2021/11/27 UP!
図書館が出版したユニークな本の話題や、 コロナ禍で変化した図書館事情などご紹介しました。
まず今話題の本「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」

なんとなく覚えているけど、ちょっと違う、ちょっと惜しい、本のタイトル。
「あるある〜」とうなづく方も多いのではないでしょうか?
この本は、そんな覚え違いしがちな本のタイトルを福井県立図書館がリストアップしてまとめたユニークな一冊。
図書館のカウンターで「この本ありますか?」と質問される あやふやなタイトルから
「あれかな?これかな?」と 知識と想像力を働かせてばっちり探し出す図書館司書の皆さんが
これまでリアルに質問された「覚え違いタイトル」をまとめた本が10月に出版されて、大注目されています!
福井県立図書館がまとめた「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」は講談社から出ています。
そしてコロナ禍で急増したのが「電子図書館」。
パソコンやスマホ上で読む「電子書籍」を利用している人も最近は多いと思いますが
その「電子書籍」を公共の図書館で借りることができるというシステム。
登録IDを持っている 図書館のサイトにアクセスして、お目当ての本を探す。
「借りる」ボタンをクリックすれば、すぐに借りられて、スマホやパソコン上で読むことができる!
返却も自動でされるので、返却し忘れもなくて良いですよね。
システム自体は、2007年ごろからあるみたいですが、コロナ禍で導入する自治体が増えているそうです。
千葉でも、船橋市図書館や、木更津市立図書館、流山市立図書館など数カ所で電子図書館システムが導入されているとのこと。
住んでいるエリアの図書館でもやっているか、チェックしてみるといいかもしれませんね。
そして、絵本好きなら是非言って欲しいのが、東京・板橋にある「いたばしボローニャ絵本館」。
今年の3月、板橋区平和公園内にある板橋区立中央図書館に併設移転されて、より利用しやすくなりました。
ここでは、ボローニャの見本市事務局から寄贈されたたくさんの海外の絵本を楽しめるスペース。
世界100ヵ国、70の言葉で書かれた絵本が、なんと3万冊もあるという、素敵な図書館なんです。
読書の秋にちょっとお出かけしてみてはいかがでしょうか?
くわしくは公式サイトをチェックしてみてくださいね!
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/library/bologna/index.html
そして私の本棚からでは「ベルサイユのばら コンプリートDVD BOOK」をご紹介。
タイトルだけでもご存じの方がほとんどと言える名作。
実は来年2022年は、この漫画の連載開始から50周年というアニバーサリーイヤー。
改めて注目が集まりそうですが、その記念すべき年を前に、テレビアニメ作品をDVDに完全収録。
シリーズでの発売がスタートしているんです。

テレビアニメ全40話を 8話づつ、5巻に分けて収録し、月に一回ペースで刊行。
既に第1巻が10月に、第2巻が先日発売されています。
「ベルサイユのばら コンプリートDVD BOOK」はぴあ株式会社から発売中。
是非チェックしてみてくださいね!
