどのアウトドア人気も手伝って、コロナ禍による「密」を避けるために、旅先でも宿に泊まらずクルマの中で就寝する「車中泊」が、ちょっとしたブームになっているようですね。でも車中泊をするには、気をつけたい点がいろいろあるんです。そこで今週は、「車中泊のポイント」をテーマに、様々な角度から取り上げていきたいと思います。

【車中泊の魅力】11月8日(月) 放送

まず、初日のきょうは、車中泊の魅力やメリットについて、チェックしてみましょう。

まず一番のメリットといえるのが、自分のクルマに宿泊するので、旅の費用をおさえられるということ。特に、車中泊が許可された観光施設の駐車場などを使う場合は、宿泊費用がゼロなんてこともあります。これは旅をする上では、嬉しいポイントですよね。

また、時間の制約が少ない点も、大きな魅力の一つです。交通機関を使って宿に泊まる旅行だと、飛行機や鉄道・バスなどは、キッカリ時刻通りに運行されますし、宿泊施設では、チェックイン・チェックアウトタイムや、食事の時間も決まっているのが普通ですよね。その点、車中泊の場合は、すべてのスケジュールを自由に設定できるので、決められた時間に制約されることなく、ドライブの途中で寄り道をしたり、予定を早めたり、といったことも自由にできます。

そんな魅力いっぱいの車中泊ですが、そこには勿論、守らなければいけないルールやマナーがあります。明日からは、そうした点もご紹介していききたいと思います。

【車中泊する場所】11月9日(火) 

今週お送りするテーマは、「車中泊のポイント」です。

まず、車中泊をする上で大切なのが、場所選び。というのも、クルマを停められる場所なら、どこで車中泊をしてもいい訳ではないからです。例えば、公園の無料駐車場などは、車中泊禁止の場所もありますし、夜は閉鎖されてしまうこともあるので、注意しましょう。

全国にある「道の駅」は、24時間利用できる駐車場やトイレなどがあって、車中泊をしている人が多い施設です。ただ、原則として道の駅は「休憩施設」とされていて、中には「車中泊禁止」の看板を出している場所もあります。そうしたところでは、車中泊はやめましょう。また、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアも、車中泊の場所として選びやすいスポットですが、あくまでも「仮眠や休憩のための設備」であって、宿泊が認められているわけではないことを、十分認識しましょうね。

そんな中、オートキャンプ場なら、料金や予約は必要になりますが、気兼ねなくクルマを停めて車中泊することができます。また「日本RV協会」が推進している、「RVパーク」も便利です。これはいわば「車中泊公認の駐車場」で、料金も格安。24時間利用可能なトイレや電源設備もあり、ゴミの処分も可能。入浴設備が近くにあることも多いですよ。

ということで、車中泊をする場合は、必ずその場所のルールを守って、行うようにしてくださいね。

【車中泊の注意点】11月10日(水)

今週は、「車中泊のポイント」をテーマにお送りしています。

昨日は車中泊する場所について取り上げましたが、その他にも、車中泊を行うには、さまざまな注意点があります。今朝は、その辺りをチェックしてみましょう。

まず一番気をつけたいのが、エンジンをかけたまま車中泊をしないことです。エンジンをかけたままにしておくことは、騒音や環境汚染などの点から見て、よくありません。それに何らかの理由で排気ガスが車内に流れ込んで、一酸化炭素中毒に陥る可能性があるので気をつけましょう。

また車中泊では、防犯も大切なポイントです。就寝中は、必ずドアの鍵をかけるようにしてください。貴重品やバッグなどを、外から見えないような場所に隠すことも大切ですよ。

それに、バッテリー上がりにも気をつけましょう。夜、車内灯をつけっぱなしにすると、バッテリーがあがってしまい、翌朝エンジンがかからないということもあります。車内で明かりが必要なら、LEDランタンなどの照明があると安心です。

そして駐車場を使用する場合は、1台分しか使ってはいけません。中には、隣のスペースにテーブルやイスなどを置いたり、オーニングという日よけを張ったりする人もいるようですが、マナー違反ですよ。その他、車中泊が許可された駐車スペースでも、コンロなどで調理をするのはマナー違反になることがあります。

車中泊をする際は、その場所に応じたルールやマナーを事前にチェックすること、ぜひお忘れなく!

【エコノミークラス症候群に注意】11月11日(木) 


今週のテーマは、「車中泊のポイント」ということで、きのうは実際就寝するときや防犯、マナーについてお話しましたが、車中泊するにあたり、もうひとつ、十分気を付けなければいけないコトがあります。それが、いわゆる「エコノミークラス症候群」です。

狭い場所に座って、長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなり、血管の中に血の塊、いわゆる血栓ができやすくなります。その血栓が血管の中を流れると、肺に詰まって肺塞栓などを起こす可能性があるんです。これがエコノミークラス症候群で、胸が痛い、呼吸が苦しいなどの症状が出て、重くなると死亡する可能性もあります。もともとは、飛行機のエコノミークラスの乗客によく見られることから、この名前で呼ばれたんですが、もちろんクルマの中でも発症することがあります。

そこで車中泊をする時には、座った姿勢ではなく、出来るだけフラットな状態で寝ることが大切です。また、水分をこまめに摂るようにしましょう。アルコールは、飲むとトイレが近くなり脱水を起こしやすいので、ほどほどにしてくださいね。そして足と体を時々動かすようにします。その他、ベルトを緩めたり、ゆったりとした服装、例えばパジャマなどに着替えるといった対策も有効です。

車中泊は、旅行などの時だけでなく、災害が起きた際の避難方法としても注目されています。そんな、やむを得ずクルマで過ごす場合にも、このエコノミークラス症候群には、十分気をつけてくださいね。

【車中泊のアイテム】11月12日(金) 


今週は、「車中泊のポイント」をテーマにお送りしてきました。

クルマでの寝泊まりとはいえ、そこはやっぱり快適に過ごしたいもの・・・。ということで最終日の今朝は、満足する車中泊のために準備しておきたい代表的なアイテムを、いろいろ取り上げてみましょう。

まずは、マットです。シートがフルフラットになるようなクルマでも、どうしてもシートの形によって、デコボコが出来てしまいます。するとそれが気になって、熟睡するのが難しくなってしまうんです。そんな時、アウトドア用の厚めのマットなどがあれば、快適に過ごすことができますよ。

また、就寝中の温度管理も大切です。特に秋から春にかけて欠かせないのが、寒さ対策。自宅で使っている布団を、そのまま積み込んでいくのもいいのですが、大きかったりして、積み下ろしや収納が大変ですよね。そこでオススメは、キャンプなどで使うシュラフです。ただし、どんなものでもいい訳ではありませんよ。お出かけ先の夜の気温に合ったものを、用意するようにしましょう。

そして、窓を覆うカーテンやシェードなども便利です。車内のプライバシーを守るだけでなく、外の強い照明や朝日、また窓から侵入してくる冷気を遮断することができます。

ほかにも、車中泊に便利なアイテムがいろいろと市販されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。今週は、「車中泊のポイント」をテーマにご紹介しました。皆さん、秋のワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!

◆ 千葉県内の紅葉の名所

2021/11/5 UP!

今年は、お彼岸を過ぎても気温の高い日が続いたりして、秋らしさをなかなか感じられない期間が、長かったですね。でも、温暖な千葉県にあっても、11月に入りこれから次第に木々が色づきをみせるシーズンとなります。そこで今週は「千葉県内の紅葉の名所」をテーマにご紹介していきたいと思います。

◆【成田山公園の紅葉】11月1日(月)放送分

初日のきょうは、成田市の「成田山公園」について、取り上げてみましょう!

「成田山新勝寺」の本堂の奥に広がる「成田山公園」は、面積が16万5000平方メートル、東京ドームが3個半入るという広大な公園です。四季折々に、いろんな表情を楽しめるということで、新勝寺の参拝客や、市民などから、広く親しまれている公園です。

例年、11月中旬頃から色づきはじめ、12月上旬頃までの長い期間にわたって紅葉を楽しめる「成田山公園」。モミジ、クヌギ、ナラ、イチョウなどおよそ250本が醸し出す色彩は、参拝などで訪れる人たちを、存分に楽しませてくれます。園内には、特に人気が高い、紅葉の見どころスポットがあって、「成田山書道美術館」周辺のほか、「浮御堂」や「竜樹の池」「竜智の池」などの水辺では、水面に美しい紅葉が映り、また勾配のある散策路では、足を進める度に目まぐるしく変化する風景を愛でることもできて、実に見事ですよ!

そんな成田山公園は、東関東自動車道の成田インターチェンジからだと、空港通り、国道51号を経由して4キロほどの場所にあります。

◆【富津市 もみじロードの紅葉】11月2日(火)放送分

今週は「千葉県内の紅葉の名所」。二日目の今朝は、数ある名所の中でも、ドライブしながら紅葉を楽しめるスポットをご紹介したいと思います。それが富津市にあります、「もみじロード」です。

志駒川に沿って走る県道182号線。そのおよそ10キロにわたって続くのが、およそ1000本のモミジが生い茂る県内屈指のモミジの名所、通称「もみじロード」です。例年11月下旬頃から色づき始め、12月上旬が一番の見ごろとなります。さて、そんな富津市の「もみじロード」ですが、一番北側にある紅葉の名所が、「船戸橋」周辺。そのそばには、切手のデザインにも使われたという通称「切手のもみじ」もあります。さらに、もみじロードの途中にあるのが、上下2段からなる「地蔵堂の滝」。橋の上で勇壮な滝の音を聞きながら、鮮やかに染まる紅葉を観ることができますよ。そして、もみじロードで一番南にある名所が、「山中区公民館」から「竹ノ内米店」に至る区間で、「山中のもみじ」と呼ばれ、観光パンフレットにも写真が大きく掲載されるほどの名所です。

さて、そんな「もみじロード」は、館山自動車道の富津中央インターチェンジからだと、国道127号・465号、そして県道182号線を経由して、30分ほどの場所にあります。

◆【南房総市 かじか橋の紅葉】11月3日(水・祝)放送分

今朝は、吊り橋から眺められる、紅葉をピックアップしたいと思います。それが、南房総市で唯一のつり橋といわれる、「かじか橋(ばし)」周辺の紅葉です。

「かじか橋」は、「沢山(さわやま)不動堂」に通じる長さ10メートルほどの吊り橋。こちらの不動堂、創建は不明ですが、昔から「沢山の不動さま」として親しまれ、安産や商売繁盛、学業成就などに霊験があるとされています。かじか橋の紅葉は、例年11月中旬頃から色付き始め、見ごろは11月下旬頃から12月上旬頃。モミジなどが赤く色付き、吊り橋と調和した見事な光景を見せてくれます。川へ続く遊歩道を降りると、そこには落差15メートル、3段に渡る、「沢山不動滝」があって、滝と吊り橋のコントラストを楽しむことができます。紅葉した木々と、清涼感あふれる滝が、ひとときの安らぎをもたらしてくれる、秋こそぜひ見たいオススメのスポットですよ。ちなみに、一番上の滝のそばには、不動明王像がひっそりとたたずんでいて、ここでかつて行者が水行を行った証しとされています。

そんな南房総市の「かじか橋」は、富津館山道路の富浦インターチェンジからだと、クルマで30分ほどの場所にあります。

◆【香取市 香取神宮の紅葉】11月4日(木)放送分

秋が深まり、これから木々が色づいていく季節ということで、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」では、「千葉県内の紅葉の名所」をテーマにお送りしています。

四日目の今朝は、千葉県随一のパワースポットとしても知られる、香取市の「香取神宮」を取り上げてみたいと思います。

創建は紀元前643年という歴史ある「香取神宮」。茨城県の「鹿島神宮」・「息栖神社」と並ぶ、東国三社の一つに数えられています。本殿と朱塗りの楼門は、どちらも1700年、徳川五代将軍・綱吉によって造営されたもので、国の重要文化財に指定されています。

そんな「香取神宮」の境内は、紅葉スポットとしては穴場的な存在ですが、大鳥居から楼門までの参道沿いに、石灯籠ともみじの木が並び、情緒たっぷり。紅葉が楽しめるのは、例年11月下旬から12月上旬までです。

そして冒頭でもお話した通り、関東屈指のパワースポットとしても有名な「香取神宮」。境内で、特にパワーが強いとされているのが、奥宮の近くにある「要石」。これは地震を引き起こす大ナマズを、巨大な石の棒を差し込んで押さえ込んでいるといわれ、今見えている「要石」は、その石の棒の頭なんだそうですよ。

そんな「香取神宮」は、東関東自動車道の佐原香取インターチェンジからだと、3分ほど走った場所にあります。

◆【佐倉市 佐倉城址公園の紅葉】11月5日(金)放送分

「千葉県内の紅葉の名所」をテーマにお送りしてきた今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。最終日の今朝は、県内の紅葉の名所の中から、佐倉市にあります「佐倉城跡公園」を取り上げてみたいと思います。

千葉県内で唯一、「日本100名城」に選定されている「佐倉城址公園」。この公園は、堀田氏をはじめ、譜代の有力大名の居城だった佐倉城の城跡一帯を、整備した公園です。

お城の建物は明治時代のはじめにすべて取り壊されていますが、土塁や空堀跡などが残り、かつての面影をとどめています。そんな佐倉城址公園の紅葉は、例年11月末に見頃を迎え、12月上旬が最盛期。特徴となっているのが、空堀の中に植えられた木々の紅葉。空堀からあふれ出すように赤く色づいた木々は見る角度によって様々に見えて、実に見事です。

そんな「佐倉城跡公園」は、東関東自動車道の佐倉インターチェンジからだと、県道65号を経由して15分ほどの場所にあります。

今週は、「千葉県内の紅葉の名所」をテーマにご紹介しました。お出かけの際は、感染症対策を忘れずに、ぜひチェックして、秋のワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!

◆ 横断歩道での歩行者優先

2021/10/30 UP!

横断歩道で、歩行者が犠牲になる交通事故が後を絶ちません。

横断歩道は、歩行者が優先。この教習所でもならったはずの当たり前のことを、多くのドライバーはすっかり忘れてしまったのか、街なかで無視しているクルマが少なくありません。

そこで今週は、特に信号のない「横断歩道での歩行者優先」のルールについて、取り上げていきたいと思います。

【信号のない横断歩道では歩行者優先】10月25日(月)放送分  

まず、クルマを運転していて、前方の信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている場合、皆さんはどうしますか?そう、答えはもちろん、手前で一時停止をして、歩行者に道を譲らなければいけません。

このことを、善意からくる運転マナーだと思っている人がもしいたら、それは違いますよ!これは、れっきとした道路交通法で定められたルールです。守らなければ「横断歩行者等妨害等」という違反になって、違反点数は2点。反則金は、普通車では9000円、大型車が1万2000円となります。

そして、横断歩道で気をつけなければいけないのは、歩行者などが渡っている時や、渡ろうとしている時だけではありませんよ。実は、横断しようとする人や自転車が明らかにいない場合を除いて、その手前で停止できるように、速度を落として進まなければいけない、とも定められているんです。つまり、横断歩道の近くに人がいれば、念のため速度を落とさなければいけません。

横断歩道で歩行者などが待っていても、お構いなしに走り抜けるクルマを依然多く見かけますが、これは立派な交通違反だということを、皆さんもしっかり覚えておきましょうね!

【横断歩道での一時停止の調査】10月26日(火)放送分

今週お送りするテーマは、「横断歩道での歩行者優先」です。特に信号のない横断歩道で、歩行者優先のルールを守っていないクルマが多いというお話を昨日しましたが、実際に、どれぐらいの人が守っていないのでしょうか?

JAF・日本自動車連盟では、2016年から、「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」を行っています。これは、各都道府県2カ所ずつにおいて、信号機が設置されていない横断歩道を通行するクルマを対象に、歩行者が渡ろうとしている場面で、一時停止するかどうかを調べたものです。

去年の8月は、15日間に渡って、合計9434台のクルマを調査したそうで、その結果、一時停止したクルマは、2014台、21.3%という結果となりました。調査を開始した2016年には、わずか7.6%しか止まらなかったそうで、それに比べれば、かなり良くなってきているのが分かりますね。しかしそれでも、8割近くのクルマが止まっていない現実をみると、決して、多くの人がルールを守っているとは言えませんね。

ちなみに全国で、一番停止する率が高かったのは長野県で、72.4%にのぼりました。千葉県は26.7%で、全国16位。東京都は6.6%で46位、全国でワースト2位という結果でした。みなさんも歩行者優先のルール、ぜひ守ってくださいね!

【横断歩道手前に駐車車両がある場合】10月27日(水) 放送分

今週は「横断歩道での歩行者優先」をテーマにお送りしています。

信号のない横断歩道で歩行者などが渡っている時や、渡ろうとしている時は、クルマは一時停止して道を譲るのがルールだということを、昨日&一昨日とご説明してきました。ただ中には、歩行者がいるのかいないのか、簡単には分かりにくい状況もあります。

その一つが、横断歩道の手前にクルマが停まっている場合です。そんなケースでは、駐車車両の陰になっている歩行者などを、すぐには確認しづらいですよね。歩行者側から見ても、駐車車両が邪魔で、クルマが近づいてきているかどうか分かりません。そのため、クルマの陰から飛び出す格好になって、交通事故に遭う可能性があります。

もちろん道路交通法では、そんなことにならないようにルールを定めています。月曜日にもご紹介しましたが、歩行者などがいるかどうかがはっきり分からない時には、その手前で停止できるように、まず速度を落として進まなければいけないことになっています。さらに、横断歩道などの手前で止まっているクルマがあり、その横を通る場合、前方へ出る前に一時停止することが決められています。

そもそも横断歩道や自転車横断帯の端から前後5メートル以内の場所は、駐車も停車もしてはいけないことになっています。みなさんも、道路を横断中の歩行者を守るため、こうしたルールを改めて思い出し、しっかりと守るようにしてくださいね!

【横断歩行者に注意したい場面】10月28日(木)放送分

今週は、「横断歩道での歩行者優先」をテーマにお送りしています。

きのう、信号のない横断歩道の手前にクルマが停まっていると、歩行者などがいるか分かりにくくて注意が必要、というお話をしました。実は他にも、歩行者の存在が分かりにくく、注意しなければいけないシチュエーションがあるので、きょうはそうした場面をチェックしておきましょう。

まずは、片側一車線の道路などで、対向車線が渋滞している時です。対向車の車列が少しずつでも進んでいる時なら、歩行者がいきなり道路を渡ることはないでしょうが、止まっていたりする時は、要注意です。横断歩道を渡って、突然、歩行者がクルマの前に出てくる可能性があります。

また、バス停付近も細心の注意が必要です。バス停には、すぐ前後に横断歩道が設置されている場所があります。車体が大きいバスの陰になってしまえば、歩行者がいるかどうかを確認するのは、まず無理でしょう。自分が走っている車線側でも対向車線側でも、バス停のすぐそばに横断歩道があるような場合には、十分気をつけなければいけません。

皆さんも、そうした場所を通行する際には、ルール通り、十分スピードを落として進み、横断歩道の手前で一時停止することを決して怠らず、しっかりと安全を確認するようにしてくださいね。

【横断歩道の手前には…】10月29日(金) 放送分

「横断歩道での歩行者優先」がテーマにお送りしてきました今週の千葉トヨペット・レガーメ・ワンダフルドライブ。

ところでみなさんは、信号機のない横断歩道がどこにあるか、事前に分かったりするでしょうか?普段、通り慣れている道路なら、どこに横断歩道があるかは、きっと分かっていることでしょう。でも初めて通る場所では、信号機のない横断歩道がどこにあるか、事前には気づきにくい・・・と感じている人が、結構いるかもしれませんね。でもそんな方は、大事なものを見落としていることに気付いていない、ということになります。

日頃運転していて、みなさんも道路の路面にひし形の表示があるのを見たことがあると思います。こちらは「横断歩道または自転車横断帯あり」という道路標示で、信号のない横断歩道などの50メートル手前と30メートル手前に、設置されています。つまりひし形の道路標示を見たら、その先には、信号機のない横断歩道などがある、という訳です。また、横断歩道のそばには、青地に白の「横断歩道」の標識も立てられています。みなさんもこうした表示や標識に注意を払い、横断歩道の存在を常に意識しながら、運転するようにしてくださいね。

今週は「横断歩道での歩行者優先」をテーマにご紹介しました。ぜひ時々チェックして、安全安心なワンダフルドライブ、どうぞ楽しんでくださいね!

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