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◆ パンクについて学ぶ

2024/3/1 UP!

皆さんはこれまでに、クルマでパンクした経験、ありますか?JAFが会員に行ったアンケートによりますと、71%の方が、パンクを経験されているそうです。クルマはタイヤで走っていますから、実際に発生すると、危険ですし厄介ですよね。

そこで今週は、「パンクについて学ぶ」をテーマに、その対処法や予防について取り上げていきたいと思います。

【走行中にパンクしたら】2月26日(月)


まず、パンクしていることに気づくのは、どんな時が多いかといいますと、そのほとんどは走行中のようです。特に、前輪がパンクした場合は、ハンドル操作に違和感が出るので気付きやすいようです。一方、後輪は、意外と気付かないケースが多いといいます。乗り心地が変化したり、クルマの挙動が悪くなったりするのですが、すぐには分からず、しばらく見落とされることがあるのだとか。

ただ、走っていて、タイヤから普段と違った音がすることもあるので、そうした異常を察知できるよう、ステレオやラジオの音は、日頃から抑え目にしておくことも大切ですね。

異変に気づいたら、ハザードランプを点け、スピードを落としながら、安全な場所まで移動させましょう。このとき、慌てて急ブレーキを踏んだり、急ハンドルを切ったりしないようにしてください。クルマのコントロールを失うなど、思わぬ事故につながる可能性がありますからね。

そして一般道であれば、安全に十分気を付けながら、タイヤ交換や補修を行うことができます。ただし、高速道路の場合は対応が違いますので、それはまた明日、ご紹介したいと思います。

【高速道路上でパンクしたら】2月27日(火)

今週は、「パンクについて学ぶ」をテーマにお送りしています。

きのう、クルマが走行中にパンクした時の対応についてお話しましたが、それが高速道路上で起きた場合、みなさんはどのように対処しますか?

実は、JAFが会員を対象に行ったアンケートで、「高速道路でパンクした時に、どのように対処したか」聞いてみたところ、「ロードサービスを呼んだ」という答えが、41%と一番多かったのですが、
その次に多かったのは、「現場で、自分でスペアタイヤに交換した」という回答で、37%に上ったといいます。

でも、実はこれ、とても危険な行為なんです。

というのも、高速道路の路側帯では、停車していて、後続車に追突されたり、作業中の人がはねられたりする、といった事故が、毎年多く発生しているんです。

ということで、高速道路を走行中、パンクに気づいたら、まず、ハザードランプを点灯して路肩や路側帯に寄せて停車します。同乗者がいる場合は、速やかにガードレールの外へ避難させます。そして、停止表示板などをクルマの50メートル以上後方に設置したら、ドライバーさんもガードレールの外に避難します。この時、クルマが追突されても事故に巻き込まれることがないよう、クルマの後方にいることがポイントですよ。その上で、非常電話や携帯電話で、JAFなどの救援を依頼しましょう。
どんなにタイヤ交換に自信があっても、自分で対処しようなどと、決して考えないでくださいね!

【パンク応急修理キットについて】2月28日(水)

「パンクについて学ぶ」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

パンクした時の対処法として、「スペアタイヤへの交換」を思い浮かべる方、ひょっとしたら多いかもしれませんね。ただ、以前は、スペアタイヤを装備しているクルマの方が、圧倒的に多かったんですが、最近はその代わりに、パンク応急修理キットを装備しているクルマが増えています。

でも、このパンク応急修理キットのことをよく知らない、という方もいらっしゃるでしょうから、今朝は、その使用上の注意点などをご紹介したいと思います。

このパンク応急修理キットは、クギやネジなどが刺さった程度の、軽いパンクを応急修理するためのものです。補修液1本につき、応急修理できるタイヤは1本です。使い方は、製品によって多少の違いがありますが、バルブから補修液を注入し、それが固まって穴を塞ぐ仕組みです。スペアタイヤへの交換のように、ジャッキアップする必要はありませんし、工具の扱いに慣れていない人でも、手軽に応急修理することができるのがいいですよね。

ただし、タイヤの側面など、接地面以外に穴や損傷がある場合や、切り傷や刺し傷が大きいようだと、修理できないケースもあります。そして、あくまでも一時的な応急処置なので、できるだけ早くカーディーラーなどで、タイヤを修理・交換するようにしてくださいね!

【パンクした時のNG行為】2月29日(木)

今週お送りしているテーマは、「パンクについて学ぶ」です。パンクしていることに気づいたら、自分でいろいろと処置をされる方、リスナーさんの中にも、多数いらっしゃるかもしれませんが、中には、やってはいけない行為があるんです。今朝は、そんなパンクした時のNG行為について、取り上げてみたいと思います。

まず、その一つが、刺さった釘やネジなどの異物を取り除くことです。今のクルマのほとんどは、チューブのないチューブレスタイヤを採用しています。このタイヤは、釘などが刺さっても、キズが大きく広がらない特徴があるんです。ところが、刺さっている釘などを抜いてしまうと、空気が急速に抜け、移動がより難しくなってしまいます。それに、損傷した場所を見つけにくくなるので、異物はむやみに取り除かず、そのままにしておきましょう。

他にも避けたい行為なのが、パンクしたまま走り続けることです。

空気圧の低い状態で走り続けると、タイヤをさらに損傷させてしまい、修理さえできなくなる可能性がありますからね。また、整備不良にも該当するため、違反行為となってしまいます。走行する場合は、適性な処置を行い、なるべく早く、タイヤの修理・交換をしてもらいましょう。

また、危険な場所での作業も避けましょう。道路の真ん中やカーブ、坂道で応急処置しようとすると、
ほかのクルマとの事故につながる恐れがあります。くれぐれも注意してくださいね!

【パンクを防ぐ点検】3月1日(金)

今週は「パンクについて学ぶ」をテーマに、パンクした時の対処法などについて取り上げてきましたが、勿論、出来ることならパンクしないのがベストですよね。完璧にパンクを防ぐ方法は難しいかもしれませんが、ただ、点検やメンテナンスを常日頃から行っていれば、パンクする可能性を下げることはできます。

ここで大切なのは、普段からタイヤの空気圧を適正に保つことです。空気圧が低いまま乗っていると、タイヤに負担がかかり、最悪の場合、タイヤが破裂するバーストを起こす危険性があります。

空気圧のチェックは、少なくとも月に1回は行うことをおすすめします。特に、長距離のドライブや高速道路を走行する前には、必ず実施するようにしましょうね。

乗車前の点検を日課にすると、トラブルのリスクに気づける可能性が高くなります。点検では、まずタイヤの外観をチェックしましょう。タイヤの外周に異物が刺さっていないか、また、側面に亀裂やヒビなどがないかをみます。そして、溝の残りの深さを確認してください。慣れれば、さほど時間はかからなくなるはずですよ。

今週は、「パンクについて学ぶ」をテーマにご紹介しました。

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