2023/1/14 UP!
2023年、今年もさまざまな美術展が開催されます。
まだ先のこと・・・なんて思っていると、ついうっかり見逃してしまうこともありますよね。
ということで、その中から特に気になるものをご紹介しました。
みなさんも今から、気になる展覧会のスケジュールを手帳に書き込んでおきませんか?
まずは今月26日から4月9日まで東京都美術館で開催される「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ天才」。
日本で、ここまで大規模な回顧展が開催されるのは30年ぶり。
エゴン・シーレの作品を多くコレクションする、ウィーンのレオポルド美術館の所蔵作品を中心に、
彼と同時代を生きた、クリムトなどの有名作家の作品も含めて展示されます。
https://www.egonschiele2023.jp/
そして次は、日本では28年ぶりとなる大規模な個展「デイヴィッド・ホックニー展」。
東京都現代美術館で、7月15日から開催。
1960 年代にアメリカの西海岸で描いた光溢れる初期の作品から、コロナによるロックダウン中に製作されたという、全長 90 メートルにも及ぶ新作まで、約100点が展示される予定です。
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/hockney/index.html
お次はファッションに関する展覧会。
現在、東京都現代美術館で開催中の 「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展。
1946年、パリのモンテーニュ通り30番地で創業した「クリスチャン ディオール」。
世界的なオートクチュールのメゾンの先駆けとなり、数々のコレクションやアクセサリーをとおしてファッションの歴史を塗り替えてきた、有名メゾン!
今回は、その75年以上にわたるディオールの軌跡を回顧する、とても大きな展覧会。
パリをはじめ、ロンドン 上海、ニューヨーク、ドーハなどを巡回してきた
インターナショナルな展覧会です。5月28日まで。
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Christian_Dior/
そしてもう一つ、秋にも、有名ブランドの展覧会があります。
20世紀のファッション界を席巻し「モードの帝王」とよばれたイヴ・サンローラン。
日本で初めての回顧展が、今年9月20日から国立新美術館で開催されます。
ディオールとはまた別の魅力がある、モードの帝王の「アートなファッション」。
まだ先ですが、こちらも必見!チェックしておきましょう♪
お次は気になるアートフェスティバル。
来月2月2日から3月3日まで1ヶ月にわたって北海道弟子屈町 川湯温泉で開催される「極寒芸術祭」!
ここは日本一寒い温泉地として知られる場所。
真冬には、マイナス20度を超えることもあるという、まさに「極寒」の地。
極寒の、一面銀世界の森の中に、国内外の現代アートの作家たちが、作品を展示。
降り積もる雪の中を歩きながら、その作品を見て歩くそうです。
たくさん着込んでちょっと違ったアートの楽しみ方をするのも良いですね!
そして、美里さんの故郷石川県でも、町ぐるみのアートフェスティバルがあります!
今年は9月2日から10月22日まで開催が予定されている「奥能登国際芸術祭」。
能登半島の突端に位置する珠洲市で開かれます。秋の能登も素敵です!
https://oku-noto.jp/ja/index.html
2023年、どの展覧会もアートフェスティバルも楽しみですね!
みなさんは何の展覧会が気になりますか?
そして、「私の本棚から」では、美里さんおすすめの本をご紹介。
原田マハさんの「〈あの絵〉のまえで」

実際に日本の美術館に所蔵されている作品を題材にした短編集です!
こちらを読んでアートに触れるのも良いですね!
