2024/3/22 UP!
3月も半ばになり、いよいよ春本番ですね。
ポカポカと暖かくなり、身も心も軽くなって、これからますます、ドライブにはぴったりの季節となります。そこで、そんな時期を迎える今だからこそ、やっておきたい、おクルマのメンテナンスがあります。
ということで今週は、「春のおクルマのメンテ」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げていきたいと思います。
【バッテリーのチェック&交換】3月18日(月)
まず、今朝注目したいのは、バッテリーです。
この番組でも何度かお話していますが、バッテリーは気温の影響を受けやすいもの。特に冬の低温下では、バッテリーの機能が低下して、十分な性能を発揮することはできません。それでも、早く室内を温めようと暖房を強風で使ったりしますから、冬場はバッテリーにとって、とても負担のかかるシビアな季節といえます。
そんな冬を乗り切ったバッテリーは、思いのほか、ダメージを受けている可能性があるんです。もちろん、定期的にバッテリーを交換しているなら、それほど劣化を心配することはないでしょう。ただ、何年もバッテリー交換をしていないという場合は、突然、バッテリーあがりなどを起こす恐れがあります。
バッテリーの寿命は2、3年が目安ですが、最近は、バッテリーの性能が向上していて、普段の運転では劣化の症状が分かりにくく、突然、寿命が訪れることがあります。しばらくバッテリーの交換をしていないという方は、この機会にぜひ、カーディーラーなどで状態をチェックしてみてください。
もし劣化が進んでいるようなら、早めに交換するようにしましょうね!
【春の汚れにボディコートがおすすめ】3月19日(火)
今週は、「春のおクルマのメンテ」をテーマにお送りしています。
おクルマにとって、春の季節にやっかいなことといえば、ボディがとても汚れやすくなる、ということじゃないでしょうか。特に、日ごろ屋外に駐車している方は、ほんの数日の間に、クルマがすっかり汚れて、ビックリすることがあると思います。そんな汚れの原因といえば、この時期は花粉と黄砂ですね。
2月から5月ごろにかけて盛んに飛散するのが、スギやヒノキの花粉です。花粉は、付着して夜露や雨などの水分を含むと、中からペクチンという粘りのある物質が出てきて、ボディにへばりつき、落としにくくなります。さらに、そのまま放置していると、シミになったり、塗装面にダメージを与えたりする原因となってしまうんです。
一方、やはり春、大陸から海を越えて飛んできて、クルマを汚す黄砂は、うかつにふき取ったりすると、ボディに細かなキズを作ってしまいかねません。そんな花粉や黄砂の対策としては、こまめに洗車するのが一番です。とはいえ、何度も何度も洗車をするのは大変ですよね。
そこでおすすめなのが、ボディコートをしておくことです。
ボディコートで保護しておけば、花粉などによるダメージを軽減することができます。また、日頃の洗車もグンと楽になりますよ!特に、カーディーラーで行っているボディコートを利用すれば、専門スタッフの手による高品質な仕上がりが期待できますし、何より面倒な手間もいりません。
この時期のおクルマの汚れが気になる方、ぜひお近くのカーディーラーまで、お問合せくださいね!
【下回りの洗浄&チェック】3月20日(水・祝)
「春のおクルマのメンテ」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。
皆さんはこの冬、雪が多く降る場所へ、おクルマで出かけたりしませんでしたか?もし行ったという方、その後、しっかり洗車をしましたか?
というのも雪の多い地域では、道路に積もった雪を溶かすために、融雪剤がまかれていることが多いんです。この融雪剤には、塩化カルシウムなどが使われるんですが、これ簡単にいうと、実は塩なんです。塩の働きによって、雪や氷を溶かしているんですね。そのため溶けた水は、塩水ということになります。そんな中を皆さんは、クルマで走り回っていた、という訳なんです。
ご存知の通り、鉄がたくさん使われているクルマは、塩が大の苦手。塩分が付着したまま放置していると、サビが発生する原因となります。そこで大切なのが、そうした場所を走ったら、なるべく早く洗車をして、塩分を洗い流すことです。
でも、実際に下回りを洗うのって大変ですし、いろいろな事情で、洗車ができなかったという方もいらっしゃると思います。そんな方にオススメなのが、リフトを備えたカーディーラーで、下回りの洗浄とサビのチェックをしてもらうことです。
サビは一度発生すると、どんどん成長します。早いうちに適切な処置をしておかないと、あとあと後悔することになるかもしれません。ぜひ今のうちに、プロの目でしっかりチェックしてもらいましょう!
【冬用タイヤの交換】3月21日(木)
今週お送りしているテーマは、「春のおクルマのメンテ」です。
冬の間、スタッドレスタイヤを使っていた方、そろそろ夏用タイヤに交換されるタイミングだと思います。そんな交換にあたって、自分でされるという方は、来年もいい状態で使用できるよう、適切な保存方法が不可欠です。
その方法としては、スタッドレスタイヤを取り外したら、まず泥や凍結防止剤などを、水でよく洗い流します。そして直射日光を避けて、しっかり乾燥させましょう。
続いて、タイヤへの負担を軽減するため、タイヤの空気圧を、基準の半分ほどに減らします。そしてタイヤの変形を防ぐため、ホイールはつけたまま、ホイールの表面が上向きになるよう平積みにします。保管する場所は、直射日光の当たらない、風通しのいい場所にしましょう。タイヤ保管用のカバーをかぶせるのがベストですが、ない場合は、日光を通しにくい、黒いポリ袋でもOKですよ。その時、屋外で保管するならば、雨水などが入らないように、結び目を下側にしておいてくださいね。
しかし、タイヤの交換作業は、自分じゃとてもムリ!という方は、お近くのカーディーラーでも作業してくれます。また、タイヤの保管をしてくれるところもありますので、お気軽に相談してみてくださいね。
もしカーディーラーに依頼する場合、せっかくなら、タイヤを取り外したついでに、ブレーキの点検・メンテナンスもお願いしましょう。一石二鳥で、より安全運転につながりますよ!
【ワイパーゴムの交換】3月22日(金)
「春のおクルマのメンテ」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。
ところで、雨が降った時、みなさんのおクルマのワイパーは、きれいに雨をふき取れていますか?
というのも、実は冬場は、ワイパーゴムが傷みやすい季節なんだそうです。その原因となるのが、雪や霜。気温が低いなか、凍った雪や霜を落とすために、ゴムが固くなった状態でワイパーを動かすと、普段にも増して、ワイパーゴムが傷んでしまうそうです。
また気温の低い日、ワイパーがガラスに凍り付いてしまった際に、スイッチを入れて、無理に動かそうとしたこと、皆さんはありませんか?そんなケースでも、ゴムが切れたり変形したりする恐れがあるそうです。
ワイパーは、ゴムが傷むと、雨水のふき取り具合が低下してしまいます。すると、雨天時の視界が悪くなるのはもちろん、目の疲労も増大させるため、大変危険です。もしふき取りが十分ではないと感じたら、迅速なメンテナンスが必要です。ワイパーはゴムだけ簡単に替えられますので、なるべく早くワイパーゴムの交換を行うようにしましょう。
今週は、「春のおクルマのメンテ」をテーマにご紹介しました。