2023/1/27 UP!
気温が低く寒さがつのる冬は、同時に空気が澄んでいる季節ですね。そのお陰で、キレイに見えるのが夜景です。そこで今週は、「千葉県の夜景の名所」をテーマに、さまざまなスポットを取り上げていきたいと思います。
【「飯岡刑部岬展望館~光と風~」の夜景】1月23日(月)
まず今朝ピックアップするのは、旭市にあります「飯岡刑部岬(ぎょうぶみさき)展望館」の夜景です。
「東洋のドーバー」と言われる「屏風ヶ浦」の南の端に建つ「飯岡灯台」。そのすぐ側に「飯岡刑部岬展望館~光と風~」があります。およそ60メートルの断崖絶壁の上にあるので展望館からの眺めは、まさに絶景のひとこと!太平洋と九十九里浜の湾曲した長い海岸線が一望できます。
そして、もちろん気になるのが、夜景です!夜には展望館が美しくライトアップされ、九十九里浜沿いの街の夜景を、つぶさに見渡すことができるんです。特に秋から春にかけては、夜景の撮影スポットとして有名で、日没30分後の海と夕暮れのコントラストが美しいそうですよ。そうしたこともあって、「日本の夜景100選」や「日本夜景遺産」にも選ばれています。
そんな「飯岡刑部岬展望館~光と風~」は、銚子連絡道路の横芝光インターから国道126号を経由して50分ほどの場所にあります。
【「きみさらずタワー」の夜景】1月24日(火)
木更津市の「太田山(おおだやま)公園」にある展望台「きみさらずタワー」は、昼間も木更津市街はもちろん、東京湾まで一望でき、千葉県が選定した「ちば眺望100景」の一つに選ばれています。
それだけに夜景も大そう素晴らしく、木更津を代表する夜景スポットになっているんです。
展望台は、公園の駐車場から歩いて2分ほどの場所にあります。その階段をのぼりきると、木更津市内を中心に、360度の夜景が視界一面に広がります。さらに東京湾を挟んで、神奈川から東京の夜景まで一望でき、その美しさは、言葉を忘れて圧倒されるほど!こちらも、「日本の夜景100」選」に選ばれている人気スポットです。
また展望台の塔の先端には、地元の伝説にちなんで「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」とその妃「弟橘媛(オトタチバナヒメ)」の像が建っていて、夜間にはライトアップされます。そのためか、ここを訪れるカップルも多いんだそうですよ。
そんな「きみさらずタワー」のある「太田山公園」は、館山自動車道の木更津南インターからだと、
国道127号・16号を経由して、10分ほどの場所にあります。
【「アイ・リンクタウン展望施設」の夜景】1月25日(水)
続いては市川市にあります「アイ・リンクタウンいちかわ」の展望施設からの夜景です。
こちらは、市川駅南口にある複合施設で、その中のタワーマンションの45階に展望施設があります。
実はココ、市川市が管理していて、無料で開放されているスポットなんです。
地上150メートルの展望台というと、東京タワーの大展望台に匹敵する高さで、都心部から千葉方面まで、壮大な夜景を見渡せます。
45階は室内での展望ロビーとなっていて、照明が点いているため明るいので、少し外が見づらいかもしれません。そんな時には、ぜひ46階の展望デッキにあがってみてください。こちらは屋外ですので、実に見事な夜景を楽しむことができます。そのスケール感は首都圏屈指で、「日本の夜景100選」にも選ばれているんです。
展望施設が開いているのは、午前9時から午後10時まで。
ただし、屋外の展望デッキは午後9時までです。毎月第1月曜日はお休みですのでご注意ください。
祝日の場合は、直後の平日がお休みとなります。
そんな「アイ・リンクタウンいちかわ」は、JR市川駅の南口からすぐの場所にあります。
【「魚見塚展望台」の夜景】1月26日(木)
4つ目にご紹介するのは、鴨川市の町と海が一望できるスポット「魚見塚(うおみづか)展望台」からの夜景です。こちらは自然を生かした小高い山の頂上付近にある、「魚見塚一戦場(いっせんば)公園」の中にあります。
展望台は海抜およそ110メートルの場所にあって、昔は、地元の漁師たちが、沖合いにくる魚の群れを見張っていたことから、「魚見塚」と呼ばれるようになったんだそうです。
昼間もその眺めはとても素晴らしく、美しい弧を描く海岸線から続く大海原や鴨川の街並みが一望でき、「ちばの眺望100景」にも選ばれているスポットです。
そして、この展望台からの夜景が、またいいんです!
鴨川市中心部のナイトビューが視界一面に広がり、雰囲気もいいので、夜景デートにはピッタリです!
また展望台には、地元出身の彫刻家・長谷川昂氏が制作した「暁風(ぎょうふう)」と名付けられた女神像があるんですが、夜にはこのオブジェがライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を高めてくれます!
そんな「魚見塚展望台」は、館山自動車道の君津インターからだと、県道92号線などを経由して、55分ほどの場所にあります。
【「養老川臨海公園」の夜景】1月27日(金)
今週のテーマは、「千葉県の夜景の名所」です。
最後にピックアップするのは、市原市にあります「養老川臨海公園」からの夜景です。
この公園は養老川の河口の近くにあって、海に面した公園だけに、浜風を感じながら気持ちよく散策することができるスポット。また、人気の高い野球場や海釣り公園などもあるので、そちらのほうで、おなじみかもしれませんね。
しかしココ、実は夜になると、工場夜景で知られるスポットなんです。東京湾越しに、東京スカイツリーも見ることができるんですよ!養老川の河口越しに、石油化学工場の夜景を眺められるんですが、少し距離が離れているので、そのスケール感はちょっと小さいかもしれません。でも、公園は夜でも適度な照明で雰囲気もよく、デートなどで気軽に立ち寄ることができますよ!遠くにきらめく工場の明かりを眺めながら、公園でまったり・・・という楽しみ方がよさそうですね!
こちらの「養老川臨海公園」、館山自動車道の市原インターからだと、国道297号線などを経由して、10分ほどの場所にあります。
お出かけになる場合は、各施設の指示などに従い、感染対策をお願いします。
そして夜は冷え込みますから、忘れずにしっかり厚着してくださいね。