2023/6/9 UP!
季節は初夏。天気のいい日に海岸線などをドライブすると、気持ちのいい時期ですね。
そんな海沿いの風景で、フォトジェニックなものの一つが、灯台じゃないでしょうか?特に白亜の灯台は、青い海によく映えます。
そこで今週は、「千葉県の灯台」をテーマに、代表的な灯台を取り上げていきたいと思います。
【洲埼灯台】6月5日(月)
まずピックアップするのは、館山市にあります、「洲埼灯台(すのさきとうだい)」です。「洲埼灯台」は、大正8年・1919年に点灯を開始した灯台で、高さはおよそ14.75メートル。国の登録有形文化財にもなっているんです。房総半島南部の、最も西に建っているこの灯台。対岸の三浦半島にある「剱埼灯台」と共に東京湾の入口を示していて、航行する船の安全を支えています。
現在、灯台の中に入ることはできませんが、敷地内が眺望台になっていて、眺めはまさしく絶景!晴れた日には、富士山や伊豆半島、三浦半島まで見渡すことができます。また、夕暮れの景観も素晴らしく、ロマンチックな雰囲気が漂うことから、「恋人の聖地」にも認定されていますよ!
そんな「洲埼灯台」は、富津館山道路の富浦インターから40分ほどの場所にあります。
【野島埼灯台】6月6日(火)
続いてご紹介するのは、南房総市にあります「野島埼(のじまさき)灯台」です。
房総半島・最南端の岬に立つ、八角形をした白く美しいこの灯台は、幕末の慶応2年・1866年、
アメリカ・イギリス・フランス・オランダの4か国と結んだ「江戸条約」によって設けられた、日本初の洋式灯台8つのうちの一つです。
明治2年・1869年に完成したんですが、残念ながら、関東大震災で倒壊。その後、大正14年・1925年に再建されました。高さおよそ29メートルのコンクリート造りで、白く輝く姿も美しく、「日本の灯台50選」にも選ばれています。
そしてこちらは、全国に16しかない「のぼれる灯台」の一つでもあります。螺旋階段を登った先にある展望台からの眺めは素晴らしく、絶えず岩場に打ち寄せる太平洋の荒波は、まさに圧巻です!また隣接する「野島埼灯台資料展示室・きらりん館」には、貴重な資料も展示されていますよ。
そんな「野島埼灯台」は、富津館山道路の富浦インターから国道127号、県道86号などを経由して、20キロほどの場所にあります。
【太東埼灯台】6月7日(水)
次にピックアップするのは、いすみ市にあります、「太東埼(たいとうさき)灯台」です。
九十九里浜の最南端にある太東埼に建つこの灯台。岬からは太平洋の大海原を一望できます。鉄筋コンクリートづくりの灯台は白亜の円筒形で、高さは15.9メートル。その光は、およそ41キロ先まで照らしているそうです。
こちらは、第二次大戦後、旧・太東村が設置した灯台を、昭和25年、国に移管されたのを機に改築されました。昭和27年には、海抜およそ63メートルの山の上に移され、その後、大規模ながけ崩れがあったため、昭和47年、現在の場所に移されたそうです。以前は、灯台守がいたそうですが、現在は無人の灯台になっています。
この灯台の脇の広場からの眺めは大そう素晴らしく、九十九里浜から大原の「日在(ひあり)海岸」までを眼下に見ることができます。紺碧の空と海、そこに広場の白い柵が印象的で、「ちば眺望100景」にも選ばれているほか、「恋する灯台」にも選ばれています。
そんな「太東埼灯台」は、千葉東金道路の東金インターから東金九十九里有料道路、九十九里ビーチラインを経由して45分ほどの場所にあります。
【犬吠埼灯台】6月8日(木)
全国に16しかない、「のぼれる灯台」の一つとして、南房総市白浜の「野島埼灯台」をご紹介しましたが、実は千葉県には、もう一つ「のぼれる灯台」があるんです!
それが銚子市の「犬吠埼(いぬぼうさき)灯台」です。
犬吠埼灯台は、銚子半島の最東端、太平洋に突き出した犬吠埼にあって、高さはおよそ31メートル。レンガ造りの建築物としては、青森県にある「尻屋埼灯台」に次ぐ高さを誇っているんです。99段のらせん階段を登ると太平洋を見渡す雄大な景色を目にすることができますよ!
またこの灯台には、真っ白に塗られた昔ながらの丸形のポストが設置されていて、実際にハガキや手紙を出すことができます。ホワイトデーに設置されたので、「恋愛が成就するポスト」とか、「幸せを呼ぶポスト」「願いが叶うポスト」などと呼ばれているんだそうです。
ちなみに、こちらから郵便を出すと、灯台が描かれた消印を押してもらえるそうです。願い事のある方、ここから手紙を出してみてはいかがでしょうか?
そんな「犬吠埼灯台」は、東関東自動車道の佐原・香取インターから国道356号線などを経由して、およそ42キロの場所にあります。
【飯岡灯台】6月9日(金)
最後に取り上げるのは、旭市にあります「飯岡(いいおか)灯台」です。
屛風ヶ浦の西端、刑部岬に建つこちらの灯台は、高さ60メートルの断崖の上にある「上永井自然公園」の中にあって、昭和31年10月から点灯を開始しました。その白亜の灯台は、岩井俊二監督の出世作として知られる「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」の重要な舞台になったことでも知られています。
灯台の中には入れませんが、お隣にある「飯岡刑部岬展望館~光と風~」から景色を楽しむことができます。展望デッキには双眼鏡も設置されていて、太平洋と九十九里浜の湾曲した長い海岸線が一望でき、屋上展望台からは、360度のパノラマを堪能できますよ!
入場は無料で、開館時間は、9時から夕方5時まで。1階トイレと3階「光と風のデッキ」は、終日利用できます。
そんな「飯岡灯台」は、銚子連絡道路の横芝光インターから国道126号を経由して27キロほどの場所にあります。
今週は千葉県の灯台から5つご紹介しましたが、お出かけになる場合は、その場の状況に応じて自己判断でマスクを着用するなど、感染対策への配慮をお願いします。
2023/6/2 UP!
もうすぐ6月。本格的な雨のシーズンがやって来ますね。
雨の日でも、安全に、そして快適に運転するためには、おクルマの雨への備えが欠かせません。そこで今週は、「雨の季節に備える」をテーマに、さまざまなポイントをチェックしていきたいと思います。
【ワイパーの交換】5月29日(月)
まず、今朝お話するのは、雨の日の視界を確保するために絶対無くてはならない、ワイパーについてです。
一年中、雨が降れば目の前で頑張ってくれているワイパー。ただ、あまりに身近なためか、その大切さを特に意識したことがない、なんて方も、結構いらっしゃるようです。しかしワイパーは、ゴムで出来た部分も、それを支えるワイパーブレードも、時間が経つにつれて劣化してしまうもの。すると、どうしても雨を拭き取る性能が低下してしまい、クリアな視界を確保できなくなってしまうんです。
ワイパーの拭き取りムラなどは、雨の時の視界が悪くなるだけでなく、目の疲労も増大させるため大変危険です。そこで欠かせないのが、適切な交換です。特にワイパーラバーは、簡単に交換できますので、拭き残しや、ワイパーを動かした時に気になる音が出始めたら、早めに交換するようにしましょう。また、ガラス面にワックスなどの油分が付着した場合は、きれいに掃除しておくようにしましょうね。放っておくと、ゴムの劣化が進んで、より拭きムラが大きくなってしまうんです。
みなさんも、身近なワイパーだからこそ、日頃からもっと注意を払うようにしてくださいね。
【タイヤの状態のチェック】5月30日(火)
雨の日、安全に走行するために不可欠なのが、タイヤの状態のチェックです。そのポイントといえば、まず思いつくのが「溝」でしょう。タイヤの溝は、タイヤと路面の間にある雨水を排水し、タイヤをしっかり接地させるという大切な役割があります。もしこの溝が浅くなっていると、排水が十分にできず、スリップする危険性も…。そのため、タイヤの溝はとても重要なんです。法律上では、溝が1.6ミリ未満になったタイヤは、使用してはいけないことになっています。しかし、それまでは安全、という意味ではありませんよ!
実は、溝の深さが新品の状態から半分程度に減ってしまうと、ブレーキペダルを踏んでから停まるまでの制動距離が、急速に長くなってゆくといいます。つまり、法律的には使用できても、安全性がどんどん低下していくということ。早めに交換するように心がけましょう。
ただし、「溝が十分残っていれば安心」とは言い切れないのがタイヤ。というのも、ゴムで出来ているタイヤは、時間が経つうちに変質して、硬くなっていきます。すると、路面にしっかりグリップせず、濡れた路面で、スリップしやすくなってしまうんです。
どのぐらいの期間使うと、ゴムが劣化するかは、使用頻度や保管状況によって変わるので一概には言えません。ただ5年ぐらいが、一つの目安になるようです。それ以上使用する時は、日常の点検のほか、そのまま使えるかどうかを、カーディーラーのスタッフなどに見てもらうようにするのがオススメですよ。
【クルマを守るボディコート】5月31日(水)
雨が降ると、クルマは単に水に濡れるだけではありません。雨には、ホコリや油分などさまざまな汚れが溶け込んでいるので、それがクルマに降り注ぐということになります。また、それをそのまま放置していると、クルマの塗装にダメージを与えることもあるんです。
雨が降る度に洗車できればいいんですが、そんな頻繁にだと大変ですよね。そこで雨による汚れから、おクルマを守るためにしておきたいのが、日頃からのボディコートです。市販されているコート剤もありますが、手間や品質の面など考えれば、カーディーラーなどで行っているボディコートが、断然オススメ!そうしたボディコートには、大きく分けて2つのタイプがあります。1つは「撥水タイプ」と呼ばれるもの。ボディにツヤと光沢を出し、はじいた水がボディ表面をコロコロところがり、洗車しやすいのが特徴です。また、コーティングによって汚れが取れやすくなります。
もう1つが、「低撥水タイプ」です。こちらはコーティング被膜によって、水がボディ表面を薄い膜となって広がり、汚れを浮かして、流し落としてくれます。皆さんもぜひ、本格的な雨のシーズンの前に、おクルマを守るボディコートを試してみてはいかがでしょうか。
【油膜を取ってキレイな視界を確保】6月1日(木)
雨の中でもクリアな視界を保つためには、ワイパーの点検・交換が大切……というお話をしました。ただ、どんなにワイパーをかけても、視界の邪魔になるものがあります。それが…そう、「油膜」です。
雨の日、特に夜などは、対向車のライトに照らされてギラギラとガラス面が反射して、前が見えづらくなる油膜。一体何が原因なんでしょうね?
その原因とされているのが、道路の油分を含んだ水や、排気ガスを含んだ雨などがガラス面に付着すること。またワックスをかけているクルマなら、それが雨などによって流れ落ち、ガラスに付着することもあります。さらに、ガラスのコーティング剤が溶け出すことで、油膜の原因になることもあるんです。つまり、普通にクルマに乗っていればついてしまうので、実は防ぎようがありません。そうなると、しっかりメンテナンスするしかないですよね。
軽いものなら、スプレー式の油膜取りで、落とすことができるかもしれません。しかし、しっかりこびりついたものだと、専用のクリーナーを使い、こすり落とすのが一番確実ではありますが、ただコレ、意外と手間がかかるんですよね。そこでオススメしたいのが、カーディーラーなどのプロに任せること。特にミニバンなどに乗っている方なら、フロントガラスも大きくて、自分でやろうと思うと結構大変です。実は、いつも油膜が気になっていた…という方は、この機会にぜひキレイにして、クリアな視界を確保してくださいね!
【ガラスコートもおすすめ】6月2日(金)
フロントガラスの油膜についてピックアップしましたが、せっかく油膜を取ってピカピカにするなら、
雨粒をはじき、クリアな視界をより確保できるガラスコートをしておくのが、やっぱりオススメです!
ガラスコートは、コーティング剤を塗ることによって、ガラス面に水をはじくコーティング被膜をつくり、付着した水滴を、小さな水玉にして視界を確保します。
さらにガラスコートをしておくと、汚れや油膜が付きにくくなり、付いた場合でも落としやすくなります。また、これからの夏のドライブで厄介な、虫の死骸などが付いても取りやすくなるんです。
今では、カー用品店などに行けば、こうしたガラスコート剤がいろいろ販売されているので、最近は、利用している方も増えているでしょう。ただ気をつけたいのは、昨日ご紹介した「油膜」です。油膜が付いた状態でこうしたガラスコートをしても、効果や持続期間が半減してしまう可能性があるんです。
そこでオススメは、カーディーラーなどで、油膜取りからガラスコートまでお願いすること。プロの仕事で、ビックリするほどピカピカに仕上げてくれますよ。
クリアな視界は、安全運転の基本です。みなさんもしっかり対策してくださいね!
2023/5/26 UP!
5月も下旬になり、今まさに新緑が気持ちのいい季節ですね。そんなこの時期、キャンプ場などを目指し、山あいの道を運転する機会も増えるでしょう。でも、そんな山あいをクルマで走る際には、町なかでの走行とは違った注意点が必要な場合もあります。
そこで今週は、「山のドライブで気をつけたいこと」をテーマに、いくつかの注意点を取り上げていきたいと思います。
【「落石のおそれあり」の標識を見たら】5月22日(月)
まず山道を走っていると、「落石のおそれあり」という崖からの落石を描いた黄色い警戒標識を目にすることがありますよね。この標識は、「この先に路側より落石のおそれがあるため、車両の運転上注意が必要である」ということを意味しています。
でも、「突然落ちて来る石に、どうやって気をつけたらいいの?」と思ったことがある方、いらっしゃいませんか?実は、この標識を見かけた時に気をつけたいのは、「落ちて来る石」だけでなく、「道路に落ちている石」にも注意しなければいけないのです。
山道ではカーブが多く、見通しがきかない所が少なくありません。そんな所に不用心に突っ込んで行って、大きな石が落ちていたら、大事故につながりかねません。また、10センチ程度の比較的小さな石でも、踏み越えれば、運転操作を誤る可能性は十分にあって、対向車線に飛び出したり、ガードレールや崖に衝突したりすることだってありえます。
ということで、この「落石のおそれあり」の標識を見かけたら、路面の状態に十分注意を払いながら、
見通しの悪いカーブでは、速度を落として慎重に運転するようにしてくださいね。
【山道でのクラクション】5月23日(火)
以前このコーナーでも、町なかの普通の道路でむやみやたらにクラクションを鳴らすのは「交通ルール違反」だということをご紹介しました。
実はクラクションは、鳴らしていい場所、鳴らさなければいけない場所が、道路交通法で決められていて、それ以外の場所では、危険を回避するためにやむを得ない場合を除いて、鳴らすことはルール違反なんです。では、どんな場所でクラクションを鳴らすかといいますと、原則として「警笛鳴らせ」の標識がある場所です。
この標識は、右向きのスピーカーのようなものから、2本、右方向の上下に稲妻のような絵柄が延びている青い標識で、立っている場所は主に、見通しの悪い山間部です。山道を走っていてこの「警笛鳴らせ」の標識を見たら、クラクションを鳴らすのが義務です。
一方、その標識の下に区間を表す矢印が付いている時は、その区間にある、左右の見通しの悪い交差点や曲がり角、上り坂の頂上などを通過する時、クラクションを鳴らさなければいけません。
ちなみに、どうしてそうした場所でクラクションを鳴らさなければいけないかというと、見通しの悪い場所で、音によって周囲のクルマなどに、自分の存在を知らせるためです。皆さんも、ぜひ正しくクラクションを使って、山道を安全に通行してくださいね。
【長い坂道を下る時には】5月24日(水)
「山のドライブで気をつけたいこと」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。
ところで、山道での運転で、大切な鉄則の一つに「長い下り坂では、フットブレーキばかりを多用しない」というものがあります。きっと皆さんも、教習所などで教わったことでしょう。
長い下り坂でフットブレーキを使いすぎると、二つのブレーキトラブルが発生する可能性があります。その一つが、「フェード現象」です。フットブレーキを踏み続けていると、ブレーキディスクとブレーキパッドが接し続け、ブレーキパッドが高熱になる恐れがあります。実はブレーキパッドには、その素材に応じた許容温度があって、その温度を超えてしまうと、摩擦係数が下がり、ブレーキが一気に効かなくなってしまうんです。この状態を、「フェード現象」といいます。
そして、さらにフットブレーキを使いつづけると、ブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える液体・・いわゆる「ブレーキフルード」に、熱が伝わって沸騰し、中に気泡が出来てしまうんです。そうなると、いくらブレーキペダルを踏んでも、その力は気泡をつぶすだけで、ブレーキパッドに伝わらなくなってしまいます。これが二つ目のトラブルで、「ベーパーロック現象」といいます。
そんな、「ブレーキが効かない」という恐ろしいトラブルを防ぐためにも、長い下り坂では、シフトダウンなどエンジンブレーキを併用しながら、スピードのコントロールを心がけてくださいね。
【下り坂でブレーキが効かなくなったら!?】5月25日(木)
長い坂道をフットブレーキばかり使って下っていると、「フェード現象」や「ベーパーロック現象」によって、ブレーキが効かなくなる危険性があるというお話をしました。では、実際に坂道を下っている時に、もしもブレーキが効かなくなったら、その時、皆さんはどうしますか?
そんな緊急時は、原因をあれこれ考えるよりも、とにかくクルマを停めなければ、いけません!停まらなければ、先に待っているのは恐ろしい大きな事故です。
その際、まずしなければいけないのは、シフトダウンして、エンジンブレーキをかけることです。そして、サイドブレーキも引きましょう。ただし、一気にサイドブレーキを引くと、後輪がロックしてスピンをする恐れがありますので、何回かに分けて、引くようにしてくださいね。
それでも止まらなければ、多少強引な方法でも、クルマを停めることが最優先となります。
例えば、クルマをガードレールにすり寄せたり、山側の溝に車輪を落としてみるのもいいでしょう。
また山道では、ブレーキ故障に備えて、砂利などが積まれた「緊急避難所」が設けられている場合があります。そうした場所があれば、迷わず利用してくださいね。
でも、できればそんな事態にならないことが、もちろん一番です。
ブレーキトラブルを未然に防ぐためには、長い下り坂では、フットブレーキだけに頼らず、エンジンブレーキを併用するのがポイント。日頃からブレーキの点検・整備を、くれぐれもお忘れなく!
【未舗装路に遭遇したら】5月26日(金)
「山のドライブで気をつけたいこと」最後にご紹介するのは未舗装路について。
山あいへお出かけすると、場所によっては舗装されていない道路に出くわすことがあります。そうした未舗装路を好む方も、ドライバーさんの中にはいますが、基本的にそのような道を走ることはお勧めできません。というのも、未舗装の道路の中には、一部分だけ砂利道となっていたり、道の凹凸が激しかったりして、ハンドルを取られてしまう危険性があります。ましてや雨が降ったりすると、さらに状態は悪くなり、場合によっては、スタックして抜け出せなくなる事態も考えなければいけません。
段差や陥没のほかにも、とがった石があったりして、パンクする恐れもあります。また砂利道では、石が跳ねてボディなどにキズが付くこともあるので、クルマをきれいに乗りたい方は、そうした道は避けた方が無難でしょう。もしやむを得ず、未舗装路を走行しなければならない場合は、細心の注意を払う必要があります。
例えば、発進する時、アクセルを強めに踏むと、スリップする可能性があります。アクセルはゆっくりと踏んでいくようにしましょう。そしてブレーキも効きにくいので、先々の路面状況は早めに確認し、
手前からゆっくりとブレーキを踏むようにしてください。さらに急ハンドルも、スリップにつながり易いので、注意しましょうね。
今週は、「山のドライブで気をつけたいこと」をテーマにご紹介しました。
2023/5/19 UP!
今年4月1日、自転車に乗る時に、ヘルメットの着用が努力義務になったのは、皆さんもご存知だと思います。どうして、自転車でもヘルメットをかぶらなければいけないかといいますと、それだけ自転車での死亡事故が多いからです。自転車事故でヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合と比べて2倍以上も高くなったというデータが、近年ではあるんです。
もちろん、クルマのドライバーさんは、そうした自転車を保護し、事故を防止する義務があります。
そこで今週は、「自転車に注意」をテーマに、さまざまな注意点などをご紹介していきたいと思います。
【自転車との出会い頭の事故に注意】5月15日(月)
ところで、自転車とクルマの交通事故で、目立って多いのはどんな状況の事故か、ご存知でしょうか?
それは、「出会い頭の事故」で、実に半数以上を占めています。
特に注意しなければいけないのが、信号機のない交差点です。
住宅街には見通しの悪い交差点がたくさんあって、そこから自転車が飛び出してくることが、よくあります。そのため、「一時停止」の標識や道路標示がある場合は、必ず止まって安全確認をしなければいけません。
では、そうしたものがない交差点では、そのまま通過していいのでしょうか?
もちろん、そんなわけはありませんよね!徐行するなどして、必ず安全を確認するようにしてください。また住宅街には、丁字路がいくつも続いている道路があります。その多くも、見通しの悪い危険な交差点なので、十分にスピードを落として、走行するようにしてくださいね!
【5月・6月は高校1年生の自転車に注意】5月16日(火)
4月は、小学1年生が入学したばかりで、歩行中の子供の事故が増える時期です。一方、5月・6月は、特に高校1年生の自転車事故が多くなる、ということを、皆さんはご存知だったでしょうか?
これは、「自転車の安全利用促進委員会」が2017年5月に公表した、「中高生の自転車事故実態調査」で判明した内容です。そのデータによりますと、2015年に発生した、高校生の通学時の自転車事故のうち、およそ半数が高校1年生の時に起きているんだそうです。さらにそれを月別で見ると、「5月・6月」が他の月に比べて1.4倍と、目立って多かったといいます。
でもどうしてこの時期、高校1年生の自転車事故が多くなるんでしょうか?まず高校生は、中学生と比べると、通学路が長距離になる傾向があります。そのため高校生になって、初めて自転車通学をするという人や、距離が中学の時より長くなったという人も多いでしょう。ただ4月は、まだ緊張感をもって走っていたものの、5月・6月になって慣れてくると、注意不足を招く上、危険な場所もまだよくわかっていないため、事故を起こしやすくなると考えられるそうです。
そうした事故の発生場所としては、センターラインや歩道のない裏道交差点での割合が最も高く、そのおよそ9割が、クルマとの出会い頭の衝突なんだそうです。
そこでドライバーさんは、特にこの時期、裏道の交差点などでは、「自転車が飛び出してくるかもしれない」…と考えて、徐行するか、一時停止するなどして、十分に安全確認するようにしてくださいね!
【自転車との意識のギャップを理解する】5月17日(水)
クルマを運転している時、ヒヤリとさせられることが多いのが、「自転車の無謀な運転」です。
自転車は道路交通法では軽車両に分類され、いわば「クルマの仲間」です。それだけに本来なら、様々な交通ルールがあるのですが、それが守られていないケースが多いようです。
実際、警察庁の統計によりますと、2022年中に発生した自転車に乗っている時の交通事故で、死者の78.0%、負傷者の63.6%で、自転車の側にも何らかの法令違反が認められたそうです。
ただ、残念ながら自転車に乗っている人の多数は、「車両」を運転しているという意識が低く、安易な行動を取りやすい傾向があります。例えば、一時停止の標識が自転車側に出ていたとしても、停止線で止まらずに出てくるケースが多くなっています。
でも、ルール違反をしたのが自転車だからといって、それで交通事故を起こしていい、仕方がない、というワケは勿論ありません。自転車に乗っている人は、事故になると大きなダメージを受け、死亡したり、重傷を負ったりしやすいものです。そこでドライバーさんは、自転車側との意識のギャップを理解し、「自転車は止まらないかもしれない」という前提で危険予測をして運転することが大切なんです。
クルマには、自転車を保護し、事故を防止する義務があります。ルールを守らない自転車に対して思うところはあるかもしれませんが、その動きに十分注意を払い、事故防止に努めてくださいね!
【自転車への追突に注意】5月18日(木)
クルマと自転車の事故にもいろいろな形がありますが、中でも死亡事故が最も多いのが、追突事故なんだそうです。特に、昼間と夜間で比べると、追突による死亡事故は、圧倒的に夜間に多いといいます。
その原因としては、自転車側からすると、後ろから接近してくるクルマに気付かず、避けることもできないままに追突され、死亡事故に至っていると考えられます。
逆にクルマからすると、自転車は見落としやすいという事情もあるようです。
さらに、自転車のなかには、夜間走行に備えて、後部に点滅ライトを付けたものもありますが、ほとんどの場合は、泥除けカバーとペダルの所に、小さな反射器材が付いているだけです。ただこの反射器材、遠くからではよく見えないことも多く、発見しにくいようですね。そんなこともあって、クルマのドライバーさんは、追突する直前まで自転車に気づかず、減速しないまま衝突して死亡事故に至ることが多いようです。
そこで、そんな追突事故を防ぐためには、特に夜間であれば、極力ライトを上向きにして、早めの発見に努めましょう。そして自転車を発見したら、自転車との間隔を十分にとって、慎重に追い越すようにしてください。
また自転車は、駐車車両などの障害物をよけるため、道路の中央に出てくることがあります。自転車の前方の状況にも目を配り、進路変更など、その動きを予測した運転を心がけましょうね。
【雨の日の自転車に注意】5月19日(金)
「自転車に注意」をテーマにお送りしてきた今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」ですが、いよいよ梅雨の季節がやって来ますね。
雨の日には、自転車を利用する人は減るものの、それでもゼロということにはなりません。ただ、雨の日の自転車の運転は、さまざまな危険を伴いますので、近くを走るクルマも、十分に気をつけたいものです。
雨の日、自転車に乗っている人が事故に遭う場合、その原因は大きく分けて2つあります。
1つは、傘を差したり、カッパを着たりすることで、左右の視界が遮られ、近づいて来るクルマに気が付かなかったり、気が付くのが遅れたりするためです。そして、もう1つの原因が、自転車のブレーキが、雨に濡れると効きが悪くなることです。そのためいつもの調子でブレーキをかけても、思ったように止まれず、クルマなどに衝突してしまうことがあります。
ということで、雨の日に運転していて、傘を差したり、カッパを着ている自転車を見かけたら、クルマの接近に気づいていないかもしれない、と考えた方がいいでしょう。また、交差点に近づいて来る自転車は、止まり切れずに飛び出してくる可能性もあると想定して、スピードを落とし、その動きに注意を払うようにしてくださいね。
今週は、「自転車に注意」をテーマにご紹介しました。
2023/5/12 UP!
去年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、鎌倉幕府が脚光を浴びましたね。
そんな鎌倉幕府を開いた人物といえば、もちろん源頼朝です!実は明日5月9日は、頼朝の誕生日なんだそうです。生年は1147年なので、876年も前のことなんですね。そして頼朝は、千葉県とも縁の深い人物として知られています。
そこで今週は、「千葉県の頼朝ゆかりのスポット」をテーマに、ピックアップしていきたいと思います。
【源頼朝上陸地】5月8日(月)
まず頼朝と千葉県の関係をおさらいしておきましょう!
1180年、源頼朝は伊豆で平家打倒の兵を挙げたものの、現在の神奈川県小田原市で起こった「石橋山の戦い」で大敗。頼朝は、箱根山から真鶴半島へ逃れ、船で安房国(=)現在の千葉県へと落ちのびます。その後、源氏再興を誓い、東国の有力な豪族たちに手紙を送って味方を募り、勢力を盛り返した…、と伝えられています。
そんな頼朝が、安房国で最初に上陸した場所は、いくつが説があるんですが、有力な上陸地の一つが、鋸南町の竜島です。
こちらには現在、「源頼朝上陸地」の石碑が建てられています。わずかな供を連れて上陸した頼朝を、竜島の村人たちは歓迎し、いろいろと世話を焼いたと云われています。
そんな、鋸南町の「源頼朝上陸地」は、富津館山道路の鋸南富山インターからだと、県道184号、国道127号を経由して10分ほどの場所にあります。
【仁右衛門島】5月9日(火)
昨日の、鋸南町・頼朝上陸地に続いて、今朝ピックアップするのは、鴨川市の沖合にぽっかり浮かぶ「仁右衛門島(にえもんじま)」です。周囲4キロほどながら、千葉県では一番大きな島で、県指定の名勝のほか、「新日本百景」にも選ばれています。
実はこの島、個人が所有していて、代々「平野仁右衛門」を名乗る平野家が、守り続けているんです。
もちろん島の名前も、この仁右衛門さんが由来となっています。現在のご当主で、なんと推定38代目なんだそうですよ。
そしてこの島にも、源頼朝にまつわる伝説が残されています。
「石橋山の戦い」に敗れた頼朝が安房国に逃れた際、平野仁右衛門に助けられ、この島で平家軍から一時身を隠し、巻き返しを図ったと言い伝えられています。島の東部には、頼朝が身を隠したとされる洞窟も残されているんですよ。
さらに島内には、日蓮聖人が朝日を拝んだとされる場所もあって、実に見所いっぱい!さらに、宝永元年、1704年に建てられたという平野さんのご自宅も、一般に公開されています。
そんな「仁右衛門島」は、館山自動車道の君津インターからだと、房総スカイライン、鴨川有料道路などを経由しておよそ60分、さらに、渡し船で5分ほど海を渡った先にあります。
【洲崎神社】5月10日(水)
今朝ピックアップするのは、館山市にあります「洲崎神社(すのさきじんじゃ)」です。
こちらの神社の社殿は、御手洗山(みたらしやま)の中腹にあって、太平洋を一望できる、ビュースポットになっています。
おまつりしている主祭神は、航海安全の女神、「天比理乃咩命」。そのため古くから漁師や船乗りなど、海で仕事をする人たちから厚い信仰を集めていました。そしてこの「洲崎神社」も、源頼朝と縁の深い神社とされているんです。「石橋山の戦い」に敗れ、安房に渡った頼朝は、こちらの神社に参拝。
戦勝と源氏再興を祈願したと伝えられています。また後に、妻の北条政子の安産祈願もしたそうですよ。
ちなみに洲崎神社の一の鳥居は、「浜鳥居」と呼ばれ、時期によっては、夕方、鳥居の中心付近に太陽が沈む絶景を楽しめます。さらに天気がいいと、鳥居の中央に富士山を望むことができ、毎年5月25日ごろと7月18日ごろには、太陽が富士山の頂上に沈む、いわゆる「ダイヤモンド富士」を見ることができるそうです!
そんな「洲崎神社」は、富津館山道路の富浦インターからだと、25分ほどの場所にあります。
【葛飾八幡宮】5月11日(木)
「千葉県の頼朝ゆかりのスポット」がテーマの今週、今朝ピックアップするのは、市川市にあります「葛飾八幡宮」です。
創建されたのは平安時代と伝えられ、1100年以上の歴史を持つこの神社。厄除けや開運・必勝・安産・育児守護の神様として、ひろく厚い信仰を集めてきました。こちらの神社も、頼朝ゆかりの場所として知られています。
「石橋山の戦い」で大敗して安房に逃れた頼朝は、千葉常胤などの援軍を得たのち、こちらの神社に立ち寄り、戦勝と武運長久を祈願しています。その時、頼朝の馬が、ある石に前脚をかけたところ、蹄の跡が残ったんだそうです。その「駒どめの石」が、今も境内に残されています。
他にも、こちらの神社で目を奪われるのが、国の天然記念物に指定されている「千本公孫樹」。推定樹齢は、実に1200年といわれ、高さは約22メートル、根の周りは10メートル以上という巨木です。その見事な姿は、江戸時代後期に出版された『江戸名所図会(ずえ)』にも描かれています。
何本もの幹が寄り添って支え合う姿をしていることから、縁結びの御利益があるとも言われるご神木です。
そんな「葛飾八幡宮」は、京葉道路の市川インターからだと、15分ほどの場所にあります。
【九十九里浜】5月12日(金)
今週のテーマは、「千葉県の頼朝ゆかりのスポット」です。
千葉県内には、数多くの頼朝ゆかりの地がありますが、外房でおなじみの九十九里浜も、その一つだって、みなさんはご存知でしょうか?実は「九十九里浜」という名前も、頼朝に関係があるとされているんです。そこには、ある民話が残されています。
相模の石橋山での合戦に敗れた頼朝は、船で安房に渡り、源氏ゆかりの兵を募って房総各地をめぐっていました。たまたま、どこまでも続く海岸線に出くわした頼朝は、100本の矢を用意させ、一里ごとに1本ずつ、矢を浜に刺していったんだそうです。
なぜそんなことをしたかといいますと、矢を刺すのは軍略として距離を計るためと、神域、つまり神の領域を示して、悪霊を払うためだといわれています。
実際の九十九里浜は、「旭市の刑部岬」から「いすみ市の太東岬」のあいだ66キロメートルの海岸をいいますが、頼朝は、その区間を6町一里とし、立てた矢が99本に達したことから九十九里浜と呼ぶようになった、とその民話は伝えているそうです。
この由来には諸説ありますが、思わず納得する頼朝らしい逸話ですよね。
今週は、「千葉県の頼朝ゆかりのスポット」をテーマにご紹介しました。
なお、お出かけの際はその場に応じた感染対策をお願いします。
2023/5/5 UP!
今年のゴールデンウィークは久々に、おクルマで遠出されるという方、多いでしょうね。ただお休みの日のドライブにつきものなのが、渋滞です。ゴールデンウィーク後半戦も各地の高速道路で長い渋滞が予測されているようです。
そこで今週は、「渋滞との付き合い方」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げていきたいと思います。
【渋滞での基本的な注意点】5月1日(月)
初日のきょうは、渋滞での運転の基本について、改めて確認しておきましょう。
まず気をつけたいのが、脇見運転です。
渋滞中は、ノロノロ運転がつづくので、つい緊張感が途切れがち。その上、車間距離も短いため、うっかりしていると、前のクルマが止まったことに気づかず、すぐ追突してしまうことになります。また、脇見運転や漫然運転をしていると、隣りの車線のクルマが動き出したのに合わせ、つい自分もつられてスタートしてしまい、まだ停車中の前のクルマに追突するということもあります。前方のクルマの動きに、しっかりと注意を払いましょう。
そして渋滞していると、少しでも先に進もうと、車線変更を繰り返すクルマをよく見かけます。でも、車線をあわただしく変えても、それほど早く進める訳ではありませんし、周囲のクルマなどと接触事故を起こすリスクが高くなるだけです。
渋滞中は、むやみに車線変更をしたり、追越しをするのはやめましょうね!
【渋滞で気をつけたいこと】5月2日(火)
昨日高速道路の渋滞で、車線変更を繰り返すのは、まわりのクルマと接触する危険性が高くなるだけで、そんなに早く進めるワケではない、というお話をしました。
でも、渋滞中の車線変更では、その他にも、気をつけなければいけないポイントがあるんです。それが、すり抜け運転をしてくるバイクです。
渋滞中でも、バイクはクルマの間を縫うようにすり抜けていくことがありますよね。後ろから接近してくるそうしたバイクに気づかずに車線変更すると、接触や衝突事故を起こしてしまうことになります。そのため、不用意に車線変更を繰り返すのは、絶対にやめましょう。
そして、やむを得ず車線変更する場合も、後方の確認をしっかり行い、ウインカーも早めに出して、自分の意思を周囲にしっかり伝えることが大切ですよ。
その他、渋滞に関連して、気をつけて欲しいのが、長い渋滞を抜けた後です。ストレスいっぱいの渋滞をやっとの思いで抜けると、これまでの遅れを取り戻そうとしてか、ついついアクセルを踏み込んでしまう人が多いようです。言うまでもなく、スピードの出し過ぎは、事故の元です。
皆さんも、渋滞を抜けた時こそ気持ちを新たに、慎重な運転を心がけてくださいね!
【抜け道は安易に使わない】5月3日(水)
長い渋滞につかまった時、抜け道を使おうと考える方、結構いらっしゃるでしょうね。
でも、この「抜け道」、あまり安易に使うのは、オススメできません。というのも、抜け道と呼ばれているルートの多くは、その地域の人々が暮らしている、いわゆる「生活道路」であることが多いからです。
「生活道路」とは、その名の通り、日常生活に利用されている道路で、クルマよりも歩行者や自転車の通行が多い道路のこと。センターラインのない狭い道が多く、クルマが行き違うのもやっと、という所もあります。また多くは住宅街ですので、生垣や塀などがあって、見通しの悪い交差点もかなりあります。そして朝夕など、子供たちの通学路になっている所も少なくありません。そんな厳しい条件が重なる上に、横断歩道のない場所での横断や、交差点での飛び出しなど、普段クルマが少ない場所ならではの、さまざまなリスクが潜んでいます。実際、こうした生活道路では、幹線道路よりも多くの交通事故が発生しているんです。
渋滞を避けたいから…という思い付きで、普段走り慣れないエリアの生活道路を通行するのは、実に危険なことだということを、みなさんも改めて覚えておいてくださいね。
【渋滞を緩和する走り方】5月4日(木)
今更ながらですが、渋滞って、本当に百害あって一利なしですよね。なんとか防いだり、解消できたりしないものかと、皆さんも思いませんか?・・・でも、実はあるんです! 渋滞を解消する方法が!
その方法を提唱しているのが、「渋滞学」の権威としてメディアでもおなじみの、東京大学 先端科学技術センターの西成活裕教授です。
その方法というのが、いたってシンプル!それは「車間距離を十分に開ける」こと、なんだそうです。
まず渋滞がどのように出来るかといいますと、クルマの通行量が多い時にブレーキを踏むと、後続車にブレーキを踏ませてしまいますよね。すると、その後ろのクルマもブレーキを踏み、さらにその後ろも・・・と、どんどん後続車へ伝わってしまいます。
これが、多くの渋滞が発生する仕組みなんだそうです。
その点、十分に車間距離を開けていれば、前のクルマが多少ブレーキを踏んでも、後ろのクルマは一定のスピードで進むことができますよね。そうすれば、後続車にブレーキのバトンを渡すことがなくなる、という訳です。
その分け目となる車間距離が、40メートル。それ以上車間距離を開けられれば、渋滞を回避するのに有効だと西成教授はいいます。でも、ドライバー全員がやらなければ意味がないのでは?と思いますよね。ところが、近くにいる10人程度のドライバーが実践するだけで、渋滞の解消に大きな効果があるんだそうですよ。
みなさんも、渋滞をなくす運転を、早速心がけてみませんか。
【合流はジッパー方式を試してみて】5月5日(金)
高速道路などで渋滞がひどくなりやすい場所の一つが、インターチェンジやサービスエリアなどから、
本線に合流するポイントではないでしょうか?そんな場所で、スムーズに本線へと入れるうえに、渋滞の緩和にも効果的と言われる合流方法があるんです。
それは加速レーンの先頭まで走り、そこから1台ずつ交互に合流していく方法。
これは、その見た目がジッパーを閉じる様子に似ているため、「ジッパー法」や「ファスナー法」などと呼ばれています。
この方法のどんな所がいいかといいますと、これまでのように、加速レーンのあちこちで合流しようとすると、本線にいるクルマが、何台も同時にブレーキを踏むことになって、渋滞を悪化させる可能性があります。さらに、接触事故のリスクもありますよね。
その点、加速レーンの先端でのみ合流するようにすれば、本線のスムーズな流れをキープしたまま、安全に合流することができる、というワケです。
ただ本線の渋滞を後目に、加速レーンの先頭まで走っていって合流することに、罪悪感を覚える人もいるようです。でも結果的に、合流がスムーズになり、渋滞も緩和するとなれば、ドライバーさんたちは、試してみる価値があるんじゃないでしょうか?皆さんも機会があれば、一度実践してみてくださいね!
2023/4/28 UP!
今週末から、ゴールデンウィークが始まりますね。今年は高速道路を利用して遠出を予定されている方、多いんじゃないでしょうか?
そこで今週は、「高速道路のポイント」をテーマに、お送りしたいと思います。
【「高速運転安全5則」をチェック】4月24日(月)
ところでみなさんは、高速走行の基本をまとめた「高速運転安全5則」というものがあるのをご存知ですか?今朝は、その5つのポイントを、改めてチェックしておきましょう。
まず一つ目は、「安全速度を守る」ことです。令和2年の高速道路等における死亡事故のうち、およそ13%がスピードの出し過ぎが原因だったそうです。安全なスピードを心がけてください!
二つ目は、「十分な車間距離を取る」です。高速道路でよく言われる車間距離は、路面が乾いている時なら、時速100キロで100メートル、時速80キロなら80メートルです。十分な車間距離は、事故防止に欠かせません!
三つ目は「割り込みをしない」ですが、急な割り込みやジグザグ運転、あおり運転などは、重大な交通事故につながる悪質で危険な運転です。絶対にやめましょう!
そして四つ目は、「わき見運転をしない」こと。高速道路での死亡事故のうち、およそ4割が前方不注視により発生しています。常に、しっかり前を見て運転してください。
最後の五つ目は、「路肩走行をしない」です。路肩は万一の際、緊急自動車の通り道となります。渋滞していても、路肩走行は絶対にやめましょう!みなさん、この5則をきちんと守って、安全に高速道路をドライブして下さいね!
【料金所の前後は要注意】4月25日(火)
高速道路を利用する時、必ず通過しなければいけないのが料金所です。最近は、ETCがすっかり普及して、以前より、大分スムーズに通過できるようになりましたが、注意しないと思わぬ事故に巻き込まれる可能性があります。
まず、気を付けなければいけないのが、料金所の前後です。
一般道から高速道路に入る時、一般道の車線の数より、料金所のレーンの数が多くなることがありますよね。すると、それぞれのクルマが各レーンに広がり、交錯して事故が起こりやすくなるんです。また、出口ゲートの通過後も、要注意です。それぞれのクルマが目的地の方角に向かって進むため、他のクルマとルートが交錯しやすくなります。車線区分の白線がない場所を斜めに走る場合には、行きたい方向のウインカーを出して、自分の意思を周囲へ早めに伝えるようにしましょう。同時に、他のクルマのウインカーや動きにも、十分注意してくださいね。
そしてETCゲートでは、何らかの原因で、開閉バーが開かないこともあります。開くのが当然だと思って侵入すると、いざ開かなかった時、急に停車することができません。いつでも停まれるよう、時速20キロ以下に減速して、ゲートを通過するようにしてくださいね。
【高速道路のトンネルは要注意】4月26日(水)
山や海岸など入り組んだ地形が多い日本では、高速道路を走っていると、どうしてもトンネルを避けて通ることはできませんよね。しかも高速道路のトンネルでは、逃げ場がないだけに、ひとたび交通事故が起きると、重大事故につながりやすいんです。
そんな事故につながる原因の一つとして、トンネルの中と外の、明るさの違いがあります。例えば、トンネルに入っていく時、前を走るクルマが、黒い陰に吸収されるように、見えにくくなることがあるんです。これをブラックホール現象といいます。これに見舞われると、ドライバーさんが不安になって、ついスピードを落とし、そこに後続車が追突するケースがあるといいます。そこでトンネルに入る時には、前のクルマと十分な車間距離を取っておくことが、何より大切。さらにトンネル内では、必ずライトを点灯しましょう。
またトンネルの中は、周りの景色が単調で比べるものがないため、上りや下りの勾配を感じにくくなることがあります。そのため、知らないうちにスピードが出過ぎたり、反対に低速になり過ぎたりするんです。これが追突事故の原因になることもありますので、自分の感覚に頼らず、スピードメーターで確認しながら走りましょう。
そして万一、トンネルの中で事故などが発生すると、入口にある信号機が赤になったり、情報版に「進入禁止」の表示が出されたりします。トンネルに入る前には、こうした警告を見落とさず、その指示に従ってくださいね!
【あおり運転は絶対ダメ】4月27日(木)
高速道路でよく目にする危険な運転といえば、「あおり運転」を思い浮かべる方、今や多いのではないでしょうか。
あおり運転は、重大な交通事故につながる悪質で危険な行為です。そして、車間距離を極端に詰めるのはもちろん、急な進路変更をしたり、急ブレーキをかけたりして他のクルマの通行を妨害するのも、きわめて危険です。さらに、執拗にクラクションを鳴らしたり、パッシングしたりするといった行為なども、あおり運転と言えますね。こうした運転をすると、2020年6月から「妨害運転罪」が適用されるようになりました。
「妨害運転罪」に違反した場合は、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられ、違反点数は25点、一発で免許取り消しとなります。さらに、高速道路上で他のクルマを停めるなど、著しい危険を発生させた場合は、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金で、違反点数は35点、もちろん即免許取り消しです。皆さんは、絶対にそんな運転をしないでくださいね!
反対に、万が一、あおり運転を受けた場合は、サービスエリアやパーキングエリアなど、交通事故に遭わない場所へ避難するようにしましょう。その上で、クルマの外に出ることなく、ためらわずに110番通報をしてくださいね。
高速道路での安全な運転のためには、全員が思いやりの気持ちを忘れないこと、何よりこれが大切ですよ!
【高速道路にも人はいる】4月28日(金)
普通、高速道路には、クルマとバイクしかいないと思いますよね。ところが高速道路上で、クルマと人が衝突する事故が、度々起きているんです。
高速道路に人がいる理由として一番多いのは、クルマが事故を起こしたり、故障したりして、乗っていた人がクルマから降りて、付近を歩き回っているケースです。その他にも、高速道路のバス停から、歩いて人が出てくると言ったこともあるようですね。ということで、高速道路とはいえ、歩行者がいるかもしれないと考えて、十分注意しなければいけません。
特に気を付けなければいけないのが、事故や故障で停止しているクルマの周辺です。クルマを降りた人が、突然出てくる可能性があります。そして、電光表示板やハイウェイラジオで故障車・事故などの表示を確認したら、あらかじめ速度を落とし、前方に注意を払いましょうね。
反対に、万が一、高速道路上で停車しなければならなくなった時は、クルマの外をウロウロしていては、絶対ダメですよ。速やかにガードレールの外に避難してくださいね!
今週は、「高速道路のポイント」をテーマにご紹介しました。
2023/4/21 UP!
運転中、右折や左折をする時などに出すものと言えば・・・そう、ウインカーですよね。でも町なかを見ていると、ウインカーの使い方のおかしいクルマが、とても多いんです。そこで今週は、「ウインカーを正しく使う」をテーマに、様々な注意点などを取り上げていきたいと思います。
【ウインカーの出し方の基本】4月17日(月)
まずは、ウインカーの出し方の基本について、改めて確認しておきましょう!
道路上を走るクルマの中には、ウインカーを出しても、曲がり始める寸前に1、2回だけ出したり、また、曲がり始めてからウインカーを出すクルマなんかも見かけます。しかし、道路交通法で定められたルールでは、右折や左折をする場合は、交差点などの30メートル手前、車線変更など、進路変更する場合は、その3秒前が、ウインカーを出すタイミングとされています。
ウインカーを適切に出さなければいけないのは、ウインカーがドライバーの意思を周りのクルマや歩行者などに伝える大切なアイテムだからです。
例えば、走行中にウインカーを出すことで、後続車に「これから曲がるためにブレーキを踏みます」という行為を、予測させることができますよね。ところが、ブレーキを踏んでからウインカーを出したのでは、後続車は前のクルマが減速するなんて思いもしませんから、下手をすると追突事故につながる可能性もある訳です。
みなさんのウインカーの出し方一つが、事故防止につながること、くれぐれも忘れないでくださいね。≪
【右左折する時のウインカーの出し方】4月18日(火)
今週は、「ウインカーを正しく使う」をテーマにお送りしています。
きのう、ウインカーの使い方について、右折や左折をする場合は、交差点などの30メートル手前、車線変更など、進路変更する場合は、その3秒前が、ウインカーを出すタイミングとお伝えしました。今朝はそのルールについて、もう少し詳しくお話したいと思います。
まず、車線変更の3秒前にウインカーを出すというのは、みなさん理解しやすいと思いますが、同じ車線の中でも、大きく進路が変わるようなケースでは、前もって、このルールを守らなければいけません。例えば、左折をする前には、巻き込み防止のため、道路のできるだけ左端に寄せることになっていますよね。この左端に寄せる行為も、進路変更に当たるので、車線が同じだとしても、3秒前にウインカーを出さなければいけないんです。そして左折する地点の30メートル手前で左のウインカーを出さなければいけないのはお伝えした通り。
つまり、交差点などで左折する場合は、進路変更を始める3秒前、プラス、左折する30メートルの間は、ずっとウインカーをつけておく必要がある訳です。もちろん、交差点を右折するとき、できるだけ道路の中央に寄ってから、右折する時も同じです。
いかがでしょう?路上で見かけるクルマのウインカーを出すタイミングが、いかに遅いかということが、改めて分かると思います。みなさんも早めの合図、心がけてくださいね!
【あおりハンドルはウインカーも出せない】4月19日(水)
「ウインカーを正しく使う」がテーマですが、時々、ウインカーを出さずに、交差点などを右折や左折するクルマを見かけることがありますが、その原因になりかねない、危険な運転があります。それが、いわゆる「あおりハンドル」です。
最近は、「あおり運転」という言葉を耳にする機会も多いと思いますが、みなさんは、「あおりハンドル」をご存知でしょうか?
これは、左折する時に、ハンドルを一旦右に切ってから、左折するという行為を指します。これは迷惑で危険な運転の一つとされ、自動車教習所では「絶対にやってはいけない」と習うはずです。しかし日々の道路上では、意外と多くのクルマが、この「あおりハンドル」をしているのを見かけます。
後続車や周囲のクルマからすれば、左に曲がると思ったクルマが、急に右に曲がるというフェイントのような運転なので、一瞬驚きますし、非常に迷惑でもありますよね。特に、道路の左端を走っている原付きバイクなどにとっては、危険行為以外の何ものでもありません。
しかも「あおりハンドル」をするクルマは、ウインカーを出さないで左折するケースが多いんです。たしかに、一旦ハンドルを右に切った後で左折するため、あらかじめ左にウインカーを出していても、途中で切れてしまうんでしょうね。
ルール違反の上に危険な「あおりハンドル」、これがクセになっている人は、ぜひ改めるようにしてくださいね。
【ハイフラッシャーについて】4月20日(木)
ウインカーを正しく使用するためには、云うまでもなく、ウインカーが正しく作動することが前提です。しかし走行中、ウインカーのバルブが、切れてしまう可能性だって、もちろんあります。
そんなウインカーの異常を、運転中のドライバーはどのように知ったらいいんでしょうか?実はクルマには、そのことに気づかせてくれる仕組みがあります。それが、「ハイフラッシャー」、略して「ハイフラ」です。これは、ウインカーのライトのバルブが玉切れした時に発生する現象なんです。
どんな現象かといいますと、通常、ゆっくり点滅するウインカーが、ものすごく速いスピードで点滅するようになります。例えば、左前のウインカー・バルブが切れた場合、右のウインカーは通常のままですが、左の後ろのウインカーの点滅が速くなります。
もちろん、メーターパネルの中の方向指示表示灯の点滅も速くなりますので、運転席に座っていても、ウインカーに異常があったことがすぐに分かります。
ハイフラッシャーが表れたら、すぐにウインカーのバルブを点検してください。そしてバルブが切れていたら、そのまま放置してはいけませんよ。速やかにお近くのカーディーラーなどで、交換してもらってくださいね。
【ウインカーが故障したら】4月21日(金)
ウインカーのバルブが切れた場合に起きる「ハイフラッシャー」についてご紹介しましたが、その他にも、ウインカーのヒューズが切れたり、ウインカーリレーの故障、接触不良などが起きたりすると、ウインカーが使えなくなる可能性があります。
運転中、そんなトラブルが発生したら、みなさんはどうしますか?
周囲に対して何の合図もしないで右左折などするのは大変危険ですし、もちろん交通違反です。そんな時に、思い出して欲しいのが、「手信号」です。
教習所でも習うはずですが、覚えていない人も多いと思います。そこで今朝は、右ハンドルのクルマを例に、手信号のやり方をおさらいしておきましょう。
まず右折をする時は、窓から外に右腕を出して、水平に真っすぐ伸ばします。反対に左折する時は、窓から外へ右腕を出して垂直に曲げ、てのひらを左の方向に向けます。もちろん、合図を出すタイミングはウインカーと同じで、右左折する場合は、曲がる地点の30メートル手前から。進路変更する場合は3秒前からです。左ハンドルの場合は、左右が逆になります。
みなさんも、いざという時の手信号、改めて確認しておいてくださいね。
「ウインカーを正しく使う」を正しく知って、楽しいドライブを!
2023/4/14 UP!
今や春まっさかり!
水もぬるむこの季節、楽しいだけじゃなく、食べておいしい「あの」海のレジャーが、そろそろ最盛期を迎えますね。そう、潮干狩りです!千葉県内には、内房エリアに、潮干狩りを楽しめる海岸がたくさんあります。そこで今週は、「千葉県の潮干狩りスポット」をテーマに、ご紹介していきましょう!
【富津海岸潮干狩り場】4月10日(月)
最初は「富津海岸の潮干狩り場」について、ピックアップします。
東京湾で、一番早く潮干狩りが楽しめることで知られ、外海に最も近いので海水がとてもきれいな、富津。今年は、3月25日から潮干狩り場がオープンしていて、8月いっぱいまで開催される予定です。
富津海岸の潮干狩り場の嬉しいところは、施設がとにかく充実していること。コインロッカーや更衣室はもちろん、貝を洗うきれいな海水が用意されていて、足洗い場も完備。さらに、砂出し用の海水だって用意されているので、空のペットボトルを持参すれば持ち帰りもOK!また、有料の休憩所もあるので、潮干狩りに疲れたら、こちらで一休みすることもできますよ!
そんな「富津海岸潮干狩り場」は、館山自動車道の木更津南インターからだと、国道16号を経由して15分ほどの場所にあります。
潮干狩りは、潮の状況によってできる日や時間が決まっています。お出かけになる場合は、事前に、潮見表のチェックを、ぜひお忘れなく!
※富津海岸潮干狩り場:潮見表はこちら
【ふなばし三番瀬海浜公園の潮干狩り】4月11日(火)
2つ目にピックアップするのは、東京湾の貴重な干潟「三番瀬(さんばんぜ)」を臨む、「ふなばし三番瀬海浜公園」の潮干狩り場です。都心に一番近い潮干狩り場として、船橋市近郊はもちろん、首都圏からも多くの人が訪れる人気のスポットですね!
今シーズンの「ふなばし三番瀬海浜公園」の潮干狩りは、ちょうど1週間後の4月18日・火曜日からスタートし、5月25日・木曜日まで開催される予定です。また期間中は、公園内の「ふなばし三番瀬環境学習館」の2階で、アサリのとり方、持ち帰り方など、潮干狩りに役立つ裏ワザなどを教えてくれる企画展「これでバッチリ!潮干狩り2023」が行われます。この学習館の有料スペースを利用した方は、受付でアサリを冷蔵で預かってくれる、という便利なサービスも利用できるそうなので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか!
ちなみに、こちらの潮干狩り場の利用券は、セブンイレブンの端末機で事前に購入する必要があります。公園内では、利用券の販売はおこなっていないので、ご注意ください。また、土日祝日は、日付指定で上限5500枚の販売制限があるそうですよ。事前に潮見表で 潮干狩りができる時間をチェックして利用券を購入してくださいね。
そんな「ふなばし三番瀬海浜公園」は、京葉道路の原木インターからだと4キロほどの場所にあります。
※ ふなばし三番瀬海浜公園 公式HPはこちら
【江川海岸潮干狩り場】4月12日(水)
三つめに取り上げるのは木更津市にあります「江川(えがわ)海岸潮干狩場」です。
春から夏にかけて、潮干狩りを楽しむことができる江川海岸。貝は、アサリが中心ですが、
ハマグリやバカガイなどが採れることもあるそうですよ。なおこちらは、自然の干潟を利用した潮干狩り場になっているため、沖合まで、少し歩いて渡ることになります。例年ですと有料の渡し船が用意されているんですが、今シーズンの渡し船は欠航するそうなので、ご注意ください。
そして、江川海岸の潮干狩りでおなじみなのが、「黄金のはまぐり探し」!
4月22日から6月23日まで、黄金のはまぐりを見つけた方には、江川産の海苔がプレゼントされるそうですよ!
そんな「江川海岸潮干狩場」は、アクアライン連絡道の袖ヶ浦インターからだと、木更津大橋を渡り、3つ目、または4つ目の信号を右折。7キロほどの場所にあります。
今年は、7月17日の「海の日」まで潮干狩りを楽しめます。ただし期間中でも、干潮でないと潮干狩りはできませんので、事前に江川漁協のホームページなどで、潮見表をチェックしてからお出かけくださいね!
※ 江川漁協 潮見表はこちら
【木更津海岸の潮干狩り】4月13日(木)
先月25日に潮干狩りがスタートした「木更津海岸」。木更津海岸の潮干狩り場は、木更津のランドマーク 赤い「中の島大橋」を渡った「中の島公園」にあります。
休憩室や更衣室、ロッカー室などを完備し、さらに足洗い場や温水シャワー室も設置するなど、施設の充実ぶりは家族連れにとって大好評で、また、砂抜き用の海水が無料でもらえるのもウレシイですね!
そして前回「江川海岸」の「黄金のはまぐり探し!」というイベントをご紹介しましたが、こちらでは、「金銀はまぐり探し」が行われています。これは金色、または銀色に塗られたハマグリを見つけると、地元産商品がプレゼントされるという企画。さらに7月22日・土曜日までのシーズン中は、来場者1000名ごとに、やはり地元産の商品がプレゼントされるそうですよ!
そんな「木更津海岸」は、館山自動車道の木更津南インターからだと、4キロほどの場所にあります。ただし潮の関係で、潮干狩りができる時間帯は毎日変わります。事前に木更津漁協のホームページなどで、潮見表をチェックしてから、お出かけくださいね!
※ 木更津漁協のHPはこちら
【金田みたて海岸の潮干狩り】4月14日(金)
最後にピックアップするのは、東京湾アクアラインから一番近い潮干狩り場、木更津市の「金田みたて海岸」です。
こちらの潮干狩りは、3月25日からオープンしていて、7月23日・日曜日まで開設される予定です。水洗トイレやコインシャワー、エアコン完備の休憩所など、施設も充実しています。そして「カラフルはまぐり」というイベントを行っていて、色が塗られたハマグリを見つけた方に、海苔がプレゼントされるそうですよ!
さらに、「金田みたて海岸」では、潮干狩り場入場券を持っている人は、バーベキュースペースでのバーベキューが利用できるんだそうです!利用に当たっては、入場料に加えてコンロ1口につき、500円のバーベキュー利用料がかかります。設置や片付けが不要で手ぶらでバーベキューが出来る有料サービスも利用できるそうなので、仲間やご家族で、海を見ながら気軽にバーベキューが楽しめそうですね!
そんな「金田みたて海岸」は、アクラライン連絡道の袖ヶ浦インターからだと、10分ほどの場所にあります。お出かけの際には、事前に、潮見表の確認を、くれぐれもお忘れなく!
今週は、「千葉県の潮干狩りスポット」をテーマにご紹介しました。
※ 金田みたて海岸の潮見表はこちらから。
2023/4/7 UP!
みなさんは、運転免許を取る時に勉強した交通ルール、月日が経つにつれ、忘れていることはありませんか?実は交通ルールの中には、多くの人が、うっかり違反してしまっているものがあるんです。
そこで今週は、そんな「うっかりしがちな交通違反」をテーマに、チェックしていきたいと思います。
【高速道路上でガス欠】4月3日(月)
まずは、高速道路を走行しているとき、燃料が切れそうになって、ヒヤヒヤした経験はありませんか?ガス欠になれば、困るのはもちろん自分ですが、この場合、交通ルール違反でもあるんです!というのも道路交通法では「高速道路を走行する時、あらかじめ、燃料や冷却水、エンジンオイルなどの状態を点検し、途中で運転できなくなるようなことがないようにしなければならない」と定めているんです。
こんなルールがあるのは、高速道路上で、燃料切れなどで走行不能になると、それが原因で、二次的な事故につながる可能性があるからです。
しかし、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにもガソリンスタンドはあるので、「そこで給油すればいいや」と思って、ついつい油断しがちです。でも、全てのサービスエリアやパーキングエリアにガソリンスタンドが設置されている訳ではなく、夜間は閉店している所もあって、思った通りに給油できないケースがあります。
ということで、日頃から早めの給油を心がけるのは勿論ですが、特に高速道路を利用する際は、事前に、給油しておくようにしましょうね!
【短時間の駐車でもエンジンは切る】4月4日(火)
ところで皆さんが、ちょっとした買物で、コンビニなどに立ち寄ったとします。
その時、シフトレバーを「P」つまり「パーキング」に入れて、サイドブレーキはかけたものの、すぐに戻るからと、エンジンを切らずにクルマを離れた・・・と考えてみてください。
何気なくやってしまいそうな、このシチュエーション。実は、交通ルール違反なんです。
特に問題なのは、エンジンをかけたままクルマを離れてしまったことです。道路交通法では、クルマから離れる時には、エンジンを止めて、完全にブレーキをかけるなど、クルマが停まった状態をキープできるようにしていくことを求めています。また、他人に無断で運転されることがないようにすることも重要で、先ほどのケースは、ここも問題ですね。
つまり、例え短時間の用事であっても、クルマを離れる際には、サイドブレーキをかけ、エンジンを切り、ドアロックをしていかなければいけないということです。
もし、そうしたことをしないでクルマが動き出したり、盗難にあったりしてそのクルマが事故を起こした場合、クルマの持ち主やドライバーさんが、損害賠償責任に問われる可能性もあるんだそうですよ。また不要なアイドリングは、環境問題の面からも影響が心配されます。
少しの時間であっても、面倒などと思ったりしないで、エンジンはちゃんと切るようにしてくださいね!
【クラクションを鳴らす】4月5日(水)
みなさんは運転中、ちょっとしたことで、すぐクラクションを鳴らすクルマを見かけたことがありませんか?実は、このやたらとクラクションを鳴らす行為、れっきとしたルール違反なんです。
クラクションぐらい、いつ鳴らしてもいいんじゃないの?と思う方、いるかもしれませんが、クラクションをどういう場面で鳴らしていいか、道路交通法でしっかりと定められているんです。
それは「警笛鳴らせ」の標識がある、見通しのきかない交差点や曲がり角などを通行しようとする時。そして、山間部などカーブが多い道路のうち、「警笛鳴らせ」の標識が設置されている区間で、左右の見通しのきかない交差点や、曲がり角、上り坂の頂上などを通行しようとする時、です。
さらに、こうした場面以外では、基本的にクラクションは鳴らすこと自体が禁じられているんです。ただし危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでないとされています。
つまり、遅い車に対して威嚇のためにクラクションを鳴らすのは、当然ダメですし、歩行者の飛び出しをクラクションで注意するような使い方も、交通ルール違反ということになります。
むやみにクラクションを鳴らすのは、ルール違反であるだけでなく、トラブルの原因にもなりかねません。みなさんも、クラクションは正しく使うようにしてくださいね。
【追い越し車線を走り続ける】4月6日(木)
高速道路を走行していて、前の遅いクルマに追いついたら、みなさんも追越車線に進路変更して、そのクルマを追い越すと思います。もちろん追い越す速度は、最高速度以下じゃなきゃダメですよ。でも、今回お伝えしたかったのは、そこじゃありません。その後、追越車線がすいていたら、みなさんはどこを走行するかということです。中には、そのまま追越車線を走り続けるという方、いらっしゃるかもしれませんね。ただ、これも交通ルール違反なのは、ご存知の方、多いと思います。道路交通法では、複数の車線が設けられた道路では、原則として一番左側の車線を通行しなければいけないと定められています。これは、高速道路でも同じです。そのため追い越しを終えたら、速やかに左側の車線に戻らなければいけません。ただ、左側の車線が混雑していて戻れない、など、やむを得ない場合は、そのまま走行することができます。ただし、左側の車線に戻れる状況になったら、すぐに戻らなければいけませんよ。そしてもう一つ気になるのが、追越車線を走り続けることで、後ろから来たクルマにあおられるというトラブルが、近年は多いこと。社会問題となって久しく、深刻な事故にもつながりかねないあおり運転は、いうまでもなく重大な違反ですが、無用なトラブルを避けるためにも、追い越しが終わったら、なるべく速やかに左の車線に戻ること、みなさんも常に心がけてくださいね。
【定員オーバー】4月7日(金)
友達などと出かけるドライブ、やっぱり楽しいですよね!でも、そんな時についしてしまいがちなのが、定員オーバー。定員オーバーは、もちろんルール違反ですし、実は、交通事故につながりかねない危険な行為です。
どんな危険性があるかといいますと、人がたくさん乗っているということは、トラックなどでいえば、過積載と同じ状態ですよね。すると、クルマが重くなり過ぎることで、ブレーキの利き方が悪くなります。ブレーキペダルを踏んでから停止するまでの距離が長くなり、危険を見つけても、止まり切れない可能性があるんです。
また、ハンドルを切った時も反応が遅れ、曲がり始めるタイミングが少し遅くなってしまいます。そのことを知らないで、ハンドルを切り足してしまうと、曲がり過ぎや蛇行の原因になってしまうんです。
それに定員オーバーしているということは、シートベルトが足りないということ。ただでさえ挙動が不安定になっている上に、シートベルトなしで乗るなんて、どう考えても危険です。
特に定員の少ない軽自動車で、定員オーバーをしてしまうケースが多いようです。みなさんも、定員オーバーを決して軽く見ないでくださいね!
今週は、「うっかりしがちな交通違反」をテーマにご紹介しました。