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◆ 秋に意識したいこと~運転時の注意点など

2022/10/21 UP!

10月も後半に入り、季節はすっかり秋の装い。これからは、冬に向けて環境が大きく変わっていくシーズン。それだけにクルマの運転にも、いろいろ影響してきますよね。


そこで今週は、「秋に意識したいこと」をテーマに、運転時の注意点などを取り上げていきます。

【早めのライトオン】10月17日(月)

まず、今の時期、特に感じる変化が、日が短くなったことではないでしょうか?

例えば、千葉県のきょうの日の入り時刻は、午後5時2分。夏至の6月21日は、午後6時58分でしたから、だいたい2時間も早くなっているんです。また春先や秋頃は、日没から完全に暗くなるまでの時間が、夏や冬に比べても短く、急に暗くなっていきます。ただ、人間の目は暗さに慣れることで、暗くても「まだ見える」と感じることがあります。でも、その結果、危険を見落としてしまい、夕暮れ時に交通事故が多発する原因となっています。

そんな危険性を解消するためには、早めのヘッドライトの点灯が何より重要です。道路交通法では、日の入りから日の出までの間は、ヘッドライトを点灯することが定められています。ただ、早めの点灯というからには、日没前、できれば30分前には点灯しておきたいところです。今の時期なら、午後4時半頃ですね。

ドライバーさん本人が、暗いと感じてからでは、遅すぎるケースがほとんど。

ぜひとも早めのライトオンを心がけ、交通事故を防ぎましょう!


【まぶしい太陽に注意】10月18日(火)

「秋に意識したいこと」をテーマにお送りしています

きのう、秋は日の入りが早くなるので、きのう、秋は日の入りが早くなるので、早めのヘッドライト点灯が大切というお話をしました。

ただ秋以降になると、太陽の動きに、もう一つ大きな特徴が表れます。それが、夏に比べて、太陽が空の低い所を通るようになる、ということです。このことは、みなさんも、学校の理科の授業で習ったことがあるでしょう。ただ、それが運転とどんな関係があるの・・・?と思う方、少なからずいらっしゃるかもしれませんね。しかし、実は大アリで、 それが『まぶしさ』なんです!

夏場は、太陽が高いところを通るため、日中のほとんどにおいて頭上から照らす形になり、太陽の光が目に入りにくくなります。一方、秋から春にかけては、太陽が低い所を通る時間が長くなり、どうしても視界に入りやすくなってしまうんです。これからの季節、交差点を曲がるなどしてクルマの向きが変わると、まだ早い時間帯でも、突然太陽の光が目に入って、「まぶしい!」と驚くことがあるかもしれません。

ということで、秋から春にかけての運転では、サンバイザーを活用したり、サングラスをクルマに常備しておくなどして、太陽のまぶしさを防ぐようにしてくださいね。


【冬用タイヤの準備】10月19日(水)

今週お送りしているテーマは、「秋に意識したいこと」です。

ところで、この時期だからこそ、みなさんにオススメしたいモノがあります。それがスタッドレスタイヤ、いわゆる冬用タイヤの購入です。まだ10月の半ばですし、「さすがにちょっと気が早いんじゃない!?」と思う方も、結構いらっしゃることでしょうね。

でも、秋まっ盛りのこのタイミングで、冬用のスタッドレスタイヤを購入しておいた方が、いい理由があるんです。

というのも、スタッドレスタイヤは、新品の状態では、表面が薄い皮のようなものに覆われていて、本来の性能を発揮することができません。そこで200キロぐらい走り慣らして、表面の皮を少し剥いておくと、雪や氷に対して、ベストなパフォーマンスを発揮できるんです。

またスタッドレスタイヤは、夏用タイヤと違って、毎年販売される本数が、ある程度限られているんです。そのため、欲しいタイヤをちゃんと手に入れるには、早めに予約した方が正解!それに、雪の時期が近づいてくると、冬用タイヤの販売は、需要の高い雪国が中心となり、在庫もそちらに移っていくんだそうです。そんな事情もあって、関東で冬用タイヤを手に入れるなら、今の時期から、予約を入れておいた方がいいという訳です。

近年、関東でも急に大雪に見舞われることがあります。

スタッドレスタイヤの購入や交換をお考えの方は、ぜひお早目に、お近くのカーディーラーやカーショップなどへ、お問い合わせください!


【秋の霧に注意】10月20日(木)

今週は、「秋に意識したいこと」をテーマにお送りしています。

今では気象用語として、1年中使われる「霧」という言葉。ただ、俳句の世界では、秋を表す「季語」なんです。それだけ秋に多い霧ですが、運転中に遭遇すると、見通しが悪くなり、事故の危険性が高まります。では、どんなことに気をつけて運転すればいいんでしょうか?

霧に遭遇した場合、まずはスピードを落として、車間距離を十分に取りましょう。そして、ヘッドライトを点灯します。ただしこの時は、ロービームにしておいてくださいね。遠くまで見通したいと思ってハイビームにすると、光が霧で乱反射して、余計に見通しが悪くなってしまうんです。

霧が出て遠くが見通せない時は、センターラインやガードレールなど、近くで見えるものを目安に走行します。ただ、前のクルマのテールランプを目安にする時には、車間距離が短くなり過ぎないよう、注意してくださいね。

霧が濃くなってきて、あまりにも周囲が確認できない状態になったら、そのまま運転を続けるのは非常に危険です。近くの駐車場など、安全な場所へ停車し、霧が晴れるまで待つようにしてください。この時、追突される危険性がありますので、道路脇に停車するのはやめましょう。やむを得ず道路脇に停車する場合は、ハザードランプを点灯するなど、周囲に自分の存在を知らせるようにしてくださいね!

       

【野生動物に気をつけて】10月21日(金)

今週のテーマは、「秋に意識したいこと」です。

これからの時期、山あいの道路を走る時に、ぜひ注意して頂きたいのが、野生動物です。秋は、繁殖期だったり、冬を越すためにエサを探したりと、野生動物が活発に動き回る季節。それだけに動物との事故には、十分気をつけなければいけません。

そこで山あいの道路を通行する時は、速度を落として、動物の急な飛び出しに注意しましょう。中でも、「動物注意」と書かれた黄色いひし形の標識を見かけたら、慎重に運転するようにしてくださいね。

そして、特に注意しなければいけない時間帯が、日が暮れて、暗くなってからです。動物たちが、より活発に行動するようになりますし、見通しも悪くなるので要注意です。

ただ、動物の目は、光が当たると光るので、早めにヘッドライトを点灯するようにすれば、発見しやすくなります。夜間、対向車がいない時には、ぜひハイビームにして、遠くまで照らすようにしてくださいね。

それでも、もし野生動物と衝突してしまったら、事故の発生を警察に連絡します。任意保険を使うには、事故証明が必要ですので、警察への通報はお忘れなく!

今週は、「秋に意識したいこと」をテーマにご紹介しました。

ぜひチェックして、ワンダフルなドライブ、楽しんでくださいね!

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