2022/8/13 UP!
この番組では、いつもおすすめの本をご紹介していますが、
今回は特に、子供向けに書かれているけど、大人が読んでも面白い本をピックアップして、ご紹介しました!
まずはこちら

東京大学名誉教授で解剖学者の養老孟司さんが、初めて手がけた絵本「じぶんのはなし」。
養老先生といえば、先生ならではの「世界の見方」を書いた本「バカの壁」が、累計670万部の大ヒットとなったことでも知られています。
そして、何よりも虫が大好きで日本だけでなく世界各地へと採集に出かけては標本を作り研究を続けているとか。
養老孟司さんが、初めて手がけた絵本「じぶんのはなし」。
講談社から出ています。
続いてはこちら!

五十嵐美樹さんの 「自宅が研究室になる!今日から君は研究者!おうちサイエンス」
五十嵐さんは、東大出身のサイエンスエンターティナー。
幼い頃に、虹の実験を見て感動して、科学に興味を持ち、理系の道へ。
東京大学大学院を出た後、研究員としてお仕事をする一方、子供たちに向けて、科学実験教室やサイエンスショーを開催。
楽しみながら、化学の一端に触れるきっかけづくりをされています。
例えば、百円ショップで売っている「ブラックライト」を使って「光る飲み物」の謎に迫る実験!とか
アルミホイルや、透明コップで作る「静電気イライラ棒」、さらには、
ジュースからDNAを取り出す実験などなど自宅で楽しく学べる20の実験が掲載されています!
五十嵐美樹さんの「自宅が研究室になる!今日から君は研究者!おうちサイエンス」はワニブックスから出ています!
そして3冊目はこちら。

傷ついた子どもたちに寄り添う「付添犬」について、実話を元に書かれた本「いっしょにいるよ―子どもと裁判に出た犬 フランとハッシュの物語」
「付添犬」とは、虐待や性被害によって傷ついた子どもたちのストレスや不安を軽減するため、
児童相談所などの面会やセラピー、子どもに関する裁判などに付き添う犬のこと。
この本は、弁護士・医師・獣医師などの大人たちがなんとかして子どもたちを助けたいと手を取り合い、この「付添犬」制度を立ち上げる実話をもとにした感動ストーリー。
実際に法廷に立った犬「フラン」、そして「ハッシュ」という2匹のゴールデンレトリバーの付添犬の活躍も丁寧に描かれています。
「いっしょにいるよ―子どもと裁判に出た犬 フランとハッシュの物語
著:涌井学
監修:NPO法人子ども支援センターつなっぐ
小学館から出ています。

そして、「私の本棚から」では美里さんおすすめの本をご紹介。

寺地はるなさんの「ビオレタ」
人生を自分の足で歩くことの豊かさをユーモラスに描き出す、心にしみる物語です。
ポプラ文庫から出ています!

今回は本をたくさんご紹介しました!
お子さまには、読書感想文や自由研究ののテーマにもおすすめです!
大人は、小さい頃の夏休みの気分で、読書、しませんか?