2024/4/20 UP!
出会いの春!ということで、「友達」がテーマの絵本をご紹介しました。
1冊目は、谷川俊太郎さんの詩に和田誠さんが絵を添えた、「ともだち」という絵本。
「友達ってどんな存在か」「友達ってどんなに大切か」、優しい言葉で語りかけていて
幼稚園から小学校低学年向き・・・と出版社の案内には書いてありますが、
実は大人が読んでも、もしかしたら、大人こそ、グッと来ちゃう内容がいっぱい出てきます。
作:谷川俊太郎
絵:和田誠
「ともだち」
玉川大学出版部から出ています。
もう1冊は、「ヒワとゾウガメ」。
ヒワというのは、小さな小鳥。
この鳥と、気難しそうなゾウガメのお話。
長く生きるものの宿命として、今までたくさんの友達を見送り、
悲しい思いをするくらいなら、もう友達なんていらないと思っていたゾウガメ。
そんなゾウガメの甲羅の上にとまって、毎日話しかけてくるのが、一羽のヒワ。
友達なんていらないと思っていたゾウガメの心には どんな変化がおとずれるのか・・
自分の身近にいる、かけがえのない大切な存在に、改めて気づかせてくれる作品です。
作:安東みきえ
絵:ミロコマチコ
「ヒワとゾウガメ」
佼成出版社から出ています。
そして「私の本棚から」では、美里さんおすすめの1冊をご紹介!
東京郊外にある古びた洋館。
そこには先端科学では治せない患者と家族の「人生」を治療する名医がいる・・・。
現代の赤ひげ先生が、鮮やかに患者と家族のトラブルを解決するハートウォーミングお医者さん小説。
GWのお供にも!ぜひ読んでみてくださいね!