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◆ 駐車場で気をつけたいこと 

2024/5/17 UP!

ゴールデンウィークは終わりましたが、新緑のまぶしいこの季節、天気のいい日には、やっぱりお出かけしたくなりますよね!そして、クルマで向かった目的地や立ち寄り先で、必ず利用することになるのが、駐車場です。

駐車場は、道路上ではないため、事故は起きにくいはず・・・と、つい油断している人、結構いらっしゃるかもしれませんね。でも、日本損害保険協会によると、車両事故のおよそ3割が、駐車場で起きているといいます。そう、意外にも駐車場は、交通事故多発地帯なんです!そこで今週は、「駐車場で気をつけたいこと」をテーマに、さまざまなポイントをチェックしていきたいと思います!

【クルマをバックで停める時は要注意】5月13日(月)

まず、今朝取り上げたいポイントは、駐車スペースに、バックでクルマを入れる時です。実は、駐車場での事故で一番多いのが、このタイミングなんだそうで、他のクルマや塀、柵などに接触するケースが多いといいます。

対策としては、バックでクルマを駐車スペースに入れる時には、ミラーやバックモニターだけに頼らず、ちゃんと目視で、後方や横方向の安全確認を行いましょう。そしてバックする際は、ゆっくり歩くぐらいのスピードで進むようにするのが、大切です。

また、他のクルマや駐車場の柱などに「接触するかも…」と思ったら、決して無理をせず、やり直しましょう。同乗者がいる場合は、降りて誘導してもらってもいいでしょうね。安易な判断からこすってしまっては、あとの祭りです。泣くに泣けませんよ!

【駐車場では歩行者に注意】5月14日(火)

今週は、「駐車場で気をつけたいこと」をテーマにお送りしています。

交通事故というと、一般道や高速道路など、道路上で起きるものというイメージを持っている方、多いかもしれませんね。でも、きのうもお話しましたが、実は交通事故のおよそ3割は、駐車場で起きているんだそうです。

飲食店やスーパーマーケット、コインパーキング、高速道路のサービスエリア、そしてマンションの駐車場などなど・・・。現代のクルマ社会においてなくてはならない駐車場は、街なかや郊外のいたる所どこにでもありますが、そのすべての場所で共通するのが、歩行者に十分注意しなければいけない、ということです。

特に大きな駐車場では、ドライバーさんは、駐車できるスペースを探して、キョロキョロ周囲を見ているので、つい歩行者などへの注意がおろそかになりがちです。さらに歩行者のほうも、クルマのスピードが遅いイメージの駐車場では、クルマに対する警戒心が薄れがちになります。また、ほとんどのクルマが停まっているため、小さいお子さんはもちろん、大人でも駐車しているクルマの陰になって、発見が遅れることがあります。

そこで駐車場では、歩行者が急に飛び出してくるかもしれないと考えて、いつでも停まれる速度で徐行し、十分注意して運転することが重要です。ドライバーの皆さんだけでなく、お子さん連れの方々にとっても、駐車場は事故多発地帯であること、忘れないでくださいね。

【駐車スペースへの停め方】5月15日(水)

駐車場にクルマを停める時、皆さんはどんなことに注意していますか?特に、大勢の人が利用する、商業施設の駐車場や、高速道路のサービスエリア・パーキングエリア、そして観光地の駐車場などでは、停め方ひとつで、事故の原因にもなりますし、多くの人に迷惑をかけてしまう可能性があります。今朝は、そんな駐車場での停め方について、ルールやマナーなどをチェックしておきましょう。

まず駐車する際、皆さんは駐車スペースに対して、ちゃんとまっすぐにクルマを停められていますか?
車体を斜めにしたり、区画線をはみ出したりしていると、他のクルマとの接触の原因になります。駐車スペースの中に、キチンと停めるようにしましょう。また、隣のクルマとの間隔を詰め過ぎるのも、ドアの開け閉めや、クルマを出し入れする時、接触する原因になりかねませんので、注意してください。

そして、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでは、「普通車」「大型車」「二輪車」「バス」など、車種によって駐車スペースが決められています。案内表示に従って、決められた場所へ正しく駐車するようにしてください。駐車場が混んでいるからと、普通車を大型車のスペースに停めてしまうと、大型車が駐車できなくなり、運転手さんたちの大切な休憩時間を奪ってしまうことにもなります。

ドライバーみんなで、ちゃんとマナーを守り、駐車場を利用するようにしましょうね。

【車いすマークの駐車場】5月16日(木)

今週お送りしているテーマは、「駐車場で気をつけたいこと」です。

きのう、サービスエリアやパーキングエリアなどで、「普通車」や「大型車」といった、決められた区分を守って停めることが大切とお話しました。そうした例は、他にもあります。

例えば、さまざまな施設の駐車場で、車いすのマークが描かれた駐車スペースを、みなさんも見かけたことがあると思います。あの車いすマークは、「障がい者のための国際シンボルマーク」などと呼ばれ、障がいのある人が利用できる建物や、施設であることを示す世界共通のマークです。だから、「すべての障害のある人」が停められますので、車いすに乗っていなくても大丈夫なんです。

ところが近年は、そのスペースに、障がいのない人たちが駐車するケースが目立ってきているそうで、障がいのある人が利用できない、という問題も起きています。

そこで最近、全国で導入が進んでいるのが、「パーキング・パーミット制度」です。

これは、障がいのある人のための駐車スペースなどで、条件に該当する人に、利用証を交付する制度のことです。一度交付されれば、様々な駐車場で利用できます。千葉県でも2020年7月から実施していて、障がい者、介護が必要な高齢者、妊産婦、けが人など、歩行が難しいと認められる人に利用証を交付しています。詳しくは、千葉県の健康福祉部健康福祉指導課に、お問い合わせくださいね。

【手が届かなくても無理をしない】5月17日(金)

ところで、駐車場に入る時に自動発券機で駐車券を受け取り、出る時、運転席から料金を機械に投入する有料駐車場を利用すること、リスナーの皆さんもよくあると思います。ただ、この駐車券を受け取ったり、料金を支払ったりする際に、クルマを発券機などに十分寄せることができず、手が届かなくて苦労した経験、ありませんか?

そんな時、皆さんはどうしていますか?運転席からなんとか腕を伸ばして、駐車券を取ったり、支払いをしたりしていませんか?

でも、そういった場面であまり無理をしていると、ブレーキペダルを踏んでいる足が離れてしまい、
クルマが動き出すことがあるんです。そうなると思わず慌ててしまい、冷静な対処ができなくなる可能性があります。すると、どんな事故が起きるか分かりませんよね。

そこで、もし手が届かないと思ったら、シフトをパーキングに入れ、サイドブレーキをかけたのち、クルマから降りて駐車券を受け取ったり、清算したりするようにしましょう。こういう時は、カッコよさより、安全が最優先ですよ。

今週は、「駐車場で気をつけたいこと」をテーマにご紹介しました。

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